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女子のお誕生会で(11)2017-10-14(Sat)

 俺は素っ裸で大開脚をしていた。カッチカチに勃起したままだ。

「出てるじゃないの! もう!」
 怒った市河の声だった。無言で見てると思ったらここぞとばかりに批難してくる。市河はクソ真面目だからエッチな芸は許しませんという立ち位置なんだろうな。

「やだー! おちんちん!」渓口が愉しそうに叫んだ。
「いやーん もう!」伊駒は全速力で顔を背けた。
「ふぇぅ…っ」西濃は目を閉じて、本当に嫌そうに斜め下を向いた。
「てめー! なに失敗こいてんだよ!」と頬を染めて怒る喜多野。

 悲鳴はすぐに笑い声に変わっていく。

「あははっ 小さーい!」待ち構えていたかのように笑う笹木。用意していたかのようなセリフだ。
「だめだっ 受ける〜っ!」腹を抱えて笑う砂藤。
 ギャル二人組は臆することなく俺に近づいてきた。

 俺は我に返って露出してぶらんぶらんしているおちんちんを両手で隠した。
「ほら、立ちなさいよ」
「立たせてあげるって」
 両サイドから笹木と砂藤が俺の腕を抱えた。この二人は始めからこうするのが目的だったのか!?
「やめろや!」
「手伝ってあげるんでしょ。しっかり立って! ほらっ」
 転んだ男子が起き上がるのを手伝う優しい女子。ではない。両腕を持って行かれて抱き込まれてしまった。両手の自由が無理やり奪われる。股間ががら空きだ。俺はむくっと上体を起こされる。

「きゃあん! なによそれ! もうっ」
 渡部姉が顔を顰めた。勃起したおちんちんなど初めて見たに違いない。
「見るな! くそっ どっか行け! 出てけっ!」
 俺は体操座りのように膝を曲げて足をぴったり閉じた。かかとで股間を抑えて隠れるように工夫する。

「なによ! ずっと大きくしてたの!?」
 山元が騙されたというような顔をして怒ってきた。

 悲鳴を上げて引いている女子グループをよそに、怒る女子グループは立ち上がって近づいてきた。笹木と砂藤が先陣を切っているので来やすかったのだろう。
 山元、市河、喜多野が俺に前にやってきた。
「ちょっと、どういうことなの!? 説明しなよ!」
「ほんとそうだわ。はしたない!」
「返答いかんによっては殺すぞ!」
 彼女たちは親友に変なものを見せたことに対する断罪と正義感によって突き動かされていた。楽しい芸と見せかけて、女子たちの反応を見て興奮して勃起してましたなんて、女子たちからすれば裏切られたということになるのか。

「おら立てっ」
 喜多野に喉輪をされながら俺は体操座りの状態から強引に立たされた。
「んだよっ くっそ! 触んな! 離せ! バカ! ブスども! 見るなっ やめろ! こっから出てけ!」
 俺は泣きそうになってありったけの言葉で抵抗した。
 立ってしまって勃ってしまったおちんちんが隠せない。片足を上げて何とか隠そうとするが完璧には隠せなかった。屈もうとして、くの字に身体を曲げているのだが、「ちゃんと立て」と怒られて腕を引き上げられる。俺はソファーのほうへ連れて行かれた。

 観客席に飛び込むような形で俺はみんなの前に立った。膝で一生懸命、モジモジとおちんちんを隠す。しかし14人の視線は一つ遮っても全部は無理だ。あらゆる角度からおちんちんを見られている。
「見るんじゃねー!! ばっきゃーろー!!」
 俺はマジギレして激しく怒ってみせた。しかしカマキリ程度の虫がカマを広げて威嚇しても人間様はビビらない。女子たちは俺の威嚇に少しもビビることなく「どういうことなの!?」とぎゃーぎゃー問い詰めてきた。

「そんな小さい声で凄んでも怖くないぞ?」
 笹木が耳元でグサッと心を刺してくる。

「中邑さんに謝りな!」
 山元は親友の前で人を喜ばせる芸ではなく私欲に溺れた芸を見せていたことに対してかなり怒っていた。中邑は下を向いて両手で顔を覆っているばかりだ。罪悪感が植え付けられていく。

「どうして大きくさせてるのよ! 説明できないの?」
 市河が俺の後ろに回って尻をぺちんっと叩いた。反動でおちんちんがみんなの前でブラブラ揺れる。

「な… なんなんだっ このやろ!」
 喜多野も威勢はいいが攻め手がないらしい。勃起したおちんちんを見るのは初めてなのだろう。男の子っぽい容姿だが、恥じらう姿は割りと可愛らしいじゃないか。

「…」トラウマを植え付けられたかのような放心している顔の渡部妹。
「もうっ 最低!」妹の目を覆って部屋から連れ出す渡部姉。相当にお怒りのようだ。

「あれって包茎って言うんだよねぇ」ヒソヒソと杁山が守谷に話していた。
「ちょっと感動したわ。勃起って初めて見ちゃった」クスクスと守谷は杁山に感想を漏らしていた。
 むっつり女子コンビめ。違うクラス同士なのに、すっかり意気投合しているようだった。

「これはもうアレだよね。修学旅行のときみたいにお仕置きしなきゃいけないんじゃない?」
 柏城が意外にも積極的な意見を述べた。
「前は先生にお尻叩きされてたよね。今度はそれにプラスしておちんちん叩きしたらっ?」
 懲らしめちゃえっと小島が乗ってきた。

「ほら。どういうことなのか説明できないならお仕置きするよっ?」
 山元が詰めてくる。
 俺は「うっせぇ…ブツブツ…」と大声で言い放った。自分で思っているよりも声がでない。完全に萎縮してしまった。いくら男でもこれだけの女子に囲まれたら… 手も足も出ない…。卑怯なやつらめ…。しかしだからと言って認めるわけにはいかない。大勢に囲まれたからと言って女に男が負けるわけがないのだ。断じて認めない。
 結果、「うっせぇ…」としか言いようがなかった。

「声小さいよ! アソコは大っきくしてるけど!」
 あははっと寛容なグループの女子たちが笑った。
 渓口が女の子座りでしゃがみ込んだまま俺を見上げてきた。下を向いて表情を隠す俺を下から覗き込んできやがる。俺の悔しがる表情をニヤニヤと観察しているみたいだ。

 俺は自然と泣きそうになってきた。
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女子のお誕生会で(10)2017-10-07(Sat)

「まっ」とダイニングでお母さんが立ち上がった。

 え…。あれぇ…? 紙皿は…? 紙皿は床に落ちていた。俺は頭で理解するよりも早く悲鳴を聞いた瞬間に両手で股間を覆っていた。

「ぎゃっはっは!」笹木が腹を抱えて笑った。
「出ちゃった! 出ちゃったよっ おちんちんっ」渓口がみんなに流布してしていく。手を叩いて爆笑だ。
「やーだーもう!」顔を伏せて両手で顔を覆う中邑。耳が真っ赤になって相変わらず可愛い。

 西濃や伊駒なんかも顔を背けて頬を真っ赤に染めた。
 渡部妹はさすがにこの失敗は笑えないらしい。どうしていいか解らない様子だった。

「おまっ ちょっ この野郎!」真っ赤な顔で怒っている喜多野。怒っているから真っ赤なわけではなさそうだ。

「どうしたの?」
 お母さんが登場だ。それは「はい、もう中止ね」の合図だった。みんなの顔が曇る。俺は一瞬だけ安心した。いつまでも恥ずかしいすっぽんぽんで居たくないしな…。
「大丈夫よ」
 静香さんが母を遮る。

「紙皿が落ちちゃったけど。誰も見えてないわ。物凄く早く股間隠したもんね? 草凪くん」
「も…、もちろんですよ!」
 やっぱり俺は失敗したまま終われない。もっと拍手を浴びたかった。ぽろりしてないことを主張するんだ。

「みんな見えたって思い込んだだけだから。ね?」
 静香さんの説得にみんなは「うん、そうかも…」と納得したようだ。
「紙皿が落ちたから、てっきり出たって思っちゃった」
 てへっと明るく柏城がフォローを入れた。
「ちゃんと手で隠してるし。アタシ見えなかった〜」
 白々しく言うのは砂藤だった。笑いを噛み殺している。笹木もうんうんと頷いた。
 お母さんの圧力に女子たちはほぼ全員が俺擁護に回ったようだ。

 俺は早く紙皿を拾いたい。しかし渓口の近くに落ちているので拾い辛い。いつまでも両手でおちんちんを抑えているのは情けない姿で恥ずかしかった。
「そっか。大丈夫だったのね〜」
 お母さんは笑顔に戻った。もうお母さんも薄々は解っているみたいだったが、お母さんにも大人としての立場があるからぽろりしたら中止にしなければならない。しかし娘の誕生日だ。野暮な真似はしないだろう。
 それが証拠に後は任せたわという感じで静香お姉さんに告げていた。
「じゃあお母さんはちょっとお父さんをお迎えに行ってくるから」

 逆に言うとそれまでにこの卑猥な芸は終わらせておけよということだ。俺は燃えた。これでまだやれる。完璧に芸をこなして楽しませるんだ。

「危なかったねー。もう少しでぽろりんしちゃうところだったわね。はいこれ」
 静香さんが紙皿をひょいと拾い、俺に差し出した。
 しかし右手で竿と亀頭、左手で竿の下と玉を隠しているので、おいそれと手は離せなかった。どうしようか迷っているとお姉さんが手を近づけてぴたっと紙皿を股間に充ててくれた。
 細くてキレイな手だ。良い匂いがするぅ…。
 さわ… と紙皿が股間を覆って俺は両手を離すことができた。俺は今、お姉さんに紙皿越しにおちんちんを触られているんだ…。ぎゅっと押し付けられて「早く持ちなさい」と言っているみたいだ。俺は幸せな時間をすぐに終わらせる。自分で紙皿を持った。
 ふさぁと静香さんの去り際にいいシャンプーの匂いが漂う。おちんちんがビクビクと反応している。ちらと中邑のムスッとした表情が視界に入った。なんでそんな顔をするのだろうか。
「こほんっ」
 俺は口を閉じて「続きやりまーす!」と明るく振る舞った。こんなもん、恥ずかしがったら負けだ。楽しい雰囲気でお母さんを送り出さないとな。

「待てー! 変質者!」
 俺はその場でかけっこをする。刑事になったつもりで架空の犯人を追いかけた。ジャンプして途中でツイストを踊った。
「いいぞー草凪っ」
「完璧だよー」
 笹木や渓口が場を盛り上げる。

「銃を捨てろーい!」
 俺は口で「パキューン!カーン!パキューン!カーン!」と撃たれる真似をして股間を突き出した。腰を振るようにして紙皿で銃撃を防いだと見せる芸だ。

 女子たちの前ずっとおちんちんは勃起している。紙皿でうまく隠してあるので問題ない。完璧だぜ。お母さんが気を使ったのかお父さんを迎えに行くらしい。準備をして部屋を後にした。

「俺ですかー? 俺は丸腰デカですよー!!」
 おどけて笑いを取る。

 女子たちの笑い声が子供っぽい笑みから質が変化する。もっと大人っぽくなったというか、逆に子供っぽく悪戯な笑みになったというか…。邪魔な大人が居なくなったよとせいせいしているような感じだ。

 俺は真横を向いた。
 みんなは俺の側面を見ている。股間から紙皿をカパッと離して女子たちに向けて紙皿の底を向けた。俺は下を向いて自分のそそり勃った肉棒を見下ろす。紙皿の圧迫がなくなったので上に向かって立派に勃起していた。しかしみんなからは見えないように紙皿でしっかりガードしてある。ハァハァと興奮してきた。股間を抑えているときはしっかり隠しているという感覚があったが、今は完全に露出しているのだ。誰かに正面に回られたら一環の終わりだぞ。

「やだぁ〜 あははっ」中邑も楽しそうに笑っている。やっと彼女に笑ってもらえた気がした。走る真似をした後で、俺は元の正面ポジションに戻る。
 もっと中邑を楽しませてあげたい。

「あ、草凪っ。外に人がいるよー!」
 笹木が何気なく口走った。
「えっ」
 俺は振り返る。これが失敗だった。開け放しのベランダの外は誰も居ない。騙されたのだ。もし本当に人が居たらさっきの芸で丸見えだったはずだ。焦ったぜ…。
 ぱっと元のようにみんなのほうを向き直る。笹木と砂藤が立ち上がっていた。微妙に一歩近づいている。

「ちょっ」
 俺はかなり焦った。この芸は近づかれるとヤバイのだ。一歩近づかれるだけで恐怖指数が上がる。後ずさってしまう。
「おっつ!?」
 滑っていた。

 すってーん!
 自分で脱ぎ散らかしたブリーフに足を滑らせたのだ。
 ブリーフがポーンと女子たちの居る観客席に飛んだ。ひらっと落ちてきたブリーフを中邑がキャッチする。キャーッと悲鳴の嵐だ。しかしこの悲鳴はブリーフが飛んできたことによるものではなかったようだ。

「きゃーっぁ!!」
 キーが異常に高い悲鳴だ。中邑の声だな。
 紙皿を落としていた。
 俺は予期しない転倒で焦って受け身を取っていた。床に手をついて紙皿を股間から離してしまったわけだ。
 びんよよよーんと肉棒が女子たちの目の前で大きく振れたのだった。

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女子のお誕生会で(9)2017-09-30(Sat)

 薄っぺらい紙皿の落下軌道は読み辛い。
 おぼんとは訳が違うのだ。
 これはまずい…。
 びよよんっと勃起したおちんちんが女子たちの目に晒されるまで、後、ゼロコンマ何秒だろうか。このまま丸出しにして恥を晒して生きるのか? そんなのはダメだ。立派に芸をやり抜いてみせる!

 スローモーションで紙皿が飛んでいく中、おちんちんは高速でびよよんと激しく前後に振れていた。女子たちの大半はこのエレクト状態のおちんちんを見たことは、たぶんない。
 見られて堪るか!!
「うぉおおおおお!!!」
 俺のチャクラが全開だ!
 ひらひら舞う紙皿。前方に弾き飛ばされただけなのでまだ間に合う。バシッと右手が紙皿の底を捉えた。そのまま、ばちいんっと股間に叩きつける。

「ぅぐ…」
 ふぅ…。

「おおお…」
 女子たちの歓声。
 ぱちぱちとまばらな拍手。
 落ちそうで落ちなかったので芸は成立しただろう。「すごいねー」という声が3割。「なぁんだ」という落胆の念が7割くらいか。

「すごいじゃーん草凪っ。ぽろり回避!」
 喜んでいるのは笹木だ。満面の笑みで俺を讃えている。パチパチと指先を反らして拍手するほどだ。しかしどこか小馬鹿にしている感が否めないな、コイツの場合。

「ねえ今みんな見えた?」と山元がはしゃいで全員に訊ねた。
「今のは早業だったね〜。見えなかったよ。すごいすごいっ」と喜ぶ渓口。
「ちょっとドキドキした。草凪って芸達者じゃん」と褒める秀才お嬢様の小島。
「ちっ 惜しかったな。もう少しでぽろりんだったのになっ」とガサツな喜多野。

「うるせぇっ。どうだっ。これで満足か!」
 俺はふと女子たちの前で全裸で勃起して何やってんだ… と我に返った。真っ赤っカァ〜っと顔がどんどん熱くなっていく。何だか変だ。昔と違う。プールの授業で女子と一緒に着替えているときにおちんちんをプラプラ露出させて恥ずかしがるコイツらを見るのはおもしろかった。だがこうしてヤレヤレと囃し立てられて、紙皿で隠しているとはいえ全裸になるのはかなり恥ずかしい。
 自然と背が曲がって内股になっていた。

「まさかそれで終わりじゃないっしょ? 次は?」砂藤がニッと口を曲げて笑った。
「草凪ならもっとすごいのできるしっ」笹木はオレンジジュースをストローで飲んでから合いの手を入れる。自慢げに言いやがって。俺を乗せようとしているようだ。

「ちょ…」

「もっと!」渡部妹が可愛く頭のリボンを揺らして拍手した。
「ね〜。見たいよね〜?」鼻メガネを装着した山元がここにきてテンションを上げてきた。
「やれやれーっ」便乗しているのは柏城だ。ぽりぽりとお菓子を食べながら拳を振り上げる。
「なんか前にぽんっと飛ばなかった? ふつーあんな風になるかな?」市河が隣の小島にヒソヒソと耳打ちをしている。
「テレビに出れるよ。デビューしちゃえっ」きゃっきゃと上げてくるのは渡部姉だ。

 結局、俺の声は掻き消されてしまう。

「ちっ すげーのやってやんよ!」
 俺は紙皿を右手で抑えたまま頂点を持つ。これを一瞬にしてひっくり返すのだ。やってやる。何だか頭に血が上ってきた。こんな簡単な芸でぽろりするわけがない。大丈夫だと言い聞かせた。よっぽどのアクシデントがない限りは見えやしねぇよ。

 ゴクリと息を呑む女子たち。

「ハァーァァァ…」
 右手に力を込めた。
 女子たちのキラキラした目が俺の股間に注目する。辺りが静まり返った。おちんちんはまだ勃起中だ。しかし紙皿を少しだけ浮かせて高速回転させれば問題ない。俺ならできる。

「せぇい!!」
 くるっと紙皿を回転ドアのように回転させた。
 カスッ
 紙皿を見事にひっくり返して俺はじゃーんと左手を広げた。

「…」
「え…」
「きゃっ」
「なに今のっ?」
「え、見えなかったよ」
「やだぁ〜 出ちゃったんじゃない?」
「見えた? 私 見えなかったけど。でも遅かったよね」
 同時に喋りだす女子たち。次第に声が大きくなっていった。

「きゃー!!」
「やんっ なんか見えたよ!!」
「いやー! 何かぶらんってなったもん!」
「やったな! 草凪!」
「ぷっっはっはっはっ!!!」
 次の瞬間、悲鳴と笑い声が同時に響いた。

 最後に笑ったのが笹木だということ以外は誰が何を喋っているのか解らなかった。
 『出た』のだろうか…? いや、紙皿は高速回転させたはず。しかしおぼんほどの硬さがないペラペラの紙皿では俺のスピードについてこれなかったのか? それに回転させたとき、硬い肉棒に紙皿がカスッと掠った気がする。確かにぶらんっと紙皿の外にぽろりしたような気もした。脂汗が垂れてくる。

 ちらとダイニングを見ると中邑のお母さんは笑顔だが、目が笑っていない。おちんちんを娘たちの前で露出したらPTAで断罪しますよの目だ。

「出たよな!?」喜多野が何やら興奮した様子でみんなに聞いていた。
「私は見えなかったよ」伊駒がおっとりと答える。
「も一回やって! ちゃんと見えなかった」砂藤がなぜか怒っている。
「見えちゃったよ… もうっ」小さくつぶやく中邑。困り顔で顔を真っ赤にして可愛い。俺は彼女の声を聞き逃さないぞ。

 このまま芸失敗と思われるのは納得がいかない。
「見てろっ」
 調子に乗った俺は再び構える。女子たちの反応から見えたと言っているのは2割程度。つまり、もっと高速で回転させれば見えないはずだ。
「ハァァー…」

「みんな静かにして、草凪がやるって」笹木が前のめりになってこちらに顔を近づけた。
「今度こそぽろりだっ」渓口も寝転んで体制を変え、下から見上げてくる。

「ちょっ ソコ! その線からこっち出るな!」
 俺に叱られた渓口は少しだけ下がった。まったく近頃のガキは…。

「さっき絶対出てたって」守谷がまだコソコソと誰かと話している。
「見えなかったなぁ」残念そうな丸っこい顔の杁山。

 俺が構え直してやっとシーンとなる。今度こそ確実にクレームを入れられないくらい完璧に回転させるぞ…。紙皿がぺらっとなるから高速回転についてこられないというなら、今度は指先を広げてやるか。指を傘のように骨組みに見立ててやるのだ。
「ハァァー…」
「ごくんっ」
 女子たちの顔が何だか熱っぽい。みんな頬がほのかに上気してピンクに染まっていた。視線が熱い。木から落ちそうな子どもを見守る母親的な心境なのか、心配そうな顔だ。

「せぇぇぇぇい!!!」
 紙皿をくるりと回転させた。
 よし。今度は肉棒に当たらなかった。ブランブランしなかったぞ。

「キャー!!!」

 一斉に悲鳴が上がった。
 ぷら〜んとおちんちんがぽろりしている。
 あれ…?
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女子のお誕生会で(8)2017-09-23(Sat)

「早く続きっ」
「やれやれっ 丸出しにしたらアウトだよっ」
 ギャル的なノリで笹木と砂藤が盛り上がっていた。

「…走って跳べよっ」
 喜多野は取り繕うように声を張り上げた。キャラを保とうとしているのかも知れない。

「失敗しちゃえっ」
 むしろおちんちん丸出しを大いに期待するガキっぽい発想の渓口。根っからの悪戯っ子だ。

 なぜかビクビクッ ビクンッとおちんちんが跳ねた。
 勃起はバレていない。
 だから大丈夫だ。芸はまだ続けられる…。ずっと隠していればいいのだから楽なものさ。

「滑るから靴下脱いだほうがいいよ〜」
 柏城が心配そうに教えてくれた。お節介な彼女らしい発言だ。渓口なら気づいても間違いなく黙っているだろう。
 俺は「いや気づいてたけど?」みたいな顔で「クスクス」と笑う女子たちを制した。身体を曲げて靴下をスッスッと脱ぐ。転ばないように気をつけながらだ。
 脱いだブリーフと靴下は芸の邪魔になるから後ろに放り投げた。これで全裸だ。変な帽子・メガネと蝶ネクタイ以外は一糸まとわぬすっぽんぽん。しかも絶賛勃起中だ。直径の短い薄っぺらな紙皿だけが生命線だった。

「やるじゃん草凪っ」
 サイドポニテの笹木が髪を揺らしながら微笑んだ。珍しく人を褒めてやがる。俺も男らしいだろとばかりに胸を張った。

「さっきはびっくりしたけど草凪ってやっぱ芸達者なんだよね」
 中邑がピンクに染まった頬で隣の西濃と伊駒に解説している。「あれがウチのクラスの変態よ」というニュアンスが含まれていた。

「盛り上がってきたじゃない」
 ダイニングから静香さんがお菓子の皿とケーキを持ってきた。中邑が「あ、飲み物もいるよね」と動こうとするが隣の伊駒に制されて、何人かが飲み物と食べ物を運ぶのを手伝った。
 ツイスターゲーム会場は一転して草凪100%オンステージとして観客席ができあがっていく。静香さんが一旦離れれてビデオカメラを持ってきた。ローテーブルの上に設置されて完成だ。

 ポッキー的なものをポリポリしながら笹木が笑う。
「お待たせ草凪っ。さ、始めちゃってー」

 女子たちが娯楽として俺の芸を待ち望んでいる。みんなの目がキラキラしていた。中邑を祝うためにみんなおめかししてる。普段着と違って余所行きの良い服だ。お洒落に着こなして、慣れないメイクも軽くして、香水なんかも振って。特に中邑の普段と違う下ろした髪型は黒髪ストレートで、まるでお姫様のようなきらびやかさだ。
 ガキンチョの渡部妹でさえ頭に大きな赤いリボンを付けてお洒落を楽しんでいる。14人の少女と大人な静香さんとついでに中邑のお母さん…。みんなちゃんと服を着ているんだ。
 それに対して俺は普段通りの小汚い恰好でノコノコと現れ、挙句、普段以下のすっぽんぽんという恥ずかしい姿になった。
 男の俺だけが今から風呂に入るみたいに素っ裸なのだ。クラスメイトの女子の家で全裸…。みんなが見ている前で、生まれたままの姿。小さな紙皿でおちんちんを隠した状態…。
 ジロジロ…、クスクス…、うふふっと女子たちの表情が朗らかだ。優位に立った者の笑み。民主主義国家の裕福な家庭に生まれたお嬢さんたちが、着るものもなく、独裁と飢えで苦しむ最貧国の俺を笑ってやがる。
 動物園で檻の外から発情する猿を見ているみたいに、水族館で柵の外からアシカショーでも見るみたいに。観客席から自分に害が及ぶことはないと思って安心して見ているんだ。
「…」
 俺は悔しくて何とかしてこいつらにも同じ「恥ずかしい」を味あわせてやりたいと思った。

「ボサッとしてんなよ! 恥ずかしいんか?」
 喜多野が調子を取り戻したように野次る。あははっとみんなに一際大きく笑われてしまう。しまった…、動きを止めたりすると恥ずかしがってると思われちまう。
「うるせー。ボケッ! 今からやんだよ!」
 照れ隠しに怒鳴って俺は両足を開く。
 紙皿の裏で金玉がぶらりんっと揺れた。誰にもバレていない。
 構えて…。
 左手で押さえていた紙皿をパッと離し、一瞬で右手でフォローする早業を見せてやろう。…と思ったのだが勃起していることを思い出した。
「………」
 冷や汗が垂れる…。

 しーんと静まり返り、固唾を呑んで女子たちは注目している。今か今かと裸芸を期待の目で見守っている。ゴクリと中邑が唾を呑んだ。女子たちの息遣いが聴こえる。

 まずい。
 手が離せない。
 今、左手を離したら重力でひらひらと落下するよりも先に、靭やかに硬く勃起したおちんちんがバネとなり紙皿をぽーんと前方に弾き飛ばすだろう。
 勃起おちんちんを見られてしまう…。
 そう思うと益々ビクンッとおちんちんが脈打った。

 いや、大丈夫。問題ない。
 ばいんっと紙皿を前方に弾き飛ばす前に俺の右手が抑えればいんじゃね?

 簡単なことだ。
 俺ならできる。
 あまり時間をかけるとまた早くしろとクレームが入るだろ…。
 俺は意を決した。

「ハッ」
 左手を高らかに上げ、顔の横にパッと指を開いて戯ける。
 右手は高速で股間へ。

 ばいんっ

 紙皿が弾け飛んだ。

 どくぅん… どくぅん…

 心臓の音がヤケにスローで響いてきやがる。視線だけ下に向けてみるとカッチカチに勃起したおちんちんが紙皿を高速で射出するところだった。紙皿がばいんっと前方に飛んでいく。0.5センチ… 1センチ… 2センチ… 4センチ… 8センチと離れていき、空中に放り出されるペラペラの紙皿。
 これでおちんちんを覆い隠すものはもう何一つない。

 女子たちの目はきらきらと輝き、一瞬たりとも見逃すまいと瞳を光らせていた。ふんーっと鼻息やはっと息を呑む息遣い、「ぁ」という誰かの小さな声まで聞こえてきた。
 俺と彼女たちの間には薄い紙皿が一枚だけだ。
 女子たちは半円状に広がっているので、その角度からはギリおちんちんが隠れているだろうと思う。
 みんなの顔がどんな表情なのかよく伝わってきた。
 邪魔な紙皿、はよ落ちろと呪いの念が飛んでくるようだ。
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女子のお誕生会で(7)2017-09-16(Sat)

 裸になることに躊躇していると思われてはいけない。
 男はいつも堂々としていればいいのだ。

 そう思っていた。だがブリーフが膝を通り抜けると急速に恥ずかしさが増していく。昔はおちんちんを女子の前で丸出しにして踊って見せつけ、笑いをとるくらいなんでもなかったはずだ。それなのに後悔している自分がいる。

「いいぞ〜」
「きゃあっ」
「早く脱いじゃえ」
「いやぁ…」
 女子たちは各々、声援を送り続けた。

 ぷるぷると震えて出す。片足を上げてブリーフを脱ぐときに転んだらまずい。興奮しているわけでもないのに訳も分からず勃起しているのだ。このエレクトした状態を見られるのは、おふざけで裸になって笑いを取るという次元とはかけ離れている。意味合いが違ってくる。だから万が一にも紙皿は退けるわけにはいかない。

 右手だけでブリーフを引き下ろしていく。身体をくの字に曲げ、ブリーフが足首に到達する。慎重に…。だが迅速に脱ぎ去らなければならなかった。脱ぐスピードが遅いと躊躇していると思われてしまう。

 すっと左足を上げブリーフを引き抜いた。と思った。
 あれ…。
 ぐらっ… とバランスが崩れる。普段ならこんなことでグラつくわけがないのに…。
「おっ …と」
 とっとっと… などと右足でケンケンして女子たちが見ているソファーのほうへ近づいてしまった。
「きゃっ」
「やぁだ!」

 悲鳴が俺を焦らせる。

「転ぶよっ!」
 渓口が俺のアクシデントを待ってましたとばかりに起きて欲しい現象を口にする。期待に胸膨らませた表情だ。

「…と」
 何とか踏みとどまった…。
 かかとに引っかかっていたブリーフを引き抜いて左足を大地に根付かせる。女子たちは「ホッ」としたような「なぁんだ」と言うようなそれぞれ悲喜こもごもだ。

 ここで転んだら勃起したおちんちんがブラブラと飛び出ることになって悲鳴の嵐だろう。俺もお婿に行けなくなってしまう。人体切断マジックで本当に身体が真っ二つになるようなものだ。そんなエンターテイナーの端くれにも置けないミスを犯すところだった。

 ドキドキしながら右足からすっとブリーフを引き抜いてやった。
 どうだ。靴下を除いて堂々と恥ずかしがらずに全裸になってやったぞ。恥ずかしがって脱ぐのを躊躇すると余計に恥ずかしいものなのだ。俺みたいにスッスッスッと脱げば何も恥ずかしくない。スッと顔を上げ、ドヤ顔で女子たちを見る。
「!?」
 近い!

 手を伸ばせば笹木の頭を叩けそうなくらい近かった。笹木はちょっと口を開け、びっくりしたような表情で頬を染めていた。ケンケンしてちょっと前に出たことでこんなに観客席と近いのだと実感する。28の瞳がくりっと裸の俺を間近で注視しているのだ。

「…」
 俺は慌てて何ごともなかったかのようにバックする。何だか顔が熱かった。戸惑っているなどとバレてはエンターテイナー失格だ。澄まし顔で元の位置に戻る。
「っぁっ!?」
 足がもつれ、つるっと滑った。

 すってーん!

「きゃー!!」
「やだーっ もうっ!」

 しまった!
 一斉に女子たちから悲鳴が上がる。今日イチの声量だ。
 ガタッとダイニングでお母さんとお姉さんが席を立った。「あの100%の芸ね。おもしろいからいいわね」と微笑んでいた大人たちが慌てたのだ。ここでバッキバキに勃起した猥褻物を陳列してしまったらちょっと主催者としては聞いていた話と違いますけどという雰囲気である。

 俺は足をVの字に天高く掲げ、女子たちに股間を差し出していた。

 左手の紙皿は… しっかり股間にベタ付けだ。
 受け身は右手だけ。この左手は密着させたまま離すわけにはいかないという意志が勝った。

 一瞬、目が鬼のようになったお母さんとお姉さんは「なんだ、大丈夫なのね」という顔でイスに座り直した。
 女子たちも早とちりで顔を伏せているやつが中邑を始めとして何人もいた。おちんちんがぽろんっと露出したのだと思い込んだのだろう。少女たちの頭の中でおちんちんがゾウさんの鼻のようにブラブラと揺れるエッチな想像を働かせたに違いない。どエロめ!
「ちょっ 嫌だっ」
 本気で嫌がって顔を覆い伏せる中邑。
「ひぃやぁんっ」
 この素っ頓狂な悲鳴は誰だ?
「ひゃっ」
 意外なのは喜多野だ。彼女は女の子みたいに顔を赤くして両手で顔を覆っていた。オラオラ系かと思ったら異性の裸に耐性はないらしい。
「ぶっははっ!」
「だっさーい」
 目を逸らさない笹木と砂藤はちゃんと股間が隠されていることにいち早く気づいている。単純に転んだことが面白いようだ。
「あはははっ!」
 渓口も無邪気に笑っていた。彼女の反応でおちんちんが本当に露出したわけじゃないと悟った女子たちが片目を少しずつ開き、両手を顔から離していった。
 ぽけっとしていた渡部妹もやっと面白さを理解したのか手を叩いて喜んでいる。だいたい子どもって人の失敗で笑うんだ。

「!?」
 ぬぅっと首を伸ばして守谷が俺の股間が凝視していた。なんとかおちんちんが見えないものかと真剣な眼差しだ。
 俺はささっと立ち上がる。

「……」
 もう一人、ぽっちゃりの杁山も目を見開いて首を傾げていた。電車で真向かいに座った女子高生のパンツを覗こうとしているおじさんみたいに下から見れば行けるんじゃ?といった表情だ。
 渡部姉と西濃はまだ顔を伏せていた。恥ずかしがりめ。

 キッ
 市河が睨みつけるようにメガネを光らせていた。こいつは真面目だから怒っているのかも知れない。お母さん的な見方をしているようだ。バカの癖に。

 伊駒は落ち着いた顔で眺めている。むしろ冷めきっているようだ。

「写真撮ってやろうと思ったのにっ」
「なんだ、びっくりした。おちんちんが出ちゃったのかと思った」
「むしろミスしたと見せかけた高度なエンターテイメントかもっ」
 きゃきゃと囃し立てる山元、柏城、小島。

 女子たちの様々な反応でおちんちんは硬度を増していった。ビクビクンッと紙皿を跳ね除けようとしている。
「くっ…」
 俺は堂々としていなければならない。これは小島が言うようにわざとミスったフリをする高度な技術なのだ。なのに背が丸まり腰が引けている。
 何だか異常に顔や耳がグツグツと熱いんだ…。
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女子のお誕生会で(6)2017-09-09(Sat)

「きゃーっ」
 黄色い悲鳴が方々で上がる。

 けっ。
 まだTシャツを脱いだだけなのに、この程度で悲鳴とは。女というやつはピーチクパーク煩いったらないぜ。

 俺はカーテンの全開になったベランダを背にして上半身裸になった。窓も開いているので涼しい風も入ってくる。
 Tシャツを脱ぐときに例の変な帽子が邪魔だったので一緒に脱げたわけだが、もう一度ちゃんと被り直した。ただ全裸になるよりもこういうアイテムを身に付けていたほうが衣装っぽくていい。蝶ネクタイとHAPPYとデザインされたメガネもあるので、これでただの素っ裸ではなくなる。れっきとした舞台衣装なのだ。

「やだ、なんか乳首勃ってる…」

 誰かが小声で誰かに耳打ちをしている。構うもんか。何も恥ずかしいことなんてない。ハーフパンツに手をかけてボタンを外し、一気に下ろす。
「きゃーっ」
「いやだっ」
 ブリーフ姿の俺を見て女子たちはより一層、声を上げた。
 おちんちんが少しムクリと反応する。

「本当に脱いでるしっ」と小島。
「マジでやるんだっ」と渡部姉。

 ムクムク…。

「なんか動いてない?」と山元が市河に聞いていた。

 見られてる…。
 ムクムクムク…。

 俺は清々しい気持ちで足でハーフパンツを蹴飛ばした。床に置いておいた直径15センチの紙皿を拾い上げる。軽く股間に充てて半勃起のおちんちんをさり気なく隠した。
 何だろう、この気持ち…。背を反らし、胸を張った。足も肩幅に開いて威風堂々と下着姿を見せてやった。紙皿で勃起し始めているのは隠しているが…。これは女子たちが恥ずかしいだろうから隠してやっているだけだ。
 慌てているのはむしろ女どものほうなのだ。

「もうっ」
 中邑なんか頬を染めて目線を逸らしているじゃないか。俺が堂々と澄ました顔で裸体を向けてやったので彼女は恥ずかしがっている。

「いいぞいいぞっ」
 しかし笹木はゆったり床に腰を下ろして笑っていた。渓口も足をバタつかせ、手を叩いて笑っている。中邑と違って女らしさの欠片もない。

 女子の反応は様々だ。
 中邑の両隣に座る西濃と伊駒も顔を赤くしている。恥じらいがあって大変よろしい。
 伊駒の隣にちょこんと座る渡部妹は小首を傾げ、何が起きているのか解っていないようだった。こいつは裸芸の何がおもしろいのかも解らないだろうな。

 ショーを単純に楽しんでいるのは笹木を筆頭に、渓口、山元、柏城、喜多野、砂藤、渡部だ。彼女たちはノリが良く、手を叩き喝采を上げ、大いに笑ってくれた。せっかく芸をやるのだからコイツらの反応が一番正しい。
 「うわぁ、よくやるよ…」と呆れた様子なのは小島。
 そして「低能ね」といった表情で俺を蔑むのは市河。
 じぃ〜っと何を考えているのか解らない感じで見てくるのはぽっちゃり杁山。
 最後に目を見開いて鼻の穴を広げている守谷。

 杁山と守谷はちょっと耳が赤くて、目は充血している。熱っぽい視線で興味しんしんといった様子だ。

「どうした? 早く脱げよっ」
 身も蓋もデリカシーもない喜多野はアハハと笑いながら野次を飛ばす。女子の反応を見ていた俺はふと我に返った。ハーフパンツを脱いでからブリーフを脱ぐまでの時間が長いと、まるで俺が恥ずかしがっているみたいだ。そんなことがあるわけがない。男はいつだって堂々としているものだ。俺は躊躇なくブリーフを下ろしてやる所存である。

「靴下もちゃんと脱げよ」
「っ!!?」
 ブリーフに手をかけたところでまた喜多野が声を上げる。群衆の中に笑いが生じていた。こういうのは靴下を脱いでからブリーフじゃないのか? という突っ込みだ。
 俺が恥ずかしさのあまり脱ぐ順番を間違えたんじゃないのかという空気だった。脱ぐ順番などどっちでもいいだろう!
 俺は敢えて間違ったんじゃないと示すために紙皿を股間に充てながら先にブリーフを脱ぐ。

 片手でブリーフの両サイドを少しずつ摺り下ろして膝まで下ろしてやった。大丈夫だ。股間は紙皿でしっかりガードしてある。

 女子たちの空気感が変わった。

 息を呑むというのか、笑いが引っ込んで「おぉ」という感心が高まったようだ。笹木、渓口、砂藤だけはまだショーを楽しむノリで手を叩いて笑っていた。しかし「本当に全裸になるのかよ」と表情が一変したのは喜多野だ。俺が脱げずに泣き出してしまうのを期待でもしていたのだろうか。勇気のあるやつだと喜多野は俺のことを認めたようだ。
 柏木と渡部姉はショーを楽しんでいたが、少し恥じらいが上回ってきた様子で頬を染めて目をパチクリとさせる。マジックショーで『人体切断』にタネがあると解っていても「ほんとに大丈夫かな?」と心配するような感じだろうか。

 中邑は両手で顔を覆うようにして口元を隠した。顔が真っ赤で身体を引き気味にしている。西濃は下を向いて、伊駒は甲斐甲斐しく中邑を守るように身を寄せていた。
 相変わらずぽけーっとした様子の渡部妹。

「いやだっ もうっ」
 中邑は誰よりも恥ずかしがっている。お母さんとお姉さんの前だから殊更なのかも知れない。修学旅行のときは夜だったし状況が状況だからな。
 チラチラと横目で俺の股間を見てくる。

 ムクムク。
 ムックゥ…。
 半勃起だったおちんちんはバキバキに硬くなっていった。紙皿を押し退けようとしているのかと疑うほどに俺の押さえつける力に反発してくる。
 紙皿の上からでも硬さが解るほどにカチンカチンだ。
 大丈夫だ。女子たちにはバレていない。

 あ… れ…?
 でも少し… 恥ずかしくなってきた… ぞ…?
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女子のお誕生会で(5)2017-09-02(Sat)

 ツイスターゲームは女子たちだけで大いに盛り上がった。
 俺はと言うとダイニングのテーブルでグラスを片手にスナック菓子を口に入れているだけだ。味などしない。そして少しも楽しくない。当たり前だろう。女どもがキャッキャと楽しそうにしていても男にとっては苦痛の時間なのだ。
 ましてや男子は俺一人だけ。女子のほうでも俺のことを腫れ物のように扱っているようだ。わざと話しかけないようにしている…。敵視すらしているみたいだし。俺だって好きで来たんじゃないのに。
 帰ろうにも、中邑のお母さんが入り口付近のイスに陣取っているため、悪い気がして出ていけない。

「楽しんでる?」
 静香さんが隣の席に座ってくる。「コーラでも飲む?」と紙コップを持ってきて注いだ。
「いつも麻里子と仲良くしてくれてありがとうね」
 などとお姉さんは笑顔で接してくれた。
「一人じゃつまんないでしょ? こういうときは男も女も関係なく騒いだほうが楽しいんだから」
「はぁ…」
 そう言われても男が女子なんかと遊ぶのは格好悪いと思う。男は男同士でサッカーとか野球をやるもんだ。女のママゴトに付き合うなんて他の男子にバレたら仲間に入れてもらえなくなる。
「一緒に遊んだら?」
「うぇ〜…」
 俺は嫌そうに答えていた。
「みんなも男の子と遊ぶのを恥ずかしがってるだけなんだから。君から声をかけなきゃ。ほら、入れてって。言ってみたら?」
「そんなことできるわけねーしぃ〜…」
「じゃあ、お姉ちゃんと遊ぶ?」
「ぃ、いやぁ〜…」
 段々と顔が熱くなってきた。少し歳上の女に優しくされるとどうしていいか解らない。ドギマギとしてしまった。そんなことをおくびにも出さないように俺はぶっきらぼうに「あいつらと遊んでも楽しくねーし」とか「女とは遊べんっ」などと答えていた。

「ほらいこっ」
 静香さんは俺の言ったことを聞いていなかったのか手を引っ張ってリビングの中央に連れて行く。俺は仕方なく嫌々だが女の園へ降り立った。
「みんな。草凪くんも一緒に遊びたいって」
 そして言ってもいないことを静香さんはみんなに告げるのだった。

「は? 遊びたい?」
 笹木は口の端を少し捩じ上げた。いかにも小馬鹿にしたような感じだ。ムカつく顔をしているが、ツイスターゲームの途中で四つん這いになって苦しそうな顔をしているので、それで少しは溜飲が下がった。

「あんたからそんなこと言うなんて珍しいじゃん」
「い、言ってねーし!」

「でもまぁ入れてあげようよ。せっかく来たんだから」
 中邑がソファの中央から慈悲深い言葉を告げる。普段と違って着飾った彼女はまるで王女様のように気品に満ち溢れていた。

「でもなー。プレゼントも持ってこないヤツがさー」
 喜多野が振り向きざまに蔑んだ目をする。ツイスターゲームの途中で大股を開いて笹木に跨っていた。
「ふつー持ってくるよな」
 がさつで有名な彼女らしく、誰もが思っていて口にしなかった俺の非礼を憚(はばか)りもなく責め立てた。

「あーアタシも思ったソレ。渡部の妹ちゃんでも色鉛筆セット持ってきたのに」
 砂藤が続く。

「そうそう、常識がないんだよ。草凪は」
 笹木が解ったような口調で後を継いで言い放った。

「もー…。それは別にいいんじゃない?」
 中邑はこれ以上言ってやるなよといった感じで少し困った顔をする。

「男子だからしょーがないか」
 渓口が床に寝っ転がったまま口を挟んだ。

「でもさー。こういうことはちゃんとしたほうがいいって」
 砂藤はしかし譲らない。プレゼントも持ってこないようなやつを仲間に入れるべきではないと厳しい。全体的にはどちらかと言うとみんな同じ意見のようで、中邑もそれ以上は擁護できなくなってくる。

「くっ」
 どうしても遊びたいなんて言ったつもりもないのに。俺がワガママを言っているみたいじゃないか。いつの間にか静香さんもダイニングに戻ってしまったようだし、俺も引き返そうと思った。

「何か芸したら?」
「あー、そういうんでもイイんじゃない?」
 笹木と砂藤が頷きあった。
 な、なんだと…。

「プレゼント代わりに皿回しとかして盛り上げなよ」と砂藤。
「歌とかダンスは?」と渓口。
「草凪にできるわけないでしょ」と中邑。
「腹芸ならどう? 誰でもできるし」と杁山。
「キモーい。イヤー」と渡部の妹。

 女子どもは俺の意見も聞かずに勝手に盛り上がり始めた。

「何やってもらう?」
 渓口などはキラキラした目で足をバタバタさせている。

「草凪100%やったら?」
 笹木が被虐的な笑みを浮かべて俺を見る。

「な…」
「得意でしょ? あんた」
「ぇ…」
裸芸とか前にやってたし」
「いや、アレは…」
 芸じゃない。消したい過去の話をしないで欲しい。

「いいじゃんソレ」と渓口。
「ぷっ 草凪100%。おもしろそー」と山元。
「プレゼントがないんだからそれで許してあげるわ」と砂藤。
「やぁだー」と中邑。
「草凪得意の噂の裸芸ね。やってよ!」と柏城。
「手ぶらで来たんだからそれくらいやれやれっ」と笑う喜多野。

 俺は口を挟めずにジリジリと下がる。

 しかし笹木は確信犯的に俺を追い詰めてきた。
「一緒に遊びたいんでしょっ。あんた裸になるのに躊躇しないキャラなんだからいいじゃん」

「おぼんでアソコ隠すんだよね!」
 渓口が身体を起こしておぼんを探しに行った。
 ダイニングでゆったりと寛ぐ中邑のお母さんとお姉さんは子どもたちの暴走を「あらあら微笑ましいわね」みたいな様子で眺めているだけだ。おぼんを取りに行った渓口に「これでいいんじゃない?」と紙皿を渡す。
 直径15センチくらいの小さいやつだ。

「やーれっ やーれっ」
 女子たちは妙な盛り上がりで手拍子を始めた。渓口が戻ってきて紙皿を俺に渡す。笹木は俺の背を押してベランダの前に追いやる。

「いや… あ…」
 全国のお茶の間にアソコさえ隠していれば裸で登場してもいいという市民権を得てしまったアノ裸芸。眉をひそめる親御さんも多い中、中邑のお母さんは寛容だった。お姉さんも笑顔で見守っている。中邑は眉根を寄せながらも苦笑いで止めはしない。
 もはや誰も咎めない。
 「やれコール」でオーディエンスが盛り上がり、ツイスターゲームは中断され、女子たちは期待の目で俺を注目する。

 あの時の記憶が蘇ってきた。
 堂々としていればいいのだ。恥ずかしいことなんてなにもない。
 それに『100%』の芸は見せないことに重点が置かれるものだ。テレビに普通に出られる立派な芸である。確実に隠していればいいのだから修学旅行のときより気が楽というもの。
 俺はやれる。
 簡単だろう、あんなもん。

 紙皿を床に置いて、Tシャツに手をかける。
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女子のお誕生会で(4)2017-08-19(Sat)

「みんな揃ったし始めよっか」
 中邑のお姉ちゃん、静香さんが声を上げる。拍手を一つしてみんなの注目を集めた。
「グラス持って。行き渡ってない人〜?」

「大丈夫。持ってる!」
 笹木がオレンジジュースの入ったグラスを掲げた。
「あ、西濃さんがまだ…」
「…っ」
 目敏く見つけた山元。隅の方にいた西濃が注目されオロオロとしている。自分だけグラスを持ってないことに焦っているようだ。

「自分から言わないと駄目だよ」
 お節介な柏城が即座に動いた。中邑のお母さんからグラスを受け取ってテーブルの上のペットボトルを手に取る。西濃は存在感のない大人しいやつだからな。グラスを渡されるまでモゴモゴとしているだけだった。

「ちょっと邪魔っ」
「っ」
 俺は柏城を避けてリビングの端に追いやられた。俺もグラスを持っていなかったので勝手にジュースを注ごうとテーブルに近づいたのだが柏城の邪魔をしてしまったようだ。

「あれ? 草凪もまだじゃん」
 柏木が気づく。
「なんで早く言わないの?」
 山元が批難してくる。
「いゃ… だって…」
 始めっからパーティーに参加するつもりもなく抜け出すタイミングを狙ってたのだ。グラスなんて持ったら積極的に参加するみたいじゃないか。
「もうっ はっきりしないやつね。グズッ」
 笹木がイライラとした様子で遠くから口撃してきた。
「このっ…」
「そんなことより早く持ってよ。足並み乱さないでっ」
 市河がキリッと割り込みグラスを渡してきた。
「ほらほら」
 渓口がグレープフルーツジュースのペットボトルを持ってくる。グラスを差し出せと言うらしい。しかし俺はコーラが飲みたい! 俺は手を引っ込める。
「あーいや…」
「モタモタしてっ 中邑さんを待たせないでよ」
 横から小島が文句を付けてくる。優等生的な女子だ。

「男子ってすぐ拒否るよね〜」
「そうそうっ」
「先生が並べって言っても並ばないし。落ち着きがないのよね」
 外野から砂藤、守谷、渡部の三人が勝手なことを喋っていた。

「ほんとそうだわ。やるなって言うとやるし。やれって言うとやらないし。男って勝手だわ!」
 喜多野がケッと蔑むように俺を見た。何故そこまで言われなきゃいけないのか! ガサツでスポーツバカの喜多野に言われたくない。

「仕方ないのよ。悪戯してみんなの気を引きたいんだね。たぶん」
 凛とした伊駒が解ったようなことを言う。クールでお姉さんタイプの彼女はちょっと苦手だ。喜多野と伊駒のコンビは頷き合っていた。

「遠慮してるのかな?」
 中邑が主賓席から困った子を見るような目で言い放った。
「足並み乱そうとしてるのよ。きっと」
 市河がメガネをクイクイッと上げ上げして したり顔だ。クールぶっているが頭に金色の三角帽子を被ってる。星の柄の入ったノリノリのやつだ。

「男子一人だけだからひょっとして恥ずかしい?」
 静香さんがニコニコとフォローするように言ってくれたが、恥ずかしがってるなどとは、そんなことがあるわけがない。
「ぃゃ… ぁ」

「顔赤くなってるもんね」
 髭の付いた鼻眼鏡を着用している山元が合いの手を入れてくる。

「モゴモゴして男らしくないね〜」
 渡部の妹が見下したような言い方をする。このガキ…。
「あれでもクラスでは威張って態度でかいのよ」
 近くの杁山がフフと笑いながら渡部妹に教えていた。あのデブ…。
「へぇ 女子に囲まれてオドオドしてるんだっ」
 渡部姉がクスッと小馬鹿にしたように俺を見た。コソコソと外野から口々に言いたい放題…。どいつもこいつも好き勝手言いやがって!

「早くしろよ バカ草凪っ」
 イライラした笹木。
「きゃははっ 怒られてやんの。バカだって草凪!」
 無理やり渓口がジュースを注いできた。

「くっ… いい加減に…」
「これ被りなよ」
 山元がパコッと勝手に変なものを被せてきた。誕生日ケーキの形をした帽子だ。やたらとロウソクが突き刺さりヒサシの付いた派手なデザインだ。これじゃまるでハッピーボーイじゃないか。ノリノリで参加してるみたいで恥ずかしい。
 蝶ネクタイにHAPPYとデザインされたメガネを付けられてクラッカーまで持たされた。女子たちはこぞって吹き出して笑顔になった。
 中邑のお母さんがダイニングから微笑ましいわねといった様子でこの光景を見ている。

「じゃあ始めるわよ」
 静香さんがパンパンッと号令をかける。お笑い芸人ぽくなった俺を見て笑う女子たちを窘めたのだ。
 どうして女子が集まるとこんなにも口出しができなくなるのだろうか。数の暴力だ。反論する隙間もない。俺は苦汁を飲んでハッピーボーイになるしかなかった。


 照明が落とされて、「おめでとー」と中邑を祝う歌が唄われ、火の付いたロウソクを中邑が吹き消される。クラッカーが鳴り響いて拍手される中邑。キラキラと輝いて可愛かった。さすがは俺が目をつけた女だけのことはある。
 一連の誕生日儀式が終わってプレゼントを渡す段となった。

「お姉ちゃんからはコレよ」
 静香さんが大きな包を持ってきた。
「わぁ、大きい。ありがとうっ」
 ぱぁっと中邑は笑顔になる。ずんぐりとしたトロそうなクマのぬいぐるみだ。粗大ごみになりそうなくらい大きいぜ。さぞ迷惑かと思いきや、中邑は嬉しそうだった。女子ってあんなものがいいのか。

「何か食べれるものがいいかなと」
 市河は持ってきた紙袋を渡していた。
「凄ぉい。手作りのクッキーだー」
 中邑だけでなく他の女子たちからも歓声が上がった。チッ 楽しそうにしやがって。その後もプレゼントが続き中邑のそばには大小様々な物で満たされていった。

「これでみんな渡し終わったかな?」
 静香さんが周囲を見回して確認する。一斉に女子たちの目が俺に向いた。俺は一人隅の方でちびちびとジュースを呑んでいる。
 プレゼントだと? 持ってこなかった。元々は男子たちが共同で金を出し合って何か買うとサトシが言っていたのだ。サトシたちに任せていたのだから俺が持ってくる道理がない。サトシたちに騙されていたとしても、俺に非はないはずだ。
 しかしそんな事情は知ったことではない女子たちはシラーッとした目で俺を見る。

「な… なんだよ…」
 俺は目を逸らして知らん振りした。

 それまでの和気あいあいとした雰囲気に水を差した形だ。だが知ったことではない。男の俺には関係ないね。
 とりあえず俺がプレゼントを渡していないことは不問にされて誕生日イベントは続行する。次はゲームをするようだ。静香さんの司会でリビングにスペースを作っていった。

 用意されたのは赤・青・黄・緑のマルが並んだ4×6マスのシート。ツイスターゲームだ。こんな子供騙しのお遊びに俺が付き合うわけない。
 しかしまさかこれを全裸で行う日が来るとは誰が思うだろうか!
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女子のお誕生会で(3)2017-08-12(Sat)

 ぴんぽーんと立て続けに呼び鈴が鳴り、中邑のお誕生日会に招かれた友だちが次々にやってきた。
 笹木と渓口の後から来たのは杁山、喜多野、伊駒の3人だ。

「…どうして草凪が居るの?」
 杁山は同じクラスの目立たない女子。背が小さくて丸顔の大人しい性格だ。不審感いっぱいの目で俺を牽制する。近くの笹木に自分の疑問をぶつけていた。

「さぁ〜? 好きなんじゃないの? 中邑さんのこと」
 返ってきた答えは俺を貶めるものだった。笹木はニヤニヤとしている。
「ちがっ…」
「えー! マジで〜!?」
 隣のクラスの喜多野と伊駒だ。俺が否定する声をかき消して二人して声を揃えて盛り上がった。

「だってねアイツ…。知ってる? 修学旅行のとき。中邑さんにぃ…」
「ワー! うるせえ!」
 会話を邪魔してやる。過去のことを引き合いに出してくるんじゃない!

「うふふっ やだっ」
「うそぉ!? ちんちん丸出しで…?」
「ふんふん、それでそれで?」
 部屋の隅に鎮座する俺を無視して女子どもは井戸端会議を始めていた。笹木がニヤニヤと小声で過去の出来事を喋り、渓口が「小さかったよ。クスッ」とか「勃起してたし」などと合いの手を入れる。
「その後、先生に叱られてぇ…」

「くっそ! やめろやめろっっ!」

「ぅわー… お尻を?」
「この歳でお仕置きって…」
 事情を知らない喜多野と伊駒がドン引きしていた。伊駒は中邑に次ぐ美少女。清楚で純粋な彼女になんて下品な情報を流してくれるんだ。許すまじ笹木!


 ぴんぽーんと鳴り、さらに女子が増えた。
 まずいな。早く帰ったほうがいい…。
 隣のクラスの西濃。存在感のない暗い子で、友だちも連れず単独でやってきたようだった。彼女は怪訝な目で俺を見る。
「いらっしゃい。西濃さん」
「こんにちは」

 俺はこっそり女子の輪を避けてリビングを出た。そのまま玄関に向かう。
 だがその直後に、またぴんぽーんと鳴った。
「!?」
 玄関の前まで来て、外に出るに出られなくなった俺。背後から中邑がやってきた。
「何やってんの 草凪? トイレならあっちだよ」
 中邑は俺を避けて通り、玄関を開けて新たな客を招き入れる。

「こんにちは、中邑さん」
「…え、なんで草凪が出迎えてるの?」
 柏城と小島だった。

 同じクラスの綺麗どころ2名である。垢抜けて明るい二人組だ。かなりびっくりした様子で「なんで草凪!?」と驚いている。

「うっそー。中邑ちゃんのことを!?」
「だからって… 男子一人で来る?」
 後から来たこの二人にも笹木があることないこと吹聴していく。西濃が後ろでそれを聞きながら不安そうな顔で俺を見ていた。結局、俺は追及される形でリビングに押し戻される。

 さらにさらにこの直後、ぴんぽーんと3名が現れた。
 隣の隣のクラスからも呼んでいたのだ。砂藤に守谷、最後に渡部である。
 中邑の交遊の広さが判明していく。

「むう」
 ひょこっと渡部の後ろから6歳くらいの女児が顔を出した。むっすとした表情で連れて来られた感が凄い。渡部の妹らしい。余計なのを連れてきやがって…。
 最後にやってきたこの4名にも俺が中邑を好きなことを暴露されてしまう。すべて笹木が面白がって話したのだ。「告白しに来た」などと事実ではないことまで解説を加えていた。

「な…」
 壮観だ。
 お母さんとお姉さんの二人を除いて、14名の少女が勢揃いしてしまった。完全に帰るタイミングを逃した。
 ワイワイガヤガヤと見渡す限り女子の領域だ。男子禁制、秘密の花園。男子が覗いてはいけない世界である。
「ぉぉぅ…」
 俺は萎縮して動けなくなっていた。
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女子のお誕生会で(2)2017-08-05(Sat)

「なに…?」
 怪訝な目で迎えられた。

 インターホンを押してしばらく待っていると中邑 本人が顔を出す。彼女はドアを少し開けて俺を不審感たっぷりに見ていた。
「いや、え? あの、誕生日…」
「はぁ…?」
 来た理由はわかったけど、明らかに君は呼んでないですけどみたいな表情だ。え、俺、呼ばれてないの?
 目線を逸らして中邑は浮かない顔をする。よく見ると髪を下ろしていてドレスアップしていた。香水だろうか。柑橘系の香りが微かに感じられた。
 どうしようか迷っているみたいだ。

「中邑さん、どうしたの? そいつ」
 振り向くと背後にメガネの市河がいた。両手を前で組んで紙袋を下げている。いつもジーパンなのに珍しくフレアスカートだ。ブレザーとフリルのついたブラウスでおめかししてやがる。
「あ、市河さん。うん… なんかね。草凪が今日誰かに呼ばれたみたいで…」
「男子なんて呼んでないんじゃないの?」
 二人の女子は俺を挟んで会話する。居た堪れない。

「麻里子、上がってもらいなさーい」
 家の中から大人の声がした。中邑のお母さんだろう。中邑は躊躇したが「はーい」とトーンを落として返事をする。
「誰に呼ばれたの?」
「ぇ…」
「女子の誰かから?」
「いや…」
 俺はタジタジになった。女子二人から尋問されて焦ってしまう。会話しながら中邑は戸を開け放って俺と市河を中に招く。
「いらっしゃい。何くんかな?」
「同じクラスの草凪」
「よく来たわねー。さあ上がってー」
 ほんわかしたお母さんが笑顔で迎える。大人な対応で助かった。いや、助かったのか? 他に男子は呼ばれてないのだろうか。最悪のケース俺一人かも知れないのだ。帰るべきだろうか。
「…ん」
 花柄エプロンでゆるふわパーマの優しいお母さんの手前、「やっぱ俺帰ります」とは言い出せなかった。

 市河が耳打ちしてくる。
「ちょっとアンタさ。なんでTシャツに短パンなの?」
 廊下を進んでいく間に話しかけられたのだ。
「いや、え? なにが?」
「見たところ手ぶらだしさ」
 咎めるようなメガネの奥の目。俺のいったい何が変なんだ?

「あれ? 草凪?」
 広いリビングに入ると同じクラスの山元に出くわした。頭にリボンを付け、鼻眼鏡に怪しい髭のついたジョークグッズを身に着けている。肩までの髪、物怖じしない目、程よく脂肪の付いた身体。彼女は中邑と比較的仲のいい友人だ。いつも給食のときは机を向かい合わせる仲である。「さやかちゃん呼んでないよね? 草凪誰に呼ばれたの?」と中邑。
「呼ぶわけないよ。誕生日会って聞きつけて勝手に来たとか?」
「えー呼ばれてないのに勝手に? どういうつもりで来たのアンタ??」
 同じクラスの女子が3人、俺の前に立ちはだかった。三方向から批難がましい声が矢継ぎ早に飛んでくる。口を挟む間もなく連続口撃、これじゃ分が悪い。やはり逃げるべきか…。

「市河さんね。こんにちはー。あら男の子も? お名前は?」
 清涼感のある声が奥から聞こえた。
 涼し気な白のワンピースに浅葱色の薄いカーディガン。キラキラとラメの煌きが眩しい。中邑によく似た顔立ちの背の高い女性。
「あ、あの…」
「お姉ちゃん。この人、同じクラスの草凪くん」
「そう。麻里子ったら男子一人も呼ばないって恥ずかしがってたから心配してたんだ。こんにちは。どうぞ座って待ってて。もうすぐ始めるから」
 歓迎されてしまった。
 帰りにくい。
 お姉ちゃんが言うのなら仕方ないと3人は一旦、矛を収める。俺はぽつんと隅の方にあるイスに座った。
 よく見れば部屋には女ばかり。お父さんはご在宅じゃないようだ。
 お誕生日会の会場は18畳くらいある。ベランダの窓が開け放たれ、庭は緑に囲まれていた。対面式のキッチンが併設され、10人くらい座れるようにテーブルが繋げられてある。料理の用意が現在進行系で進められテーブルに運ばれていった。大型テレビにコの字型のソファ。壁や窓に色鮮やかな飾り付けがしてあって、そのすべてが女性のセンスによるものだ。パステル調の水玉にボーダー柄、風船に旗などの小道具。
 不思議の国に来たみたいだ。。。

 さっきのお姉さんの言動から男子は一人として呼んでいないことは明白。今だったらまだ間に合う。よし帰ろう。

 ぴんぽーんと呼び鈴が鳴る。
 中邑が出迎え、やってきたのは最悪の二人組だった。
「!?」

「あれ? なんか男子来てる」
 子供っぽい渓口。
「すぐ裸になる草凪じゃん」
 ギャルで高邁な笹木。

 二人は女子の中に一人だけ混じった俺に臆することなく、むしろ玩具でも見つけたみたいなテンションになる。
 やばい…、どんどん女子が増えていく。
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『女子のお誕生日会ですっぽんぽん男子』2017-05-13(Sat)

 またサトシに騙された。

「ぬーげ! ぬーげ!」
「あははっ」
 めかしこんでお上品な洋服に身を包んだ女子たちが俺を取り囲んでいた。

 俺は紙皿を股間に充てながら自らの手でブリーフを引き下ろしていく。

「きゃーっ」
「やだっ。ほんとに脱いだっ!」
「いやぁ… きも…」
「女子の前でバッカじゃないの?」
「やだー」

 悲鳴や批難めいた女子の言葉が降り注いだ。それらは予定調和のものでしかなく、本当に驚いた様子はない。むしろ俺の裸をガン見している。拍手して笑っている者もいた。
「くそっ…」
 俺はブリーフを足から引き抜いて背後にぽいっと捨て置いた。

 広いリビングには8人もの女子たちが詰めかけて、ソファに座ったり床に寝転んだりしていた。俺の背後には庭に出るための窓があるだけだ。

「さ、草凪。早く芸してみてー」
 笹木は腰に手を充てて、ニヤニヤと命令してきた。

 今日は中邑のお誕生日会だというので彼女の家にクラスメイトが集まった。女子ばかりじゃつまらないから男子も呼ぼうということで男子も呼ばれていたらしい。それでサトシに声をかけられた俺は乗り気でもないのに中邑の家を訪れた。男子は俺以外に4人は居るはずだった。

 しかし現れたのは俺だけ。完全に騙されたわけだ。笹木を始めとして女子たちは「なんで来たの?」みたいな目で見てきやがった。男子は呼ばれていなかったのだ。

「待てー! 変質者!」
 俺は小さな紙皿を股間にぴったり張り付かせて、走るアクションやジャンプしてみたりした。俺はプレゼントを持ってこなかったので代わりに隠し芸を披露する羽目になったのだった。
 サトシが男子代表で用意しておくと言っていたから持ってこなかっただけなのに。

「ツヨシ100%だ! あははっ」
「いまちんちん見えた!?」
「いやぁだー」
 女子たちは大いに笑った。屈託なく心から楽しんでいる。
「俺ですかー? 俺は丸腰デカですよー!」
 俺は顔を真っ赤にしながら寝転んだり踊ったりした。女子たちのキラキラした目が俺の股間に集中して紙皿が落ちないかをガン見する。紙皿から一瞬だけ手を離す。すぐにもう片方の手で紙皿を抑えた。同じことを何度か繰り返した。ケタケタと笑い転げる女子たち。完全にコケにされていた。
 だが、我ながら100%の出来だ。完璧におちんちんは隠れて一切見られることはない。

「ショートケーキが一個乗る程度の紙皿で隠れるおちんちんって、どんだけ小さいの?」
 きゃははっと笹木はガヤを飛ばす。ドッと受けて女子たちは大笑いだ。俺は小さいと言われてムカッと体温が上昇する。

「あらあら」
「バカでいいよね。男子って」
 ダイニングで中邑のママやお姉さんが笑っていた。俺が子どもだと思って娘たちの愚行を止めない無能な大人たちめ! 子どもなら見られても恥ずかしくないとでも言うのか。

「あーっ 見えてる見えてるっ」
 うふっと中邑がオレンジジュースを片手に指摘する。
 そんな馬鹿なっ。
 完璧に隠していたはずなのに。失敗したのか? 俺は焦る。

「ほんとだ。ぷぷっ。お尻丸出しだ」
「窓に映ってるわよ」
 みんなが手を叩いて笑う。
 背後のガラス窓にお尻が映っていたらしい。俺は後ろを振り向いてガラス窓にお尻が映っているのを確認してしまった。丸見えだ。カーテンを閉めておくべきだった。
 好きな中邑に見られてオタオタとしてしまう。

「ぎゃ」
 俺はひっくり返った。
 笹木の言葉に身体が熱くなり、無能な大人に苛立ち、中邑の指摘に焦って自分のブリーフを踏んだのだ。バナナの皮のように機能して、俺は盛大に転ぶ。大股開きで両手を後ろについた。
 紙皿が落ちて、ツルツルで短小の包茎フニャチンが開陳されてしまった。

「やだ! おちんちん出ちゃった」
「失敗してやんの。もっと芸を磨かないとダメね」
「うわ 小さ」
「きゃはっ 丸腰ツヨシだ」
「ヘタクソー」

 ムクムク…
 おちんちんが勃起し始める。女子たちに笑い者にされて股間が硬くなっていくのを感じた。俺は急いで紙皿で隠すのだった。

tag : CFNM 男性羞恥 お誕生日会 裸芸

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Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

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