FC2ブログ
ファンティア
インフォメーション!
★ファンティア更新中。https://fantia.jp/fanclubs/17354
来客数

ページビュー
ブログ最新記事
最新コメント
ツイッター
居ないと思うけどご要望のある人はこちらからどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文:

CM

全裸キャンプで(12)2017-04-22(Sat)

「いひゃやぁっ」

 僕は一方的に押し込まれて草むらに転がる。喧嘩の強い望月に敵うはずがなかったのだ。


 早川が走ってきた。凄い。小さなおっぱいなのに、あんなにぷるっぷるっと揺れるんだ。女子の全裸全力疾走を見ながら僕は幸せを感じた。男はこんなときでも欲情するみたいだ。遭難して望月にやられそうになっても、どんなときでも女子の裸さえあれば目がそちらに向いてしまう。


「大丈夫?」

 早川に助け起こされる僕。僕の目にはおっぱいしか映っていなかった。

 膝枕をしてもらって乳頭を見上げる形になる。


「…ぁ… あいつは…?」

「望月のやつ、坂を転がってったよ」

「え」


 急勾配になった斜面が僕の眼下に広がっていた。気づかなかったけど足を踏み外せば滑落してしまう危険な場所だったのだ。


「良かった。都築が無事で…」

 早川は潤んだ瞳で事もなげに言った。

 これは夢だろうか?

 思春期の恥ずかしいお乳もデリケートゾーンも隠さずに、すっぽんぽんの早川がすっぽんぽんの僕を抱き起こしてくれるなんて。雨に濡れた彼女は艷やかで美しかった。肌寒い空気のせいなのか乳首が勃起していて僕の乳首なんかより格段に大きい。やっぱり男の乳首とは造りがぜんぜん違うのだ。赤ちゃんにミルクを与えるために確実に成長しているんだな。女の子って偉大だ。

 それに比べて僕のおちんちんは子どもっぽくて恥ずかしい限りだ。今も女の子の裸に興奮して勃起するばかりで、情けなくぷらんぷらんと揺れているのだった。


 朝がやってきた。

 僕は鍾乳洞の奥で目を覚ます。


「むにゃん…」

 早川のぐずるような声が胸元から聞こえた。柔らかくて温かいものが僕に重なっているようだ。改めて目線を落とすと彼女の頭が見えた。ヨダレを垂らして気持ちよさそうに眠っているのだ。子どもっぽい表情で意外な一面を見た気がした。


 昨晩は冷えて命の危険があったので、僕らは身体を温め合うために抱き合って眠ったのだった。まだ気温は低いけど、雨は上がったようだ。陽の光が射し込んでいる。

「はっ」

 ぼやけていた頭がクリアになって昨日のことが思い起こされる。

 遭難したんだ。

 植村はここに戻ってこなかった。他の連中も僕らが出ていった後にどこかへ行ったみたいで姿はない。

 望月に襲われた後、僕と早川はまた歩き出した。早川は水着姿、僕は真っ裸だ。女子の前で男の僕だけが全裸なのだ。恥ずかしいことに、おちんちんを丸出しにして一緒に歩いたのだった。


「ん…」

 早川が目を覚ます。

「あ… おはよ」

 僕は声をかけた。


「ん… ん」

 早川は寝ぼけた様子で頬を僕の胸に押し付ける。彼女のお乳が僕のお腹の辺りに当たって気持ちいいな。温かくて幸せな朝だ。

「はっ イヤッ」

 思い出したように早川が跳ね起きる。当たり前か。昨日まで普通のクラスメイトだ。こんなエッチな状況を受け入れ続けるわけがない。

 早川は身を起こして僕を見下ろした。ヨダレがべちょりと口元についている。女の子の寝起きの顔は油断しきっていて可愛い。


「は… え…??」

 状況がまだ理解できないのか早川は辺りを見回し必死に頭を働かせようとしている。その間もずっと僕の上に跨っていて、まるでお馬さんに騎乗している女性みたいでいやらしい。

「あ…」

 そして早川は気づく。

 僕の股間と彼女の股間が重なっていることに。

 早川の柔らかく温かい股間で僕の朝勃ちしたおちんちんを挟み込んでいるのだ。ギンギンに硬くなった陰茎はピクピクと今にも暴発しそうだ。

「え?え?」

「あぅう…」

「なに…? これ…?」

 早川は動揺している。僕も動揺していた。

 僕のお腹の上に白い液体がべっちょりと撒き散らされていたのだ。それは男の子にとってとても恥ずかしい液体だ。おちんちんの先っちょから出たものに違いない。今の僕にはそれがどういうものかは解らないけど、お漏らしをするのと同じくらいに見られて恥ずかしいもののような気がした。

「夢精したの?」

「はえ?」


 早川にはそれが何か解るようだ。寝ぼけていても僕より性知識は豊富ということか。

 よく見ればおっぱいにも白い液体が付着していた。ということは抱き合って寝ている間におちんちんの先っちょから出てしまったわけか。何か失態を犯したみたいで僕は顔を真っ赤っ赤に染めていた。


「昨日あんなに出したくせに…」

 早川が僕の上から退いてそっぽを向く。

「いや… あのぅ… これはその違くて… 星がキレイだから… ロマンチックな気分で…」

「なにワケのわかんないこと言ってんの?」

「決していやらしい気持ちとかじゃ…」

「イイワケしなくていいって」

 早川はお尻を向けて少し歩いた。


「男子が夢精したり朝に大きくなったりは普通のことなんでしょ? 別に気にしてないし!」

 完全に目が覚めたのか早川はずんずんと歩いて外に出るようだ。もう出発するのか。確かに行動は早いほうがいい。荷物もないし顔を洗う場所もない。僕も置いていかれるのは嫌なので起き上がって後をついていく。


「待ってぇ早川…」

「ついてこないでっ トイレだから!」

「ご… ごめ… ん」


 僕は納得して気をつけをする。直立して早川が出ていくのを見送るのだった。


 今日はなんとしても下山しないとな…。そう言えばその前に歌方を捜さないといけないのか。面倒だな。望月のやつ、また襲ってこなきゃいいけど…。頂上に登った連中は無事かな? 紫村は結局どこに行ったんだ?

 僕もトイレしたい。朝勃ちも早く治まって欲しいな。


 程なくして悲鳴が聞こえる。

「澪ちゃん!」

 それは早川の声だ。僕は急いで外に出て彼女の姿を捜す。

「大丈夫!? 起きて!」


 僕は声の響くほうを目指して草むらに入り、木の枝を掻き分け早川の元に駆けつけた。全裸でフルに勃起したままだ。颯爽と到着したけどカッコ悪いのは認める。


「澪ちゃん!!」

 早川は歌方を揺すり起こそうとしていた。肩に手を置いている。生きているのか?

 僕は驚愕した。歌方は何も身に着けていなかったのだ。真っ裸だ。彼女のスクール水着はどこにもない。小さな胸はかすかに上下していた。

 生きてはいるようだな。

 この山で何が起こっているんだ? 遭難に紛れて良くないことが起こっている…。

 彼女たちを連れて山を降りなければ。

 僕は早期の下山を心に誓うのだった。




※「全裸キャンプで」は第一部ということにして、これで終わりです。

 続編はまったく違う展開になる予定です。

 男子と女子が入り乱れセックスバトル&サバイバルの予定。

 好きなんですよねデスゲームぽいの。


スポンサーサイト
[PR]

関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 キャンプ

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(11)2017-04-15(Sat)

「おいおい… まずいな…。でかい川が出来ちまってる。迂回しないと」

 山を登ってくるときは歩けていた場所も激しい流れの川となっていた。植村の後について僕らは他の道を探す。


「あれ… 澪ちゃんが居ない!」

 早川が大声を出す。澪というのは歌方澪のこと。彼女がいつの間にか居なくなってる。はぐれたのだろうか。

「大変っ 捜さないと…」

「落ち着け早川っ。一旦 上に戻るから歌方も歩き回ってなけりゃ合流できるだろ」

 植村の目論見は結論から言えば甘かった。僕らも深く考えずに従ったので同罪だ。戻っても歌方には会えないのだった。

 

「けっこう濁流だよ…」

「ああ、キャンプ場に戻ってもヤバイんじゃね」

 吉村と金田が話している通りキャンプ場も無事ではなさそうだ。


「やべーよ! これ鉄砲水だ!」

 デブの清水が悲壮感たっぷりに声を張り上げる。あまり危機感もなくキャンプ場に戻れるものだと思っていたが、どうやらそれは難しいのかも知れない。


「は? なに? てっぽう? どういうこと?」

 バカそうに小倉坂が清水に問う。

「雪崩みたいなもんだよ! こりゃ今ごろキャンプ場なんか水没してるわ!」

「なんてこと言うんだ!」

 植村が割って入った。

「とにかく鍾乳洞があっただろ。一旦あそこに戻ろう」

 迂回しても下山は難しそうだ。下山は中止して雨が止むまで避難したほうがいいと思える。


 しかし清水はもっと上に登るべきだと言い始めた。

「頂上まで行ったほうが安全なので!」

「いや、待てよっ。バラバラに行動してもらっちゃ困る」

「でも先輩、清水の言う通り頂上のほうが安全だと思いますよ」

 そこへ村主が介入してきた。

「いや、頂上まで歩くのは危険だろ」

 吉村が主張する。


 こうして鍾乳洞へ向かう班と頂上へ登る班に分かれてしまった。

 濁流を離れて来た道を引き返す。僕らはそうして鍾乳洞へ戻り、頂上へ向かうべきだと主張した清水たちがそのまま登っていった。

 清水誠太、村主りょう、浅見朋愛、湧井栞、それから5班の金田橙児。


 鍾乳洞に残ったのは僕と植村美聖、早川琉夏、バカの小倉坂麻友、吉村光。

 金田は別にして、ちょうど3班と5班のメンバーで分かれたような感じだ。


「澪を捜さないと…」

 早川はすっかり落ち込んでヒザを抱えて座っていた。

「望月のやつもどっかに行ったままだし、紫村のヤローもどこに行きやがった?」

 植村が腕組みをして鍾乳洞の外を睨む。


 歌方たちのことも心配だが、僕らの服はどこに行ったのだろう。普通に考えてみれば、誰かが持ち去ったとしか思えない。でも何のために持ち去る必要があるんだ? それが解らない。


「ねぇー。紫村先輩が服を持ってったんじゃないの?」

 小倉坂ががばっと足を開いた状態で座っていた。両手を後ろについている。

「あの状況で先輩だけが先に居なくなってたんだから、きっとそうだよ」

「いや、小倉坂。そういうふうに人を疑うのはよせ」

 植村が小倉坂を窘める。小倉坂はぷくぅと頬を膨らませて不満を顔に表していた。


「チッ みんなここを動くなよ。わたしが歌方を捜してくるから」

 苛立った様子の植村は鍾乳洞を出る。

「えっ 先輩! あたしも行きますっ」

 当然のように早川が名乗りを上げた。しかし植村に止められ、結局残ることになる。植村は「すぐに戻ってくるから」と言い残して出ていった。

 残された僕らは無言のまま時を過ごす。


「やっぱりあたしも行ってくる…」

 そして一時間が経過した頃、我慢できなくなった早川が行動に出る。みんなは止めようとしなかった。疲れ切っているんだ。僕は早川と離れるのは何となく嫌だったので彼女の後についていくことにした。表面上は仲間を見捨てておけないという顔をして一緒に外に出た。


 そして僕と早川は歩き回った。

「雨が弱くなってきた。先に下山して応援を呼んできたほうがいいかも」

「うん…。じゃあ都築行ってくれる? あたしもう少し捜してみる」

「いや、あの… 早川を一人にできないって言うか…」

「…」


 何となく気まずい。歌方のことを想って付いてきたんじゃないとバレているようだった。

 早川は無言で先に進む。

 ジャングルにも似た山の中を雨が降りしきる中、歩き回っていると生きて帰れないのではないかと不安になってくる。


 静かに歩いていると、突然 草むらから何か影が飛び出してきた。

「きゃっ」

「何だ、お前らか」

 望月だ。全裸の上に葉っぱでおちんちんを隠している。

「いいところに来た」

「あ、望月くん。下は増水してて危険だよ。鍾乳洞にみんな避難してるから行ったほうが…」

「おい。都築!それ寄越せ」

 望月は早川を無視して僕に向かってきた。

「は?」

「なんでおれが葉っぱなんだよ! お前のそれ寄越せっ」

 交渉の余地はないといった様子だ。僕に急速接近してくる。


「きゃー」

「おら!!」

 望月は葉っぱを手放しておちんちんが丸出しになる。後ろで早川が顔を赤くして悲鳴を上げた。望月の若々しく筋肉質な全裸が露わになったからだろう。

 亀頭が少し露出した程度の包茎おちんちん。陰毛は薄め。ゴツッとした感じのお尻。大人の子どもの間で揺れる成長期の肉体だ。

 早川は顔を反らしたものの目線はしっかりと異性の裸をチェックしていた。


 望月は手で僕を突き飛ばす。僕は「うわ」とバランスを崩して転んでしまった。さらに早川の悲鳴が大きくなる。

 望月は構わずに転んだ僕に覆いかぶさり、拳を撃ち下ろしてきた。

 ゴッと頬に痛みが走り、僕は早々に線維を喪失。

 そしていとも簡単に腰ミノを奪い去る望月。

「あ… ぁ…」

 腰ミノを外され、僕も恥ずかしいおちんちんを露出させる。情けない醜態を晒してしまった。


「ふんっ」

「ぎぁっ」

 手を伸ばして腰ミノを取り返そうとする僕に、望月は容赦なくキックの嵐を降らせた。ゲシゲシと胸の辺りや腹を蹴られる。

 悠々と腰ミノを装着する望月。彼は闘争に勝ったと不敵な笑みを浮かべ、早川を振り返った。


「…!」

 早川も危機感を持つ。

「オイ、早川ッ。せっかくだ。おれのしゃぶれっ」

 望月はとんでもないことを言い出す。ゆっくりと早川に迫って冗談ではないことを知らしめていた。かなり威圧的だ。

 僕は再び全裸になった。

 早川という好きな女子の目の前で、オス同士の力比べに負けるという屈辱。そして完全に皮をかぶり、まったくの無毛で筋肉も未発達の僕の裸は早川に見られて、望月と比べられただろう。

 どちらがオスとして優秀なのかがハッキリしたわけだ。


「遭難して助からねーよ。暇だからしゃぶれよ!」

「嫌!! バッカじゃないの!?」

 後ずさる早川。


「お前も全裸に剥いてやるぜ!」

「キャー!!」

 一際、甲高い悲鳴で逃げ出す早川。背中を向けて走り出す。しかし望月がスピードで早川を上回った。素早く手首を掴んで望月に引き寄せられてしまう。

「ヘヘッ」

「嫌ァ!!!」

 早川のビキニはヒモでちょうちょ結びしただけの水着だ。ブラの背中のヒモを引っ張られて、ボトムの両サイドのヒモも素早く引っ張られる。

 しゅるっと解けて、一瞬にして着崩れてしまった。

 ギュッと手首を強く握られて、それでも尚、ブラを片手で押さえながら暴れるように逃げる早川。しかし余裕の表情で望月は強引に彼女を抱き寄せて後ろから抱きついた。


「触るな! このっ!!」

「大人しくしろや!」

 望月は早川の露わになったおっぱいを片手で揉みしだいた。暴れている内に早川の股に引っかかっていただけのボトムがずり落ち、完全に下半身が丸裸になる。


 早川のアソコは僕と同じで無毛だった。

 しっかりと色濃い割れ目がお尻の間から見える。

 僕は地面に手を伸ばし、手探りしながら立ち上がる。目線だけはしっかりと割れ目に釘付けだ。


 早川が望月の力に屈服し、膝をついてしまう。後ろから望月が覆いかぶさるようにしておっぱいをおもちゃにしていやがった。

 足を開いた状態の早川。股間が丸見えだ。

 よく見ると薄っすらと産毛が確認できた。


 僕と一緒ではなかった。彼女のほうが少し大人なのだ。つるんつるんの僕は早川にも負けた気がして、おちんちんが勃起完了する。これ以上はもう硬くならないというところまで完全勃起を果たしたのだった。

 涙が溢れていた。足が震えていた。

 それでも一歩踏み出す。


「ヘヘッ」

 片手でおっぱいを堪能する望月。僕の触ったことのないものを愉しそうに味わうのだ。もはや乳首は完全に露出し、ブラは首から下げているだけの前掛け同然。

 腰ミノからハミ出した望月のおちんちんも隆々と勃起している。悔しいけど僕の完全体より1.3倍は大きいよ。


「いやよ!! 放せ!!」

 ヒザを擦りむきながら早川は暴れる。器用にも望月は早川のぶらをササッと取り去ってしまう。これで早川も生まれたままの姿となる。

 僕は生まれて初めて女の子の全裸というものを見た。

 何か金玉の奥からほとばしるものを感じた。

 いつの間にか涙が止まらない。


 僕は望月に舐められているんだ。こんなに簡単に背中を向けている。だったら僕にもできることをしなければいけない。

 手に持った石を望月の後頭部めがけ、振り下ろす。


 ゲシ

「う! ってぇ!!」

 異変に気づいた望月が振り返った。早川から離れて僕に敵意を向ける。


「テメェ!!」

「ひぃ」

 僕の頼りない力での攻撃では大したダメージにならないらしい。頭から血が流れているが物ともしていない。

 望月は僕にタックルをカマしてくる。僕と望月はもつれ合いながら木々の間に突っ込んでいく。全裸になった早川が驚いた顔でこちらを見ていた。

 この隙きに逃げてくれればと思うだけだ。

関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 キャンプ

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(10)2017-04-08(Sat)

 山の天気は変わりやすい。

 さっきまで晴れていたのに雨雲の量が急速に増え始めている。


 僕はそんなことにも気づかず、早川と歌方の前に裸を晒していた。

「み、見ないでっ」

「悪戯しようとした罰だっ」

 早川はとても楽しそうに笑った。無邪気な笑顔だと思う。僕ら男子が下心で女子の裸を見てやろうとした邪気に対して早川は撃退してやったという気持ちが大きいのだろう。


 僕を除く男子たちは喚きながら小川から離れていった。草むらに隠れたり木の陰に回ったりしたようだ。逃げ遅れた僕だけが女子に囲まれてしまった。


「紫村先輩はどっか行っちゃったねー」

 まず小倉坂が早川のところへ駆け寄ってくる。そんなに大きくもないおっぱいがポヨンポヨンと上下に揺れて目を見張ってしまった。

「アハハッ みんなすっぽんぽんで逃げてったよ」

 3班の村主りょうも歩いてきた。他のメンバーも後に続く。

「お前は逃げないのか?」

 いつの間にか僕の近くまで来ていた植村。驚いて見上げる。他の娘と違って鋭角的な競泳水着の彼女は強大に見えた。戦闘的でカッコイイし、ピタッとした生地のせいで身体のラインが浮かび上がり、エロ美しい。


 5班と3班の女子に囲まれた僕は足をピッタリと閉じて縮こまった。水着姿の女子の前で僕だけ素っ裸なのだ。糸くずすら身に着けていない。丸裸でおちんちんもお尻も外気に晒した状態だ。カァと顔も身体も熱くなり恥じ入る。


「こいつ、どーするー? 見せしめに処刑しちゃう?」

 キャハハと小倉坂が水鉄砲で僕の顔に水をかけた。コイツも装備していたらしい。

「ぅわっぷ!」

 両手は股間から離せない。僕は顔にかかる水をイヤイヤしながら避けた。


「やめてあげなよ」

 早川が小倉坂に進言する。男子への制裁は腰ミノを奪って恥ずかしい思いをさせてやるということだ。早川は、これ以上はする必要がないと考えている。だが僕と普段からいがみ合っている小倉坂は、僕が劣勢と見るや追い打ちをかけたいといったところだろう。


「ほら、みんなー。こいつの恥ずかしいちんこ見てやろー」

 川に落ちた犬を棒で叩く小倉坂。僕の左手を取りに来た。手首を掴んで引っ張り上げる。不利な力の入らない体勢のせいで簡単に持っていかれてしまった。

「うあっ やめろ!」

 僕は男らしい強い口調で小倉坂を威嚇する。こっちだって怒っているんだぞと伝えるためだ。しかし無神経な小倉坂には通用しなかった。

「キャハハッ あっ こいつ大っきくなってる~。やべー! キャハッ キャハハッ」

 子どもをからかうように笑うのだ。癇に障るっ。


 片手では勃起おちんちんを隠しきれず、チラチラと金玉がはみ出してしまう。小倉坂はここぞとばかりに水鉄砲で僕の顔を濡らしてきた。

「あっぷあっぷッ」

 焦って必死になったカッコ悪い顔をみんなに見られ、くすくすと女子たちに笑われてしまった。覚えてろよっ、 小倉坂め!

 僕はカッコ悪いところを見られ、早川にアハハと笑われて恥ずかしい思いをする。


 程なくして雨が降り出した。

「え?」

「さっきまで晴れてたのに…」

 早川や他のみんなも空を見上げる。


「まずいな。キャンプ場に戻ったほうがいい。こりゃ自由時間は強制終了になるな」

 植村がみんなに「帰るぞ」と号令をかけた。


 先ほどまでテンションの高かった女子たちは一気にブルーへと変わる。山の天気と同じだ。

「わ、すごい降ってきた!」

 小倉坂は僕のことを放り出して行ってしまう。他の女子たちも蜘蛛の子を散らすように始めに隠れていた森の中へと入っていった。

「本降りだね」

「ちぇっ せっかくおもしろかったのに」

 歌方と早川も僕を放って歩いていく。空を見上げるとバケツを引っくり返したような雨が顔に降り注いだ。何だか不穏な感じだ。僕も立ち上がって鍾乳洞へ戻ろうと思った。キャンプ場に帰るために服を着たかった。

「ぁ、腰ミノ…」

 早川が手に持っていたそれを返しに来た。

「忘れてた。返す。これに懲りたらもう変なこと考えないことだね」

「ぅぅ…」

 僕は何も言い返せない。腰ミノを受け取って、すぐに前を隠した。


「あれ? 着替えがない」

「うそー?」

「やだっ 無くなってる」

 ワイワイと木陰のほうから女子たちの声が上がってきた。服が無くなったと騒ぎ出す。そんなことは僕の知ったことじゃないので、僕は逃げるようにしてその場を離れた。腰ミノで前と後ろを器用に隠しながら走る。草むらに入って腰ミノを結び直し、これでおちんちんを見られることはなくなった。


「オイ! テメーら!! 服を返せー!!」

 望月が向こうからやってくる。両手で前を隠したままの全裸だ。他の連中も何故か同じ恰好。鍾乳洞に服を取りに帰ったのではないのか?

「腐れ女子どもがー!!」

「服を持ってくなんてやり過ぎだぞ!」


「知るかボケー!!」

 小倉坂も向こうで叫んでいた。

「あたしたちの服 持ってったでしょ!」

「返しなさいよ!」

 他の女子たちも同じく騒ぎ出す。


 どういうことだろう。男子も女子も服が無くなっているみたいだ。ということは僕のも無くなっちゃったのか?

 しばらく言い合いが続いたが、埒が明かない。


「ほら。これ返すわ」

 小倉坂と村主が出てきて腰ミノを放る。女子たちはそれきり井戸端会議を始めてしまった。ただ一人腰ミノを身に着けていたのは僕だけなので、仲間のために回収に向かった。

 女子たちが腰ミノを放って返してくれたので一応は男子たちの全裸問題は解決する。


「なんだよ… みんなの服が無くなってるって…」

 疑問を口に出す吉村。僕は腰ミノをみんなに配って回った。


「ちょ!! オイ! 何だよっ オレだけねーじゃねーか!!」

 だが望月の分だけ無い。彼の腰ミノがどうなったのかは僕は見ていたので知っている。小倉坂と村主と植村に引っ張られてブチブチと紐が切れてしまったのだ。修復不可能なほどにバラバラになって股間を隠す機能は皆無だった。


 他の男子たちは腰ミノを装備し直して出て来る。望月は結局、おちんちん丸出しのまま草むらに隠れた。

「揉めてる場合じゃない。点呼を取ってるかも知れないから早く帰らないと先生たちに怒られるぜ」

 植村が騒いでるみんなをまとめる。服が無くなったこと、紫村が居なくなったことは今は棚上げにするしかない。植村の言う通りキャンプ場に戻るべきだ。


「望月ぃ。行くぞー」

「こんな恰好のまま戻れるか! クソブス女子どもが!」

「しょーがねぇな。おい望月、わたしたちが隠れてた木の陰に腰ミノが一着だけある。それ持ってっていいぞ。わたしたちは先に帰るからな」

 それは植村が始めに身に着けていた腰ミノだろう。僕らは望月一人に構っていられないので先に山を降りることにする。

関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 キャンプ

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(9)2017-04-01(Sat)

 男子にとっては地獄絵図だった。

 小川のほとりで、僕ら男子が女子の奇襲を受けて右往左往している。

 情けないことだ。


 金田は誰もやりたくない5班のリーダーを押し付けられた気弱男子。特徴のないフチ無しメガネに冴えない顔で、見た目通り存在感というものがない。ひょろっとした身体は男として情けなさすら感じる。

「んやめてぇ~」

「うりゃー!」

 ピンクレッドの際どいビキニを身に着けている小倉坂麻友が相手だ。

 雄叫びと共に小倉坂が金田の腰ミノを強引に剥ぎ取っていた。金田は僕と同じく真っ向から襲われて堂々と競り負けたらしい。運動神経のない者同士、気持ちはよく解る。

 金田のおちんちんは陥没気味で極限まで縮こまっていた。

 ちょっと大きめの出べそみたいな感じだ。尖端はきつく皮で結ばれていて、親指の第一関節くらいの長さしかない。僕と同じく毛は生えていないし、金玉は緊張のためか皮が収縮している。まるで子どものおちんちんである。

 女子の前で全裸になったことに耐えられない金田は両手で股間を隠し、しゃがみ込んでいた。


「っしゃー!!」

 植村の声だ。

 吉村と清水の背後から近づき、瞬く間に二人の腰ミノを奪う。最初にやられた吉村のおちんちんは可もなく不可もない。毛も生え始めていて適度に剥けている。女子の裸を期待していたのか半勃起状態でぶらーんと肉棒が飛び出した。「きゃあーっ」と注目していた他の女子たちが喜々とした歓声を上げた。吉村はそこそこイケメンなのだ。

「ひゃあ」

 さすがの吉村も全裸になってイイ男が台無しだ。恰好悪い。

 吉村の後に清水の腰ミノが獲られる。清水はデブだから腰ミノがミニスカートみたいになっていた。これもあっさりと持って行かれてしまった。「むひ!」と言いながら股間を隠す。彼のおちんちんも縮こまっていたが、毛はびっしり生えて、もう子どもではない。

 イケメンの吉村のおちんちんには歓声が上がったが、ブサメンの清水にはグロテスクなものを見たという忌避の悲鳴が上がる。


「きゃははっ いっちょ上がり! 次ー!」

 小倉坂はロールプレイングゲームで雑魚を倒して悠々と先へ進む踊り子か遊び人のようだ。植村が素早く望月近づいて襲っている。獲物を見つけたとばかりに走っていく。

 彼女は勇者の影に隠れて弱った敵にとどめを刺すのが得意に違いない。

 幼い邪気に溢れた笑顔。性格とは裏腹のストレートロングの黒髪。さらさらとして彼女が動く度にふわりと舞う。

 意外に肉付きのいいお尻が可愛い。ピンクレッドのボトムは裾が白いデザインでハイレグに見える。いやらしいエッチな角度に思わず僕のおちんちんもピクッと反応を示した。


「なんだテメーら!」

 望月は腰ミノを取られまいと両手でガッチリとガードしていた。

「女の子の裸が見られると思ったか? 詰めが甘いんだよ!」

 植村が片手で望月の腰ミノを掴み引っ張った。


 そう言えば植村先輩はいつの間に水着に着替えたのだろうか。もう生乳は見せてくれないらしい。腰ミノもなく、今は背中のパックリ開いた競泳水着姿だ。水色と紺色の洗練されたデザイン。先ほどまでの原始人ぽい恰好は僕らを騙すためのフェイクということか。おっぱいまで見せてくれるという大サービスに、僕はむしろ感激した。


「おらおらおらー!」

 いい気になった小倉坂が植村に加勢した。背後から腰ミノを掴んで引っ張る。そこへまた新たなプレイヤーが駆け寄る。3班の村主(すぐり)だ。村主りょうはボーイッシュな髪型に温和な瞳の持ち主で、一年生にしてはおっぱいもお尻も大人のように発達していた。白、黄色、水色の洒落たビキニ姿はグラビアアイドルを彷彿させてくれる。

 彼女は望月のお気に入りだ。

「あはははっ それっ」

 その村主がよりによって望月の腰ミノを掴む。三方向から引っ張られた腰ミノは見るも無残に引き裂かれる。

「うおおおい! やめろやクソが!!」

 焦りに焦った望月。分類としてはDQNに属する嫌な奴だが、素っ裸にされてしまって憐れみを感じる。望月のおちんちんは少し興奮状態で1/4勃起くらいだろうか。ぴょーんと伸びた状態だ。尖端からピンク色の亀頭が少しだけ露出して女子たちの嘲笑を誘う。


「ぷっ なにアンタ! そのちんちんっ。普段は大きいこと言うくせに小っさー! お子ちゃまー」

 小倉坂が無遠慮に大笑いしていた。

 望月の陰毛は薄っすらと生え始めた程度で、生意気な割にその程度かと僕だけでなく女子たちも思っただろう。

「くっ う… ウルセー!!!」

 望月は腰を引いて両手で股間を隠している。後ろにいる村主にお尻を見られているというのに気づいていないらしい。それくらいパニクっているのだ。

 威勢はいいが、その姿は負け犬そのもの。情けないやつだよ。


「ねー、それ…。隠したら?」

 早川がプッと吹き出しそうになるのを堪えながら僕にアドバイスしてくれる。


 僕は両足を広げて尻餅を着いたまま、一部始終を眺めていた。ガタガタと震えながら動けないでいる。一番 情けないのは僕だった。

 僕はゆでダコのように赤くなり勃起したおちんちんを両手で覆う。


「ぅわぁ…」

 気づかなかったが早川の近くにスクール水着姿の歌方がいた。初めておちんちんを見ちゃったという解りやすい表情で頬を染めながら僕の股間を見ていたようだ。

 羞恥の極みだ。

 クラスメイトの前で勃起した包茎無毛おちんちんを晒した僕は恥ずかしさのあまり、貝になりたいと思う。


 手で覆うまで晒され続けたのだ。そそり勃った恥ずかしいおちんちんだよ。昨日まで同級生だった彼女たちはもう僕を同級生とは見ないだろう。女子の裸を見る前から興奮していた早とちり勃起野郎(元同級生)となるに決まっている。

 10年後も20年後も彼女たちの中の記憶に刻み込まれるのだ。

 勃起おちんちんを見られちゃった可哀想なやつという事実が残り続けるはず。卒業アルバムを見返せばいつだって僕の名前よりも先にすっぽんぽんにされて怯えている姿が思い浮かぶに違いない。


 こうして男子たちの作戦は潰えたのだった。

 紫村に女子たちを言い包めてもらって、キャンプ場でヌーティストごっこを愉しもうとしたことは、何故かバレていて逆にすっぽんぽんにさせられてしまうという失態を演じた。

 紫村のカリスマ性に女子たちはメロメロになって盲目に言いなりになると思ったのに…。


 そう言えば紫村がいない。

 あいつ… 真っ先に逃げたのだろうか。あの野郎…。


 彼の姿がどこにもなかった。


関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 キャンプ

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(8)2017-03-25(Sat)

「男子はお前で最後だな。向こうの鍾乳洞で脱いでこい。脱いだらこっちのほうに川があるから来い。裸の女子たちが待ってるからな」

 植村先輩の指示で僕は鍾乳洞に向かった。


 眩しい乳首と小麦色で小ぶりなおっぱいと別れるのは辛かったけど、これから早川や歌方のおっぱいもアソコも見ることができるのだと自分を言い聞かせた。


 男子たちの計画は達成されつつある。


 植村先輩のおっぱいを見れたことで、これならと期待値が上がってきたのだった。


 実は全裸キャンプの真の発案者は望月流牙(もちづき りゅうが)という生徒なのだ。

 紫村は同級生や下級生を問わず男子たちからは疎まれる存在だが、利用価値があると考える輩は多かった。望月はその中でも悪どくて、先輩を先輩とも思わないやつだ。「せんぱいの力でぇー、女どもを裸にしてやりましょーヨ!」と調子よく紫村に話を持ちかけていたことは、僕も知っている事実。


「女性陣だけを裸にするのはいただけないな。みんなで平等にであれば考えてやってもいい」

 紫村は意外にも乗ってきた。


 元々は3班の村主(すぐり)という、1年の癖におっぱいのでかい女子がターゲットである。望月が小学生時代から狙ったきた娘だ。望月は恋愛というより「せっくすしてやんよ!」とエッチな目的を持っていたようだ。

 僕にはよく解らなかったが早川の裸が見れるなら… と流れに便乗することにした。


 そしてキャンプの前に綿密に計画され、キャンプ場の外に鍾乳洞やきれいな小川があることも先輩たちからの情報で確認できていた。

 僕は鍾乳洞に足を踏み入れる。

 男子たちがたむろしていた。


「おせーよ!」

 短髪でギラついた目の男が僕の姿を見るなり怒鳴った。彼が望月だ。


 僕は植村のおっぱいを見た後だったのでジャージの前をモジモジさせながら歩いていた。その歩みは亀のように遅い。仲間の男子たちにだって勃起してるとバレるのは恥ずかしかったのだ。


「これで揃ったね。腰ミノを作っておいたからコレに着替えるといい」

 紫村が奥から歩み寄ってくる。

 男子たちは既に裸で、特製の腰ミノを身に着けていた。


 緑色のビニール紐みたいな草を何本も垂れさせた、スカート状の着物。ヌーティストと言っても変態性嗜好を愉しむわけじゃない。紫村からすれば真に自然志向で原始の生活を説いているわけだ。本当に真っ裸でとアダルトビデオみたいなことを主張している望月とは対立していた。


 しかし女子たちを説得するためにも変態の遊びではないことは強調したいところだ。そのための腰ミノである。それは望月も納得していた。

 受け取って、わさわさと草の感触を確かめる。それだけで自然を感じてしまう。僕はみんなに背を向けてジャージを脱ぎ去った。腰ミノを身に着けてからパンツも脱ぐ。きれいに畳んで隅っこのほうにジャージを置いた。

 それから勃起がバレないように腰を落としながらみんなのほうを向き直る。

 3年のオリエンテーションリーダー紫村が「行こうか」と号令をかける。細マッチョの肉体に草かんむりや木の実のネックレスなど、彼だけ特別感のある恰好だ。


「グズグズすんな!」

 ギラついた望月が外に出ていく。同じ5班のハミ出し者だ。


「やっぱり恥ずかしいなぁ」

 メガネをかけた男が後に続く。彼は金田橙児(かねだ とうじ)。ひょろひょろして弱々しい体格だが巨根らしい。一応、5班のリーダーだ。


「裸が待ってるねー。楽しみだわー」

 ウキウキとしているのは吉村光(よしむら ひかり)というクラス一の色魔だ。元々は1班だったのに今回の噂を聞きつけトレードで5班に入ってきたやつ。不届き者である。


「ぶふふ」

 不気味に笑っている太った男は清水誠太(しみず せいた)。3班の男子でむっつりスケベの太ったやつだ。


「あれ? 他の3班のやつらは?」

 僕は清水以外の3班の姿が見えないことに気づいた。あと3人はいるはずだ。

「ああ、怖気づいたのさ。ヘタレなやつらよ」

 清水は「ぶふふ」と他のメンバーを貶した。確かに興味なさそうな顔をしていた僕の親友・和真と他二人は気弱な男子だった。直前で参加を取り止めたらしい。

 裸の男子は、僕を含めて6人か。


 草を掻き分けて小川に向かう。

 裸で歩くのは気持ちが良かった。山の中は拓けた場所と木々が密集した場所、人間の侵入を拒む厳しい自然が広がっていた。虫や小動物がいるのが気になる。

 小川のせせらぎが聞こえた。

「お、あそこだ」

 歩いていくと緩やかな坂になった地形で川幅5メートルくらいの小川が見えてくる。遥か上流から流れてくる透明の水が気持ちよさそうだ。このままキャンプ場のほうまで続いているのだろう。水深はせいぜいヒザまでみたい。水遊びするにはちょうどいい。


「ここで間違いないんだよな」

 望月が辺りをキョロキョロと探し回る。女子を早く見たいのだろう。

「やばいー。ドキドキしてきたー」

 甘い声で吉村が興奮している。

「全裸…」

 デブの清水が目を血走らせていた。


 僕は僕で腰を引いた状態で早川の姿を捜してみる。


「はっはっはっ 慌てるな。君たち。彼女たちは逃げないよ」

 一人、余裕の態度で手を広げ、笑みを浮かべる気持ち悪い紫村。


「でも、気配もないじゃねーすか!」

「ほんとにここで合ってるんですかねー」

 確かに声も聞こえてこないし人がここに居た形跡もない。せせらぎの音が静かに響いてくるだけだ。鳥の鳴き声が上空で響く。風に揺れる木々。大自然の中で穏やかな時間が流れる。

 周りには興奮した裸の男たち。

 なんだかおかしい。


 …見られている?

 木々の向こうから視線を感じた気がした。

 女子たちは一方的に僕らを見ているんじゃないか?


 気づいたときはもう遅かった。


「やっちゃえー!!」

 女子の声だ。

 

 木々の後ろに隠れていた女子たちが号令に合わせて一斉に飛び出してきた。


「!!??」

 男子たちは振り向いて現れた女子のほうを注目する。彼女たちは水着姿だった。

 おっぱいや腰ミノの隙間から割れ目を見ようと思っていた僕らは当てが外れる。


「え? え??」

 何がなんだか解らなかった。満面の笑みを浮かべた早川が、たまたま一番近くに居た僕のほうに向かってきた。


「それえっ」

 彼女は楽しそうに、まるで始めから計画されていたかのように僕の腰ミノをむんずと掴むと引っ張った。僕は慌てて腰ミノを掴み返すが油断しきっていたので挙動が遅れる。

 ぶちっ

 わさっと取り去られる。

 勃起したおちんちんが、ぶらんぶらんぶらーん! と飛び出す。


「きゃはっ やった!」

 片手で腰ミノを掲げて、早川は勝ち名乗りを揚げる。童心に帰ったかのような眩しい笑顔だった。改めて惚れ直すほどに弾けた笑顔だった。

 しかし、びんよよよーんと揺れる勃起おちんちんを見て少しハッと驚く。まさか勃起しているとは思っていなかったらしい。


「あうっ」

 僕は急速に顔を真っ赤に蒸気させ、片手で勃起を隠しながら腰ミノに手を伸ばした。


「きゃっ」

 可愛らしく奏でる悲鳴。早川はもう片方の手に装備していた水鉄砲を速射した。


 ぴゅー! と勢い良く僕の顔に浴びせられて熱くなった顔が冷やされる。

 じゅう~と水分が蒸発するような気がした。


「うわあん」

 運動神経の悪い僕はバランスを崩してすてーんと尻餅を着いてしまった。両手をついて足を広げてしまったので勃起おちんちんが丸見えだ。


「わ」

 早川は目を見開いて僕の失態を心配し覗き込む。まさかすっ転ぶとは… という驚きの表情だった。そして勃起おちんちんを見てしまったという複雑な表情。

 僕たちは騙された。

 紫村を利用して女子の裸を見ようとしたけど、逆にドッキリを仕掛けられていたのだ。

 期待していた裸はそこにはなく、可愛らしい水着女子が居るだけだった。

関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 キャンプ

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(7)2017-03-18(Sat)

 そう。

 紫村はまるで普通のことのようにヌーディストになろうと言い出したのだ。


「先輩…、それはさすがに…」

 いつもはガサツな小倉坂も口を濁していた。体育座りで早川と歌方、そして小倉坂が肩を並べて座っている。キャンプファイヤーの火を背にした紫村はギターをポロンと鳴らして微笑んだ。


「どうしてかな。海外では普通のことだよ。日本人だけがそうして内にこもっている。愚かしいことさ」

 べらべらと彼は喋り続けた。


 このキャンプにはオリエンテーションリーダーとして3年生も何名かキャンプに参加していた。

 彼が指導する班が、僕の所属する5班と早川の所属する女子の5班だ。体育座りして並ぶ女子たちの後ろに僕ら男子も雁首を揃えて座っていた。


「身も心も裸になって初めて親睦が深まるんだよ。これは建学の精神にも通ずるものがあるんだ。学校の理念を言葉だけ聞いても理解したことにはならない。体験してこそさ」

 きれいな肌に柔和な目と語り口。鍛え上げられた細マッチョな身体。才能に溢れる彼の言葉は説得力というより情熱的で、静かに訴えかけてくるものがあった。

 だけどこんなことで誰も裸になるわけがないだろと思って僕ら男子は話半分に耳を傾けていた。だが驚いたことに女子たちの反応は良好なものへと変化してくる。


「これは人として大きく成長できるチャンスなんだよ」

 紫村は黙っていれば文句のつけようのない美男子。俳優業やバンド活動なんかもこなして全国の女性から多大な支持を得る本物のカリスマだ。

 始めは抵抗していた女子たちも紫村の甘い声と焚き火の炎に魅入られて「…良いかも…」と言い出したのだ。人生に一度しかないであろう貴重な体験であるとか、人としてのレベルが数段回上がるだろうという言葉にみんな騙されたみたいだ。

 僕ら男子からすれば不毛な言葉も女子たちにすれば説得力のある神言になるらしい。

 いや、もしかしたらあのカッコイイ紫村くんのおちんちんを見てみたいという興味からくるものかも知れない。女子にもそういう好奇心ってあるものなのだろうか。


 早川は紫村の教えに口をぽかんと開けて聞き入っていた。憧れの人でも見る眼差しだ。女子も男子もみんな脱ぐのだから何も恥ずかしがることはないと語る紫村。理知的な早川でも「みんなが脱ぐなら…」と熱っぽい顔をして言い出す。これはもう一種の宗教や催眠術なのではないかと思った。

 一度やってみようと決めたなら女子たちのほうが積極的だ。

 むしろ後ろで恥ずかしがる僕ら男子をニヤニヤと笑って見ていた。

「あんたたちも脱ぐのよ? わかってんの?」

 小倉坂がニンマリと僕たちに舐めた口を聞く。これは女子の前で脱ぐ勇気がるのかと挑発しているのだ。


 僕ら男子としては女子の裸が見れるかも知れないと少し興奮していた。

 だからそれを期待して紫村を止めなかったけど、この場に居る全員がヌーディストになるのだから、当然 僕も脱がなきゃいけないのだった。

 おちんちんの毛もまだ一本だって生えてないし、皮を被ったおちんちんを見られるのは抵抗があるな…。


「うっせーよ。お前こそわかってないだろ小倉坂のくせに!」

 そうして僕と特に仲の悪い小倉坂とはいつも言い争いになってしまうのだ。


「キャハハッ こいつ赤くなってる! バッカじゃない?」

 腰まであるロングの黒髪が笑う度に揺れる。不覚にも可愛いと思ってしまった。僕もキャンプファイヤーの火に当てられたみたいだ。



 そして翌日。

 各班別に自由行動の時間に事件は起こった。


 ヌーディスト体験をしようと決めた僕らは川上へ向かうことにした。決して広いキャンプ場ではないけど、参加者全員が脱ぐわけではないのだ。

 紫村のヌーディストキャンプ計画に賛同したのは僕ら男子5班と女子5班、そして男子の3班と女子の3班だ。

 3班が参加するのは紫村が別ルートで説得していたからだ。5班にしたのと同じようにどこかで演説していたらしい。

 こうして16人の男女が自由行動の時間にキャンプ場を静かに離れることになった。先生たちや他の生徒の目を盗んで一人ずつ山を登るのだ。


 僕は歌方が登っていった後にキャンプ場を出た。順番は予め決めておいた。柵を乗り越えて山に入る。迷わないようにと山道には木に矢印が刻まれていた。想像以上に生い茂っていて草や枝が邪魔だ。密林を進んでいる気分になってくる。


「よく来たな。向こうで脱いでこい」

 後ろから声をかけられて振り向いた僕はドキリと心臓が跳ねた。

 矢印の先で待っていたのは植村さんだった。

 赤に染まったベリーショート。キッと上がった目つき。小柄だけどドラムを叩くというだけあって筋肉質な腕をしていた。


 何より驚いたのは既に裸だったことだ。

 裸と言っても葉っぱで作ったミノで大事な部分は隠れていた。


「あぅっ ひゃい」

 ウブな反応をした僕に植村が笑う。

「テントを張るのが早いな。男子はみんなそうなるぜ」

「はうっ!?」

 僕はおちんちんのハリに気づいてジャージの股間を抑えた。驚きながらもジロジロと先輩の身体を眺めていたから勃起していたのだ。

 紺色の学校指定ジャージは生地が薄い。ジャージの上からでもハッキリと形が解るくらいおちんちんが主張していた。

「いや違うんですっ これはっ」

 顔を赤くして背ける。

「気にするな。見たいんだろ」

「そ、そういうつもりじゃっ」

 と言いつつも健康な男子としてはとても興味があった。山を登ってきた男子はみんな同じ目的に違いない。


「おどおどしてたら格好悪いぞ。クラスの女子に笑われるぜ? ほらこっち向けよ。わたしの身体を見て慣らしておけよ。遠慮するな。そういう訓練の意味も込めてここに立ってやってんだ」

 なんという男前な植村先輩だろうか。

 恐る恐る顔を戻すと優しい笑みで待ってくれていた。陰影のある盛り上がった上腕筋に見惚れてしまう。腕組みをしていたのでおっぱいは見えなかった。代わりに胸の谷間がくっきりと見える。ブラに相当するものはつけていないようだ。

 目線を落とすとシックスパックに割れた腹筋が見えた。太ももは僕よりも太い。陸上部の選手みたいに美しい筋肉美がそこにあった。


「ずっとおっ勃てたままじゃ恥ずかしいぞ。慣れろよ」

 植村はそう言うとすっと腕を下ろして腰に充てる。ボディラインがしっかり見えた。

 小ぶりだけど、くんと上がったおっぱいに目が釘付けになってしまう。上向きの乳首や小さめの乳輪がほのかにピンク色で可愛い。

 おちんちんがますます上向きになった。


「ハハッ 素直な反応で可愛いな、お前らは」

 こういうことに慣れているのか、植村は堂々としていた。さすが先輩だ。男として上から来られるとムカッとなるけれど、ここまで堂々とされると仕方ないなと思ってしまった。

関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 キャンプ

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(6)2017-03-11(Sat)

 それは官能的でいやらしい動きだった。


 遭難という極限の状況で何をやっているのだろうという気になってくる。エッチなことをしてる場合じゃない。僕たちは子どもで性教育の授業もまだちゃんと受けていないのだ。

 僕は大人の階段を登るみたいで、怖くて唇が震えた。

「ほら、やってみな」

 早川は大人の口調で子どもを諭すように言う。子ども扱いされた僕は、屈辱を味わったけど腹の立つのは忘れていた。羞恥のほうがずっと大きい。同級生の女の子にモノを教えられるなんて男子としてはプライド形無しだ。情けなさが上回って頭がパニクっていた。


「ほら」

 早川は手本を示すようにシュコシュコと僕の目の前で手を上下させた。その手には何も握られていないけど親指と人差指でつくった輪っかの中に僕のおちんちんが握られているのかと思うと、あまりに衝撃的で、足がガクガクと震えてしまう。

「アヮ…アヮ…」

 口は開きっぱなしで男としてはかなりみっともない。好きな女の子の前でこのカッコ悪い姿は致命的だ。

「もうっ 早く済ませてよ。小さくしないと抱き合えないでしょ」

 じれったいとばかりに早川は僕の手首を握ってきた。

「あぅッ」

 全身に電撃が与えられ、ビクッと身体が震えた。

「ほら、こうするの」

 そのまま上下させる。僕は自分の手でおちんちんを握ったまま緊張してジッとしていた。動けないのだ。

 だが、動かなくても早川が指導してくれる。

 早川に握られた手首が勝手にシュコシュコとおちんちんを擦っていた。僕は自分で肉棒を握りしめているだけ。早川が上下に動かしてくれる。めくるめく気持ち良さだ。一擦り、二擦りする度に身体が跳ね上がる。

「ぁっ… ぁー…」

「もう… うるさいな… …ん?」

 早川は何か違和感を抱いたようだ。


「都築の手首ってこんなに太かったっけ? さっき握ったときはもっと細かった気がするけど…」

 手首の太さと肉棒の太さをを比べていることには気づいていないらしい。

「ま… いっか」

「ハァハァ」

「目、つぶってるから。これなら恥ずかしくないでしょ。さっさと済ませてね」

 早川の手の速度が上がる。


「アーッ ダメッ」

 その瞬間、金玉の奥から何かがこみ上げてきた。頭の中が真っ白になる感覚。見始めた映画がいきなりクライマックスを迎えた感じだ。

 

「え、なに?」


 ドピュ!!!


 ぴゅうっ!

 ぴゅっ ぴゅっ ぴゅっ


 眼下で何かが飛び散っていた。おちんちんの先っちょからオシッコとは違う何かが飛び出したのだ。腰がガクガクと砕けてヒザが落ちそうになるのを早川が支えてくれた。


「はぅっ!? はぅう!?」

 僕のおちんちんがこんなことになるなんて。初めての衝撃に頭の理解が追いつかない。

 何かお漏らしをしてしまったような罪悪感だ。


「大丈夫っ?」

 早川に力強く支えられて、まるで僕はお姫様のように抱かれていた。彼女は目をつぶっててあげると言っていたけど、今は目をしっかりと見開いておちんちんに起こった現象をバッチリと見たことだろう。

 気恥ずかしい。

 お漏らしを見られてしまったという羞恥と、女の子に支えられている安心感で頭がゴチャゴチャだ。


 ぼーっとして何がどうなったか解らないけど、僕たちはいつの間にか鍾乳洞の奥へ移動していた。

 僕が寝そべった状態で早川が上から覆いかぶさるようにして、僕を抱きしめていた。向かい合って暖をとっているのだ。これなら体温の低下は避けられるだろう。


 後に知ることだが、これが初めての精通だった。



 紫村 拓(しむら たく)は華のある男子だ。

 サラサラとした長髪に、優しい顔立ち。バランスの良い身体や伸びた背筋、その立ち居振る舞いも含めてみんなの憧れの的だ。背は高いし笑顔も素敵。スポーツもできて成績も上位を常にキープしているのだから、女子たちからは絶大な人気を得ていた。

 クラス委員長を務め、『町の清掃ボランティア』や『女子運動部の新設』など数々の提案をするくらい積極的に学校へ対してモノを言う姿勢がとても評価されている。これ以外にも『教師不要論』や『幼稚園から高校まで義務教育化』などのワケの解らない持論もあるらしい。要するに頭の回転が速く、カリスマ性のある人間だということだ。


 だが紫村は男子たちから疎まれることが多い。

 キャンプ初日の夜もアコギを弾きながら歌を披露するという特技で女子の耳目を集め、心酔した女子たちに囲まれていた。

 他の男子たちは面白くない。普段は男同士で遊ぶだけで充分だが、せっかく女子と一緒にキャンプ場へ来ているのに、男同士で語り合うしかないのだ。

 男子の半数以上は紫村に好意的だが、一部のやつらからは鬼のように疎まれていた。


「さぁ みんなで裸になろう」

 焚き火の前で女子に囲まれた紫村は語った。

「大自然の中に来たのだから僕らも服を捨てて原始に戻るべきなのさ」

 文明の利器が及ばないキャンプ場に来たのだから人間も大自然に溶け込むべきだと、教祖さながらに『裸の体験』を説くのだった。

関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 野外 キャンプ オナニー指導

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(5)2017-03-04(Sat)

 早川に後ろから抱きつかれて、僕はそれだけで興奮が高まっていった。背中に感じる女の子の身体は非現実的な存在に思える。触れている部位は柔らかいけど雪だるまみたいに冷たいのだ。指先の感触は同じ人間かと疑うほど繊細で、しなやかなのに、僕よりも力強い。女の子って不思議だな。


「ハァハァ…」

「ねぇ… 興奮するのはわかるけど、そういうんじゃないから、コレ…」

「ぅ、うん。わかってる!」

 とは言ったものの、女子に触られたのは初めてだ。それも好きな相手なのだから興奮は止められない。いくらクールぶっていても勃起したおちんちんは隠せなかった。一目で早川に興奮しているんだと知られてしまうバロメーターでしかない。


「都築さぁ、背中からじゃなくて普通に正面から抱きしめたほうがいいと思うけど、その… それ… 邪魔だから小さくできないの?」

 早川は僕の背中に顔を押し付けながら言った。非難めいた女子の言葉に男である僕は「ぅぅん」と情けない返事しかできなかった。

 お互い正面から抱き合ったほうが良さそうだが、勃起したおちんちんが邪魔なのだ。それでも自分の意志でコントロールできるものではない。女の子に後ろから抱きつかれて、おちんちんを萎ませろだなんて拷問に等しい。


「いやあのその… これは決してそういうつもりじゃ…」

「んー、男子がそうなっちゃうのはわかってるから、無茶なこと言ってるって思うけど、都築が背中だけ温まってもしょーがないんじゃない?」

「そ、そう… だね。ことは命に関わるんだから鎮めないと凍えちゃうよね」

 僕は顔を赤くしながら空虚なセリフを吐いていた。実効性を伴わない言葉だ。できるはずもないことを言っている。

 難題だ。

 小さくするためには早川から離れなければならず、離れれば夜を明かす頃には凍え死んでしまうかも知れず…。


「ねー。目、つぶっててあげるから元に戻したら?」

 早川が鈴のような音色で呟いた。


「え?」

 どういう意味なのかが解らず僕は聞き返す。


「あたし興味ないから見ないし。目をつぶって向こう向いててあげるから、その… それ… 小さくしたらって言ってるの」

「ん… え? あの… え?」

「すぐに終わるでしょ?」

「え… なにが?」

「なによ、言わせる気?」

 語気を強める早川。


「ええっ… …えと…」

 僕は何を言われているのか解らなかった。おちんちんを小さくして欲しいというのは解るけど、小さくするためには早川から離れてエッチなことを考えないでいるしかない。それ以外に方法などないだろう。


「…………ひょっとして、知らないの?」

 早川の言葉に、明らかに優位に立った者の余裕が生まれていた。勃起したおちんちんを小さくするためには、自然に任せて治まるのを待つしかないはずだ。しかし早川はすぐに小さくできるでしょと言っている。僕の… 知らない勃起を治める方法があるのか!?


「…」

「…」

 ドキドキと早川の鼓動が背中越しに伝わってくる。静けさの中で雨の音とお互いの心臓の音、息遣いが辺りを支配する。


「男子って毎日そういうことするんじゃ… ないの?」

 沈黙を破って早川は問いかける。

「えっと…」

 いったい、何を言いたいのだろう。早川と僕の間には膨大な知識量の差があるみたいで、何だか悔しかった。知っている早川は大人で、知らない僕は子どもみたいだ。同い年なのに子ども扱いされるのは悔しいし、男として情けない感じがして恥ずかしかった。


「ふーん」

 答えられない僕の反応を見て早川は悟ったようだ。これ以上コイツに聞いても子どもだから知らないのだろうと相手にされなくなった感じだ。

 僕は急速に顔を真っ赤にして無知な自分を呪う。


「男子の身体って熱いんだ…」

「…ん…?」

 シューッと蒸気を発する僕の身体に、早川はギュッと強く抱きついてくる。

 僕は「ハァハァ」とマラソンを走る選手のように興奮が収まらない。


「…ねぇ… そうやって一晩中ハアハアしてるつもり?」

 好きな女子に抱きつかれて興奮しないなんて不可能だ。早川は僕の気持ちを知ってか知らずか弄んでいるみたいだった。

「だって…」

「なんか苦しそう…」

 早川が言うようにおちんちんはハチ切れんばかりにギンギンで、金玉もパンパンだ。

「ずっと興奮状態なら体温低下はなさそうだけど… 一晩中は続かないよね…?」

「ハァハァ… なにが…?」

「もうっ 教えてあげるからさっさと抜きな」

「ぬ… く…?」


「立って」

「え、うん」

 僕は導かれるままに立たされる。早川はおっぱいを押し付けるようにして抱きついたままだ。ぐるりと壁に向かい合わせにさせられる。

「ほら、おちんちん握って。利き手はどっち? 右? じゃ右手で握って」

「え… ぇ… え… ぇ…」

 言われるまま、右手でしっかりと肉棒を握ってみた。どくどくと熱い。早川の見てる前でカッチカチのギンギンのおちんちんを握るのは恥ずかしかった。

「そのままこうやってさ。あたしも見たことないけど、こうしてればいいんじゃないの?」

 早川は自分の手を僕の胸の高さに持ってきて握り拳で輪っかをつくった。エアでバトンを持っているみたいな感じだ。そのままシャカシャカと飲み物をシェイクするみたいに手を振る。



PS

もうちょっと切りのいいとこまで書きたいけど3月は土日も勤労奉仕することになりまして。

業務に戻りますので、すいませんが今回はここまでです。。


関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 野外 キャンプ オナニー指導

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(4)2017-02-25(Sat)

 キャンプ一日目の夜は定番のカレーをつくる。

 ありきたりなイベントだけど女子の手づくり料理を味わえるのなら定番も悪くない。そう思っていた。力仕事は男子がやったんだから、料理については女子に任せればいい。

 今どき古い考え方だけど、料理というものは女にやらせるに限る。


「ちょっと。都築っ。ボーッとしてないでニンジンの皮剥いてよ」

「えっ… ぅ… うん」

 しかしまあ、これくらいなら…。僕は早川からニンジンを受け取る。

 …男でも料理人という仕事はあるからね。全部が全部を女子に任せるというわけじゃない…。


「ちょっと男子! 遊んでないで火を起こしてっ」

 早川は水遊びしていた5班の男子たちを呼んでいた。テキパキと指示をするんだな。女子としては生意気だけど、颯爽と指示を飛ばす姿は惚れ惚れしてしまった。


「もうっ 男子ってそういうのヘタクソね。ニンジンの大きさが全部違うし」

 早川はそう言いながらチェックするだけで、自分は先生のように見て回るだけだ。ハンゴウスイサンも口で男子たちに指図しながら、結局 野菜は全部僕が切ることになった。


 ルーを溶かす分量や味見は歌方さんが担当する。

 おどおどしながら心配なほど危なっかしい手つきなのだが、結論から言えば味は良かった。早川と歌方さんは親友で、お互いのことはよく解っているようだった。煮込み中も早川は歌方さんに指示は出さない。信頼しきっているようだ。

「ねえ紙皿を出しといてよ!」

「あ、うんっ」

 僕がうろちょろしていると、すかさず早川から指示が飛んでくる。


「そうよ! 動きな! 男子!」

 小倉坂は何をやっていたのだろう。早川と一緒になって命令してくるけど、あいつだってずっと手伝ってなかったじゃないか。

「ホント男子って役立たずよねー」

 小倉坂が爆笑しながら僕ら男子をバカにしていた。くそっ。



 雨は激しさを増していた。

 鍾乳洞まで戻ってきた僕と早川は水気を手で振り払う。当然だけどバスタオルなんてないから。僕はずっと早川に背を向けていた。お尻は丸見えだけど、勃起おちんちんを見られてしまうよりはマシだ。


「気温下がってきたみたい。寒い」

「うん。今は動き回らないほうがいいね」

「まずいよ。ここで夜を明かすことになりそうじゃん」

 早川の声には焦りの色があった。強気な彼女も鉄砲水を目の当たりにしてからは何度も泣きそうになっていたんだ。どうにか励まさなきゃ。


「昨日食べたカレーおいしかったよね」

「は? こんなときになに言ってんの?」

「あ、ごめん…」

 二の句が継げない。気の利いたことを言おうとして裏目に出る。何がいけなかったんだろう。


「山の夜は夏でもヤバイんだよ…」

 鍾乳洞の中だからなのか、外よりもだいぶ寒く感じる。

「わかってるわ」

「あ、ごめん」

 僕は早川を安心させるどころか不安にさせるようなことばかり言ってしまうようだ。


 時間は刻々と過ぎていった。

 雨はやまないまま、辺りは暗くなっていく。

 お腹が減ってきたし、トイレだって行きたい。ここには電気も娯楽もないし、僕には着るものもない。

 鍾乳洞の入口に近いところで僕らは肩を並べて座っていた。冷たい岩場にお尻を直で付けるとひんやりして気持ちがいい。だけどずっと座っていると身体がどんどん冷えていった。

 それから勃起は治まっていた。なるべく早川を見ないように努め、体育座りで一点だけを見つめて過ごすしかなかった。


「ここで寝るしかなさそう…」

 早川は憔悴しきった様子でつぶやく。

「明日だよ、明日っ。朝になったらすぐに出よう。すぐに下りられるよ、こんな山」

「うん」

 気のない返事で、やっぱり僕は頼りにされていないようだ。そして「寒い…」と言って自分の身体を抱くようにして震えていた。

 ずっと思っていたことがある。凍えないようにするためには人間の体温でお互いを温め合うのが効果的だ。でも、この状態で抱き合うのはチキンの僕からは言い出しにくかった。

「…」

 でも凍えている早川をこのままにしておくなんて…。もしかしたら命に関わるかも知れないんだ。いや、でもどうかな…。


「ねぇ都築の手ってさ。温かかったよね」

「え? あ、手?」

 おちんちんのことだろうか。強引に引っ張ってくれて握られた陰茎のことを言っているようだ。

「夏でこんなに寒いの反則だよ。手だけでも握ってていい?」

「えっ… あぅへ?」

 おちんちんを握りたいだって!?


 いや…。

 僕はあまりに動揺してしまって何を考えているのだろう。想像だけでまた勃起が始まってきた。

「あっはっぐっ。いや、おっ! えっとはぐう! いやハグとか!あ、のほうがいいかもっ」

 声が裏返りながら抱き合うという単語をハグに変えて、多少ソフトに表現してみた。


「うん。あたしもそれ考えてた」

 見ると早川は耳を赤くしながら下を向いてつぶやくように言った。いつもの強気な彼女ではなかった。

「あ えっと! これは決してあのっ。体温の低下を避けるためのものでへ!」


 しかし、さすがに行動力があるのは早川だった。

 エロくないことを強調しようと言い訳をする僕を尻目に、早川は立ち上がるなり、僕の背中に手を回してきた。

「わかってるよ。そんなの…」

 見透かしたように早川は後ろから抱きついてくる。腕がお腹に回って、もう片手は胸の辺りに張り付いていた。

「おっおっ…」

 激しく動揺する僕に「もうっ。落ち着いてよ」と静かに抗議する早川。肩甲骨の辺りに早川の顔が充てられて、彼女の小さな胸がわずかに背中に感じられる。

 横目で見ると、早川は女の子座りをしていているのが確認できた。


 ムクムクッ


 早川の体温を感じていると、1秒程度で完勃起してしまった。

 おちんちんはギンギンに打ち震えていた。

関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 野外 キャンプ

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(3)2017-02-18(Sat)

 雨脚は強まった。

 大木の下に雨宿りするが雨は防げなかった。結局ずぶ濡れだ。


 水着姿の早川と並んで僕はどうしたものかと迷っていた。他に雨宿りできるところを探すべきか、この場を動かないほうが得策なのか。

 早川は身体を斜向けて無言のままだ。僕も前を向いて考えごとをしていたのでおちんちんは萎んできた。あまりの大雨に興奮が鎮められてきたようだった。


 ときどき、ふと横目で早川の様子を探ってみる。怒っているのだろうか。いつもみたいにブーたれているのだろうか。髪に隠れて表情は読めない。

 解らないけど、早川も同じように横目でチラチラと僕の様子を探っているみたいだった。鼓動まで聞こえてきそうな距離感。ドキドキがずっと止まらない。


「ねえ、なんかヘンじゃない?」

 不意に早川が振り向いて聞いてきた。その目で射抜かれて僕は目を逸らすことができない。

「え?」

 僕は驚く。

 躊躇せずに早川は僕のほうに顔を向けたのだ。それはつまり勃起が収まったかどうかをちゃんと確認していたということだ。勃起したままなら恥ずかしがって堂々と見ないはず。チラチラと窺っていたのは僕の様子ではなくおちんちんの様子なのだ。

 それとも「勃起おちんちんなんか見ても何ともないわよ」と慣れてしまったのだろうか?


「この辺りの感じ。最初にみんなで居たところと同じじゃない?」

「ん、え? あ? この辺? い、いやぁ… わからないな…」

 山の中の景色なんてどこも同じだ。登ってくるときに付けられていたマーカーも雨に流されてしまっただろうし。


「あ、やっぱりあの木とか岩の感じとかそっくり。何だよもうっ。なんで戻ってきちゃったわけ? 迷いの森みたい。とりあえず最初の鍾乳洞なら雨宿りできるかも知れないから走ろ?」


 早川が喋っている間中、僕は改めて女子の裸が近くにあると意識していた。離れているのにかすかに体温を感じる。膨らみはじめのおっぱいの曲線や、スク水なんかでは見れないおヘソの窪みや鋭角的ないやらしい股間の形。寒そうに鳥肌の立ったきめ細かい肌。本人が気づいてなさそうな、背中の下のほうにあるホクロ…。見て欲しくないような恥ずかしい部分にまで目を凝らす。女子の身体ってなんでこんなに柔らかそうなんだろう…。


「そうだね。雨で身体が冷えちゃうから雨宿りできるところを探したほうがいいかな…」

 僕は結局、決断できずに早川にすべてを委ねていた。

「疑ってる? 違うかもだけど、あ、あの蔦の垂れ下がり方とか枝がクロスしてるところとか、間違いないよ。いこっ」

 早川はそうして強引に僕の手を取って走り出した。


「ぁっ …ん… あっあっ あぁん…」


 少なくとも早川は手を取ったと思っていたらしい。手首を握っていると思っているのだろう。二日間、一緒に居たのだから僕が頼りない身体をしていて優柔不断であることもよく知っている早川だ。弟でも連れていくみたいな感覚で、駄目な僕の腕を引いてやらなければと思っているのかも知れない。


 再びビンビンに勃起していたおちんちんは、股間の葉っぱを退かして鬼のようにそそり勃っていた。

 頼りない僕と違って武将の兜のツノみたいに立派だ…。

 温かい早川の手のひらにしっかりと包まれて、僕は女の子の手の柔らかさを知った。


「はぁん」

 僕は両手をだらりと、ブラブラさせて走った。早いペースで走る僕たち。腰を前に突き出すような恰好だった。竿の中腹辺りをしっかりと握られて圧迫される。

 早川は片手をかざして雨を防ぐように走る。

 目の前でお尻がぷるんぷるんと弾んでいた。スプリンターのように美味しそうな太ももだ。雨に濡れた女の子の身体ってなんてエッチなんだ…。

 スピードが早くなる。

 おちんちんが引っこ抜かれるのではないかと思うほどに僕の都合なんて彼女は気にしない。

 エッチなことを考えた罰を与えられているのかも…。


「ぁっ… ぁっ… ぁっ…」

 恥ずかしい声が漏れてしまうけど雨音でかき消される。


「やっぱあった。あの鍾乳洞っ。戻ってきちゃったみたいっ」


 山の中で身体を冷やすのは良くないと聞いたことがある。いくら夏でも危ないのだ。雨に長いこと打たれるのはまずいから、だから早川はさっきよりもさらにスピードを上げるのだろうか。


 肉の竿をギュッと強く握り込まれ、曳航船のように力強く僕を引き摺った。

 このままでは握り潰されるのではと怖くなる。一瞬、暴走族のバイクに引き摺られる絵を想像してしまいゾッとした。


「はっあん… ぁっ… ぁああんっ…」

 雨で誰にも聞こえないのを良いことに我慢することなく大きめの喘ぎ声を出していた。

 僕は女の子が走っているときみたいに腕を振った。いくらか走りやすくなる。僕は自分が女子みたいだと自覚することで感度が高まっていることに気づいた。

 お母さんに「男の子なんだから泣かない! しっかりしなさい!」と叱られた幼き日を思い出す。事あるごとに男はこうでなければと躾けられ、僕も強くあろうと思うのだ。

 だけど、早川には敵わないよ…。


 おちんちんの根っこがメキメキと音を立てているような気がした。引っこ抜かれないように僕は実力以上のスピードで女の子走りをしていた。

「ぁはんっ」

 遭難したという危機感より、おちんちんが抜けてしまうのではと恐怖する。


「もうすぐだよ!」

 早川はむぎゅううと僕の手を強く引く。手首だと思っているんだろう。強く引っ張ってくれなければ僕みたいな何も決められない人間はその場に留まったままなのだ。

 つまり早川はまだ僕を見捨てていない。ということは、まだわずかな信頼があるのだ。


 それは疑心暗鬼に陥って僕を見捨て、バラバラになったみんなと違うということ。

 僕も早川を信じて、付いていこうと思った。

関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 野外 キャンプ

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(2)2017-02-11(Sat)

 キャンプ合宿を通じて新しくできたお友だちとの親睦を深め、みんなで協力してテントの設営や食事をつくることで協調性を学ぼう。

 オリエンテーションとしてみんなで協力して何か大きなことを成し遂げることが、建学の精神の一つであるらしい。

 この合宿で得たことを、今後の学校生活や家庭でのお手伝い等に生かし、後輩たちに教えていきましょう。と、教師たちは語った。


 だけど僕の眼中には早川しか居なかった。

 早川とはC学生になって初めて知り合ったのだから、ぜひとも親睦を深めたいと思う。

 僕、都築寛太(つづき かんた)は早川琉夏に恋をしていたのだ。

 教師陣も暗にそういうことに配慮したのか、男子の班と女子の班は合同で行動することになっていた。

 僕のクラスは男子が5班、女子も5班まである。全体で男子の数が多いから1班の内訳は男子が4人、女子が3人だ。


 そういうわけで、男子の第5班と女子の第5班は合同でテントを設営していた。

 基本的には男子が骨組みを建てて、女子は後ろで見ているだけで良かった。こういうときの男子は良いところを見せようと率先して動くのだ。


「早くしてよー」

 小倉坂麻友(こくらさか まゆ)は木陰でうちわを扇ぎながら言った。紺色のジャージの上着を腰に巻き付けている。小倉坂のために僕ら男子は動いているわけじゃない。

 僕は早川のためにがんばっているのだし、小倉坂の隣りにいる歌方(うたかた)さんのためでもある。

「今どきワンタッチでテントができないなんて、こういうところにお金を使えばいいのに」

 早川はロープを引っ張りながら文句を垂れる。男子に混じって働く早川は輝いて見えた。流れる汗も美しい。動かない小倉坂とは大違いだ。

「でも協調性を学ぶものだから、買えないんじゃなくてワザワザ手間がかかるようにしてるのかも…」

「まじめだね」

 あっさりと早川にシャットアウトされてしまった。車の走っていない交差点で信号待ちをしていたら、後ろから来た早川に追い越された気分だ。彼女の判断基準は信号ではなく車が来ていないかどうかなのだ。


「あ… あの…」

 後ろで蚊の鳴くような声がしたけど、手が離せなかったので振り向きはしなかった。声をかけてきたのは歌方 澪(うたかた みお)だろう。背が低くて、いつもオロオロしている印象の女子だ。カールしたブラウンの髪に泣きそうな表情がデフォルトで、だいたい早川と一緒に居ることが多い。

 「手伝おうかな」と聞こえたような聞こえなかったような、それきり歌方さんの声は途絶えた。箸より重いものは持てなさそうな彼女にやらせる訳にはいかない。


 反対側で僕以外の男子たちが作業の完了を告げていた。

 こうして普段 交流を持たない男子と女子が一緒に居るというのは、何かが起こりそうな気がしてワクワクとしてしまう。

 夕食はカレーをつくることになっているけど、否が応でも期待してしまうのだった。


 またしっとりと雨が降り出してきた。

 みんなどこに行ってしまったのだろう。キャンプ場だったところはどうなっているのだろうか。あのテントも荷物も何もかも流されてしまったのかも知れない。

 みんな生きているのだろうか。

 助けは来るのだろうか。


 僕は早川の丸いお尻から目が離せなかった。あの薄い合成繊維の向こうに美味しそうな桃尻があるのだと思うと、思わず生唾を飲み込んでしまう。

 もうどれくらい歩いただろう。日が暮れる前に山を降りられるといいのだけど。早川は頼りにならない僕を置いてさっさと歩いて行ってしまう。離されないようにピッタリと後ろをついていくしかなかった。

 女子のお尻って歩くとき、あんなに横揺れするんだ。扇風機みたいにお尻を振って、原始的な恋心に火が付きそう。いつまで経っても勃起が収まらないんだ。僕は前を押さえながら歩いた。

「…」

 ひょっとしたら早川は違う意味で危機を感じているのかも知れない。

 全裸の男子がおちんちんを勃起させて足早に付いてくるわけだから、いくら遭難したと言っても一緒に行動したくないと思っているんだ。現にさっきより歩くスピードが上がっている気がする。

 僕としては見失いたくないのでお尻を凝視するしかない。それはメス猿が発情期でお尻を振っているみたいだ。早川が逃げれば逃げるほど、僕の勃起は収まらないだろう。

 ハァハァと息切れしてきてしまった。持久力がないので長時間 歩くのは辛かった。

 おちんちんを押さえながら歩くのも限界だ。早いスピードについていくには手を横にして振るのが自然。早川は後ろを振り向かないようだから大丈夫だ。

 草を掻き分けやすくなった。

 自分の肉棒が上を向いて反り返り、右へ左へと揺れた。早川のお尻がぷるぷると震え、フリフリと僕を誘う。

 おちんちんはフリフリとメトロノームみたいに横揺れした。しっかりと尿道口が見下ろせる。金玉袋も弾んでぺちぺちと内腿に当たる。

「ハァハァ…」

 もう我慢できない。

 目の前にお尻があって、あんなに誘われて、触って揉んでみたい衝動に駆られる。だけど開放の仕方が解らない。そこから先がどうしていいか解らないのだ。おちんちんを擦り付けたら気持ちいいだろうな、くらいしか想像が働かない。


「ねえ、雨 強くなってきた。急ごう」

 不意に早川が振り向いた。当然のように勃起おちんちんを目にすることになる。応援団が必死に旗を振るみたいに、硬い肉棒は右に左にフレーフレーしている。

 長いまつ毛が可愛らしかった。

 群青の瞳がしっかりと皮を被ったおちんちんを目撃する。

 早川は僕が全裸で勃起していることは把握しているのだから、バカみたいに揺れるおちんちんを見てもさほどリアクションしない。すぐに前を向いて指をさす。

「あそこの大きな木のとこで雨宿りしよ」

「っうん」

 僕は今さら両手でおちんちんを隠しながら早川に従うのだった。

関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 野外 キャンプ

web拍手 by FC2

全裸キャンプで(1)2017-02-04(Sat)

 それは他愛のない遊びだった。


「早川、大丈夫?」

 僕は泣きそうな顔になっている早川を気遣う。

 それはせめてもの罪滅ぼしだ。こんな安い言葉じゃなくて本当は麓まで連れて行くことができたらいいのに。

 湿り気を帯びた落ち葉が音を立てる。わさわさと生い茂った背の高い草が風に揺れた。山の獣道を僕たちは歩く。


「都築のほうこそ…」

 早川琉夏(はやかわ るか)は落ち着かなそうな素振りで僕から顔を背けた。気の強そうな眉と吸い込まれそうな群青の瞳。小さな鼻に尖らせた唇。彼女なりに強がっているのだろう。こうなってしまったのはすべて僕たち男子のせいだ。

 男子はどうしようもなくバカな生き物だから女子に迷惑ばかりかける。巻き込んでしまって申し訳がない。

「寒くない?」

「蒸し暑いよ…」

 早川は何か言いたそうにしていたが、まだ距離は縮まっていないようだ。同じクラスなのにこんなに長く口を聞いたのは初めてかもしれない。


「まっすぐに進めば、そんなに広い山じゃないんだから必ず降りられるよ。がんばろう」

「…」

 心細いのだろう。僕が頼りないのは認める。体力も筋肉もないし、顔だって冴えない。早川でなくても心配になるだろう。

 早川は両腕で自分の身体を抱くようにして身を固めていた。


 水着姿だから、なおさら不安になるのかも知れない。

 早川は白と黄緑のストライプの水着姿だ。この場に似つかわしくないおしゃれ水着。大雨の降った後のジャングルみたいな山の中では浮いている。大自然の中を、より裸に近い恰好で歩いているのだから現代人としては不安になるのも頷ける。

 ましてや人前だから、早川は恥ずかしいのかも知れない。

 足元は明るい水色のサンダルで、シャギーがかった髪を留めるピンは蛍光ピンクだ。真夏の太陽の下なら、そう例えば市民プールでなら最も似合う恰好だった。


「夏前の冷たい雨が降ったからね。濡れちゃって風邪引かないかって心配でさ」

「あんたより、マシだわ」

 ずっと顔を横向けたまま隣を歩く早川。


「都築のほうが風邪ひきそう。丸出しなんだから…」

 ふとした一言が僕を現実に引き戻して赤面させる。


 僕は全裸の上に葉っぱを一枚、股間に重ねているだけなのだ。

「あ… いやぁ… その…」

 僕のほうが早川より薄着だった。

 反論の余地もない。



 C学1年の春に初めて同じクラスになって、早川のことは何となく意識していた。足が速くて明るくて、成績も悪くないし、みんなを引っ張っていく強さもある。僕にはないものを兼ね備えた異性だ。男として何もない僕なんかは羨望の眼差ししかない。

 だからこうして話ができることは衝撃的な感動があった。


 C学校の1年は夏の前にオリエンテーションと言って合宿を行うことになっている。二泊三日のキャンプで、文明の利器が通用しない山の中で毎年やっていることだ。二日目の自由時間になって、男子の悪友たちと女子の仲良しグループが合同である遊びを始めたことが遭難の原因だった。


「早川、その… 蒸し暑いっていうか熱いっていうか…」

「は?」

 早川はウジウジとしている僕を振り返った。

 僕はハッと目を逸らす。

 気付かれたかな…。

 早川が向こうを向いているのをいいことに、お尻の形や鋭角的な水着のラインを眺めていたのだ。普段は拝むことのできない丸出しの背中や、細~い細い紐で簡単にちょうちょ結びをしているだけの水着。

 胸のドキドキが止まらなかった。

 あれをちょっと引っ張っただけで早川は水着が取れておっぱいが見えちゃうんだ。決して大人ではない慎ましい胸だけど、緩やかな曲線と薄っすらとつくられた谷間が、確かに女子であることを雄弁に語っていた。

 健康的な肌色、水を弾く若々しさ。

 僕はずっと見惚れていたのだ。


「あ、やだ…」

 早川は視線を落として頬を染めた。ぷいっとまたそっぽを向いてしまう。

 なんだろうと思って下を見ると、いつの間にか僕のおちんちんは元気に上を向いていたのだった。

 蔓で括り付けた葉っぱは、硬くなった陰茎に押し上げられてパカッと退けられている。ポストのフタを上げるみたいに、いとも簡単におちんちんが露出していた。


「ぁ」

 僕は内股気味になって両手でおちんちんを押さえた。いつの間にかカッチカチに勃起してしまったことを恥じた。女子の目の前で、しかも早川の目の前で水着姿に興奮して勃起していたことに激しい羞恥を覚えた。


「…」

 早川は後ろ姿だけど耳が真っ赤になっているのが解った。僕のほうが真っ赤だけど、早川もしっかりと異性を感じて恥ずかしいんだ。

 可愛いな。


 僕はぼぅっと早川のお尻に見惚れていた。

 おちんちんが、あまりにも張り詰めすぎて痛いくらいだ。なんで女の子のお尻を見たくらいでこんなに興奮なんてするのだろう。鼻息が荒くなっている。


 あいつが、みんなでヌーディストになろうと言い出さなければ… こんなことにならなかったのに…。


関連記事

tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 野外 キャンプ

web拍手 by FC2

QRコード

QR

検索フォーム

RSSリンクの表示

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

カテゴリ
プロフィール

Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

Readme!
◇18歳以上推奨
 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
◇表現について
 作中にいじめ・暴力的な表現があります。嫌悪感を抱かれる方はお読みになられないほうがよいでしょう。
◇著作権
 一応著作権は主張します。
◇フィクション
 作中の人物・団体などは実在するのもあるかもしれませんが関連はありません。
◇リンクフリー
 リンクはフリーです。言ってみたかっただけです。相互リンクもよろしくお願いします。
活動の紹介
◇男子厨房に入ってCFNM(本ブログ)
 ★無料ブログ:不定期更新。近況報告とリリース情報。試し読みをときどき掲載予定
◇男子厨房に入ってCFNM+(ファンティア)
 ★無料プラン:毎週土曜18時に近況報告と試し読みリリース
 ★250円プラン:毎週土曜18時に連載もの短編小説リリース
 ★450円プラン:毎月25日20時に連載もの中編小説リリース
◇男子厨房に入ってCFNM Novels(KDP)
 ★3・4ヶ月に1冊のペースで刊行予定
 ブログ・ブロマガのお話を再編集して電子書籍にしていきます!
 40000字目安。挿絵付きでリリース。
 ★男子厨房に入ってCFNM Collection
 ブロマガの読み切り短編小説を一年分まとめて単行本にしました。
Last Update 19.10.12
タグクラウドとサーチ

月別アーカイブ
リンク
宣伝用です
ランキング
同人作品CM
CM
投げ銭乞食はじめてみました
お布施で
https://ofuse.me/#users/3698

電子通貨で