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2015.02.21★現在「レッスンの後で」は編集版でお送りしております。正式版は3/14にリリース予定です
2015.02.21★拍手機能がうまく作動してなかったようですが修正いたしました。申し訳ございませんでした
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一年戦争で(1)2015-03-28(Sat)

 その戦争は些細なことから突然始まった。

 授業の一環でイチゴが育ててた朝顔の鉢植えが割られていたのだ。

 イチゴというのはあだ名だ。
 大人しい娘で、髪の長い、整った顔立ち、クラスで一二番を争う美人だと思う。
 その娘とは家が近いこともあって、犯人は何故か僕だということにされていた。確証はないのに。
 そういう根も葉もない噂は広がりやすい。
 実際に僕はやってないが、必死に弁解する気にもならないから放っておいた。


 過去をさかのぼってみよう。
 僕は小学2年生までスカートめくりの常習犯だった。
 そういう子供だった。
 そのときもイチゴはターゲットだったのだ。
 小学2年のときのイチゴは髪が短くてバカそうに見えたから、ターゲットにしても大丈夫だと思っていたんだ。距離が近いというか、僕もバカだからな。幼なじみでもあるし。

 今ではもちろんそんなバカげたことはしないが、女子というのはそういうことをいつまでも覚えているものだ。
 そういうこともあって、鉢植えを割ったのは僕という説が補強され、有力視されていく。

 それは火種だ。
 こういう類いの事件は実は頻繁に起きていることで、一つ一つは取るに足らないこと。
 でも積み重なることで、負の感情は溜りに溜っていくのだ。

 そして気付いたら、男子と女子の間に深い溝ができていた。

 僕のクラスの水面下では知らない内に派閥が形成され、いくつもの内乱が起き、大きな流れを作っていった。

 そして決定的な火種がクラスの中に放られる。
 水泳部の部室でリンゴが誰かに襲われたという事件が起こった。
 リンゴというのはコードネーム…まあ、ただのあだ名だ。
 彼女は水泳部のエースで、一人だけ赤いラインの競泳水着なんか着てるから“赤い彗星”なんて呼ばれたりしていた。
 ゴーグルをつけているときの彼女は本当にマスクを着用しているのかと思うほどカッコいい。
 ショートカットで日に焼けた肌、筋肉質な身体だけどおっぱいはそれなりに大きい。目力もある、体育会系の快活な性格だけど、女性らしい身体のラインがまたそそるんだよね。
 そんな彼女が襲われた。
 この場合、襲われたというのは具体的に何をされたのかが聞きたくなるが、しかし詳細は誰もが口を噤んだ。というより知らないのだろう。
 今までの火種より、ハードな内容の事件だけに噂は急速に広まる。デリケートな内容も含んでいるし、エースがやられてしまうという衝撃もある。未知の領域だ。あることないこと真相を誰も知らないまま噂だけが先走っていった。

 僕はみんなより真相に近いところにいる。
 犯人が誰か知っているのだ。
 しかし実際の現場を目撃していたわけではない。


「はりつけの刑に処します!」
 求刑に対して、ざわざわっと反応が広がっていく。
 即席の裁判官である、メガネ委員長のイチジクさんが「静粛に!」と付け加えた。

 建設中のマンションの一角だった。
 クラス全員というわけにはいかないが半数はここに集まっている。2組のそれぞれの派閥から主要メンバーは出席しているから大局に影響はないだろう。
 放課後だがよくこれだけ集まったものだ。
 剥き出しの梁や木材が置かれている。シートに包まれた建物は外部から遮断されていて、大人には見つからない場所だ。

「異議なし」
「ちょっ待てよっ! なんか知らんけど重いんじゃないのかそれ!?」
「公平な立場から判断したまでですよ。女子のみなさんの溜飲を下げるにはちょうどいいと思いますし」

 現場には脚立があって、その即席の壇上に僕は跨がっていた。被告席だ。
「ダメだ。罪に対して罰が重すぎるぜ」
 男子側、すなわち僕の弁護人であるイーグルが異議を唱えていた。
「女子の受ける苦痛は男子のそれとは比較にならないのよっ。当然の判決だわ」
 検察官役の女子、ピーチがふんっと鼻を鳴らす。

 イーグルもピーチもコードネームだ。いつ頃か男子対女子の戦争に発展していく流れで2組の間ではコードネームで呼び合うようになっていた。
 この非公式のクラス裁判にしろ、大人にわからないようにやる男子女子の戦争にしろ、しょせんはごっこ遊びである。
 コードネーム自体に特に意味はないけど、それっぽい世界観を演出するためにコードネームが採用されたのだ。
 ちなみに僕はホーク。男子は鳥類にちなんだ名前で統一されていた。女子の方は、果物だ。なんだかエロいよね。


「じゃあさっそく執行しましょう。被告人はパンツ一枚になりなさい」
「…は?」
 クソ真面目な委員長…もといイチジクさんの口からそんな言葉が出てくるとは思わなかった。イチジクさんは僅かに頬を赤らめながらも毅然とした態度を崩さない。
 ざわついていた2組の面々も息を呑む。
 しょせんはごっこ遊びだと思っていた僕は面食らう。
「ちょ、待てや! 何だそれ!? そんな刑あるかよ!」
 イーグルが声を張り上げる。
 男子側の最大派閥をまとめるリーダーであり、今や僕の頼みの綱である。
 頼む、リーダーもっと言ってくれ。

「それくらいやらないと。リンゴさんが受けた精神的苦痛はもっと酷いんですよ?」
「散々話し合ったんじゃなくて? ホーク君が犯人なのは明白ですよ」
 イチジクさんとピーチは女子側の二大権力者だ。

 イチジクさんはどの派閥にも所属しないが、委員長という学校権力に直結するポジション。
 ピーチは父親が地元有名企業の社長とかなんとかで、金にものを言わせた令嬢。

 どちらも僕ら男子が持ち得ない大人な権力がバックについている。
 だからといって男子側が屈するかというと、そんなわけはないのだが、多くの男子はピーチ財閥から仕事を頂いている親世代の立場をわきまえて、大きくは出られないでいた。
 ギリギリのせめぎ合いなのだが、しかしことここに至ると男子は弱い。

 男子と女子の戦いで、男子が圧倒して勝てないのはこういう構造があるからだ。

「くっ…」
 イーグルは両親ともピーチ財閥とは関係がない業界だ。だから一人なら強く出られるのだが、さすがに自分だけのことではないから強くは言えないのである。

 僕はもうあきらめていた。
 冷めた目でこの状況を見ている。
 ある意味死刑だろコレ。

「降りなさいよ」
 メロンが僕に命令する。ふくよかな身体におっぱいも大きいメロンは、怒りに満ちた表情で僕を責めていた。渋りながらも僕は脚立を降りる。
「自分で脱ぐ? 脱がされる? 選ばしてあげる」
「…ぅぐ」
 さすがに脱がされるのは恥ずかしいし屈辱的だから、自分で脱ぐしかないが、それにしても恥ずかしいし屈辱なのは変わらない。自分で脱ぐ方がまだマシってだけで。
 僕はTシャツを脱いで上半身をさらした。

 怒っていたメロンの表情が僅かにひるむ。そりゃ男がいきなり脱ぎだしたら戸惑うだろう。

 イチゴが離れたところから僕を見ていた。目を見開いて驚いている様子だ。
 誰も言葉を発さない。
 男子側は死に行く友を見送るしかできなかった。
「早くしなさい」
 イチジクさんが少しうわずった声で命令した。メガネの奥の目が見えない。
 他の女子も異性の裸にたじろいでいる様子だが、一人だけ表情を崩さない女子がいる。ピーチは、よく手入れされた髪だし、服だってハイセンスブランドで揃えている。箱入り娘だって話に聞いたけど、肝が据わっているというか本当に生娘なのか?
「早くっ。家庭教師が来てしまうじゃないのっ」
「…わかったよ」
 僕は何度も躊躇していた。ズボンを下ろすのは上半身裸になるのとはわけが違う。ボタンを外してジッパーを下ろして、ってところまではいいけど…。
 ここから先は女子に初めて見せることになる。
 水着姿とは別次元の姿。
「脱がせるよっ!?」
「わかったわかった」
 僕の顔は自分で気付かない内に真っ赤になっていた。メロンの見ている目の前で、幼なじみのイチゴが見守る中で、2組のほとんどの女子の前で、僕はズボンを下ろした。

 ひざまで下ろして、いそいそと足首まで下げる。

 ジーパンなので足首から引き抜くのに手間取った。
 いつも以上に手間だ。
 一人で脱いだり履くときはもっとすんなりいってたはずなのに。

 僕がズボンと格闘している間に、みんなの目線は僕の白いブリーフに集中していた。
 さっきまで、一緒に授業を受けていたクラスメイトの前で僕は何をやっているのだろう。ただ一人衣服を脱いで裸をさらしている。異性だっているのに。
「ぅおっ」
 僕はバランスを崩して転んだ。座り直してジーパンを足首から引き抜いた。

 ゆっくり立ち上がると僕にはもうやることがない。
 立ち尽くした。

 ブリーフ一丁という情けない恰好を、恥ずかしくない普通の恰好をした同世代の人々を前にさらしているのだ。

 思わずおちんちんの辺りを両手で覆い隠した。
 見られている気がした。

 みんな何も言わない。これは刑罰なのだからこうやって、無言でみんなに見られること、さらし者になることが刑の執行になる。

「リンゴさんは今日は欠席です。彼女のために証拠写真を撮りましょう」
 イチジクさんが静寂を破った。
「んなっ!?」
 僕は反論しても無駄だとすぐにあきらめた。今は彼女たちの命令のままやるしかない。

「そうね。写真をリンゴさんに見せることで少しでも溜飲を下げることになればいいわね」
 ピーチがほくそ笑む。
「私のデジカメで撮りましょう」
 これまたブランドもののカバンの中からデジカメを持ち出してきたピーチはデジカメを僕に向ける。
「両手はバンザイしてください。はりつけの刑なんだから。本当にはりつけにされるよりマシでしょう?」
「言う通りにしなっ」
 ピーチとメロンが矢継ぎ早に囃し立てる。

 僕はおちんちんをさらすようで恥ずかしくて目を閉じて下を向いた。両手は言われた通り、間抜けにもバンザイする。
 内股気味で腰が引けた。

「顔を上げなさい」
 イチジクさんがうわずった声で命令した。

 男子側はみんな一様に悔しそうな顔をしていた。

 ピーチのデジカメが大きなシャッター音を鳴らす。
 僕の恥ずかしい恰好が記録されてしまった。

 背景には即席のクラス裁判に負けた男子たちの悔しそうな顔が並ぶ。負け犬の情けない顔を容赦なく白日の下にさらそうというのだ。
 女子たちは勝利を噛み締めるように安心しきった表情である。

 この屈辱は忘れてはいけない。
 女子に負かされた屈辱を晴らさなければ僕は生きていけない。

 男子側は僕の犠牲を乗り越えて、哀しみを乗り越えて強くなる!
 男のプライドをここまで傷つけたのだ。
 このまま黙っているわけにはいかないのだ。

 男子の力というのを教えてやる。
 見せつけてやる。

 このクラス裁判は更なる火種となって、女子側に報復することになるのだった。
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2015-03-24(Tue)

ブログの更新日が遅れております。
ご迷惑をおかけしております。

「レッスンの後で(上)」続報ですが
DMM同人でも販売開始が許可されました。
http://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_078751/chuboo-001

価格は400円+消費税、さらにキャンペーンで10%OFFとなっています。
DMMのほうがキャンペーン分、若干お得になっております。

※FC2ブロマガの方では400円です。こちらは消費税分を割り引いている状態になっていますね。

現在、新作の方も同時に進めておりまして、こちらは通常通りブログで掲載していきます。
仕事の方が今後忙しくなりそうですが、3/27辺りからなんとか通常運転に戻れるかと思います。


dmm002.jpg
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お礼と近況2015-03-16(Mon)

3/14になんとかリリースしました「レッスンの後で(上)」。
大して宣伝もしておりませんが、急遽ブロマガという形式で取り扱うことにしました。
ご購入頂いた方々、ありがとうございます。

そして中身ですが、
当初の予定より長編になってきたので上下巻に分けてリリースする形にしました。
下巻の方は8月頃になりそうです。
(現在は構想だけでまだ1ページも進んでおらず…)

仕事しながらでもちょっとずつ書き進めて、何とかやれるだろうって
なめてかかってたらけっこう大変な作業でした。
デジタル版のみですが製本編集や校正もリリース当日までかかりましたし。
18禁だけでなく一般向け作品も書いてたら作業量もけっこうなものですね。
もう少し計画性を持たないといけませんね、これは…。


それから他の媒体ではDMMとコンテンツマーケットを予定しておりまして、
FC2コンテンツマーケットはブロマガと同じでポイント購入が必要みたいです。一種の電子マネーですね。
こちらはシステム上の不具合に苦戦して断念するかも。編集しなおさないといけないみたい。
DMMは審査中みたいな状態で2、3日かかる模様。
クレジットカードも対応してるし、キャンペーンで10%OFFになるようで
こちらの方が使い勝手良さそうですね。


今後は短編をブログで掲載しつつ、長編を同人という形でやっていけたらと思います。
長編はやはりネチネチと長くやれるのでおもしろいですね。
長編は今、3作品ほど構想があって年末までに一つ新作を予定しております。
作品の改善点やご要望などがあればどうぞお気軽にメールやコメントくださいませ。
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レッスンの後で(上)2015-03-14(Sat)

今回の投稿はブロマガ作品のご案内です。

タイトル:レッスンの後で(上)-新書サイズの電子書籍(オリジナル同人小説)です。

配信開始日:2015/03/14

ページ数:170ページ(挿絵なし)

発行サークル:男子厨房に入ってCFNM NOVELS

価格設定:400円

販売形式:PDFファイル(ブロマガご購入後にダウンロードURLをご案内します)



シチュエーションにこだわったCFNM小説です(18禁)。
女子はほとんど脱ぎません。男子が恥ずかしい思いをするだけのお話です。
ピアノもほとんど詳述しておりませんし…。

CFNMとはClothed Female, Naked Maleの略です
つまり服を着た女子、裸の男子を意味するもので、まあそういう性癖ですね。


このお話は興奮してしまったときだけ“天才ピアニスト”になる非凡な少年が主人公です。
同じピアニストとして彼を応援したいお嬢様 眞美、
おもしろ半分で悪戯をするお姉様 良香、
ただのおもちゃ扱いしてるだけのハーフ少女 ミライちゃんによる
三つどもえの、主人公の調教権を奪い合うお話です。

大まかな内容としては
 お姉様による拉致監禁(目隠し手錠付き)、包茎をバカにされる、羞恥姿の動画撮影、バスルームにて洗体、フェラチオ。

 お嬢様たちによる、ブリーフ一丁を小馬鹿にされる感じ、ブリーフ越しの勃起を見られる、ブリーフ越しの射精。

 ハーフの少女による、温泉で洗体、顔射、朝勃ち責め、早朝の全裸お散歩、勃起したままおしっこする姿を見られる。

という流れです。ピアノはほとんど出てきません。
そして「おちんちん」なる単語の登場回数は211回。

上巻ではピアノ合宿一日目までを収録。
※ブログ版から加筆修正したりしていますので内容が本書とは一部異なります。

現在、他媒体(DMM、FC2コンテンツマーケットなど)でもリリースを検討しております。
規定とか審査とかで待たされそうですがリリース可能になりましたら、また当ブログにてご案内致します。

以下サンプル♪
Lesson_1_h1.jpg
Lesson_1_p1.jpg
Lesson_1_p37.jpg
Lesson_1_p143.jpg
続きはブロマガを購入して楽しもう!
このコンテンツはブロマガ(有料)です。
購入すると続きをお楽しみいただけます。
ブロマガって何?
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レッスンの後で(6)2015-02-28(Sat)

「うふふっ」
 すっと手が伸びてきた。
 その手は布団の中のおちんちんをぎゅっと掴む。
「??はぐぁっ??」
 健次郎は飛び起きる。掛け布団がふっくら盛り上がっていた。寝ぼけまなこで何が起こったのか、まったく把握もできない。
「なんっ??」
 おちんちんが握られているようだ。やっと認識して掛け布団をがばあっと取り去って確かめた。
 健次郎のパジャマのズボンとブリーフが足首まで下がっていて、露出した朝勃ちおちんちんをミライがしっかりと握っていた。
「な、な、な、ななに??」
「おはよっお兄ちゃん」
 ミライはにんまぁっと笑った。
 加減を知らない小さな右手が、朝勃ちしたおちんちんをぎゅぅっと握っていた。にぎにぎと痛いくらい握りこんでいる。
 パジャマのシャツはボタンをすべてはずされていて乳首が露出している。ミライの左手が、健次郎のその左乳首をこりこりこりと指で摘んでいじっている。
「ちょえっ? あえ?」
「お兄ちゃんは朝から元気だねっ。昨日あれだけぴゅっぴゅっ出したのにぃ。ひょっとしてまだ出し足りないの?」
「ちょ、お、おまえっ…」
 健次郎はやっと状況を理解する。
 ここは合宿で訪れた真美の別荘で、昨日散々ミライのおもちゃにされたのだということを思い出した。

「ミライちゃん、ちょっと離れろよっ。朝っぱらからはいくらなんでも…」
「昨日教えたでしょ? お兄ちゃんはあたしのものなんだから、何されても文句いっちゃ駄目っ」
「えあぁ…」
「わかったっ?」
 ミライは強めの口調で、何もわかってなさそうな健次郎に返事を促す。
「いででっ! わかったわかった!」
 健次郎はおちんちんをぎゅぅぅぅっと、ひときわ強く握られて、反射的に返事をしていた。

「よぉしっ。じゃあ朝のお散歩いこっ」
 ミライはそういって健次郎を解放した。
「ぉお……え?、さんぽ…?」
「そぅっ。お兄ちゃんは今からワンちゃんだからぁ、四つん這いで歩かなくちゃ駄目ね?」
「はぁ…? え? ぉ…ちょっと…何…うあっ…あーっ」
「ワンちゃんって言ったでしょ?」
 ミライは言いながら、健次郎のパジャマを脱がせていた。抵抗もむなしく、足首からズボンとブリーフを強引に引き抜き、後ろにぽいっと投げてしまう。起き上がった健次郎の後ろに回りこみ、シャツを引っ張って脱がせた。
 一瞬のうちに健次郎は全裸にされてしまう。
「ぉいっ。なんでこんな…返せよっ」
「ワンちゃんは服着ちゃ駄目だからっ。言うこと聞けないの?」
 ミライは首から提げていたデジカメを取り出して画像を見せた。

 その画像は昨日の風呂場で撮られた写真だ。健次郎がすっぽんぽんで風呂場に転がっている。お腹の上には精子と思われる白いものが散乱していた。
「く…」
 健次郎は自分が写真を撮られていたことを思い出した。ミライは画像をいくつも切り替えて表示させ、健次郎の恥ずかしいポーズを見せ付けてきた。
 これは二人だけの秘密の筈だ。
 要するにこの画像を真美たちにバラ撒かれたくなかったら言うことを聞けということなのだろう。


「ほら、いい天気だよ外」
「え、外っ!? ちょまさか外に出るつもりか!?」
「何言ってるんだよぉ。お散歩は外でするものでしょ」
 言われてみれば当たり前だが、ミライの言うことなのでしょせんごっこ遊びだと思ってせいぜい廊下を歩き回るぐらいだと甘く見ていた。
「駄目だって… たぶん軽犯罪なっちゃうから」
「大丈夫だよ。知らないの? 真美姉ちゃんの別荘は敷地も広いから。林の中を歩けるよ」
「そ、そう…」
「いこっ」
 ミライに手を引かれて健次郎は朝勃ちのおちんちんを丸出しのまま部屋の外に出る。
 まだ早い時間だからか廊下は音もなく静かだ。
「お兄ちゃん、四つん這いで歩かなきゃ」
 ミライが立ち止まって命令する。
「え、ここで?」
 健次郎は戸惑ったがしかしミライの言う通りにすることにした。ミライが騒げば他のみんなが起きてしまうかもしれない。
 仕方なく、手のひらとひざをついて廊下を進む。朝勃ちはもうそろそろ治まるだろうと思っていたが、なぜか未だにビンビンだった。
「お兄ちゃん遅いよ」
 ぺしんっ
「ぅく…」
 ミライは健次郎のお尻を軽く引っ叩いた。
 ひんやりとした廊下を進む。

「本当に外出んのかよ…」
 健次郎は朝もやのかかった雑木林を前にして躊躇する。素っ裸で外に出るというだけでも初めてなのに、それをミライに連れられて犬のまねまでをさせられるとは。
「リード持ってきたからね!」
 ミライはどこに隠し持っていたのか首輪を見せ付けてきた。
「ぇマジで…?」
「まじだよ」
 ミライは屈託なく笑って、本当に無邪気に遊びたがっているだけのようだ。健次郎はしぶしぶだが首を差し出した。かちゃかちゃと音を立てて首輪を装着されてしまう。
「いくよっワンちゃん」
 ミライがそういって走り出した。リードがビローンと伸びていく。
「え…ちょっ…えー」
 健次郎は引っ張られて一緒に走り出す。四つん這いで走るのはひざを着いていては駄目だ。手のひらと足の裏で地面を蹴って走る。それでもしんどい。
 健次郎は早々に息切れしてくる。
 つらくなってきて、四つん這い走行をやめて立ち上がった。

「あぁっ。四つん這いじゃなきゃ駄目なのにっ」
「いや…痛くてさ。勘弁してくれよ」
「もうっ。しょうがないお兄ちゃんだなぁ」
 ミライは健次郎の元まで戻ってきて、後ろに手を組んだ。そうしてまじまじと健次郎の身体を見回していく。肩で息をする健次郎。ミライは特に揺れるおちんちんに注目しているようだ。
 朝勃ちが未だに治まらないのだ。
 ぶらぁんぶらぁんと竿が揺れて、ミライはそれだけで楽しいらしい。
 くすくすと含み笑いをしていて、健次郎が四つん這いを早々に諦めるのも想定内なのだろう。

「じゃ、いこっか」
「えぇもう?」
 ミライは健次郎のおちんちんをぎゅっと握って引っ張る。リードの代わりにおちんちんを掴んで引っ張っているのだ。
「いででっあぁ離して離して!」
「なぁに?」
「いや、引っ張ったら痛いから…」
「えぇーぜんぜん駄目じゃん。おもしろくないよ」
「そんなこと言われてもな…」
 健次郎は困り果ててしまった。ミライはおちんちんを離して、後ろに下がった。口を尖らせて急につまらなさそうな様子だ。
 ミライのご機嫌を損ねると恥ずかしい画像を真美たちにバラ撒かれてしまう。どうにかしなければと思うが、対策など何も思いつかない。

 しばし沈黙が流れた。
「…」
 健次郎は急に尿意をもよおしてしまう。そういえば起きてから朝一番のおしっこはまだ済ませていなかった。勃起はしていても尿意は抑えられない。
「そろそろ戻ろうぜ」
「うーん。どうして? まだ出てきたばっかなのに?」
「いやだって…もうみんな起きてくるんじゃね?」
「まだ朝の5時だから大丈夫だよ」
「……で…でもなぁ… 起きてくるよ…きっと」
「うーんん?」
 ミライは健次郎の揺れるおちんちんを見て感づいた。
「あーっお兄ちゃんおしっこしたいんでしょ?」
「い…別に」
「何だ言えばいいのに。何を恥ずかしがってるんだよ?」
 ミライはもう確信していた。
「そこでしてきなよ」
「え?」
「がまんしたら身体に毒だからね」
「そ、それは、いやちょっと待ってよ。そういうんじゃなくてさ…」
「誰も来ないよ?」
「人前でできるわけないだろ…」
「もうーじれったいな! いいからつべこべ言ってないでおしっこするとこ見せてよー」
 ミライは意地悪な口調になっていた。再び顔がにやけている。
「眞美姉ちゃんに写真見せたらなんて言うかなー?」
「くぅ…」
 結局はその交渉カードを切られたら言うことを聞かざるを得ないのだ。

「ワンちゃんみたいに足上げてねー」
 ミライは機嫌を直して興味津々といった様子だ。
「くぅ…」
 健次郎は諦めて手ごろな木を見つけ近づいていった。


※「レッスンの後で」ブログ編集版はここまでとなります。
  この物語は3/14にリリースされる正式版に続きます。リリース情報はまた更新させていただきますのでご了承くださいませ。
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プロフィール

Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。
 毎週金曜日更新予定。

Readme!
◇18歳以上推奨
 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
◇表現について
 作中にいじめ・暴力的な表現があります。嫌悪感を抱かれる方はお読みになられないほうがよいでしょう。
◇著作権
 一応著作権は主張します。
◇フィクション
 作中の人物・団体などは実在するのもあるかもしれませんが関連はありません。
◇リンクフリー
 リンクはフリーです。言ってみたかっただけです。相互リンクもよろしくお願いします。
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