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更新情報!
2015.05.9★先週は結局更新できませんでした。ご迷惑をおかけしております。仕事も一段落して金曜更新を目指してがんばります
2015.04.25★毎度更新が遅れております。今月はあともう一回くらい更新します
2015.02.21★現在「レッスンの後で」は編集版でお送りしております。正式版は3/14にリリース予定です
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CM

お知らせ2015-06-28(Sun)

mixiにて運営していた「男厨CFNM制作室」なんですが、
FC2のSNSの方に引っ越ししました。
すいません、大したことのないお知らせで。

http://chuboo.sns.fc2.com/exec/

メルアドの登録とか必要になります。
デザインはアレだなと思っているのですが、mixiと違って
アダルトなこと書いても消されないと思いますので引っ越すことにしました。

ちょっとした秘密のサークル活動を目指して稼働していきます。
今度こそ。
エッセイ&体験談連載、プロットの公開、リクエスト企画など考えております。

こっちのブログに関してはいずれ月一か月二回更新くらいに留めて、
書きたいことはSNSの方へ移行していきます。
もっと男子が辱められるお話は同人にて活動していきたいななんて思ってます。

参加って言うか読むだけでも構いませんし、退会も自由です。
CFNM好きの交流の場になればと思ってます。
お気軽に寄ってってくださいませ。
一応、18歳以上ってことでお願いします。


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一年戦争で(11)2015-06-28(Sun)

 すっぽんぽんの男子三人組は女子たちの前で屈辱の歌とダンスをやりきった。

 バードは相変わらず切れのある動きだ。疲れ知らずだな。恥ずかしいおちんちんが異性の前で丸出しになっているにもかかわらず手で隠すようなことはしなかった。
 ピーチが全力でやらないと処刑は終わらないって言ったからね。

 だから僕も射精してしまったばかりだけど丸出しのまま全力で踊ったんだ。
 おちんちんは逝ったばかりであっても若いせいなのかずっと勃起していた。それを見て女子たちが手を叩いて笑っている。
 年下の女子も居るってのに、情けなくて恥ずかしいよ。

「さて、どう致しますか? みなさん…」
「もうこれ以上はただのいじめよ。さすがに可哀想だわ」
 イチヂクがピーチの言葉に割って入るように発言した。

「でもチキンの奴が恥ずかしがってへっぴり腰過ぎじゃない? 生ぬるいわ」
 メロンの指摘に僕はチキンを睨んだ。
 三人で決めポーズを決めていたと思ったけど、彼一人だけしゃがみこんでおちんちんを手で覆っていたのだ。頼むから、もっと全力でやってるって女子にアピールしてくれよ…。

「まあ、許してやらない? チキン君はイーグル派の二人ほど重罪じゃないんだし」
 リンゴが珍しく口を挟んだ。
「それよりも、男子軍のリーダーが一人でノコノコやってきたんだから、戦争を終結させるチャンスよ」
「そーよ、イーグルをここで処刑すれば男子軍は崩壊したも同然だもんね。女子の勝ちだよね!」
 ブルーベリーの声が心底嬉しそうに弾んだ。
 同時に体育館中の女子たちの目がイーグルに向けられた。イーグルは捕虜二人を擁したまま女子軍に囲まれている。

「みなさん相違ないようね?」
 ピーチがイーグルの前に歩み出る。
「では、そちらの捕虜は男子軍に預けますわ。そしてイーグルさんはこの場で服を脱いで頂こうかしら」

 僕ら全裸三人組はおちんちんを手で隠しながら見守るしかなかった。チキンなどは舞台袖にまで引っ込んで身体を隠してるよ。

「チッ」
 これだけの女子に囲まれて、イーグルはさすがに逃げ切れないと観念したのか言葉を切り返せない。
「ご自分でストリッパーするか私達に無理やり脱がされるか、どうぞお選びになって?」
「お前らが今から俺にすることは、こっちの捕虜二人にもまったく同じ目に遭ってもらうからな。それでいいんならかかってこい」
「女子に無理やり服を脱がされるなんて男子にとってはさぞ屈辱でしょうね? それを望んでるというのなら望み通りにして差し上げますわよ」
「上等だ!」
 イーグルは踵を返して走りだす。イーグルを取り囲む女子たちは全員が鉄壁というわけではないはずだ。
 ガシッ
 1組のメガネをかけた女子に向かってキックを繰り出す。それはメガネっ娘のお腹にめり込んで後ろへふっ飛ばした。
「…!?」
 メガネっ娘は強烈な蹴りにお腹を抑えて倒れる。

「このぉ!」
 ブルーベリーがいち早く反応してイーグルに飛びかかっていく。
「みんな取り押さえて!」
 メロンがイーグルの前に回り込んだ。
 イーグルはブルーベリーとメロンに挟み撃ちにされる形となってしまうが怯まない。ベアハッグを仕掛けるメロン。イーグルはひょいっと躱して背後に回ってメロンの髪の毛をわし掴みにする。
「痛っ!」
 メロンは引き倒されてサッカーボールキックで脇腹を蹴られる。

 向かってくる武闘派ブルーベリーに対してもお腹に向かって拳を繰り出す。彼女はそれを躱してイーグルを掴みにかかる。右肩側からイーグルのTシャツを引っ張るように掴んだ。
「うぇっ!!」
 ブルーベリーは膝をついていた。
 イーグルの肘鉄がブルーベリーのお腹へ突き刺さる。ブルーベリーはそれでも右手だけはTシャツから離さなかった。
 女子軍の戦術は基本的に「複数人で掴んで引き倒す」に集約される。イーグルのように躊躇なく暴力に訴える相手はそうやって動きを封じるのだ。
 レモン、イチゴ、みかんがイーグルの衣服を掴む。全員で飛び掛かればいかにイーグルといえどガリバー旅行記のように貼り付けにされてしまうだろう。
 スイカがイーグルに近寄っていく。メロンも立ち上がっていた。重量級に捕まったらいよいよゲームオーバーだよ。

 だがイーグルは余裕顔だった。両手を抑えられてなお、涼しい顔をしている。
「ふんっ」
「あんっ」
「きゃあっ」
 イーグルはゾンビのように群がってくる女子を腰の回転を使って振り払う。自らのTシャツがビロビロに伸びて破れてしまったが、お構いなしだ。
 複数人に取り押さえられてまったく動けなかった僕とは大違いだ。

「何だ、こんなもんか?」
 イーグルは女子たちに囲まれてはいるが負ける気がしない。
「…」
 ピーチは不満そうに戦況を見つめていた。

「そんじゃ、こっちも戦力を投入するか」
「!?」
 ピーチの余裕の表情が崩れる。

 イーグルの言葉を合図に舞台袖から複数の足音が響いてくる。ぞろぞろと男子軍が現れた。
「ぎゃははっ、お前ら情けねえ格好だな!」
 ドラゴンがニタニタしながら僕らをからかってきた。
「遅いよ。あらかた処刑終わってから解放されてもさ…」
 僕は恨みがましく文句を言うがこれで形勢逆転だ。

「窓を開けてくれるのが遅かったのは僕らの責任じゃないからねー」
 タカが口角(こうかく)と眉とメガネのフレームをくいくいと上げながら入ってくる。
「隙を伺ってたんだよ」
 僕は舞台袖に隠れたチキンをちらりと見る。一番影の薄いチキンに舞台裏の小窓を開けてきてもらうというのは初めから打合せていたことだ。体育館で処刑されるってのは連れてこられる前に書き置きを残してきたからね。男子軍はそのメモを見て駆けつけてくれた。
 とにもかくにも2組の男子全員がここに集結したのだ。

「ぎゃはっ。暴れてやるぜ」
 ドラゴンが先陣を切る。

「…みなさん、分が悪いわ。退却よ!」
 ピーチは初めて焦った顔を見せた。イーグルから一番離れた場所にいたピーチ。それはすなわち舞台から一番ちかいところに居る女子ということになる。
 自分だけ安全な高みからの見物をしていたピーチは一転ピンチに陥る。ドラゴンは一直線にピーチに向かって走りこんでいた。

「ああっ…」
 逃げ遅れたピーチは突き飛ばされていた。
「ピーチさん!」
「助けないと!」
「ダメ! もうダメよ! みんな逃げて!」
 イチジクが叫んだ。それはピーチを見捨てて逃げるべきだということ。女子たちの敗走が始まった。

 体育館中に女子の悲鳴が響き渡る。

 男子軍はファルコン、タカは舞台から一番近い扉に向かう。無理やり動員された白鳩、皇帝ペンギンも別の扉へ。
 モズとフクロウ、カラスまで来てくれたんだ。彼らも扉へ走っていって女子軍の退路を塞ぐ。舞台から一番遠い出口にモズがたどり着く。同時にピーチ派以外の女子たちが滑りこんできた。
「どきなさいよっ」
「うおっ」
 モズはなだれ込んだ女子たちを避ける。勢いに気圧されたのだ。もともと戦争に積極的ではなかったからね。みかんとレモンが急いで鍵を外す。
 だがそこへ皇帝ペンギンが走りこんでくる。
「ぅぉぉぉぉぉぉ」
 皇帝ペンギンは目をつぶったまま闇雲に女子たちの中へ突っ込んだ。悲鳴と怒号が交錯する。
「何よアンタ!」
「キモいっ」
「うぅぅ」

 最終的に扉はイチゴの手によって開け放たれ、下級生たちを優先して外へ逃す。
「ぅりぃぃぃぃぃ」
 皇帝ペンギンは置物のように佇んだ。押されても蹴られてもびくともしない。

 最後にイチジクが体育館から出ていき、メロンとブルーベリー、スイカだけが残された。
 男子軍の捕虜となった びわ と なすび はどうしていいかわからず隅の方に身を寄せ合っている。
「うはっ。あっという間に味方がいなくなったな! お前信頼されてなかったんじゃねえのっ!?」
「…ぅ」
 ピーチは震えていた。数で優っているのだからと甘く見過ぎていたようだ。
 イーグルとドラゴンの戦力に危機感を抱くイチジクの判断が正しかったようだ。

「さぁて素っ裸に剥いてやるか」
「…な? え?」

「そんなことしたら反則負けよ!あんたらっ」
「お前ら二人は捕虜だ。つまり女子軍はここで戦死するピーチを黙って見ているだけしかできないな」
 イーグルがメロンとブルーベリーの背後に立つ。

「自分で脱ぐか俺らに脱がされるか選べよピーチ!」
「イヤですわ! 何でお前ら…あなた達の前で私がっ」
 ピーチは身を起こして、後ずさる。

「触らないでっ」
 後ろ手にメロンとブルーベリーを拘束するファルコンとタカ。
「黙って見てろ」
 イーグルが冷たく言い放つ。
 全裸三人組の僕らは散乱していた自分たちのブリーフや服を拾っていそいそと着込んでいた。僕らももっと近くでピーチの処刑を見たいんだ。

 ドラゴンは前進する。
「あっ」
 無造作にピーチの両足は掴まれる。彼女の股の間にドラゴンが滑り込み、持ち上げる。
「いくぞぉい!」
 ぎゃははっと笑いながらドラゴンはピーチの身体を浮かせた。

「カメラ用意しろ」
 イーグルは白鳩を睨む。白鳩は腕を組んで両足を肩幅に開くというイーグルと同じポーズで処刑を見ていたが、慌てて「うん、わかった」とカメラを取り出して構える。

「な、何をしや…するおつもり!? やめなさい! 私が誰かわかってらっしゃるの!!?」
「知ってるぜ! ピーチ財閥のアホピーチ姫だろ?」
 ドラゴンは身体を回転させる。
 ジャイアントスイングだ。

 ピーチの身体が宙を舞う。
「きゃああああっ」
 ピーチたち女子軍は男子軍を舐めすぎたのだ。戦争が始まってからこっち、彼女たちは僕らの前にスカートで闊歩し続けていた。今ここでその報いを受ける。

 回転のスピードが上がってピーチのスカートがめくり上がる。
 僕は見たぞ!
 両手でめくり上がらないように抑えてはいるが見えるぞ。ピーチのパンツは黒のレースのついたちょっと大人っぽいやつだった。
「ぉお」
 男子軍から歓声が上がる。

「イヤァッ」
「おい、両手は頭にやってないとマジで危ないぞ?」
「イヤァッッ」
 ピーチは両手でスカートを押さえていたがあまりのスピードに怖くなったのか片手だけは頭へとシフトした。

 男子軍に笑みが溢れる。
 黒いパンツの露出度が上がって男子軍は食い入るように見入った。
 
「両手頭に持ってかないとそろそろ放り出すぞ!」
「キャー!」
 ピーチはおそらく体験したことのないジャイアントスイングに怖気づいて、ついに両手を頭へ持っていく。
 必然とスカートは完全に逆立った。黒パンツが丸見えになる。

「えへへへっ うふふっ」
 白鳩のカメラが連続してシャッターが切られる。

 ドラゴンはピーチの足を離して放り出す。
「あぁん!」
 体育館の固く冷たい地べたに放られて背中をしたたかに打ち付けるピーチ。
 回転が止まってスカートがめくり上げられたまま、つまりパンツ丸出しで倒れる女子に僕たちは目が釘付けだ。静止したおかげでじっくりと観察できる。
 身体はガキのくせにイヤラシイパンツダナ!

「クククッ」
 ドラゴンはやがてギャハハッと吹き出してピーチにゆっくりと近づいていく。


◆ピーチ派:ピーチ 戦死
◇ピーチ派:ブルーベリー 捕虜
◇ピーチ派:メロン 捕虜
◇モブ子ちゃん派:スイカ 捕虜

◇イーグル派:ホーク 生還
◇イーグル派:バード 生還
◇ハト派:チキン 生還
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一年戦争で(10)2015-06-20(Sat)

 放課後の体育館にこそこそと人が集まってきた。

 普段はザクロたち高学年の女子バレー部が使用しているところだ。

「やっとこの日が来たよ」
 レモンが口元を上げた。だが目は笑っていない。

 バレー部のキャプテン、ザクロがゆっくりとバレーボールをついていた。館内に音が響き渡る。

 今日は夏休み前の職員会議の日。
 年に数回あるもので、今日は16時から予定されている。従って顧問の先生は本日の練習に参加できないのだ。生徒だけで自主練習を命じられている。

「たくさん来てますねぇ」
 何が始まるのかと期待するバナナがザクロに話しかける。
 バナナは一学年後輩のバレー部員だ。サイドポニテでまん丸の目がかわいい。茶髪がかって見える髪色は生まれつきのもの。天然系のほんわかした雰囲気で男子たちからは人気がある娘だ。

「公開処刑だからな」
 ザクロが淡々と返す。

「練習したいんだけどなぁ…」
 少し口を尖らせて不満そうなチェリーがレモンの隣でつぶやいた。バナナと同じく後輩で、彼女は細いくびれの割に大きなお尻と先輩たちなんかよりも大きく成長したおっぱいが魅力的だ。厚めの唇に切れ長の目。長めの髪をゴムで縛りまくって運動の邪魔にならないようにしていた。バレー部の時期エースが噂されるほどの娘だ。


 2組の女子はほとんど集合している。バレー部のザクロとレモンはもちろん、友達のリンゴ派、2組のリーダーチームのピーチ派、級長であるイチジク派。
 そして連れて来られただけのモブ子ちゃん派のスイカ。

 バレー部の部員は1組と3組、そして4・5年生を合わせて30名近くもいる。さすが強豪校だね。

 バレー部以外では1組と3組からも女子が数人やってきていた。この戦争に参加する意志のある女生徒たちだ。当然イケメン黄金コンビ、ツバメ&ハヤブサのおちんちんが大写しにされた写真やラブリーなつぐみちゃんのブリーフを脱がされた情けない写真を見ていることだろう。
 女子軍が優勢であるという大本営発表に、それなら自分も参加してみようと名乗りを上げたわけだ。
 まったくイヤラシイ女子たちだな。
 逆に負けてる男子軍はその事実を恥ずかしくて言えないから援軍の期待も薄いんだ。悪循環と言うしかない。

「さぁ時間ですわ」
 映画監督のようにパイプ椅子に腰掛け、美声を館内に響き渡らせるピーチ。

「男子軍は来ませんでしたね。それでは今から捕虜たちの処刑を始めますわ」
 ピーチが立ち上がる。その動きに合わせて、「はーい」とみかんがどん帳を上げるスイッチを押した。
 どん帳がゆっくりと上って舞台上にはチキンとバードとそして僕の姿があった。もちろん三人共ブリーフ一丁だ。
 軽快な曲が流れ始める。
 女子たちの歓声が上がった。
 僕たち三人は曲に合わせて激しい踊りを披露するのだった。
「こいする〜♫」
 流れてくる歌に合わせて歌う。
「ふぉう♪」
 こんなに大勢の前で何かするのは学芸会以来の緊張感だ。ブリーフ一丁に慣れ始めていたところなのに、他のクラスのあまり顔を合わせてない女子や初めて会うかもしれない後輩たちの前で、情けない格好をして歌って踊って…今までの比ではないくらい恥ずかしかった。
「ちゅんクぅーキぃー」
 全力で踊る三人組を見て女子たちはケラケラ笑っていた。手を叩いて「いいぞ〜」などと茶々を入れてくる。
 去年まで同じクラスだった1組の女子は久しぶりに見た僕の姿に涙を流して笑っているよ。
 あどけない顔のきょとんとした後輩やませた表情で笑っている後輩もいる。
 くそっ。
 年下の女子の前でこんなことさせられるなんてっ。
 屈辱過ぎて涙もでねぇ。

 曲が終わって三人で決めポーズする。
 バードなんかピシっと指先を伸ばして悦に浸った表情をしていた。やりきった感がすごい。

 だがまだ終わっていない。僕たちが練習させられた曲はもう一曲あるんだ。
 それを踊ってから、その後に公開処刑という段取りだ。大勢の女子の前でブリーフを無理やり脱がされて、恥ずかしいおちんちんをみんなに見られてしまうんだ。

 拍手が鳴り止んでピーチが歩み出る。
「良かったわ。あなたたち、じゃあ、次は全裸でやってもらおうかしら」
「…え?」
 僕はピーチが一瞬何を言っているのかわからなかった。次はぜんらでって言ったのか? 何をやるんだ?
 まさか…。

 レモンが舞台にとよじ登ってきた。
 ブルーベリーとメロン、みかん、そしてバナナとチェリーが後に続く。
 レモンとみかんは僕の前に。ブルーベリーとメロンはチキンの前、後輩二人はバードの前に立った。
 初めから打ち合わされていた動きだ。

「えっえっ!? ちょ…ちょ…ちょ…」
「なんだよ? えぇ!?」
 僕とバードは動揺が激しかった。
「ひぃー」
 チキンは屈みこんで頭を抱える。

「戦死した状態で踊ってもらうと言いましたのよ。その方が盛り上がると思いましたの」
 ピーチは目を細めてゆっくり舞台に上がってきた。
「きっ聞いてた話と違うっ」
「どの道戦死するんですからどっちにしても変わりないですわよ」
「くそぅっ」
「では、そっちのチキンくんからよ」
 ピーチの視線が鋭くチキンを射抜いた。
「うぇっ?」
「じゃあ、準備はいいですか? いきますわよー? それえっ」

「ひぃぃっ」
 ピーチの合図を機に、ブルーベリーとメロンが同時にチキンのブリーフを無造作に掴んで引っ張った。屈みこんで丸くなっていたチキンだがブリーフを女子たちとは逆ベクトルに引っ張って必死に抵抗した。
「ぅひいっ」
 しかし、いとも簡単に後ろへくるるんとひっくり返るのだった。背中を舞台につけて転がる。ブリーフは引っ張り上げられて膝まで上がった。ぎゅっとブリーフを掴む手に力を入れて足をばたつかせる。そんな抵抗むなしくチキンの指は離れて、ブリーフは足首をすぽんっと抜けて取り上げられた。

 体育館内でただ一人全裸の人間となった。

「ひぃぃぃぃ…」
 恥ずかしがるチキン。すぐに身体を起こし、おちんちんを両手で隠して亀になる。

「ふんっ。張り合いのないっ」
「ちんこよく見えなかったけど、包茎だったよねー?」
 ブルーベリーとメロンだ。
 近くでバナナがうふふっと、チェリーがくすりと笑う。先輩のくせにまだ皮かぶってるんだ〜と思ったのだろう。

「次はレモンさんを暴行したホークくんの幇助をした罪でバードくんよ。さあ、脱がしちゃって良くてよ」
「は~い」
「あ、はい」
 ピーチの号令でバナナとチェリーが、バードのブリーフに手を伸ばす。

「うぉい! やめろっお前らあ」
 バードは思わず逃げ出す。どこにも逃げ場などないというのに。見知らぬ年下の女子にブリーフを脱がされることになるなんて気持よく踊って決めポーズを決めていた頃のバードは思いもしなかっただろう。
 機動力のあるブルーベリーとレモンがいち早く動いてバードを取り押さえた。

「くっそがっ!」
 直立のまま、両手の自由を奪われてしまうバード。
 観衆はいつの間にか舞台の方へと近づいてきている。もっとよく男子の裸を観察するためだろう。
 そんな彼女たちに対してバードは背を向けた状態だった。
「やっちゃって!」
 レモンに促されて後輩二人はバードに近寄り、背後からブリーフを掴んだ。バードはジタバタ足を動かして少しでも抵抗する。でもやっぱり、ブリーフはあっさりと脱がされていって、女子たちの前に生っちろいお尻が丸出しになった。

 ブリーフが膝まで下げられる。そのまま引っ張るもんだから足が持ち上がって4人の女子に持ち上げられる形となったバード。
 そんな足をバタつかせるバードを無視して彼の最後のプライドを足首から抜き去る。
 こうして彼は、今日初めて会ったばかりの後輩の女子にブリーフを脱がされるという屈辱を与えられたわけだ。あれが僕でなくて良かった。
「うう…」
 バードは解放されてチキンと同じようにおちんちんを両手で抑えて隠す。
 メロンが近寄っていって右手を振り上げた。真っ白なお尻に向かって振り下ろす。
 パチィィーン!!
「ヴィエ!!!」
 お尻にもみじがくっきりと浮かび上がった。痛そうだ。
 そのとき、舞台下のイチジクの眉がぴくりと動く。

「あんたは逃げないよね」
 レモンが怖い目で近づいてきた。

 ああ、逃げても無駄だってわかってるけど…、せいいっぱい抵抗させてもらう!

 僕は舞台を降りようと身体をひるがえした。
 ドンッ
 いつのまにやらスイカが舞台に上がっていて、僕が逃げるのを見越していたのか待ち構えていたらしい。
「おっぶ!」
 でーんとぶつかって僕は転がり、あっさり女子たちに取り押さえられる。

「短い抵抗でしたわね?」
 ピーチが薄く笑って僕に背を向けた。舞台を降りていく。
「みんなに見えるように舞台の前に行くよー」
 ブルーベリーが先導する。
 みかんとバナナに両手を押さえつけられて、両足をブルーベリーとチェリーに引っ張られる。僕は舞台から落ちそうになるギリギリのところに引きずられていった。

「えいっ」
「ぐふっ!」
 僕のお腹にメロンがどすんと座り込んだ。

「…いっいやっいやだっ!」
 僕は下半身だけだらりと舞台からはみ出した状態になる。
 舞台からひょいっと降りてレモンが僕の前に立つ。

「やっやめっやめてっ!」
 せいいっぱい足をバタつかせてやる。だが足首を誰かに取り押さえられた。がばっと左右に足を開かされる。

「それではレモンさんを襲った主犯の処刑をしましょう。みなさんもっと近くに寄って見てあげなさい」
 パイプ椅子に座って足を組むピーチ。他の女子たちが僕に近づく。興奮した息遣いが聞こえてくるようだ。
 レモンが僕のブリーフを掴んだ。やはりブリーフを脱がす役はレモンなのだ。
「やっとあん時の仕返しができるわ」
 レモンは言ってブリーフをするするっと脱がし始める。

 はっ恥ずかしい。
 久しぶりに会った他のクラスの女子に。
 初めて会う後輩の女子に。
 いつも顔を合わせる同じクラスの女子たちに僕はこれからおちんちんを見られてしまうんだ。
 くっ悔しい。
 ブリーフが土手まで下がって歓声が上がる。
「あっれえ? こいつ毛生えてないんじゃん?」
 レモンが振り返ってみんなに言いふらす。
「成長おっそー」
「まだお子供だったんだ、あんた」
 メロンとイチゴが僕の心を刺してくる。
 でもイチヂクだけは戸惑っている様子だった。

 レモンは「じゃあホークの恥ずかしいおちんちん、ご開帳しまーす」と言って一気にずるっと膝まで下げてきた。

 一瞬の静寂が訪れる。
 メロンの背中が邪魔で女子たちの表情は見えないが僕のおちんちんにみんなが見入っているようだ。
 体育館内の熱気に当てられるおちんちん。さらけだされてしまって悔しくてたまらない。

 ドッ
 永遠とも思える一瞬が過ぎ去って、館内は急激に爆笑の渦に巻き込まれる。
「きゃははっ。かぁわいー。あんたも包茎なんだね?」
「男子って包茎っばかり!」
「見てこれっ! 酷くない!? 巾着袋よこれっ」
「つぐみちゃんより赤ちゃんだなっ。はははっ」
「先っちょがひもで結ばれてるみたーい。ぴったり閉じてる〜」
「わぁ… 先輩なのにねー… クスクス…」
「ポークビッツ先輩って呼ぼうよ」
「金玉も縮み上がってる〜。ちっこーい」


 女子たちは口々に僕の心を串刺しにしてくる。
 リンゴやザクロは鼻で笑っていた。
 
 人生最大の屈辱である。
 あまりの屈辱に僕のおちんちんは勃起し始める。
 えっ!? 待てよっ なんでこのタイミングで勃つんだよ!?

「えっ? なにこれっ? なんかむくむく大きくなってきた!」
「キャー」
「いやー」
「何考えてんだお前っ」

「いぃいやっちがっ…」
 悔しいはずなのに見る見るうちにおちんちんはぴーんと伸びきってしまった。
 大勢の女子に見られて、それが刺激となったようだ。

「…勃起しても剥けてねえじゃん」
「え、これで勃起してるんだ?」
「もしかして真性包茎?」
「やだっくっさーい」
「イヤッ」


 その言葉を最後に女子たちが僕から離れる。


「みんなー、この真性包茎くんが射精するとこ見てみたくない?」
「え? 本当にやるのっ?」
 レモンの発言に女子たちが沸き立った。
「素手で触りたくないからバレーボール持ってきて」
「はいっ」
 チェリーが走ってボールの入ったカゴをガラガラと引っ張ってくる。
 僕を拘束していた女子たちが退いて、スイカが僕を持ち上げた。
 僕はスイカと背中合わせになり、両手を組み合わせた。ストレッチでもするかのようにスイカはお辞儀をして、ぐっと僕の足が舞台から離れ、背筋が伸びる。


「ちょ…ちょっと? そのボールどうする気? ぶつけるのはダメよ。暴力は禁止でしょ!?」
 イチヂクがレモンの前に立ちはだかった。

「え、なに? イチヂクさん退いてっ。私はあいつにレイプされそうになったんだよ?」
「でも… 傷めつけるのはダメよっ。ルールなんだから。仕返しされるよっ」
「級長まじめすぎだよ。男子軍は見てないから大丈夫だって。実際に私も既に殴られてるんだし」
「え…? で…でも…」
「もうっ、バレーの練習に参加させてあげてるってことにすればいいのっ」
「さぁ退いた退いた」
とメロンがイチヂクの手を引っ張る。
「…」
 ルールがあるのにそれが守られてないなんてオカシイとイチヂクは混乱している様子だ。

 レモンがボールを取って数歩離れた。
「フンッ 私のことレイプしようとしたバツよ! 女子の前で射精して詫びろぉ!」

 ポーンとボールをトスしてサーブする。

 バーンッ

 バチンッ
「イッテェ!!」

 ボールを弾く小気味よい音が体育館に響いて、その弾は見事に僕のおちんちんを射抜いた。
「ひぃ」
 勃起したおちんちんの先っちょをかすめるようにして竿を押し倒し、お腹に直撃していた。

「次行くよ!」
 バーンッ

 バチンッ

「イッギャアアア!!!!」
 すぐに2発目。ものすごい命中力だ。下の方に当たる! 金玉が潰れたんじゃないかと思った。それでもおちんちんがますます反り返っていく。

 あまりの痛みに僕は足を曲げて防御した。

「みんなもやってあげなよ」
 レモンが促す。
 イチゴが近づいてするするっと僕の左足からブリーフを引き抜いて、そのまま左足を引っ張った。
 みかんが僕の右足を引っ張る。右足からも引き抜かれるのは時間の問題だ。

 両足がぴーんと開かれておちんちんどころかお尻の穴までご開陳してしまう。
 女子たちの前でなにもかもさらけ出してしまった。

 ボールを手にとったバレー部の後輩女子たち。4年生なんかは今までぽかーんと見ていただけだがここに来て積極的になり、楽しそうなイベント発生にボールをみんなに回していく。他クラスの女子たちも慣れない手つきでボールを持つ。

「徹底的におちんちんを痛めつけてやろうよっ。レイプ魔なんだから遠慮いらないよ」
 レモンがみんなにボールを投げつけるように合図する。

「それっ」
 バチンッ
「うぐぁっ」

「えいっ」
 バチンッ
「へやあっ」
 1メートルほどの距離から僕にパスするかのようにボールを投げる。僕はそれを勃起したおちんちんで受け止める。

「そらっ」
 バチンッ
「ひぐっ!」

 竿に当たるのはまだ我慢できる。

「やーっ」
 バチンッ
「ふがっ!」

 だけど、金玉への刺激はやばかった。竿への攻撃なんか比じゃないよ。

「じゃあ次私やりたいっ」
 チェリーがボールを強めに僕にパスする。だけどそれを手で受け止めることはない。シュッとおちんちんめがけて飛んできて金玉を押しつぶした。

 バチンッ
「ぁっ…」

 体中に電撃が走った。何か漏らしてしまった。
 それは初めての精通だと後になって知ることになるんだけど、何も知らない僕は何だか味わったことのない快楽が無理やりやってきて、何か大切なものを喪失した気持ちになった。

 僕は女子たちの前で見せてはいけないものを全部見せてしまったのだ。

「あ、待ってみんな! 餅巾着おちんちんの先から何か白いの出てるよ!」
 イチゴがみんなに報告する。

「え、射精したの?」
「うそっ?」
「早くない? 早漏じゃん」
「もっとぴゅっって出るもんじゃないの?」
「ええー、射精する瞬間よくわからなかった。がっかりー」
「射精って初めて見るけど、もっとぴゅって飛ぶんだと思ってた」
「巾着だからしょーがないのよ」


 みんなが集まってくる。
 い、言いたい放題、い、言いやがって…。



 ダンダンダンッ!
 そのとき、体育館の扉を叩く音がした。みんなの心臓が跳ね上がる。バレー部のバナナとチェリーが扉の前に駆けていく。

「開けろっ」
 扉の向こうからイーグルの声がした。
「捕虜を連れてきた。男子は俺だけだ」
 バナナとチェリーがザクロの方を確認する。ザクロが頷き返して、それを確認してからバナナとチェリーは扉の鍵を外した。

 扉は静に開け放たれ、イーグルが息を切らして中へ入ってくる。
 館内を目を動かせて見回す。

 そして後ろから男子軍の捕虜である びわ と なすび がついてきた。

 捕虜二人の入館を確認して扉が再び閉ざされる。
「あら、今さら何をしにいらしたの? たったお一人で」
 ピーチがなにやら不満そうだ。

「うるさいっ。何が今さらだっ。16時に処刑開始だなんて1分前にメール寄越したってすぐに来れるわけねえだろうが!」
「1分もあれば教室から飛んで来れますわよ。むしろ20分も過ぎてるのになにをもたもたしてらしたのかしら?」
「…くそっ、もう三人とも… こっちの帰ろうとしてた捕虜をとっ捕まえてくるのに時間かかったんだよ!」
「あぁ、そう言えば確か捕虜が云々かんぬんとかグループチャットが来てましたわねー…」

「捕虜交換だ。応じろっ」
「でも、もう戦死してますわよ?」
「グループチャットにまだ写真上がってないだろ!」
「写真なんて今すぐに撮れますわ。それに3対2の交換では成り立ちませんわよ」
「チッ…。ホークとバードだけでも解放してもらう。チキンには悪いがその二人は戦力だ」
「戦力ねえ…」
 ピーチは困った顔を見せる。
「それで言うならそこのお二人なんて女子側の戦力とは換算しておりませんのよ? なんだかこの取引、不等ですわ」
 だけどそれは本当に困っていたわけではない。そういう演技だ。

「…!? な、なんだと?」
 イーグルは意表をつかれた。必ず交換には応じると思っていたのだ。

 びわとなすびも見捨てられたと思って顔が引き攣った。

「交渉決裂かしら? では放っておいて2曲目を踊ってもらいましょう」
「…く」

 そうして僕は解放される。当然このまま2曲目を踊らされるためだ。
 すぐに軽快な曲が流れ始める。
「ちゃんと踊れたら処刑はここで終わりにしてあげてもよくてよ? 踊れなかったらまだ続きますわっ」

 僕は射精したばかりだけど何故かまだ勃起したままだった。それでも早くこの処刑ショーを終わらせるためにもこの1曲を全力で踊る決意だ。それはバードとチキンも同じで恥ずかしくても早く終わらせたいのだ。
「ぽーり♪」
 僕のブリーフは左足に引っかかったままだけど、奇跡的に脱げてない。つまりまだ生きている。なんとか足をつっぱらせて変な踊り方になったけど全力には変わりないぞ。
「りずむりずむりずりず…♫」
 だけどブリーフはひょいっと足先からすり抜け、靴でも飛ばす要領で前にすっ飛ばされた。
「あ…」
 これで三人の全裸男子ユニットが完成してしまった。
 一人は完全に勃起したおちんちんを激しく振り回して踊っているし。
 バードは開き直ったのか、赤い顔をしながらもキレッキレの切れのあるダンスを披露していた。

 イーグルなんかは呆れている様子だったね。仲間ががんばって女子を捕まえている間、僕やバードはダンスレッスンに忙しかっただなんて言えないよ。

 そして曲が終わると同時にイーグルは女子たちに取り囲まれる。

◆イーグル派:ホーク 戦死(証拠未アップ)
◆イーグル派:バード 戦死(証拠未アップ)
◆ハト派:チキン 戦死(証拠未アップ)
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一年戦争で(9)2015-06-13(Sat)

 課外授業は終わってみれば男子たちにとって最悪の結果となった。

 男子軍の第二の勢力であるツバメ&ハヤブサ派があっけなく戦死させられたのだ。
 彼らの下位組織であるハト派はツバメとハヤブサが女子軍に捕まったときに敗走し、遠くから殺されるところを見ているしかできなかったらしい。なんて役に立たない奴らだろう。

 僕とバードも同じように見てたけどね…、それは誰にも内緒だ。僕たちも大変だったんだよ。結局フルチンで雑木林を駆けて、遠回りをして服のあるところまで戻ってノーパンで帰ることになったよ。
 ブリーフはイチゴに盗られたままだ。
 でも写真を撮られることはなかったから戦死は免れた。

 ちなみにツバメとハヤブサは一日だけ休んで学校に出てきてる。長いこと休んだら怪しまれるからだ。表面上は大人にバレないようにするために先生の前では無理やり明るく振舞っているけど、ギスギスしているのは伝わってくるね。なにせ彼らは大人になったんだ。複雑な関係を築いたし。そしてサッカーの成績もぐんぐん落ちていくことになる。

 イーグルはあの後、レモンとみかんを返り討ちにして、全裸にひん剥いたのかどうかはなぜか教えてくれないけど、レモンとみかんは泣きべそをかいてた。
 ぜひとも詳しく聞きたいところだ。

 ファルコンとタカはリンゴからずっと逃げまわっていたようだ。女子軍のエースを長く引きつけてくれたのは大きな功績だ。
 モズとフクロウ、それからカラスは戦争に巻き込まれたくなくてどこかに消えていたよ。帰るときになってしれっと顔を出したけど。

 最後にドラゴンだけど、ツバメ&ハヤブサ派を助けに下流に行ったはずなのに、姿は最後まで見えなかった。
「パインのやつと戦ってた。あいつなかなかやるな…」
 ドラゴンはらしくないトーンで語った。
 下流に行く途中でパインに足止めされたという。

 なるほどイーグルの読みは正しかった。
 女子軍の強襲部隊はリンゴ派だけだと判断して、リンゴ派以外の女子全員がツバメとハヤブサを襲う。そしてハト派は役に立たないと見限っていた。
 それでドラゴンを行かせたのだけど、女子軍も男子の応援部隊を想定してパインを投入した。結局パインの活躍でドラゴンは仲間の救出に行けなかった。
 パインってそんなにやり手なんだ…。


 そして翌日、戦争は小康状態となっていた。
 ツバメが男子軍の作戦を喋ってしまったから、イーグルたちはモブ子ちゃんたちをつけ狙うことができなくなったんだ。ピーチたちはモブ子ちゃんたちをそれとなく護衛しているようなんだ。しばらく男子と女子のにらみ合いが続いていたんだ。
 そこでタカが新たに作戦を考えてきた。

「今だっ」

 ガララッ
 男子トイレのドアが開いて中からドラゴンが飛び出してきた。
「!!?」
 ビクッと肩を震わせて驚くびわ。
 ドラゴンはびわの手を掴んで引き寄せた。簡単に中に連れ込まれて、ピシャっとドアが閉まる。

 モブ子ちゃんたちを襲うという既定路線はそのままに、男子トイレに引き込むということを付け加えただけではある。
 連れションに立つ女子は無視。一人でトイレにいく女子を狙うんだ。建物の構造上、女子トイレに入るには男子トイレの前を通ることになる。グループチャットツールで連携して女子が男子トイレの前を通過するときに監視役のタカが「今だ」と投稿して、中からドラゴンが引き入れるんだ。

 びわは怯えすぎて声も出さなかった。
 足がガタガタと震えて既に泣き出しそうになる。
「お前は捕虜にする」
 イーグルがびわに宣告する。
「こっちはホークとバードを捕虜にとられてるんだ。安心しろよ、交換要員だ」
「…ぅん…」
 びわはコクコクと頷く。
「…ただし、偽装のな!」
「?」
 びわが理解するより早くドラゴンがびわのスカートを強引に捲り上げた。両サイドからたくし上げてすぐにびわのパンツが見えてしまう。
「ひっ!」
「オラ!! 大人しくしてろっ!」

 カシャッ
 イーグルはケータイのカメラでびわのパンツを撮影した。
「これでびわは戦死だな。この画像は俺ん家のパソコンに送信しておく」
「ぃ…ぃゃ…」
 びわはぐすぐすと泣き出した。顔を真っ赤っ赤にして、たくし上げられたスカートをぐいっと戻そうとするがドラゴンの力の前に無駄な努力だよ。流れ落ちる涙を手で拭って、細い足は内股になり、なおもけなげにスカートを戻そうとする。
 びわのパンツは白で、シンプルな無地だ。五角形タイプのお子様仕様。それは何度も撮影されてしまった。

「よし、びわを捕虜にしたことを全員に通知するぞ。ただし戦死済みは隠してな」

 イーグルとドラゴンはそれでびわを解放してやった。
 「このことは黙っていろ」と念押しして「喋れば全裸の刑だぞ」と脅すのだ。
 タカ発案の卑怯な作戦だよ。

 でもこの作戦でモブ子ちゃんたちの びわ と なすび の二人を捕虜にした。
 なすびはとても暗い子で女子たちの中でもいじめられっ子だ。捕虜にするには持ってこいだよ。
 男子軍はこれで2対2の捕虜交換を持ちかけることになる。捕虜解放戦線を仕掛けられる。



 一方、戦争に参加できない僕とバードはピーチ派の連中に連れ回されていた。
 放課後になるとほぼ毎日のように呼び出される。今やピーチたちの城となっている例の建設中のマンションにだ。だいぶ完成に近づいて、地下の駐車場、一階のテナントスペース、二階から最上階までの居住区、屋上のスペースとキレイに整備されていた。

 屋上はキレイでだだっ広い。ガチャンと入り口の鍵を閉められる。すぐに僕とバードは服を脱ぐように命じられた。
 ブリーフ一枚になるのはもうピーチたちの前にいるときのユニフォームのようなものだ。

パンパンパンパン
「はいっ」
パンパンパンパン
「はい回ってっ」

「「ポーリ♪」」
 僕は右足を上げ下げし、左足を上げ下げする。
「「リズムリズム…♫」」
 バードがぴょんぴょん跳ねまわった。

 ピーチたちの手拍子と熱の入った指導。メロンなんか率先して歌ってリードする。こんなに真剣にやってるのに終始ブルーベリーは笑い転げてる。
 僕とバードは音痴なんだけど歌いながらヘタな踊りを披露した。恥ずかしい限りだ。
 パイプ椅子に座るピーチ派の三人、後ろには課外授業での戦果を得たスイカが突っ立っている。

「やっぱりもう一人必要ねー」
「今、捕まえに行ってるからもうそろそろ、いらっしゃるんじゃありませんかねぇ」
 ピーチが腕時計を見ながらそう言うと、タイミングよく屋上のドアがノックされる。ブルーベリーが鍵を外してやり、やってきた人物を中に入れる。
 入ってきたのはパインと、ハト派のチキンとつぐみちゃんだ。パインが前に進み出る。

「さすがですわね。パインさん、約束の時間より5分も早くてよ」
「まあ、あなたの頼みだからな。父も母も世話になってるし、でもこれっきりにしてほしいと思っているよ。正直なところ」
「まあ、そうでしたの? ではこれからはあまり無理強いしないようにせいぜい努めますわ」
「私は帰るよ。男子のいじめなんて興味ないし」
 そう言ってパインは屋上を後にする。ブルーベリーが再びドアを施錠して戻ってきた。

「なによ。あの子スカしてさ」
「放っておきなさいよ。それより三人目はつぐみさんが良いのでは?」
「いいねー。一番かわいいのがセンターね」
「三人共同じバカ面ってのもいいと思う。チキンがセンターに入ればとっても面白いわ」
「ああ、それもいいねー。迷うねー」

 チキンとつぐみちゃんは所在なさげにもじもじとしていた。
「何してるのよ。早く脱ぎなさいよ。それとも脱がされたい?」
「ひっ」
 チキンはメロンに脅されて颯爽と服を脱ぎ始めた。尊敬に値するほど早脱ぎで一瞬のうちにブリーフ一枚になった。隣でつぐみちゃんが動揺している。
「あんたは?」
「あ、あの… ぼく… おれは…いやだ」
「チッ仕方ないわね」
 メロンが動き出す。
「オーディションやるんだから脱がなきゃ始まらないでしょ!」
 ブルーベリーもつぐみちゃんに近づいた。
 二人の女子に両サイドから掴みかかられるつぐみちゃん。残念だけど既にブリーフ一枚の男子たちは誰も助けに行かないよ。

 かわいい顔したつぐみちゃんは強がって「なにすんだ!」「やめろオラー」なんて言ってるけどネズミが猫にいたぶられるかのように服を剥ぎ取られていく。
 持ち上げられて引っ張られて転がされて押さえつけられて、つぐみちゃんの必死の抵抗も敵わずブリーフ一枚にされてしまった。
 なぜか彼だけは白い靴下だけは残されていたけどね。

「返せっ」
 盗られたズボンを果敢にも取り返しに行く。
「めんどくさいな」
 ブルーベリーがズボンを持って屋上の柵へ近づく。メロンがつぐみちゃんの髪の毛をがっしと掴んで動けなくする。
「いたたたっ!」

 酷いことにブルーベリーはズボンを屋上から投げ捨てた。以前の僕のときと同じでズボンは中庭に落ちていく。
「返してほしかったらオーディションに参加しなよ」
「くっそ…」
 つぐみちゃんは悔しそうだ。今にも泣きそうだし。

 そうしてヘタレ男子アイドルユニットのオーディションが始まる。
 最初にチキンが僕とバードの間に入って手拍子に合わせて歌って踊るんだ。ひょろひょろの身体。ロボットダンスのようなキレのない動き。風に飛ばされる歌声。

「もういい、次」
 メロンが早々とオーディションを打ち切る。

 次はつぐみちゃんの番だ。
 彼はかわいい顔してプライドの塊だ。男が女子に命令されてこんな屈辱ダンスを受け入れるわけがない。
 10分間グズった。しかし結局はズボンを取り返すため。屋上から出るために現実を受け入れるしかなかった。

 そして歌い始める。
 妖精がいるのかなと思うほどティンクルな歌声にピーターパンのような軽やかな動き。僕とバードはさっきまで早くブリーフ一枚に慣れろよなと先輩ヅラしていたことを恥じるのだった。
 母性をくすぐるよね。

「やっぱりぼくイヤだ。ぼ…、おれはこんなことしたくないよ!」
 つぐみちゃんがキレた。
「みんな! 一斉に飛びかかれば鍵なんてすぐに取り返せるよ!」
 そう言ってつぐみちゃんは一人立ち向かう。
「一緒に戦おうっ」
「ほお」
 ブルーベリーが立ち上がって身構えた。

 さすがはヘタレ男子だ。チキンはもちろん、僕とバードも動かなかった。
 だいたいスイカとメロンには勝てる気がしない。ブルーベリーの凶暴さは噂に名高いからね。
 つぐみちゃんは背も小さいし、年齢よりも幼く見える。
 ブルーベリーの手とつぐみちゃんの手がガッシと組み合う。ロックアップだ。

 ぐ…ぐ…ぐ…
 意外にもつぐみちゃんがブルーベリーを圧している。
 あんな細い腕のどこにそんな力があるんだ。
 まあ、あれでも男の子だからな。相手は女子。…そうか。僕も勝てる気がしてきた。

「いい度胸してるね」
 メロンがつぐみちゃんの背後から腕を回す。ヘッドロックでブルーベリーから引き離す。
「うあっ…い…」

 離れ際につぐみちゃんのおちんちんに、ブルーベリーの膝がシュッと伸びた。
 バシッッ!
「ィいイイっ!!?」
 つぐみちゃんはおちんちんを膝蹴りされて身体を丸める。手が離れおちんちんをすぐにカバーする。つぐみちゃんの膝がガクッと落ちてうずくまろうとするけど、メロンはそれを許さず、首を持ち上げた。
「ぅぅーっ…」
 内股になっておちんちんを抑えるつぐみちゃん。可哀そうだけどやっぱりあいつらに勝てる気がしない。
「もう怒った。いっちょまえに逆らっちゃって。殺してもいいよね? ピーチさん」
「そうね。カメラ用意しなきゃ。スイカさん撮ってくださる?」
「や…やめ…ろお」
 おちんちんを片手で抑えつつもキックやパンチで応戦するつぐみちゃん。
 ブルーベリーはつかつかと近づいていって躊躇なくつぐみちゃんのブリーフに手をかける。そして無造作に引っ張った。
「うぅ…」
 おちんちんを手で抑えていられなくなって、必死にパンツを下ろされるのを両手で防御した。前蹴りでブルーベリーを追いやろうとするが彼女は物ともしない。
 ブリーフのゴムが伸びてお尻が丸出しになる。力が拮抗してビリ…と生地が引き破れる音が聞こえてくる。
 悲痛な音だ。
 ブルーベリーは爪を立ててつぐみちゃんの指を引き剥がそうとする。
「いぃぃたぃ…」
「ほら、さっさと手を離しなよ」
 メロンはヘッドロックのまま上体を反らし、徐々につぐみちゃんの足は地面から離れていく。

 必死の抵抗だが、ついにつぐみちゃんの指がブリーフから離れてしまった。
 抵抗がなくなって一瞬のうちに勢いよくブリーフはずりっと下げられ、おちんちんがあらわになった。足をばたつかせるもブリーフはスムーズに裏返り、両足首から同時にすぽんと引き抜かれた。

 女子の力と男子の力はそれまで拮抗していたはずだ。
 2対1となって不利となり、それでも彼は立派に戦ったよ。仲間の男子は近くに三人もいるのだから助けに行くことだってできたのに。
 いずれにしても女子に力で負けるという男の子としては最大の屈辱を受け、結果恥ずかしいおちんちんを見られてしまうという恥辱。

「ぷぷっ 思った通りのちんちんだねー。お子様じゃん」
 にやりと笑うブルーベリー。言葉がつぐみちゃんの胸に突き刺さる。
 つぐみちゃんはすぐに両手でおちんちんを覆った。
 ブルーベリーはすかさず彼の手首を掴んで捻り上げる。
 一度負けてしまうとずるずると簡単に負け続けるものだ。つぐみちゃんの両手は顔の横に持って来られてしまう。「にゃーん」ってセリフを言わせたらきっと似合いそうなかわいいポーズになった。

「つぼみみたいだねー。ちょっと縮こまりすぎじゃない?」
 つぐみちゃんのおちんちんはブルーベリーに観察された。
 確かに縮こまり過ぎて少し陥没ぎみだな。
「くっ離せっ!」
「それにつるんつるんじゃん。一本も毛生えてないよー」
 みんなに知らしめるように大声で解説されてるよ。
「でもハヤブサよりオシッコ出る穴がちゃんと見えるじゃん」
 蛍光ピンクかと思うほどきれいな色だしね。肌も白くてきれい。惚れ惚れする。
「見るなー!」
「3センチぐらいしかないんじゃない?」
 陰茎が小さいからか、金玉が大きめに見えるよね。ブルーベリーに同意する僕だった。

「ぅぅくぅ…」
 プライドの高いつぐみちゃんが泣き出してしまった。

 スイカがのそっとデジカメで撮影する。女子に手篭めにされた情けない格好を写真に収められる。男子軍三人目の犠牲者となった。

「ねえねえあんた射精できる?」
「…」
「まだ精通してないんじゃないの?」
「…」
 つぐみちゃんは顔を真赤にして目をつぶる。
「オナニーはできるかな?」
「…」
「そもそもちゃんと勃起できるのー?」
「…ぐすっ」
 泣くのを必死で堪えるつぐみちゃん。もう見ていられない。

「喋んなくなっちゃった。かわいそだから離してやるかー」
 ブルーベリーとメロンはつぐみちゃんを解放した。

 つぐみちゃんはぺたりと女の子座りで座り込んでおちんちんを手で隠した。顔をうつむけている。
 ブルーベリーはブリーフを拾い上げて柵に向かって歩き出す。
「!?」
 異変に気づいてつぐみちゃんは立ち上がった。
「返せえっ」
 片手でおちんちんを隠しつつ、ブルーベリーからブリーフを取り返そうと手を伸ばした。ブルーベリーはひょいっと手を上げて、つぐみちゃんの背の高さでは届きそうにない。周りをぴょんぴょんジャンプしている。服を着た女子の周りをすっぽんぽんの背の低い男子が跳びまわってる。情けないったらないけど何かのマスコットみたいでかわいい。

「やめてっ。なにすんだよっ!?」
「うるさいなぁ」
 ブルーベリーは柵の向こうへ手を伸ばして、その指先にはブリーフが引っかかっていた。
 背の低い男子が手を伸ばしても届かない。
「ねえ、またオーディション続きやろっか? 合格だったらこれ返してあげる」
「え?」
「全力で踊ればきっと合格できるよ」
 ブルーベリーの言葉につぐみちゃんは悔しそうに頷いた。

 悔しそうに全裸のつぐみちゃんはおちんちんを隠したまま僕とバードの間に入る。

「ほらいくよ」
 メロンたちの手拍子に合わせて恥ずかしい踊りの再開だ。
「手で隠してたら全力とは言えないよ?」
「くっ…」
 そしてつぐみちゃんはおちんちんを丸出しにして全力で歌って踊った。竿がぺちんぺちんと振り回されて、金玉はぷるんぷるんと弾む。
 情けないがブリーフを返してもらうために必死だ。
 屈辱を味わって、やがておちんちんは勃起し始めた。
 ぴょこんと勃ってしまったおちんちん。お腹にぺちんっ。太ももにぺちんっ。
 屈辱なのに勃起するなんてありえるのか?
 陰茎が自分の肌にぺちぺち当たるのが刺激になったのかもしれない。

 その様子はデジカメで撮影されてスイカを除く女子たちは大いに喜んで笑った。
「かわいいー」
「あっはっはっ。ちんちんがぺちんぺちんってなってる〜」
「靴下を穿いたままなのが芸術点高めかもね」

「でもダメね。不合格ですわ」

「え!?」
 つぐみちゃんは耳を疑う。あんなに全力を出したのに。

「じゃ、不合格ってことで。残念でしたぁ」
 ブルーベリーの指先からブリーフがするっと離れ、落ちていった。
「あぁ…」
 つぐみちゃんはショックのあまり、おちんちんを隠すことも忘れて立ち尽くしてしまった。
 勃起したまんま、しばらく遠くを見つめていた。

 女子にここまで心をズタズタにされてつぐみちゃんはこの先の人生をまともに生きていけるのだろうか。
 心配だ。

 ちなみにこの後、チキンは自ら懇願して捕虜になるのだった。土下座までしてたよ。

 そして、
 つぐみちゃんのブリーフが中庭に落ちるのと同時に男子軍がモブ子ちゃん派の びわ と なすび を捕虜にしたことが全員のグループチャットに通知された。
 いよいよ男子軍の捕虜解放戦線が決行されることになる。

◆ハト派:つぐみ 戦死
◇ハト派:チキン 捕虜
◇モブ子ちゃん派:びわ 捕虜
◇モブ子ちゃん派:なすび 捕虜
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一年戦争で(8)2015-06-05(Fri)

 イーグルは冷淡な笑みをこぼしていた。
 みかんは悲鳴をあげて、両手をクロスさせて自らのおっぱいを覆った。

「っ!? ち、ちょっとあんた!! そんなことしたら反則なんだからね!」
「あん? この程度じゃ戦死でもなんでもねえよ。そんなルールなかったよな!」
「くっ…」
 強烈な腹パンを食らったレモンは、口からよだれを垂れ流したまま、いまだ立ち上がれない。

 みかんはおっぱいを見られたくなくて、両手をクロスさせたまま水着を直すことができない。一瞬でも手を離せば僕とバードのいやらしい視線が黙ってないぞ! みかんもそれがわかっているから体を曲げ、屈みこむしか対処できていない。どうだ、恥ずかしいだろう!

 イーグルは今度はレモンに向かっていった。肩紐に手をかけようとする。レモンがお腹を押さえていた手を離して水着を守った。しかしイーグルは肩紐に手をかけず、すばやく背後に回って、腕をレモンの首に巻きつかせる。
 スリーパーホールドだ。

「ぅぅぐっ…!?」
「あっレモンちゃん!」
 みかんは自分の身体を水の中につける。水中で水着をなんとか直す。そんなことされたら、ちゃんとおっぱいが見れないじゃないか! くそっ。

「…っ」
「おっとみかん! それ以上近づくなよ。ちょっとでも近づいたらコイツ絞め落とすからな」

 水着を着直したみかんが立ち上がってレモンを助けようと一歩踏み出したとき、イーグルが脅す。
「えっ!?」
 みかんはどうしていいかわからない。

「ぅ…っ」
 レモンは声も出せず苦しそうに藻掻いていた。端正な顔が涙と鼻水で汚くなっていた。いい気味だ。
 みかんは友達のそんな姿におろおろするだけだ。

 イーグル頼もしいぜ。

「オォイ、ホークっバードっ。お前らそんなとこ居ないで上流の方へ行ってろ」
「ぉ、おう」
 僕とバードはイーグルに言われて素直に水の中を突っ切って上流に走った。ここはイーグルに任せておけば問題ない。
 もしかしたらレモンとみかんを全裸にひん剥くところが見られると思ったけどね。残念でもイーグルに命令だから仕方ない。



 そして僕とバードは上流にやってきた。
 ファルコンやタカの姿はない。あの二人はリンゴとイチゴと戦争してたはずだが、どこへ行ったのだろうか。モズ派やカラスもどこかに消えていた。

 川が深くなってきたので河原に上がって先に進む。
 そこにはイチゴがなぜか一人で佇んでいた。
「おい、ホークぅ。あれイチゴじゃんか。…何やってんだあいつ?」
「あぁ。何だろ?」
 僕はふと、レモンやみかんに対するイーグルの容赦無い攻撃を思い出していた。つい先日こっ酷くやられたことも忘れて、僕はイチゴに対してもおっぱいを見られるんじゃないかと強気になった。復讐するなら今だ。
「なあ、バード。今なら二対一だぜ?」
「お、そうだな」
「二人で襲っちゃえば、スク水脱がしてイチゴの…女子の全裸が見れるぜ…」
「なるほど頭いいなホーク! よおしやろうぜ」
 思いのほか簡単にバードがやる気になってくれた。女子軍の罠ってことはないよな。周りに誰も居ないことを確認してから僕とバードはイチゴの背後から突っ込んでいった。

「!?」
 ただならぬ気配にイチゴが気づいて逃げ出す。
 焦って近くの大岩へ登っていく。
 イチゴは…というか、女子ってバカだよ。あれじゃ袋のネズミだ。

「イチゴっ覚悟しろっ」
「何よっあんたたち捕虜でしょ!? 戦争に参加しちゃダメなのに!」
「うるせー。今だったら誰も見てないから問題ないっ」
「この…っ、ルール違反なんて絶対許さないからっ」
「バーカっ バーカっ」
「男に刃を向けるってことがどういうことか教えてやるぜっ」
 僕はイーグルと同じようにできると思っていた。おっぱいポロリは頂きだ。

「おりゃー」
「うりー!」
「キャー!!」
 イチゴは大岩の飛び込みポイントへ向かう。僕とバードが追いついて、僕はイチゴのおっぱいをわし掴んだ。ぷにゅって乳房が変形して、男の胸よりは柔らかいと思った。でも少女のおっぱいは思っていたより柔らかくないんだと知った。まだまだ成長過程のちっぱいなんだな。
「嫌だっ!」
 イチゴは想像以上の拒否反応を示す。構うもんか。

 バードはイチゴの肩紐に手をかけていた。
「はぁっはぁっはぁっ…」
 バードは目が血走っている。

 イチゴは僕とバードの手首を握った。
「ん?」
「え?」
 僕とバードは何が起こったのか理解できていない。気づいた時には身体を引っ張られていた。

 イチゴは自分の身体を倒していた。自重で僕とバードを引き込んでいるんだ。そのまま川に飛び込もうとしている!
「わわわっ!?」
「ええーっ!?」
 そしてイチゴは僕とバードもろとも大岩から落ちていく。5メートルはある飛び込みポイントだよ。心の準備をしないまま飛び込むことになるなんて!

 ザッパーん!!

 イチゴは足から、僕は腹から、バードは頭から飛び込んでいた。

 強烈な腹打ちで超絶痛い。
「ぶごごごごごっ!?」
 水中で全部息を吐き出した僕は急いで水面に上がろうとする。だけど腰に違和感があった。なんとイチゴが絡みついている!

 大岩の辺りはこの清流で一番深いポイントだ。
 イチゴは僕のブリーフを掴んでそのまま深く潜ろうとしている。僕は手で抑えて必死にもがくけど、イチゴはずりずりとブリーフを引き下ろしていく。

 ズルル…っ
 水中でぷる〜んとおちんちんがイチゴの顔の前であらわになった。

 僕は息が続かなくて、ブリーフを諦め水面に顔を出すしかない。
「………ぷはっっ」
 とうとう足首からブリーフが引き抜かれて、でもそのおかげで僕は空気を吸うことができたんだ。

 女子にブリーフを脱がされてしまった。
 すっぽんぽんだよ。

 まさか戦死させられるとは…。僕は息を大きく吸い込んで再び潜った。今ならまだ取り返せるはず。誰も見てないんだから、なかったことにできるんだ。
 イチゴは水中で唇をきゅっと結んで怒った顔をしていた。そのまますい〜と泳いで下流へ向かっている。

 途中でバードが全裸で溺れているのを発見した。
 …何やってんだこいつ。
 きっと頭から落ちたことでゴムのゆるいパンツがするりと脱げたんだな。
 イチゴの手にはブリーフが二枚。
 …もしかしたらバードは脱がされたのかも。僕はバードの手を引いて水面へ導いた。
「…わりい、パニクってた。ちくしょう。落ちたとき脱げちゃったよぉ。戦死じゃないよな、これ?」

 そうして僕らはイチゴを追って下流へ向かったんだ。
 
 全裸のまま僕とバードは泳いだ。イチゴからブリーフを取り返さなきゃ。
 浅瀬になってくると、全裸のまま川を突っ切っていくわけにもいかず、ルートを変えることにした。
 川の向こう岸が雑木林になっているから、そこを通っていくことにする。
 陸路だけど木に隠れていけるからね。それでも川を上ってしまうと急に恥ずかしさが倍増した。
 フリチンの男子二人が走る。おちんちんを隠しながら走る。
 野外で全裸になるなんて不安で心細くて恥ずかしくて泣きそうだ。
 神様どうか女子に見つかりませんように!

 途中でヒナちゃんがうとうと寝ているのを遠くから見て取れた。
 あの人まったく引率する気がないよ。

 どんどん下流に向かって走るけど、イチゴは下流の女子軍と合流しちゃったのかな。川の中流付近、つまりヒナちゃん先生から見える範囲にはまったく生徒がいなかった。不気味だ。みんなもっと下流に居るらしい。

 僕とバードは全裸だから誰にも鉢合わせしたくないんだけど、ブリーフを取り返さなきゃという思いで木々に隠れながら進む。

「あっ…」
「シィッ…」
 僕は立ち止まった。
 女子軍を発見したのだ。

 流れの激しいポイントに差し掛かってきた。岩がゴロゴロと点在して川の流れが変化に富んでいるポイントだ。泳げるほどの深さもない、浅瀬のような川遊びもできない。
 雑木林は小高くなってきて、川との落差が高くなって、上から見下ろすような感じで川下の岩場を見渡せる。
 反対に岩場の方からは雑木林は見づらいだろうから、岩場にたむろする女子軍には僕らの存在は見つかりにくい。隠れて様子をうかがうには絶好のポイントだ。
 イチゴの姿は、まだないようだった。

「な…なんだよ…あれ…?」
「うそだろ…信じられねえ…」
 僕とバードが声を潜めて状況を理解するように努めた。
 だけど、こんな残酷な現実があっていいのだろうか。状況の不可解さに理解が追いつかない。どうしてこうなった?



 ピーチが腕組みをしてほくそ笑んでいた。

 意気揚々と下流へ行ったはずのツバメとハヤブサ。女子たちなんか軽くひねってやるという感じだったのに。そのイケメン黄金コンビは、今まさに処刑される寸前だったのだ。

 モブ子ちゃんたち派の一番身体の大きな子、スイカ。
 彼女は岩場の一番大きな岩の上にどっしりと立っていた。大木のような背の高さ、太い丸太のような腕と足。
 ツバメはスイカに両手首を握られて、まるで木に吊るされているかのように持ち上げられていた。強制的にバンザイさせられた格好だ。
 軽々と男子一人を持ち上げているが、スイカは困ったような表情で嫌そうではある。

「うふふふっ ざまぁないわね。ツバメくん」
「な、なあ…? もう俺らの負けでいいから離してくれっ」
 そこそこ身長の高いはずのツバメだが、両手を封じられ、地に足の付かない状態だ。

「ハヤブサくんも…もっと手強いと思っていたのですけれどねー」
「チッ うるせー。早く殺せっ」
 ハヤブサはスイカの背中側、少し離れて岩の上で寝転がされていた。首にはメロンの太い足が巻き付いている。両手首をメロンに掴まれて、こちらも身動きが取れない状態だ。

「喋って頂けないのなら、お望み通り二人ともここで戦死してもらいますわ。男子軍で一番機動力があるのはあなたたちですからね」
 ピーチは自信に満ちた表情だ。怖いくらい悦に浸っている。

「そーよ。目障りなのよ。イケメンだからって攻撃されないとでも思ってたの? バカよ! マヌケよ!」
 ブルーベリーはハヤブサの前で喚いた。

 ピーチ派の最大武力はメロンではない。腹心である彼女、ブルーベリーだ。背が低い癖に数々の男子を泣かせてきたおてんば娘である。髪の毛を引っ掴む、顔面への膝蹴りや細い足での金蹴り攻撃…、勝つためには何でもする娘だ。
 ツインテールであどけない顔立ちのこの女子に勝てる気がしない。


「ツバメくん、さっきから言ってるように男子たちの作戦を喋るなら、あなたたち二人は捕虜にして恥ずかしい思いをしなくて済むのよ?」
 ツバメの前に級長のイチジクが立っている。何か取引を持ちかけているようだ。

「ぃや、その…」
 ツバメはハヤブサの方を気にしている。背中合わせなのでハヤブサの表情を見ることはできない。ハヤブサは「絶対に言うなよ」と苦しそうに叫ぶ。

「このまま喋らないのなら残念だけど二人とも戦死よ。喋ればここで一生の傷を負わなくて済むし、良い条件だと思わない?」
 こっそりとイチジクがツバメに耳打ちする。ハヤブサには聞こえない声でだ。
「もしツバメくんだけでも白状するならすぐにあなたを解放してあげるわ。喋らなかったハヤブサくんは戦死にしたうえに…その…おちんちんを…その…お尻…と…とにかく恥ずかしい目に合わせることになるけどね」
「…」


 ハヤブサの方でもブルーベリーが悪魔の取引を持ちかけていた。
「あんたがここで男子軍の作戦漏らしてくれればあんただけは助かるよ? ただしツバメが黙ったままならツバメはお尻の穴を犯されちゃう。二人とも喋るほうが断然いいよ?」
 ブルーベリーがハヤブサの耳元で囁く。ツバメには聞こえていないだろう。
「てめえ…男子の友情舐めんなよ。ツレを売るマネなんかできるわけねえだろが」
「でも二人とも喋るのが一番よ。捕虜は恥ずかしい思いをすることもないし。ツバメの方もきっと喋ってるよ?」
「そんなわけねえだろ。裏切るくらいなら戦死なんて何でもねえ」
「あっそ。じゃ仕方ないわね。死んでもらうしかないわ」
 ブルーベリーがピーチに合図を送ってハヤブサが何も喋らなかったことを伝える。

 ツバメ&ハヤブサに持ちかけられた話をまとめると、選択肢としては
 ①男子軍の作戦を喋らないなら二人ともこのまま通常の戦死で済む。日本男子としてはこの選択肢しかない。
 ②ツバメが喋るならツバメだけ解放、ハヤブサが喋るならハヤブサだけ解放になる。
  この場合、喋らない方はアナルを犯されることになる。
 ③でも二人とも喋るなら二人とも捕虜として大事に扱う。

 僕だったら喋るね。相方の方もきっと喋るだろうから最終的には捕虜になる道を選ぶだろう。もう捕虜だけどね。

 喋るなら捕虜か良くて解放。喋らなければパンツを脱がされて通常の戦死になるかお尻が大変なことになるかだ。
 黙秘をしていていいことなんて何もない。

 ブルーベリーの合図を受けたピーチはツバメの方を見る。イチジクがピーチに合図を送った。ツバメの方も答えが出たようだ。
「ふふんっ おもしろいですわ。友情が試されたとき人はどう動くのか」

 ピーチがゆっくりとハヤブサの前に移動した。
「決まりね。ハヤブサくんのお尻を犯すことになりましたわ」
 これ以上ないくらいピーチの表情が悪に染まった。
「なっっ…!!?」
 ハヤブサは驚きを隠せない。

 ブルーベリーがハヤブサの両足をがっしと抱え込んだ。
「ツ…ツバメぇ、てめぇ…」
 ハヤブサは裏切られた上に処刑されることになる。

 モブ子ちゃんたちやザクロが見守る中、ピーチがハヤブサのパンツに手をかける。
「くっ…くそっやめろっ! さわんな!」
 ハヤブサが身体を揺さぶって逃れようとしていた。だけどそんな抵抗も虚しくピーチは非情にもハヤブサのパンツをずりずりと下ろしていった。
 ハヤブサのおちんちんが開帳される。

「……あらっ… なんですのこれ? 偉ぶってたわりには大したことないんですのね?」
 ピーチがおちんちんを見て吹き出す。それを期に同じ感想を持ったのかブルーベリーもメロンも爆笑した。
 周りのモブ子ちゃんたち、女子はクラスの人気者のハヤブサのおちんちんを見て息を呑んでいる。
 ハヤブサのおちんちんは皮が完全にかぶって亀頭が見えない状態だった。申し訳程度に生えた薄い陰毛。強がっていても恐怖に縮こまった金玉は隠せない。
 ブルーベリーはピーチに代わって片手でパンツを引き下ろす。ハヤブサはブルーベリーの手が離れる瞬間を狙って足をばたつかせるが、ザクロが寄ってきて暴れる足を抑えるのを手伝う。そしてハヤブサの足からパンツが引き抜かれた。
 一人目の犠牲者だ。

 ブルーベリーはそのままパンツをぽいっと後ろへ放った。ぱちゃっと川面に落ち、激しい流れに揉まれてパンツは流されていく。

 イチジクがツバメから離れハヤブサの方へ移動した。手には防水仕様のデジカメがある。高画質でハイスペックなやつをピーチが用意したらしい。ハヤブサのおちんちんをぱしゃりと撮影する。
 スイカがツバメをぶら下げて移動し、そのままハヤブサの前に回りこんでツバメとハヤブサが対面した。

 顔を赤面させた全裸のハヤブサがツバメを睨む。親友のそんな姿を見てツバメは目をそらした。
「…」
「…」
 ツバメとハヤブサは口を開かない。仲の良かった二人に軋轢が生まれ、反対にピーチの表情は愉悦に歪む。

「じゃあ、早速犯して差し上げて。ツバメくん」
「!?」
「なに!?」
 ツバメとハヤブサは驚いた。話が違うと言いたいのだ。
「おれは解放じゃないのかよ!?」
「解放して差し上げますわ。約束ですもの。でもパンツは膝まで下げても戦死になりませんのよ?」
「う、うそだろ…?」
 ツバメの表情が絶望に変わった。戦死の条件についてというより、これから自分がハヤブサにすることについてだろう。
「いやだあっ」
 暴れるツバメ。しかしスイカはびくともしない。ピーチの目の合図でモブ子ちゃんたちが動く。びわやナスビ、マスカットが暴れるツバメを取り押さえる。
 ピーチはツバメに近づいていってパンツを無情にもずりずりと下ろす。
「やめてっ」
「まぁ…」
 ピーチはツバメのおちんちんとハヤブサのおちんちんを見比べる。
 ツバメのおちんちんは亀頭が半分くらい見えていて、短小だが太め、陰毛の量はハヤブサよりも断然多かった。

「助けてっ何でも言うこと聞くからっ」
 じたばたと暴れるツバメ。
 パンツは右足からするりと引き抜かれて、左足首に引っかかって残る。
 スイカが前に出てハヤブサに近づく。ツバメとハヤブサの距離が縮まった。おちんちんの形や陰毛の量はこんなに差があるのに。裏切りで友情の溝が深まったのに。

「早く勃起させなよ。入れられないでしょっ?」
 ブルーベリーがツバメを促す。
「ローションを使いなさい」
 ピーチの命令で誰かの手からローションが渡ってきた。それをブルーベリーが受け取る。女子軍はデジカメにしてもローションにしても万全の準備をしてきていた。

「お、おいっ…なにすんだっ」
 ザクロがハヤブサの両足を持ち上げて抱え、チングリ返しさせられる。お尻の穴が丸見えになった。すかさずイチジクがデジカメで撮影する。無言かつ真剣な表情だ。

「えへへっ」
ブルーベリーの両手にローションがたっぷりと付けられる。細い指が妖しくうごめいた。小さなブルーベリーの右手がツバメの短小おちんちんを包む。
「うっっ」
 ツバメが呻いた。
 そして左手の中指はハヤブサのお尻の穴へ這入っていく。狭い穴を押し広げてずぶりと中指が見えなくなる。
「いぃぁぐぁっ…」
 ツバメもハヤブサも初めての経験だろう。女子におちんちんを握られて、片やお尻の穴に指を入れられるなんて。
 ずぶずぶっとブルーベリーの中指がハヤブサのアナルに出たり這入ったりを繰り返す。
 しこしこっとブルーベリーの右手がツバメの短小な竿を刺激していく。
 ツバメのおちんちんはもりもりと肥大して上を向いた。
「うぅうぅぅ」
「んぐぐぅ…」
 ツバメとハヤブサは快楽と苦痛を味わう。クラスメイトの女子たちに見守られ、ツバメの挿入準備が完了し、ハヤブサの受け入れ準備が完了した。
 ブルーベリーは二人を解放してやる。ツバメのおちんちんはギンギンに勃起してしまっていた。ハヤブサのお尻の穴がひくっひくっとうごめいた。
 女子の衆目にさらされる。

「や、やめて… やだょ…」
 ハヤブサの目から涙があふれる。だけど女子たちはもう止まらない。

「スイカさん、挿入よ!」
 ピーチの冷たい一声にツバメは一旦下ろされて、スイカはツバメを抱え直す。子供におしっこさせるような格好で抱え上げるのだ。腕ごと巻き込んでツバメに自由はない。
 スイカがゆっくりとハヤブサのお尻に近づいた。スペースシャトルのドッキングを見守るような緊張感だ。ツバメもハヤブサも諦めたのか泣き顔のまま微動だにしない。

 ツバメのおちんちんは元気よく上を向いていて角度的に挿入は難しいが、ブルーベリーがツバメのおちんちんをぐいっと押し下げて微妙な位置を調整する。おちんちんの先端がハヤブサの秘部に充てがわれる。スイカはゆっくり体重をかけてくる。

 ずぶっ

「ぃあっっ!!」
 ブルーベリーの中指なんかより太いツバメのおちんちんがアナルに埋まっていく。ツバメの童貞は喪失され、ハヤブサの処女はツバメに捧げられた。
 二人は途中まで挿入されたところで暴れだす。
 暴れたところで状況は変わらない。

 ハヤブサのおちんちんに変化が現れる。なんと勃起し始めたのだ。

 ハヤブサの足の裏は快晴の空を向いてぴーんとなった。苦痛に歪む表情。
 ツバメの足は地面に付かない状態でチングリ返しと変わらない格好だ。オスとしては不自然な格好で、背後のスイカの方が男子然としてる。
 ずぶぶっ
 ツバメの短小おちんちんがしっかりと根本まで挿入された。

「あら、これで仲直りじゃありませんの?」
「そーよ。良かったんじゃない?」
「しっかり繋がったな」
「なんかコイツも勃起しはじめたしっ」
「いいね、男の友情よ」
「せっかく一緒になれたんだからもっと写真撮ってあげてよ」
「勃起しても剥けないんだね?」

 ゆさ…ゆさ…ゆっさ…ゆっさ…
 スイカの腰が徐々にリズミカルにグラインドされていく。体重をかけられてツバメの腰がパンッパンッパンッパンッとハヤブサのお尻に当たる。
「ぐすっ…ぅうぅぅっ… ぃっ… いっ… ぅぃっ………うぇえぇん…」
 ハヤブサの表情は苦痛と絶望に満ちていた。裏切られて犯されているのだ。涙が落ちて嗚咽が漏れてくる。
 イチジクが動画と写真を交互に切り替えてしっかりと記録していった。

 親友を裏切った挙句、何も得るものがなかったツバメも自然と涙が溢れてくる。
 足首にひっかかっていたパンツはスイカの激しい腰使いに耐え切れず親指のところまでずれてしまった。
「ゥッ…………………」
 延々と繰り返されるグラインドにいつしかツバメは昇天を迎えていた。
 同時にパンツがパサリと親指から離れた。
 ビクビクッとおちんちんが震える。
 熱い精液がハヤブサのお尻に流し込まれていく。
 スイカはそんなことに気づかず、構わず腰を打ち付けた。若いツバメのおちんちんはすぐに萎えずに挿入され続けた。逝った後もしごかれてツバメは苦痛を感じる。
 ハヤブサは不思議な感覚に囚われ、苦痛よりも快楽が増してきていた。
 そんな性癖なんてないと思っていた。女子に屈服させられて悔しいだけなのに。こんなことが快楽に変わるなんて理解が及ばない。

「ぁ…ん」
 ハヤブサの両足がピーンと伸びきった。
 いつしかハヤブサの包茎おちんちんの先っちょから白濁した精液が染み出てきた。
 ところてんだ。

 女子たちはしばらく二人の男子の射精に気づかず凄惨な連結ショーを楽しむのだった。

◆ツバメ&ハヤブサ派:ツバメ 戦死
◆ツバメ&ハヤブサ派:ハヤブサ 戦死
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Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。
 毎週金曜日更新予定。

Readme!
◇18歳以上推奨
 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
◇表現について
 作中にいじめ・暴力的な表現があります。嫌悪感を抱かれる方はお読みになられないほうがよいでしょう。
◇著作権
 一応著作権は主張します。
◇フィクション
 作中の人物・団体などは実在するのもあるかもしれませんが関連はありません。
◇リンクフリー
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