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【プレビュー版】正義のためにセクハラ冤罪で女子たちに恥辱すぎる解剖の刑に処される僕2018-05-25(Fri)

 教室を支配する僕たち5人のメンバーは、ほんの少しの亀裂から瓦解に至ってしまった。これは『最強男子軍団』が一人の女子の卑怯な手に負けてしまう物語―。

※パブーのブロマガに載っけてる短編です。若干胸糞な展開をします。プレビュー版で冒頭シーンを掲載しました。本編は本日25日20時に配信されます。


正義のためにセクハラ冤罪で女子たちに恥辱すぎる解剖の刑に処される僕


 僕は皆口凛(みなぐち りん)というクラスメイトの女にはめられたのだ。


「何もしねぇんだったら帰れっ!」

 暗くて大人しい小島純子(こじま じゅんこ)を社会活動のグループに入れてやった。純子は見た目キレイなのにお嬢さま育ち過ぎてポンコツなんだ。壁新聞をつくるのに企画案も出せないし作文も書けない。写真だってまともなものが撮れない。取材に行ってもICレコーダーのスイッチを押し忘れてしまう。何をやらせてもダメな女子だ。

 僕は肩をどんっと押して向こうに行ってろという意味で「帰れ」と言ったのだった。


「酷ぉい」

 リンはムッとした口調で僕を責めた。肩甲骨まである長い黒髪に太い眉。普段は大人しいのに意志の強い目、口元。ショートパンツから伸びた健康的な太い足。背は小さいけど小麦色の肌でスポーティな感じだ。女子たちの中では頼れる姉さん的なポジションの女である。


「こいつ居たってなんの役にも立たないだろッ」

「そういうことは言っちゃダメなんだよ!」

 リンはすぐさま純子の元に駆けつけた。

 僕たちの班は男子2・女子2で構成されている。もう一人の男子は城島(しろじま)というやつで学級委員長も務めている。

「おいおい山田、今のはお前が悪いぞ。暴力はダメだ」

 城島は僕をたしなめた。

 この城島を中心にして『最強男子軍団』と言われている5人のメンバーがいる。僕はその一員だ。修学旅行の班決めや給食の配膳管理に至るまで主導権を握って和を乱すやつがいないか睨みを利かせているんだ。警察的な役割を担っているような感じかな。


「ちょっと山田っ! どこ触ってんの!?」

「は?」

 リンを見ると純子をかばうようにして僕をキッと睨んでいた。純子のほうは胸の前で手をクロスさせてうつむき加減で耳を赤くしてる。そのおかげで教室中が一気に騒然となった。


「なんだなんだ」

「乳揉んだのけっ!?」

「どうしたの??」

 男子も女子も集まってくる。そしてなぜかおっぱいに触ったという話になって盛り上がってしまった。


「なんでこんなことするのッ?」

「はぁ? 触ってねえぇし!」

「確かに肩を押したように見えたけどな… まぁ、ちゃんと見てなかったけど」

 近くに居た城島とリンでもハッキリと現場を目撃したわけではない。


「お前ら煩いぞ! 二人ともやめろっ。みんな自分の班に戻れっ」


「エロ男子のことだから触ったに違いないわよ!」

「山田酷ぉーい」

 城島の制止でも騒ぎは止まなかった。クラス中は俺を悪者にするのだ。

「大丈夫? 純子ちゃん」

「ぐす…」

「“せくはら”だわ! こんなの!」

「そうよ。そうよ。せくはら! せくはら!」


 騒ぎになって社会科の授業は一時中断となった。だが先生の「騒ぐんじゃない!」という一喝で僕たちはやっと黙った。この事件をきっかけに僕は山田メンバーと言われることになったのだ。


 まったくガキだな。覚えたてのセクハラという単語を使いたいばかりに僕を貶めるなんて。純子はこんな嘘をつけるようなタマじゃない。リンが入れ知恵して仕掛けてきたに違いないさ。

 僕は確かに肩を押したはずだし、感触だって硬かったはず。だが僕の普段の素行が横柄なところもあって“疑惑”は既成事実として広まっていった。

 先生はこの事件に一切 関知しない立場をとる。僕はしばらく腫れ物扱いで誰も話しかけてこなくなった。クラスの支配者である最強男子軍団でも騒ぎを治められなかったこともあり、城島などは責任を取ってやめろと言われるようになってしまう。どうして城島があんなに言われなきゃいけないんだ。文句があるなら僕に直接言えばいいのに。汚いやつらめ!


 城島を含めた僕たち5人の男子はそれまでとても仲がよく、いつも一緒に遊んでいた。バンドをやったりバスケをやったり、チームワークは抜群だった。でも僕の『おっぱい触った』疑惑はメンバー間にも亀裂が走る。運動神経や頭もいい、何をやらせても最強と言われた僕たちは自然と瓦解していくことになったのだ。

 ただ僕が瓦解と思ってるだけで、城島たちは4人でやって行こうとしている。何かあっても連帯責任だと言っていたメンバーも居たのにな。僕を切り捨てることで女子たちからの批判を躱そうとしているらしい。

 そんなのは許せない。

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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(4)最終話2018-04-14(Sat)

「そらよっ」
 ぐちゃっっ!
「あぐっ…」

「おらっ」
 ぐちゃっっ!
「んがっ…」

 陰嚢を蹴られる度に竜一は恍惚とした表情になっていった。生まれたての仔鹿のようにぷるると震え、姫鬼に睨まれている。素っ裸で勃起した陰茎を晒して舞台に立つ竜一。それを憤慨した表情で集まった女性市民たちが見ていた。
「覗き魔はチンポ切っちゃいなさいよー」
 40代の性欲旺盛そうなおばさんが叫んだ。キャリアウーマン風のスーツの女性だ。ストレスでも溜まっているのかキツイ目つきだ。会場はアハハと共感して「やれやれ!」と囃し立てた。

「鎌を持ってきて。おちんちんをちょん切りましょう」
 いかにも現場で叩き上げた様子の火蔵八重(かぐら やえ)が前に出た。彼女の部下が予め用意されていた鎌を持って走ってくる。
 竜一は背筋が凍った。顔が引き攣る。

「なぁんだ。うふふふっ」
 姫鬼が無表情のまま笑う。
「わち、ぱこぱこして遊べるのかと思ってたよ。みなはお兄さんのこと断罪したいみたい。うふふふっ」
 それもまた一興とばかりに姫鬼は下がっていった。自分の意志では動かないらしい。

「悪いことしたら懲罰。お母さんに教えてもらわなかったのかな?」
 八重が鎌を持って目の前で屈んだ。正義感に溢れた強い女性の目だ。聞き分けのない子どもを叱りつけるような口調で竜一の男のプライドが小馬鹿にされた。

「この人は悪い雑誌記者よ。N市の機密情報を盗んだわっ」
 檜山塔子だ。太い腕で竜一の右足を取る。
「どうせ有る事無い事 書き散らして悪い印象を有権者の皆様に知らせるつもりよっ。きっと偏向報道するんだわ。みんな剥き出しの好奇心に負けちゃダメよ! 平和のために活動している女性の敵だわ! 不倫したってちゃんと仕事していたらオッケーなのよ! 憲法改正反対!」
 会場が拍手に沸く。政治家らしい大衆を扇動する発言で会場の女性たちを煽った。
「ひぃっ」

「悪いけど麻酔なしな?」
 天都夜宵(あまみや やよい)が背後から竜一を羽交い締めにした。「ひぃぃ」と竜一は死を予感して力の限り暴れた。全裸男が「やだやだ!」と言いながらジタバタと跳ね回る。

「ウチの生徒を盗撮したなんて許しませんからねっ。まだ、いやらしく勃たせちゃって! 穢らわしいっ」
 時宮敦子(ときみや あつこ)がパシッと竜一の左足首を掴んで引っ張った。
 三人に捕らえられて身動きが取れなくなり、カッパーッと股が割かれた。会場で見守る女性たちに勃起した陰茎が大公開される。舞台上で大股開きだ。
「やめてっ やめてくれっ」
 童貞の竜一は女性の前で裸になるのが初めてだった。セックスをするわけでもない、ソープでもない、ましてや風呂でもないのに大勢の人前で素っ裸なのは羞恥の極みだ。自分だけ…。しかも周りは女性ばかり。おまけに無駄に勃起した陰茎を晒して。
「うがあああっ 童貞のまま死にたくない!」
 無茶苦茶に暴れて、今まで出したことのない大声で叫んだ。

「死ねっ 包茎野郎!」
「勃たせてんじゃないわよ! ヘンタイ!」
 会場のボルテージも最高潮だ。なんだろう、この異常な空間は…。必死の大声はあっさりとかき消された。

「ま、待って! 俺はみんなの味方です! フェミニストです!」
「嘘おっしゃい! 女々しいわね!」
 時宮が耳元で一喝した。
「本当ですっ。女性社会の素晴らしさを世に…」
「白々しい! そんなことは政治家である私の仕事です! 役立たずの男はすっこんでなさい!」
 檜山が眉間にシワを寄せて怒りをぶつける。
 女性にガミガミ責められて竜一は黙るしかなかった。

 八重は竜一にお構いなしにぶらぶらする男性器をグギュッと掴んだ。ゴム手袋をした手で根本から陰嚢ごと絞り上げるように鷲掴みだ。千切り取られるのではと思うほどの握力で引っ張られる。親指と人差し指でつくられた輪の中からボールが2つ、ニョキと棒が1本。花束のように収まった。すっぽりと収まるくらい竜一の陰茎は小さかったのだ。周りに集まった女性たちからプッと失笑が漏れた。

「ダサいですねー。あなた。男の癖に女性に取り押さえられちゃって」
 ケラケラと笑うのは渡草理津子(とぐさ りつこ)だ。マイクを片手に「悔しくないんですかー?」とインタビューしてくる。マイクを向けられてもまともな答えはない。

「ひぃいっ」
 泣きべそをかいていた。死の恐怖で目から、鼻から、口から、液体がダダ漏れだ。

 パシャッ
 八重の部下が死体を撮影するかのようにカメラを構えている。竜一の醜態が画像として克明に記録されてしまう。

「あははっ みっともな〜い」
「男の癖に泣いてみっともないわね」
 会場の女子高生やおばさまたちが口々に竜一を罵った。

 八重が鎌を股間に充てた。
「ひぎぃいい!」
 冷やりと命を刈り取る死神の鎌の感触。グッと根本に刃が通った。陰嚢の裏側から刃が引かれて痛みが走った。
「いぎゃあああああ」
 つー… と赤い血が流れた。
 八重は無表情に草刈りでもするみたいに刃を引く。麻酔もなしに陰茎を切り取るなど、正気の沙汰ではない。
 ザッ
 ザクッ

「うきゃああっ!!」
 ザッ
 ザクッ

 痛みが広がった。
 床に血が滴った。
「あがああgぷsd#kln%!?」

 ザッ
 ザクッ

 どばと血が流れる。

 竜一はフェミニストだ。より良い社会をつくりたいのも本心だ。だが潜入取材をしたことで信用は得られなかった。竜一はここで死ぬのかと青ざめていた。もう少し水織と接することができたなら信用を勝ち取れたかも知れないのに。

 でも勃起が止まらない。我慢汁もどくどく溢れ出す。

 フェミニストであると同時に迫害されることに慣れ親しんでいた。被虐趣味に堕ちていたのだ。虐められると勃起してしまう。興奮するのだ。自分から嫌われるように仕向けていたような気もする。今となってはどっちだったかなんて解らないが。

「うぇえ…」
 姫鬼は舌を出して眉根を曲げる。死に直面する男が興奮して我慢汁を垂らすなど、少女には理解できなかったのだ。
「最低ね…。男なんて死ねばいいのよ。臭いんだから」
 水織と思われる姫鬼が玉座で目を背ける。あれは水織だろうか。あんなに男を毛嫌いするだろうか。あの目元のごく小さなほくろ。あんなものは水織にはなかった。耳障りな口調。水織とよく似た少女がやけに庶民的に見えた。俗っぽい言葉遣い。水織? あれは水織じゃない。
 水織の真似をした弥島澄麗(やじま すみれ)ではないか? 水織ではないのだと思うと不思議に緊張が緩んだ。水織じゃないのなら、大したことないんじゃないのかと思った。格下の弥島なら竜一にも勝機はある…。

 ぷしゃー… ぷしゅっ ぷしゃあー… じょぼぼぼぼー

「きゃー!!」
 周りの女性たちが悲鳴をあげて竜一を解放した。夜宵と八重だけは離れなかったが切断作業は中止される。手を離しはしないものの、八重は驚いて身を引いている。

 小水が噴水のように噴き上がった。竜一が勃起した陰茎の先っちょから垂れ流した小便が竜一の胸にじょばばばとかかる。
「うわ!?」
 夜宵はようやく気づいたようだ。羽交い締めを開放する。
「漏らしやがった! こいつっ」

 拘束もなしで切断は続けられないと判断した八重もようやく陰茎から手を離した。

 ぷっしゃー…
 じょぼぼ
 勃起中なのでキレが悪い小便だ。天に向かって撒き散らされた。竜一はハッと気づいて、すぐさま八重に体当たりをした。
「あっ!?」

 ドンッ
 ぷっしゃー…
 ぷしゃしゃぷしゅー…

 落ちた鎌を奪う。

 ぷしゅ
 ぷしゅ

「キャー!!!」
 会場からも大きな悲鳴があがった。

「このっ」
 八重は身構えた。奪われた鎌に対して徒手空拳で応戦する。しかし竜一は鎌を八重の腕に引っ掛けていた。
「アッ!?」
「うきゃああ!!」
 竜一は血しぶきを浴びる。
 竜一には怖いものはない。勃起した状態で小便を撒き散らしながら鎌を持った男など誰も近寄らないだろう。股間が痛んだ。だが、まだ傷は浅い。これなら助かるか? 会場に飛び降りた。
 女性たちが逃げ惑った。我先に出口へと向かう。
「どけえっ くそっ」
 竜一も別の出口から外に向かった。鎌を振り回しながら廊下を走った。警棒を構えた警備員が避けてくれる。正面玄関は駄目だ。裏口から山のほうへ逃げよう。御神体を納めた神社があるはずだ。姫鬼どもを殺すための武器が…。

「くっ 外の連中に連絡して! それと本部に応援を要請!」
 八重は腕を抑えながら部下に指示を飛ばした。

「姫っ あいつ捕まえに行ってくれ」
 困った様子の夜宵は、ただ一人笑い呆けて見ていた姫鬼に頼む。

「わちの好きなようにしていい?」
「あぁ」
「脱がせて。これ重いの」
「あぁ わかった。できるだけ生け捕りにしてくれ。暴れるようなら殺していい。木隠の秘密 知ったやつはどっちにしろ死罪だ」

「はーい」
 姫鬼は十二単衣を脱がせてもらって、ウキウキとしながら襦袢姿で裏口から出ていった。


 木隠村(こがくしむら)に潜入した牛田竜一は消息を断ったと報じられた。山に入って遭難したと見られるが現在も行方不明である。


 竜一の章 終わり
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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(3)2018-04-07(Sat)

「よーしよし、姫さま。遊ぼうな。でもまだだぞ」
 水織を見やって夜宵はゆっくりと近づいてきた。会場からは再び「やっちゃえー」や「姫様がんばれー」「潰しちまいな!」など恐ろしい声が飛び交う。
「村に潜入して特ダネ狙ってたのか? ま、どっちにしても掟によって死罪だな。ほら正当防衛していいよ? 竜子りん?」
 夜宵に腕を取られる。
「ひっ うわあ」
 竜一は振り払おうと暴れた。取っ組み合いになった。腕の力が凄い。竜一では敵わなかった。ブラウスが引き千切られる。ビリビリッブチッと観音開きにされ、ブラをむんずと掴まれた。中に入れたヌーブラと綿が落ちる。ブラも強引に千切られた。竜一の抵抗はものともしない。
「うわぁああ」
 竜一は腕を無茶苦茶に振り回した。バシバシと夜宵の顔面やボディに拳を突き立てる。だが不自然にペチペチと撫でるようなパンチしか放てなかった。夜宵にダメージはない。
 変だ。
 男の強力な拳を喰らってなんともないなんて。ノーダメージだなんて、…鬼? こいつも姫鬼なのか?
「じゃあ、まずは男の子か女の子か、みんなに診てもらうか?」
 にやと夜宵は攻撃を受けながらも余裕で笑う。すっと背後に回り込んでスカートをたくし上げてきた。
「いやあっ!?」
 竜一の穿いた女物のパンツが開陳された。会場からやんややんやと女性たちが沸く。まるで男性虐待のストリップショーだ。
 手で股間を隠したり、手でスカートを戻そうと躍起になる。スカート捲りをされる女性の気持ちを味わった。女物のパンツを穿いて勃起した状態を晒し者にされる。
「ほらほらっ」
 逃げれるものなら逃げてみなと歌いながらスカートの裾を持って竜一を振り回した。竜一は舞台で踊らされ、バランスを崩してすっ転んだ。会場からバカにされて笑われた。

「それでもあんた男ー?」
「ちんちんついてるのー?」
 野次られて、頭にきた。とことん男というものを見下している発言だ。悔しいが力では敵わない。ブチッとスカートのホックが外れてしまった。夜宵がスカートの裾を踏んで、逃げる竜一はスカートが脱げていることにようやく気づく。
「男ってマヌケねっ」
「やだっ。まだ勃起してるー」
 女子高生たちも女子中学生たちも総合格闘技の試合でも見ているように盛り上がっていた。

「はい。詰みね」
 夜宵はおもむろに竜一のパンティを掴んで引っ張った。お尻が露出した。半ケツでまた笑われる。手で押さえながら脱がされるのを必死で堪えた。這い摺って逃げていた竜一はパンティごと引き摺られて舞台中央に戻される。

「いやああー」
 指の引っ掛かりが取れる。ずりっと最後の砦が脱がされ、女性たちの前で硬くなった陰茎がピョコーンと飛び出る。ばいいいーんと跳ねてぷらぷらぷらと嘲笑を誘う。夜宵は暴れる竜一に構わず冷静に太ももから膝へとパンティを下げ、ズリズリと足首からすぽんっと抜き去る。
 悲鳴で会場が揺れた。
「きゃー。やったーすっぽんぽんよー!」
「ざまぁないわねー。クズ男っ」
 キャハハと女性たちの黄色い笑いに包まれる。
 惨めな男がさらに辱められるという愉悦。会場は力で男を制した夜宵への賛辞で溢れた。

「勃起してるわっ」
「暴れてる最中も!? クソ ド変態ね!!」
 竜一は丸まって陰部を両手で隠した。げしッと抵抗できない竜一の頭に夜宵は足の裏を乗せる。拍手で夜宵は讃えられた。


「水織ちゃんは裕子さんのこと信用してたのに」
 つまらなさそうに姫鬼は言った。水織の姿で水織のことに言及している…? 二重人格なのか?
「欺けば死。そういうルールだって教えてもらったんよね?」
 竜一の髪を掴む姫鬼。夜宵が足を退けた。
「姫は村の正統な執行官だ。儀式で神降ろししてるから男の力じゃ敵わねーよ?」

「!?」
 姫鬼に吊り上げられる。丸まって居られなくて竜一は足を床につけた。内股になり両手をガッチリと股間につけてガードする。しかし髪が引っ張られて痛い。思わず手で撥ね退けたくなる。お尻は丸出しだが、恥ずかしい陰茎だけは隠したい。
「うふふふっ 盗聴器は捨てたんだって? いけないんだ? 水織ちゃんはね、あなたを信用して返してあげたのにね」
「!?」
 あのときの水織は高戸に報告しろと言っていたわけではなかったのか……? 知った上で返してくれた? いや… まさか…。
「お仕置きしなきゃね。手を退けて?」
 姫鬼の言う通り竜一は手を離していた。カッチカチに勃起した陰茎が衆目に晒された。命令されるままに足を適度に広げてしまった。
 ぷらぁんと肉棒が揺れる。
 たくさんの女性の注目を集めた。

 パァンッ!
「アッ!?」
 背後から読めないタイミングで足が飛んできた。何も言わず夜宵がいきなり陰嚢を蹴ったのだ。竜一はぴょんとジャンプして蹲ろうとした。しかし髪の毛を離さない姫鬼。吊り上げられたまま竜一は回転した。
「いたたたっ」
 ブランッ
 ブルルルンッ

「何アレッ。みっともなーい」
「痛そうっ。男の人って大変ねー」
 会場から哀れみの声。

 何故 言うことを聞いてしまったのだろう…。これが姫鬼の力なのか…? 天都家で見た犬のマネをする男や単独オナニーをさせられる男も命令通り動いた。

「くそっ… なんでバレたんだぁ…」
「N市全体で監視し合ってるからに決まってんだろっ」
 夜宵がまたしても後ろからパァン!と蹴ってきた。
「あが!?」
「あんたが取材申し込んできたときから町の人間みんなでチェックしてたっつーの」
 スッパァン!!
 剥き出しの陰嚢が蹴っ飛ばされて押し潰れた。手でガードもせず足を広げて耐える。異常者の姿だ。連続でパンパンパンッと蹴られて金玉がお手玉のように打ち上がった。
「あぁ… あ… あ…」
 倒れるのを許さず、ガードも許さない。

「そらそらっ」
 夜宵が腕を振りかぶる。フルスイングでビンタをかました。
 パァンッ!
「あぶっ!?」
 よろよろと倒れた竜一の上に夜宵が覆いかぶさった。動けない。

「それから裕子さん。なんで花楼の中のことや学校での水織ちゃんのこと知ってるの? うふふふふっ 盗聴器だけじゃなくて盗撮もしてたのかしら?」
 姫鬼の言葉に会場が沸き立つ。同情の余地はないと女性たちが怒っていた。ブーイングだ。

「えー!? 酷いわ。もう金玉潰しちゃえ!!」
 前列の女子中学生までもが過激に染まる。

 夜宵が腕を抑えて右ヒザを高く上げた。振り子の要領で竜一の股間をめがけてシュッと落ちてきた。
「そらよっ」
 ぐちゃっっ!
「んぐ!?」
 夜宵のヒザがおちんちんに突き刺さっていた。

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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(2)2018-03-31(Sat)

「ぐほっ」
「地声が甲高いのですね」
 鬼塚彩希(おにづか ゆいり)は腕を首に回して竜一を絞め上げていた。『裕子』の恰好をした竜一は意識が途切れかける。
 彩希の仲間、女子高生たちが近づいてきた。
「彩希、大丈夫? そいつほんとに男なの?」
「ちんちん付いてるか確かめようか」
 首に回された手が解除され、竜一は床にドサッと突っ伏した。彩希はくるりと反転して、今度は彼の足を抱え上げた。竜一はエビ反りになる。
「ハぐッ!?」
 竜一のスカートがはらりと床に付く。女子高生たちが「どれどれ?」と中を覗き込んできた。
「やだっ きもーっ」
「うわっ。ヘンタイ!」

「どう? ちんちんある? 男の人?」
 彩希がさらに両足をグイッと抱き込んだ。竜一は呻いて、シャチホコのように足の裏を天に見せる。頬は汚い床に擦り付けた。彩希の力にまったく抵抗できない。
「や、やめてくださいっ…」
「ちんこ付いてるよッ やっぱ男だ!」

 さらに観客たちが寄ってきてスカートの中を覗き込まれた。股間が丸見えだ。
「まっ。本当に女装して忍び込んできたのね!」
「嫌だわ。死刑よ、こんなやつ!」
「女の子に悪戯する目的かも知れないわ!」
 おばさまたちが顔を曇らせた。

「小さいけどポコチン付いてるわ。男よ。彩希っ」
「彩希ちゃん、こいつ女物のパンツ穿いてるッ。ド変態だよ〜」
 女子高生たちが口々に指摘し、怖がり、キモいなどと感想を述べていった。もっこりとした股間を少女たちに見られて竜一は羞恥を味わう。生地の薄い小さなパンティなのでおちんちんのカタチがくっきりと浮かびあがる。ムクムクと勃起が始まっていく。屈辱を味わって何故に勃起してしまうのか…。
「やぁだっ。大っきくなってきた!」
「きゃー!!」
「女装して首絞められて勃起? コイツやばいんじゃねっ」
「ヘンタイ記者っ」
 女性たちが見てる前で女物のパンツの前を大きく膨らませてしまった。小さな面積の生地を突き破らんばかりに大きな山をつくった。卑猥な男性器の形がくっきりと少女たちの前に提示される。
「うわ〜やだやだっ。勃起しても短小みたい。どうせ童貞なんでしょ!」
「死刑! こいつ絶対死刑にしよっ。金玉ぐちゃって潰すべきよ!」
 なぜ、見も知らぬババアや女子高生たちからそしりを受けなければならないのか。びくぅっとおちんちんが反応した。
「そうよ。金玉潰すべきだっ」
「やっちゃえ!」

 制裁を加えるべく前に出た女子高生がローファーの裏でおちんちんを踏みつけてきた。
 ずしっ ぐちゃっ
「はぐぬっ!?」 

 ずしっ ぐしっ
 ぐちゃっ ぐちゃ!

「ぁ…! ぁが…!」
 細い足が何度も竜一の股間に突き刺さった。激烈な痛みが金玉から上がってくる。
「やれーやれー!」

「やめなさいっ」
 壇上から時宮先生の声がかかった。
「あなたたち、危ないわ。その男は犯罪者よ。もう下がっていなさい」

 制されて彩希は素直に竜一の足を床に下ろす。そして間髪を入れず観客の屈強なおばさんたちが4人がかりで暴れる竜一を抱え上げた。わっせわっせと彼を壇上に運ぶ。
「や、やめて…」

「お帰りなさーい。裕子さん」渡草理津子が待ち受けていた。「竜子さんでしたっけ? 『り裕子』さん? ま、どっちでもいいですよね? 牛田竜一さん」
「っ!?」
 竜一は肩を落として諦めた。カバンが盗られていた。中を検(あらた)められたらしい。理津子が竜一の免許証をひらひらと摘んでいる。

「まだ男かどうかわかりませんわよ」
 パネリスト席から代議士の檜山塔子(ひやま とうこ)が指摘する。左派リベラルとして有名な40代の女性政治家。不倫疑惑で世間をお騒がせしている癖に他人には清廉潔白を要求する女だ。腰に手を充てて怒っていた。早口で声が大きい。
「全部 脱がせて確認するまで断定してはいけませんっ。みなさん落ち着きましょう。まずは身ぐるみ剥いでからですよ!」

「いずれにしても逮捕ですね」
 パネリスト席からN県警の火蔵八重(かぐら やえ)が前に出てきてしゃがみ込む。まだ30代のエリートで、実質的にはN県警のトップの女である。
 竜一の顔をマジマジと覗き込んだ。メガネの奥の目が怖い。
「盗聴に詐欺行為、痴漢に暴行行為の疑いもありますね」

 他にも市長代理の女性やN中央病院副院長の女性、錚々(そうそう)たるメンバーがどう処分するべきかを論議していた。

 竜一は下を向いて身を縮ませる。会場からも様々な声が飛び、さんざん罵られていた。
「ほらっ いつまで座ってんの? 子どもですか! 立ちなさい!」
 時宮先生が竜一の胸ぐらを掴んで引っ張り上げた。その瞬間「ぷっ」と会場から失笑が漏れた。竜一のスカートの前はもっこりと突き出しているのだ。とっさに腰を引いて恥を紛らわした。

「李さん…。いえ牛田さんですか」
 マイクを使って天都桔梗が呼びかけた。会場は木隠の天都家当主が発言しただけでゆっくりと静まり返っていった。
「ウチへ来た目的はだいたい察していますよ。マスコミ機関の取材は今まで何度でもありましたから。まさか女装なさっていらっしゃるとは思いませんでしたけど」

 竜一は桔梗の前まで突き出される。
「お、お許しを…」
「ウチの水織がね、あなたのことを男性だと看過しましたのよ?」
「へ…?」
 竜一は汗だくになり髪が乱れ、憔悴しきった表情で口をぽかんと開ける。

「水織の髪を洗ってやっていたとき、あなた腰を引いていたそうね?」
「っ…」
「外様の無礼な男が天都の女に触れた罪は重いわ。陰嚢(ふぐり)は潰れるとお思いなさい…」
 桔梗はマイクを置いて席を立った。

 それを合図に舞台袖から着物の女とショートパンツの女が現れた。

「窃盗犯ってコレ? おばさま。さっさとこいつの金玉潰せばいいん?」
 ショートパンツにTシャツの女性は天都夜宵(あまみや やよい)だ。鋭い目つきに赤みがかったポニーテールが特徴的である。
「一つ? それとも二つとも?」

 もう一人は水織だ。
 十二単衣のような着物に髪飾りを付けていた。しかし雰囲気が違う。空気が強張っていた。なんだ? 水織じゃない? 目が据わって瞳孔が蒼く光っていた。

 竜一は腰が抜けそうになる。
 水織の目の奥に鬼を見たから。

 湯気のようなものが立ち上って魂が抜けていくみたいだ。神懸っていた。重そうな着物でゆっくりと近づいてくる。
 人間ではないのだと直感した。
「わちは退屈してるのよ。うふふふっ。遊んでくれる?」
 無表情の少女がいきなり笑いだした。トランス状態なのか? これは確実に水織ではない。竜一は恐怖した。

「あとは好きなようになさい」
「はーい」
 桔梗が夜宵の肩を叩いて、舞台を去っていった。興味がないと言わんばかり。代わりに夜宵がにやりと笑う。おもちゃを引き継いで嬉しそうだった。
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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(1)2018-03-24(Sat)

 牛田竜一はタウンミーティングが行われるという市民会館へと足を運んでいた。会場はさほど広くはない。中規模のホールに多くの女性が詰めかけているが、男は5・6人といったところか。
 『男性とフェミニズム』をテーマに作家や大学の教授などをたくさん呼んでいるそうだ。竜一は取材のため、密かに参加することにした。学校の件と同じでここにも男性差別の酷い実態がきっとあるのだろう。

「えー大変長らくお待たせしておりますー。司会を務めさせて頂きます渡草理津子(とぐさ りつこ)でーす」
 司会者の丸メガネの女性が壇上に立った。地方テレビ局のアナウンサーのようだ。20代後半くらいでパンツスーツ姿だ。健康的な恵体で乳が大きく張り出し、脂肪がしっかりと付いている。

「では女性のためのN市と男性にも住みよい街をテーマに議論を始めさせて頂きます。わからず屋の男性にもフェミニズムの考え方を理解させるにはどうしたらよいのでしょう。個人的には女性だけの街にしたいと思いますけどね。態度の悪い偉そうな男はどんどん排除すべきと思いますけどー。みなさんの意見はどうでしょうか。今日は各界の著名人の方にお話を訊いていきたいと思います」
 会場はゆっくりと照明を落とし舞台にスポットライトが当たった。「それでは紹介致します」と司会者が14人の女性を壇上に招いた。一人ずつ紹介され、その度に拍手が沸き起こる。フェミニズムの世界では有名人なのだろう。10人くらいは妙齢の女性で、内一人は天都の現当主だった。天都桔梗だ。着物姿で静々と歩いて椅子に座る。艶やかな口紅を光らせた。
 舞台上手に7席。舞台下手に7席。桔梗は中央奥の玉座だ。

 一頻り議論が行われてタウンミーティングはつつがなく進行されていく。特に違和感はない。フェミニストたちが日本男児を貶める言動は多く聞かれたが、通常営業だろう。

「えーそれでは、最後にー、舞台に上がってもらいましょう。この方〜、李裕子さんでーす」
 李裕子だと!?
 女性企業経営者や女性小説家も集まる中で、下働きの女をなぜ舞台に? 竜一は不審に思った。なぜ最近入ったばかりの新人バイトのような女中を壇上に…。

「はい、警備員さん。出入り口の警備は完璧ですね? というわけで李さんでしたっけ? さっそく彼女に話を訊いていきましょうか」
 理津子が告げるとスポットライトが裕子へと当たった。

「?? あの? わたし? な、な、なんでしょうか?」

 平凡なスカートに、平凡な肩までの髪型の地味な女が壇上に突き出された。見学に来ただけで喋りたいことなどないといった様子だ。

 竜一は焦った。
 これは予定されていたプログラムではない。

「あなた男性ですよねー?」
 舞台端に控えていた理津子が上がってきてマイクを向けてくる。

「は? はい??」
 裕子は、いや、竜一は焦った。

 尻尾などどこにも出さなかったはずだ。裏声も完璧だった。女性の声を演じている。見た目だって小柄でヒョロヒョロの身体なのだし。バレようがない。

「裕子さん。とても残念です」
 奥の天都桔梗がテーブルに設置されたマイクに向かって発言した。

 会場からも続けて声が上がる。
「あんたが文屋かね!」老婆の声だ。
「何しにきたのよ!」40代のおばさんの声。
「スパイなんでしょっ?」「白状しろー」女子高生のグループが高い声を上げる。
「へんたーい!」中学生だろうか。正義感の強そうな少女の声だ。
 200名ほどの女性たちが、まばらに会場を埋めている。前のほうに若い女子が多く集まっていた。

「脱がせてみればわかるわ」
 舞台上手のパネリスト席から時宮和子(ときみや かずこ)が立ち上がって発言した。50代の教師で、彼女は確か水織の担任だ。教頭も兼任している地元の名士である。かなり憤慨している様子。それに合わせて「脱がしちゃえー」と会場からも賛同の声が上がる。

「あなたが木隠を嗅ぎ回ってるという週刊誌記者の男性ですよねー?」
 司会の理津子が芸能レポーターのように間を詰めてマイクをグイと近づけた。

「ち、違いますぅ」
 竜一は顔を背けて下を向いた。
「とぼけても無駄ですよ? 天都のお嬢さまからすべて聞いておりますので」
「は…?」
「花楼に盗聴器を仕掛けたんですって?」
「そ、そんなことするわけないじゃないですかっ」
「盗聴器はこちらで回収して警察のほうに提出させて頂きましたよー。会場の外には警察の方が待っていますのでもう逃げられませんねー」
「しょっ、証拠もないのに人のこと疑わないでくださいっ」
 竜一はジリジリと下がって壇上から落ちそうになっている。

 高戸には「水織お嬢さまが盗聴されているんじゃないかって不安がっています」とだけ報告したのだ。そうすれば思春期特有の思い込みによる妄言として処理されるだろう。
 水織から渡された盗聴器は壊して川に流したはず。見つかるはずもない。
 記録した音声データはスマホにデータを移動させてある。
 証拠は残っていない。ついでに疑いがかからないように、『逃げていった謎の人影』の出鱈目証言も報告しておいた。

 証拠品を裕子、…竜一に渡した水織がヘタを打ったのだ。子どもの水織には裕子が竜一だなんて解るはずもない。

 いや、だが水織は気づいていたのか? 裏切られた?

「気分が悪いです。帰らせてくださいっ」
 竜一は逃げるように壇上を飛び降りた。会場に悲鳴が響き渡った。「きゃー」「捕まえてっ」と女たちが騒ぐ。竜一は走った。警備員が待ち受けるドアに向かって突っ込んでいく。
「あっ」
 不意に最前列の観客から足が突き出された。竜一はその足に引っかかり見事に転んでしまった。床に突っ伏す。そこへ足で引っ掛けてきた女性が馬乗りになった。

「逃げ出すなんて卑怯者のすることですっ」
 鬼塚彩希(おにづか ゆいり)。『生活指導隊』のメンバーだ。背中に跨る。すかさず腕を首に回してきて極めてくる。
「ぐうっ…」
 首が絞まる…。
「彩希ちゃん。絞め落としちゃえ!!」
「金玉潰しちゃいましょう!」
「生温いわね。潰した上でちょん切りましょうよ」
「いいねぇソレ。女の子に仲間入りできるじゃん。きゃはははっ」
 壇上、会場それぞれから声が飛び交っていた。竜一の周りに女性がどんどん集まってくる。
 まずい…。

「ルールを守らない人は罰します!」
 彩希は竜一の背骨をへし折らんばかりに反らせた。ジタバタ暴れる情けない竜一。キャメルクラッチが見事に極っていた。
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閉ざされた村で 第三話 女性社会のスクールカースト2018-03-17(Sat)

 李 裕子はあの日以来、水織に懐かれて学校に送り迎えしたり身の周りの世話まで任されるようになっていた。就職して2週間足らずでのスピード出世だ。
 その日もいつも通り学校の裏手に回って待っていた。だが水織がやってこない。不思議に思って校舎に上がり、水織の教室まで行ってみる。普段はここまでしないが、今日はちょっと遅い気がしたのだ。

 夕闇の教室は生徒が五人、居残っていた。

「うふふふっ。ねえ、皆があなたのこと臭いって言ってるのよう」
 弥島澄麗(やじま すみれ)だ。
 甘ったるい声が響いていた。
「臭い臭い〜」
 水織にいつも金魚のフンのように付きまとうクラスメイトの少女。誰のモノマネなのか知らないが、妙に芝居がかった口調で誰かを責めていた。

 教室の隅に追い詰められているのは茅野眞子(ちの まこ)という女生徒だ。澄麗は眞子のお下げ髪を握っていた。
 水織は教室の真ん中に座ってつまらなさそうにいじめを眺めている。家では見せない冷たい視線だ。

「お風呂 入ってるのかなあ?」
 いじめを主導しているのが澄麗のようだ。彼女は水織の真似をして髪を伸ばし、申し合わせたように身長まで一緒。体重も同じくらい。同じリップを使い、シャンプーの銘柄も教えてもいないはずなのに合わせてくる。靴下やシャーペンの種類まで真似ていた。将来的に天都家当主となった水織の片腕になるつもりなのだろう。裕子の嫌いなタイプだ。あれは敵対する者を徹底的に排除する女だろう。

 茅野眞子は水織が中学で初めて話しかけた少女だと聞いた。職員室の場所が解らなくて訊いたそうだ。そのときは明るく喋っていた。楽しげに世間話をし、親切に教えてくれた。よろしくと握手もした。
 澄麗は水織と小学生の頃からべったりの幼馴染みである。水織が眞子と仲良くする光景を良く思わなかったらしい。ナンバー2は自分なのだと考えているようだ。
 だから眞子はターゲットになった。

 眞子は下着姿で立たされていた。白の地味なブラとパンツだ。
 暴力が注がれる。
 どんっと小柄な女生徒に胸の豊かな膨らみをド突かれた。澄麗と一緒になって虐めているのは吉里歩美(よしざと あゆみ)だ。

 衝撃で眞子はロッカーに寄りかかるように背中をガンッと打った。しかしお下げ髪を掴まれているのでグイと引き戻され、また二人の少女の前まで戻された。歩美はショートボブで一見すると大人しそうな娘だが、口を曲げて笑っていた。
「なんとか言ったら?」
「……」
 眞子は我慢して下を向いたまま何も言わなかった。両手をクロスさせて胸を隠す。すると歩美は「なに?」と尋ねながら今度はボディブローを入れる。眞子の身体がくの字に曲がっても、すぐにお下げ髪を引っ張り上げられて倒れるのを許されない。

「猿投くん。早く持ってきてよ」
「はい はいい」
 教室の後ろのドアから出てきてトイレから掃除道具を持ってくる少年。小間使いにされているのは猿投宏(さなげ ひろし)だ。バケツとぞうきんのセットになったものを少女たちの前に置いた。1−1と書かれて、中にはたっぷりと水が汲まれてあった。

「あたし、きれい好きなのね。皆も臭いの嫌だって〜? 猿投くんに拭いてもらおうか?」
「あはっ 拭いてあげな猿投っ」
 少女たちの命令に従う少年。
「はい。へへっ」
 つぶらな瞳でウェーブがかった短髪の男子だ。裾の足りない学生ズボンで靴下が見えている。その割に背が低く、小学生用? と疑うほどだ。へらへらとしてなんでも言うことを聞く猿投はぞうきんを絞って床でも拭くように眞子の身体を拭き始めた。

 ごしごし
 ごしごし

「…ッ」
 眞子は嫌そうに我慢をするだけ。猿投はドギマギと少女の腹や肩、背中をぞうきんで拭いている。「アハハッ」と歩美が笑い、にたぁと澄麗が顔を歪ませた。腰に手を充てて高みの見物だ。

「ほら、もっとここ拭いてあげなって」
 歩美は猿投の手を掴んで眞子の乳に持って行かせた。「はう」と声を上げたのは猿投のほうだ。ぷるぷると震え、学生ズボンの前をしっかりと膨らませていた。

 ぞうきん越しにおっぱいを触る。ずりずりっとブラジャーを押しのけてしまって乳が丸出しになる。手で隠そうとした眞子を制するように歩美が肩口をグーで叩いた。
 どんっっ
 堪える眞子。
 猿投は「ほえぇ」と顔を真っ赤にして、歩美に手伝われおっぱいを揉むように磨き上げた。

「ほらケツッ」
 同じように猿投を操ってぞうきんでパンツを拭く。ずりっと脱がされて太ももの辺りまでパンツが脱がされた。眞子はお尻が露出しても前だけは死守しようと裾を掴んでいる。だが猿投はお尻を見て「ほぅほぅ」と興奮していた。「アッハッハッ」と楽しげに笑った歩美はぞうきんを動かしお尻を磨かせる。ゴシゴシとお尻を撫でるように磨いた。猿投は腰が引けて勃起を隠す。

「猿投くん、挿れたいんだね? 眞子も抵抗しないし、後ろの穴ならいいのよ。挿れてみてぇ」
 お下げ髪から手を放し、澄麗は眞子の身体を捻らせて後ろを向かせた。その手をロッカーに着かせる。お尻を突き出させるようにしたのだ。その間に歩美がカチャカチャと猿投のベルトを外しズボンとパンツを躊躇なく下げてしまった。
 ギンギンに勃起したおちんちんが汁を垂らしてビクンッと跳ねる。「はぅほぅっ」と焦る猿投。きっと経験がないので何をされるのかよく解っていない。

 肉の棒がお尻に近づく。
 むっにゆゅうるる…
 ぐちゅ…
 ずちゅちゅ…

「ぅうっ… く…」
 眞子は呻いた。
 歩美がしっかと猿投の根本を握りお尻の穴に誘導したのだ。すりすりと擦り付ける。

「水織ちゃんはね、あんたみたいな愚民はいらないって。うふふふっ」
 眞子の耳を摘んで澄麗は近くで呟く。

 水織が席を立った。

 外に裕子が迎えに来たからだろう。見なくても感覚で解るようだ。カバンを持ってスタスタとドアに向かう。水織親衛隊の連中はおもちゃを放るようにいじめを中断した。水織のいないところでやっても意味がない。王国の女王、天都水織に見せるためのいじめだ。
 澄麗と歩美はカバンを持って付いてきた。一緒に帰るわけでもなく、校門のところでどうせ別れるのに。

 ドアを開いて水織が出てくる。
「あ、お嬢さま。わたし今 来たところで…」
「裕子さん。帰りましょう」
 家で見せるとろんとした表情で裕子を見つめる。これでも水織は笑っているらしい。裕子は空恐ろしさを感じた。

***

「姫鬼って知ってますか?」
 裕子は耳を疑った。
 バックミラー越しの水織が山を眺めながら話しかけてきたのだ。

「ヒメ オニですか? もちろんですよ。就職する前にハロワで聞きましたから」
 無難に答えたと思う。

「姫鬼がどうかしたんです? 水織お嬢さま」
 車の運転に集中しつつも訊いてみる。

「裕子さんは村に伝わるお話が本当だって思いますか?」

 N市では狂った女がその昔 大暴れして人々を困らせたという話があった。女は姫鬼という妖怪だとされて、ときの将軍が霊力のある刀を振るい見事に討伐したと伝承になっている。
 他の地域では化物を倒す英雄譚だが、木隠(こがくし)の里においては哀しい女の話として語られていた。
 なぜ水織がそんなことを聞くのだろうか。

「姫鬼って人間の女性と変わらない姿なんですよね? 化物って言われてもピンと来ませんね。『本当は怖い昔話』みたいに実は将軍様のほうが悪者だったとかかも…。本当のところはわかりませんね〜」

「姫鬼の中でも希少種がいます。ものすごい力持ちだって聞きました」
「へえ… それが人間に悪さした化物なんですかね?」

「あの神社にその希少種を斬ったっていう刀が祀られているんですって」
「へぇ… そうなんですか?」
 運転しながら裕子は山の上をチラ見する。900段あるという階段の遙か向こう、頂上に神社が聳えていた。水織はジトッとした目で裕子の横顔を眺める。

 あまり楽しい話ではない。裕子は話題を変えた。
「お嬢さまからお話になってくれて、わたし嬉しいですっ。学校で何か良いことありました?」
「裕子さんは男性社会が嫌で木隠にいらっしゃったんですよね?」
「え? ええ…。嫌な上司に嫌な競争社会。本当に男って無駄な争いが好きなんですよ。部下であっても蹴落としにかかるし。バカな癖にプライドばっかり高くて偉そうで。疲れちゃいます。水織お嬢さまも… そっか、お嬢さまは虐めなんて無縁ですよね〜」
 水織は男を支配する側の人間だ。
「外の世界って楽しいかな…」
「お嬢さま?」
 退屈そうな表情だ。水織の目は9割がた閉じていた。

「盗聴の犯人は捕まりそうですか?」
 そう言えば今朝、天都家で盗聴器が発見されたのだ。水織が花楼で見つけたらしい。

「…あ、今朝の件ですね。警察にも通報しましたし、業者も呼んで屋内を調べさせました。高戸さんがテキパキと処理してくれましたよ」
「そうですか」
「聞き込みもしたんです。そしたら夜に木隠で怪しい人影があったって話も出てきました。たぶん、もうすぐ捕まりますね」
「……ひとかげ」
 水織は首を傾げる。

「そうだ、水織お嬢さま。盗聴器を見つけた時間と場所は解りますか? 高戸さんになんで聞かなかったんだって怒られちゃいました」
「…昨日の夜。儀式の最中です。花楼の2階、北側の差込口に見覚えのないコンセントがありました」
「なるほど、しっかり高戸さんに報告しますね」
 水織は目をつぶってうたた寝を始めてしまった。
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閉ざされた村で 第二話 少女たちのいじめ(2)2018-03-10(Sat)

「ひぎい」
 両手を掴まれているために大事なおちんちんが丸出しだ。足でモジモジと隠そうと努力をしていた。しかし女子たちは誰も興味がないようで『消毒』の準備をしている。
「あなた、男の子でしょ? ちゃんと立ちなさいよっ」
 ぐずった子どものようにすぐにしゃがみ込もうとする玲央を無理やり立たせる。
「消毒の準備できましたっ」
「じゃあ、キレイキレイしないとね?」
 彩希は手を離して玲央を解放した。幼児を諭すように優しい笑顔を向けて玲央の泣きそうな顔を覗き込む。すっぽんぽんの玲央は一つ歳下の少女たちに子ども扱いされてショックを受けたのか、しゃがみ込んでおちんちんを隠したまま俯いてしまった。
 全身が紅潮して真っ赤だ。

 冷ましてやる意味でも女子たちの放水が始まる。
 プシャー!
「ぶはっ」
 玲央は顔面に水圧を受けた。情けない顔を上げさせられ、水の勢いにころんっと尻もちを付いてしまう。手を後ろに着いて、両足を開いて股間を丸見せにしてしまった。
 ホースはおちんちんに向けられる。
「さ。消毒よ」
 プッシャー!
 勢い良く放水がおちんちんに降り掛かった。玲央は「アー」と叫びながら水浸しになる。ジョジョボボと男性器に刺激を受けて不覚にも勃起を始めた。むくむくぅと天を衝く。10センチほどの大きさになる。だがまだ包茎だった。
 玲央は両手でおちんちんを守りながら背中を向けた。
「ひいっ」
 お尻にジャバババと当てられる。
 女子たちは毅然と消毒を見守った。これはイジメなどではない。生活指導班として正当な行為だ。昭和のプールの授業で子どもたちを消毒槽に入れるのと大差ない感覚なのだろう。
 彩希たちはむしろ母親のような感覚で悪い子を正しい道に導こうとしている。正義だと信じている。決して男のプライドを傷つけているなどとは夢にも思わない。

 玲央は水圧を避けようと立ち上がる。よろよろと逃げる玲央を追うホースの水。足を滑らせて恰好悪く転んだ。また大股開きに足を広げてしまい、股間に大量の水を浴びせられた。
「アァー!」
 水圧の刺激がますますおちんちんを硬くさせた。

「重点的に洗いましょう」
 彩希は放水ヤメの合図を出し、トイレの奥に避難する玲央の前まで歩み寄った。一個下の女子に怯える玲央。彩希は濡れるのを厭わずに玲央の後ろに回って担ぎ上げた。
「よいしょっ」
 太ももを支えられて幼児におしっこをさせるポーズだ。男性器が女子たちの前に剥き出しになって玲央はすぐさま両手を股間に充てた。
「ごめんんさいっ。今度からちゃんと手を洗いびゃすからっ」
「ほら! やっぱり洗ってなかったんじゃない!」
「ホント男の子ってその場しのぎの嘘吐きますよね! ガサツなんだからーっ」
 他の女子たちも寄ってきて玲央を取り囲む。

 放水で両手の上から消毒を再開した。
 もう一人の女子に両手首を掴まれる。無理やり退けさせられた。勃起した陰茎がビヨヨンッとユニークな音を立てて女子たちの前で跳ね回った。
 ビチャビチャビチャと洗われる。
 水圧は優しくなったが、逆に冷たい水が気持ちがいい。ますます興奮させられビクンッと感じてしまった。
 手を大きく振るみたいに肉棒は揺れ動く。おちんちんを集中的に放水で洗った。逃げる肉棒。先っちょを洗ってやらなければならないのに、肉棒は水の勢いであっちこっちにブラブラと揺れる。放水を担当する女子は迷わず手を伸ばして玲央の根本をギュッと掴んだ。
 ブラブラ逃げ惑った肉棒を固定させて、先っちょを集中して洗浄していく。
「アアーっん!」
 誰にも握られたことがないのだろう。玲央は艶めかしい声を出してしまった。
「ついでだから中も洗ってあげようよ」
 女子たちは頷きあった。
 根本を掴んでいた手は先端に伸びていって、ほっかむりをした亀頭に触る。
「あっ ああっ いやっ ああー!」
「煩い子ねー」
「男なんだからガマンしなさいよ」
「洗ってあげてるんだから大人しくしていなさい」
 彩希はふんっと鼻息を吐く。

 剥き剥き…
「あがあっ!?」
 余った皮を剥き剥きと剥き下ろす。バナナの皮を剥くように、まるで無感動に、指で摘んで一気に剥いてしまった。未使用で真ピンクの亀頭が現れた。
 女子たちは手慣れたものでサッサと洗浄を済ませていく。看護師が仕事をするように患者に対してエロい気持ちなどないのだ。カリを重点的に指でこそぎ洗って水圧をかける。汚いカスが落ちていく。
 まるで犬の身体を洗うみたいに女子たちは手際よく洗った。

「アッ… アッ…」
「あら?」

「ゥッ」
 どぴゅっっ!
 ぴゅぴゅぴゅう!
 ぴゅっ
 ぴゅっ

 どぴゅぴゅっ
 ぴゅうっ

 玲央の恥ずかしい白い精子が、女子たちの目の前で盛大に飛び散った。

「あらあら」
 彩希たちの見下ろす中で玲央は射精してしまったようだ。男子の生理現象をちゃんと勉強して知っている優秀な女子たちなので慌てもしない。「こんな程度で射精?」「洗ってあげてるのに感じちゃうって変態じゃないの?」「汚〜い」などと罵ることもしない。
 プロフェッショナルなのだ。
「若い男の子なんだから仕方ないよ」
 彩希はきわめて真面目で仕事に徹しているだけだ。
 無能でグズで汚いバカ男子を真人間にするために導いてやっているだけ。管理しているだけ。それが生活指導の実態なのだ。

「ぁっ… ぁっ…」
 早い絶頂を迎え、びくんっびくんっと快楽を貪る恥ずかしい姿を披露してしまったアヘ顔の玲央。射精してしまったおちんちんも隅々までキレイに洗ってもらった。手を洗う用の洗剤を使って泡立てられる。陰茎が萎んでいって残滓が出なくなるまで撫で撫でされながら洗ってもらい、犬みたいにバスタオルで拭かれて、最終的にパンツも学生服も穿かせてもらった。

 けしからん!
 女ごときが強い立派な男性を管理するだなんて!
 牛田竜一は女性に対しても優しいフェミニストだと自己評価するが、同時に女性は女性らしくあるべきとも思う。行き過ぎた女性社会は狂っている。こうした男性差別ともとれるN市の実態を全国に曝け出してやろうと思う。竜一は信念を持って潜伏取材を続けることにした。
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閉ざされた村で 第二話 少女たちのいじめ(1)2018-03-03(Sat)

 N市では男子よりも女子のほうが遥かに強い。
 牛田竜一は取材を続けながらそう感じた。
 全国的に草食系男子・絶食系男子が増えているということもあり、女の子のほうが肉食になってきたのは何もN市に限ったことではない。だが旧 木隠村(こがくしむら)の影響下にあるN市では独特の様相を呈していた。
 天都水織の通う高校では『女子が男子を管理する』という独特のシステムができあがっていたのだ。

 取材、というか隠れて盗撮をしていく内に、松原玲央(まつばら れお)という大人しそうな男子に目をつけた。平均以下の身長と体重で顔や学力も平均を上回ることのない玲央。いかにも気弱な男子だ。彼は今日もトイレから出てきたところを女子に捕まった。
 隠し撮り映像を見ながら竜一は息を呑んだ。

「松原さん。ちょっと手を見せてくれる?」
 彼女は鬼塚彩希(おにづか ゆいり)という生活指導班の少女である。

 生活指導班とは生徒会・風紀委員会・保健委員会などの有志から成る特別なチームだ。名目上は男女問わず生活指導の先生の下に付く直属の部隊ということになる。
 膝上3センチのスカートにキリリと締まったウエスト、地味な靴下、地味な黒タイツ、地味なローファー、地味な髪留めに、秩序と正義感に溢れた目。
 彩希は長身で背筋がピンと伸びていた。玲央よりも10センチ高い。手には何かを書き込む用紙と地味な飾り気のないボールペン。
 周りには同じような少女たちが腕に腕章を付けて玲央を取り囲んでいた。
「あなた、手を洗っていないようですね?」
「え? そんなわけっ ないよ? へへ」
 へらへらっと笑って、いじめられっ子気質の玲央は自分よりも背の高い少女に気圧されてしまった。
「手を見せてください」
「え? ぇえ?」
 鬼塚彩希は玲央の手首を引っ手繰るように掴み寄せる。
「臭ぁい」
 そして顔をしかめた。
「こんなに乾いてるんだから、やっぱり洗ってないんでしょう?」
 他の少女たちも詰め寄って覗き込む。
「いや、そんな…。手を洗ってからちゃんと乾かしたんだ」
「統計では8割の男子がトイレの後、手を洗わないらしいですよ。それにアンケートの結果でも洗うのが面倒だって言ってる男子が多いわ」
「僕はちゃんと手を洗ったよぅ」
「手を洗ってもハンカチでちゃんと拭かない男子も多いって統計データが出てるんですよ?」
「ハァ?」
「この分だとアソコもちゃんと拭いてないんじゃないかしら?」
 生活指導班の少女たちは口々に「そうよそうよ」「不潔〜」などと言い始めた。

 竜一は映像を見ながら、これが女性社会の実態なのかと憤慨した。なんという決めつけだ。だが本人たちは正義だと思っている。幼い男の子を躾けるという感覚なのだろう。

「おちんちんもチェックしましょう」
 彩希は生活指導班のリーダーである。生活指導の先生(これもまた女だ)から権限を与えられているので、怪しいと見ればいかようにも身体検査できる。まるで深夜の自転車盗難を疑う警察官のような振る舞いだ。

「ええっ 嫌だっ。僕、ちゃんと手を洗ったよぉ」
 暴れだす玲央。高3のはずだが、弱々しい抵抗だ。既に成長は止まっており、他の少女たちと比べても背が低く、虚弱体質っぽい。四名の少女たちは男子トイレに玲央を連れ込んだ。権限を有しているため堂々と男子トイレに入れるのだ。
 キリッとした彩希に玲央は腕を後ろに回された。
「さぁ制服を脱ぎなさい。チェックよ」

 一人の女子は検査中に他の男子が入ってこないようにドアの前で見張った。もう一人の女子は掃除用具入れの中からホースを出して何やら準備している。
 彩希が暴れる玲央の手首を抑え、絞め上げていた。
 最後の女子が玲央のベルトを外し、躊躇なくズボンを下げてしまう。

「いやんっ」
 玲央は童貞のためか、顔を真っ赤にして目をつぶりイヤイヤと首を振った。足踏みをするようにして脱がされないように抵抗したが、引き千切るようにズボンを脱がされてしまう。
「やんっ やめてくださいっ」
「これは検査です。ちゃんと拭けていなかったらバイ菌でいっぱいになっちゃうでしょう?」

 彩希の力は並以下ではないかと竜一は思う。
 ひ弱とは言え、玲央が簡単に抑え込まれるのはやはり伝説の“姫鬼”の能力なのだ。
 調べたところによるとN市には天都家(あまみやけ)以外にも姫鬼の血を受け継いだ女性たち、つまり混血児たちが広く生息しているようだ。

 女の子が並以下の力であっても、男たちは姫鬼を前にすると本来の力を出せなくなるのではないか。噂ではそう言われていた。

「鬼塚さんっ。この子、パンツの前にシミがついてるっ。臭いよ!」
「いけないわね。消毒の措置をとります。これもあなたのためなのよ?」
 言うが早いか、二人の女子は玲央の服を剥ぎ取り始めた。紺色のボクサーブリーフをずるるっと脱がしておちんちんがポロンッと飛び出る。
 女子たちはその包茎おちんちんを見ても何も感想はない。陰毛が薄くても、肉棒が1センチしかなくてもバカにすることはなかった。男の裸など見慣れている精鋭チームなので騒ぐこともない。
「いやだあっ!」
 反対に玲央はしゃがみ込もうとして無理やり立たされたり、逃げようとしてダッシュするが鎖に繋がれた犬のように戻された。短小包茎おちんちんが女子たちの前でみっともなくブルルンッと跳ね回った。学生服の上も無理やり脱がされて玲央は瞬く間にすっぽんぽんになってしまった。

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閉ざされた村で 第一話 アマゾネス帝国への潜入者(3)2018-02-24(Sat)

 男児が生まれて来ない。そんなことが本当にあるのだろうか。

 ―だとしたら、呪われている。

 天都水織(あまみや みおり)の横顔を見ながら裕子は思った。
 恐ろしく澄んだ瞳だ。しかし純粋さと狂気が同居しているような気がする。この少女は、いや、天都家こそは伝説に謳われた“姫鬼”の子孫なのではないだろうか。天都家の血は鬼の血なのだ。

 16・7の若い男子が部屋に入ってきた。
「な、なんだい? これは。僕に何か用かな?」
 裕子の聞いた話では、彼は他県から連れてこられたばかりの『婿候補』である。木隠(こがくし)では彼のように定期的に男を外から招くというのが通例なのだ。
 女ばかりの天都家なのだから夫となる男は常に婿として迎えることになる。N市全体で昔から『婿取婚』が多いのは天都家の影響なのだろう。
 男の子は大きな眼鏡にサラサラとした黒髪。いかにもインテリっぽい。青いパジャマ姿で育ちの良さが窺える。プライドが高そうで、鍛えているのか服の上からでも胸や腕の筋肉がしっかりしているのがよく解る。

「オナニーしてみて」
 水織はさらりと言ってのけた。

「は?」
 男の子は明らかに動揺していた。額に汗を浮かべて余裕が失われていくのがありありと解った。彼の中で大きな葛藤があるようだ。
 水織はロッキングチェアに深く腰掛け足を組んでいる。浴衣姿だ。右手は頬杖をついて、いつものようにとろりとした目つきで「命令よ」と言った。

 離れにある花楼(かろう)という建物で、裕子は非現実的な光景を見ることになる。
 花楼とは、簡単に言えば夜の営み専用の部屋といったところだろうか。天都の子どもたちは母屋にちゃんと自分の部屋があるので、花楼は行為のための別宅とも言える。
 木隠の女は13歳になると成人と見做され、この花楼を持つことができるのだ。

「く…」
 男の子は「なんで君の前で」とか「ふざけてる!」など抵抗していたが、天都家の命令は絶対だ。結局は従うしかない。男の子は天都の“婿”としてこの地にやってきたのだ。その立場を充分に理解しているからこそ、現実を受け入れた。
 しゅるるとシャツを脱いで、ズボンも脱ぎ捨てる。

「これでいいか?」
「………」
 水織はつまらないものを見る目だ。ブリーフを穿いたままやるつもりなの? バカなの? と問うているかのよう。
「ちょ、ちょっと勘弁してくれない? 僕だって羞恥心ってものがあるんだ。心の準備というか…」
「そこのベッドでやって」
 水織の指定するベッドは天蓋付きのお姫様ベッドだ。薄いピンクでコーティングされた愛の巣である。男が一人で入るには勇気が必要に違いない。

「嫌なら帰って」
「や、やらないとは言ってないよ?」
 ここで帰るのは選択肢としてありえない。男の子はタジタジとしながらベッドに上がる。そして顔を真っ赤にし、戸惑いながら始める。ブリーフの上からおちんちんを擦り始めた。

「うぅ」
 顔を真っ赤にして腰を引いている。人前でこんなことをするのは初めてなのだ。下着姿になるのも恥ずかしくて仕方がない年頃である。
 反対に水織のほうは落ち着いて眺めていた。花楼は『女性』が絶対のルールだ。水織の言うことがすべて。
 花楼には好きなときに好きな男を呼び出して性処理をしていい。そのための部屋なのだから。しかし水織はまだ生娘らしい。男に一度も手出しをしていない。裕子が家の者に聞いた話では男に興味がないらしい。
 だから男にオナニーをさせるのは遊びであり、天都の人間としての義務でもある。

 こすこすこすこす…
 長い間、躊躇していた。単調に股間を擦っているだけ…。
 やがて意を決した男の子はブリーフを下げていった。片手でおちんちんを抑えてしゅるる… と足首から取り去る。じぃ〜と水織に見守られながら男の子は全裸になった。
 見ないで… と彼は表情で語っていた。見ていられないくらい全身が火照って真っ赤だ。おちんちんを大事そうに隠して上下にゆっくりと擦る。
 膝立ちになって「はぁはぁ」と息を荒くし始めていた。
 水織は退屈な映画でも鑑賞しているみたいに小さくあくびをする。眠たくなってしまったようだ。男の子は理解しているはずだ。婿候補は家長の言うことに逆らってはいけないと事前にレクチャーを受けている。
 水織を満足させないと婿として失格なのだ。
 他の娘たちなら満足させる手段としてセックスを強要されるのだろうが、水織が望んでいるのは命令を実行できる力。忠誠心があるかどうかを試しているみたいだった。

 男の子は手を離しておちんちんを見せた。
 異性の前で自分だけ全裸を見せるという屈辱を受け入れたようだ。へにゃと縮こまった2センチ程度の陰茎はすっぽりと皮を被っている。金玉も緊張で収縮していた。陰毛は薄めでやっと生えそろったばかりのような印象だ。
 同じ年頃の女子に見つめられて、彼の身体に変化が起こる。
 ムクムクともたげてきた。見られていると意識したのか急速に勃起が始まったのだ。申し訳程度に自分で擦っていても勃たなかったものが、女の子に観察されていると意識しただけで興奮してしまったのか。下を向いていたおちんちんは立派に天上を見上げた。
 かっちーんと硬くなりその雄姿を水織に見せつける。水織はまだ映画の前半といった様子でうつらうつらとし始めている。
 王女様を退屈させたら男の子は婿候補を外される。家に帰されるのは一家の恥。彼はクライマックスのような表情で陰茎をしっかと握った。目をつぶって顔を背けつつ、右手で上下に擦る。
 しこしこしこしこぉ…
 いやらしい息遣いが聞こえてきた。
 完全に閉じていた皮が開いて尿道口だけ見えるようになった。左手を金玉に添えてコロコロと撫でて転がす。女性にされていると想像しながらオナニーをしているのだ。オカズがないので水織に見られていることに加えて想像するしかない。

 しこしこしこしこぉ…
 しこしこしこしこぉ…

 水織は男の子のがんばりをまだ認めていないようだ。頬杖で支えていないと完全に寝落ちしてしまう体勢である。退屈そうだ。
 いかに腹を決めたところで男の子はまだ恥じらいを残している。異性に見られながら自慰をするなど屈辱でしかない。だから擦り方も単調になる。形ばかりのオナニーでは水織を満足させられないだろう。
「まだ?」
 水織はいつ始まるのかと訊いた。
 一生懸命にしこしこ擦っているが、見世物としては確かに何もおもしろくない。男の子のがんばりは認めてもらえなかったみたいだ。
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閉ざされた村で 第一話 アマゾネス帝国への潜入者(2)2018-02-17(Sat)

 3流雑誌記者の男が嗅ぎ回っている。そんな噂を耳にしたのは裕子が働き始めて一週間くらい経ったときだった。
 女性にとっての社会のあり方を考え抜いて女性社会を実現したN市。先進的だとして、取材したいと新聞各社から申し込みは多かった。週刊誌の記者がやってきても不思議はない。しかし『嗅ぎ回っている』という表現にある通り、男は市が指定した範囲以外での取材活動が目立った。主に木隠(こがくし)周辺の地域を洗っているらしい。
 木隠周辺は木無里(きなさ)と呼ばれ、古くから温泉地で観光客が多い。山深い木隠と違って食べ物屋など商業施設もある。至って普通の村。女性社会が糾弾されるようなところはない。
 だが雑誌記者の男は『複数の女性たちによる殺害事件があったのではないか』と文献や人々の証言を集めているのだ。天都家ではこの報告を受けて、もし男がやってきても「取材を拒否すること」とのお触れが回った。
 やましいことはなくとも勘ぐる輩は存在する。裕子も口を噤むことにした。

 裕子は母屋の庭を掃いていた。玄関前なので人の出入りをよく目にする。
 しずしずと歩いて入っていったのは次代の当主と噂されている天都桔梗(あまみや ききょう)だ。張りのある若々しい肌で着物がよく似合う。39歳という若さだが堂々とした佇まいは風格があった。背筋が伸びて遠くを見据えるように目線が高い。
 裕子は側道に寄って頭を下げた。桔梗の後ろを高戸蓮香(たかど はすか)が歩いて行く。旅館業務を切り盛りし、母屋のお手伝い衆もまとめる才人。桔梗の先輩であり無二の友人だと聞き及んだ。年相応に老け込んではいるが、桔梗とそうは歳も離れていないはずだ。
「ご苦労様です」
 微笑を湛えて桔梗は頭を下げた。
「ぁ、はい。お疲れ様でございますぅ」
 裕子は慌てて返す。
 天都家は実質的にN市をまとめる豪族である。女性社会を築いた祖とされる家系。ねぎらいの言葉に自然と頭が下がった。

 桔梗と高戸の後ろを少し離れて、ツンとした少女が通り抜ける。

 長女の水織だ。天都水織(あまみや みおり)は中学生のような体躯だが、この春に高校生になる。淡い色のくしゃっとした麻のスカートに水色ノースリーブのブラウスだ。黒髪が柔らかそうにふわりと揺れた。頭を下げることなく横目で裕子を見やる。
「…」
 何を考えているのか解らない表情だ。むすりとして険がある。
 だが人形のように整った顔立ちだ。天上から人々を見下ろすような目は母親譲りと言えた。桔梗の次の当主はきっと彼女だろう。
 まさに女王の風格だ。

 裕子は深々と頭を下げた。
 女中の仕事はシンプルに家事や天都家のお世話が中心だ。旅館業務を手伝ったり秘書のように天都家の他事業の管理もしている。
 天都家を世話する女中は全部で10人。裕子で11人目だ。ここ一週間は掃除に旅館業務などの雑務が中心だった。

 ふと頭を上げると水織がこちらを向いて立っていた。戻ってきたのだ。仔猫のような瞳で裕子を見つめている。
「ぁ、水織お嬢さま…?」
「後で、お風呂、手伝ってください」
 水織は凛とした声で伝えた。
「は はいっ…」
 返事を聞くと彼女は元のように風を切って母屋に入っていった。
 初めて声を聞く。どこか子どものような、たどたどしさは残っていたが大人びた声色だった。強い意思が感じられた。しっかりとした性格で真面目な娘だと聞いている。聡明でクールな少女だ。裕子は自然と再び頭を下げていた。

***

 何ゆえのご指名なのかは解らなかった。
「失礼します」
 裕子が広い浴室に入ると、水織は既に裸でイスに腰掛けていた。スポンジに泡をつけてグシグシと泡立てている。お人形遊びでもするように手元でグシグシと、いつまでもいつまでも捏ね繰り回していた。
 ちゃんと食べているのだろうか。身体の線が細い。決して栄養不足という感じはしないが痩せ気味で子供っぽい。つるりとした肌だ。
「お背中を流したら良いでしょうか? わたし初めてでいつもどのようにされているのか…」
「髪を… 洗ってください」
「はい」
 裕子は歳下の女の子の世話をするのは初めてだ。氏族のお嬢様であればなおさらで、このような業務はもっと先々に任されるものだと思っていた。
「ちゃんと目をつぶっててくださいね」
「誰かに洗ってもらうのって、好きなんです」
 わしわしと頭を洗っていると水織はポツリと喋った。
 裕子は自分の中学・高校時代を思い出し、水織のような風格を持った女子は居なかったなと改めて感じていた。彼女は男子がいかにも好きそうな女の子らしい女の子だ。守ってあげたくなるとはこのことだろう。裕子も水織の小さな背中を見るとそう思える。鏡越しのおっぱいなどは申し訳程度の膨らみであるが、きれいなカーブを描いていて乳首も淡くてきれいな色だ。全体的に華奢で可愛らしい。
「腰を痛めているんですか?」
「ぇ、ええ。はい。慣れない力仕事も多かったのでちょっと…」
 確かに女中になって雑務ばかりなので腰を痛めた。あまり顔に出さないようにしていたが、水織は人の表情をよく見ているようだった。観察力がある。
「どうしてウチへ来たんですか?」
「ええ… あの…… わたし男の方が苦手で。N市は女性に優しくて、女性が輝ける町だって聞いてきました」
「そのまま信じたんですか?」
「…!?」
 水織は目を開けていた。急に失望をしたような冷たい声。どういう意味だろう。鏡越しに裕子を見つめている。裕子は何か試されているような、そんな気持ちになった。
「欺けば死をもって償うんです」
「え」
「ごめんなさい。変な言い方になって。気をつけてください。良くない噂もあるので… あ、あっ目に入っ… あー」
「大変っ 擦らないでくださいっ」
 裕子はシャワーのコックを捻って泡を落としていった。

***

 裕子が調べたところによると、木隠では10年程前に殺人事件が起こっている。証拠も多く残されたリンチ殺人だと言われていたが、未だ解決はしていない。
 牛田竜一も調べている過去の凄惨な事件だ。
 この被害者の男性は金玉を潰されていたそうだ。木隠の歴史を探っていたらしい。複数の女性による暴行・監禁・恐喝。そしてN市よる揉み消しが疑われている。
 女性に優しい『女性社会』は、翻(ひるがえ)せば男性に厳しい社会…。正しいはずのフェミニズムがこんな狂気を生むわけがないと思う。何かの間違いだろうか。
 だが水織の指摘は何かを暗示しているようで、裕子は少し怖くなった。
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閉ざされた村で 第一話 アマゾネス帝国への潜入者(1)2018-02-10(Sat)

 N市に潜入した牛田竜一が『窃盗』の容疑で逮捕される事件の、2週間ほど前。

 李 裕子(り ゆうこ)は新しい仕事を求めて旧 木隠村(こがくしむら)にやってきた。N市からずいぶんと離れているが平成の大合併によって一応はN市内になる。だが駅を中心にデパートや飲食店などインフラが整った地方都市のN市中心部と、山間の何もない木隠とでは、かなり雰囲気が違って見えた。
「これからお世話になります。宜しくお願い致します」
 裕子は就職先である天都家(あまみやけ)の応接間に居た。畳に正座して上司にあたる女性に頭を下げる。
「あなたもずいぶんと苦労なされてきたのですね。ここにはあなたに危害を加える野蛮な男はいませんから存分におやりなさい」
 天都の番頭役である高戸蓮香(たかど はすか)だ。キリッとした眉に老獪で厳しい鷹のような目つき。自信に満ち溢れた口角(こうかく)。地味な旅館の制服に長い髪を後ろで艶やかにまとめ上げていた。

 裕子は満面の笑みを返す。
 高戸のことはバリバリと仕事のできそうな強い女性だと尊敬の念を抱いた。裕子は自分が極度のフェミニストだと自覚している。東京で働いていた頃に受けた上司からのセクハラやパワハラにうんざりしていたから、『女性のための社会』を標榜するN市で就職できたのは嬉しかった。
 N市は『女性が安心して住みやすい町』を目指して全国からフェミニストが集まってくる理想郷である。と言っても男性を迫害する狂信的なフェミニズムではなく、真剣に男女平等を謳って平和を築こうとしている町だ。真に男女平等なのだから優れた人材が社会を管理するのは必然。つまり優秀な女性が男性に憚ることなく数多くの重要な地位を築いているのだ。

 特に木隠の天都家はN市の象徴的な存在だ。

 まず母系制であるということ。母方の血筋によってのみ子孫が継承されていく家柄である。母方の名字が代々受け継がれるのだ。母親が一家の大黒柱であり、長女が大事にされる風習。つまり男性社会と真逆の社会。多くのフェミニストたちは天都家を羨望の眼差しで見ていた。世界的な潮流である『男社会』に、敢然と立ち向かう強い女性たちの象徴というわけだ。
 そもそも男の子は生まれない。
 それも天都家が神聖視されるゆえんである。


 裕子は高戸の後について一通り職場を見て回った。
 天都家の敷地は広い。家族が住む母屋は奥の奥にある。古い日本家屋で10部屋程度の小じんまりとした趣だ。

「チョロ! おすわりっ」
 母屋の庭園から声が聞こえてきた。高戸が「いい機会だから見ておきなさい」と口の端を上げる。廊下を歩いていくと裕子は目を丸くしてしまった。
 30代と思しき男がブリーフ一枚で犬のように座っていたのだ。
「あ、あれは…?」
 裕子は疑問を口にするが、事前に聞いていた噂通りなのかも知れないと思い直した。N市のハローワークで職員が教えてくれたことだ。N市と木隠ではフェミニズムの色合いがかなり違う。木隠の村では男性に人権を与えないという言い伝えがあるのだ。いや、彼を見ると自ら悦んで人であることを放棄しているように見えた。
「はっはっわんわんっ わわんっ はっはっはっはっ」
 犬のようにおすわりして口をだらしなく開けていた。よだれを垂らしてプルプル震えて、庭園の石畳の上に座っている。ブリーフの前は大きく盛り上がって、テントが張られているみたいだ。
「アハハッ 男の癖に恥ずかしいやつっ。なんで勃起してんだよっ。だっせー」
 おすわりを命じていたのは赤茶の髪を後ろでポニーテールにしている女性だ。色黒でお尻がボンと突き出て乳も見事に張り出している。20歳そこそこといった年齢の背格好。ブルージーンズにぴちっとしたTシャツ、黒のベストというシンプルな服装だ。笑うと笑窪ができて屈託がない。まだ女子高生のような瑞々しさがあった。

「彼女は菖蒲(あやめ)様の4女、天都夜宵(あまみや やよい)様です」
「はあ」
 裕子は天都家の相関図をすべて把握していたわけではなかった。高戸はそれを見越して説明しているのだ。

「それから、あちらに腰掛けているのが桔梗(ききょう)様の長女、天都水織(あまみや みおり)様です」
 目を向けてみると縁側に涼しそうなワンピースの少女が居た。見たところ14・5歳くらいか。爽やかな白い生地と生まれ持っての白い肌。相まって輝いて見える。腰まである黒髪にほっそりとした身体だ。座っているだけで品位が伝わってきた。眠そうな目だが、上に立つ者のオーラのようなものを感じる。
 目を奪われた。
 裕子は思わず身を縮ませた。女でも惚れてしまいそうな可愛らしい容姿だ。

「ジャンプ」
 夜宵がスナック菓子を摘んでいて、肩の高さに掲げていた。男はおすわりした姿勢の状態から「わおんっ」と跳び上がってスナック菓子をぱくりと咥える。
 パン食い競走でもしているみたいに手を使わず、後ろ足の力だけで跳んだのだ。見事である。

「あの男はN駅でタバコを吸っていたそうです。禁煙と書いてあるところで、子連れの女性の目の前でね」
「そうなんですか。酷いですね」
「注意した女性に煩いと喚いたらしいわ。駅員のところへ連れて行こうとしたら逃げましてね。そのときに女性の手を撥ね退けたの。喫煙自体は罰金で済ませましたが、彼は女性に暴力を奮った罪でああやって教育しているのです」
「なるほど」
 裕子はウンウンと頷いた。
 クズ男は捕まって当然だ。ましてタバコなど…。あんな男はブリーフ一枚で再教育されていたとしても同情の余地はない。

「チョロ! おちんちん!」
「わんっ」
 野太く汚い声でいい歳をした男が鳴いた。喜び勇んでパンツに手をかけ躊躇なく引き下ろした。ぶりんっと醜く勃起した陰茎が飛び出る。おぞましい。
「きゃっ…」
 裕子は嫌悪感を露わにした。
 服を着ている女性が見ている前でなんのてらいもなく素っ裸になったのだ。
 普通はスナック菓子のためにあそこまで芸はしないだろう。プライドがないのだろうか。
 男はパンツを脱ぎ捨てM字開脚になって、腕は招き猫のようにする。腹をできるだけ広げて見せた。お腹を見せる動物の服従のポーズだ。腹どころかいやらしく熱り勃った男性器まで丸見せだ。尻尾でも振るみたいにブラブラと肉棒が揺れていた。
 夜宵が命じた芸を実行したのだ。
「わっわんっっ」
 興奮しているようだ。酔ったように赤くした顔で、股間はブラブラとさせる。包茎で金玉袋だけが異様にでかいものを、「見てくださいっ」と言わんばかりに振ってみせた。腰を突き出してブラブラとさせる。
「わほっ」
 陰茎を見せつけることで夜宵に媚びようという浅ましい生き物だ。

「よく、出来・ま・し・た!」
 夜宵は足を振り上げ、サッカーボールでも蹴るようにしてシュッと振り抜いた。「た!」という掛け声に合わせて金玉に足の甲がヒットする。
 バチンッ!!!
「あおんっっ!!!?」
 風船が割れたような音がした。蹴られた瞬間、男が宙に浮き上がっていた。金玉がせんべいのように潰れたのを見てしまった。男は堪らず金玉を手で抑え、無様に地面を転げ回った。

 夜宵は町の女性自警団〈アマゾネス〉の団長を務めているそうだ。市民の警護と罪人の更生を目的につくられたN市独自の組織である。
 男性が女性社会であるN市で生きていくためには従属が絶対条件だろう。クズは調教して手懐け、成績優秀な男であっても町のために働かせる。どちらにしても女性の上に立つことはない。
 裕子はゴクリと唾を呑む。
 女性が男性社会で虐げられてきたのと同様に、ここでは逆に男性が虐げられる。男はそれを肝に銘じるべきなのだ。
 裕子はゾクゾクとしてしまった。
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閉ざされた村で 竜一の章 プロローグ 姫鬼の舌遣い(2)2018-02-03(Sat)

 少女は雌狐のようなポーズで伸びでもするようにお尻を突き出していた。両膝を地面に着いて、竜一が抵抗できないように手首をしっかりと握り込む。襦袢がはだけて乳が露わになっている。
 竜一は生まれて初めてのフェラチオで茫然自失の状態だった。股ぐらに少女の頭がすっぽりと埋まっていて、情けないことに力づくで退かすこともできない。
「ぁ… ぁっ… ぅう」
 女は男より下の存在なのに。力や頭脳でも敵わないはずの女なんかに抑え込まれている。恐怖してしまった。
「や、め… やめろっ…」
 力なく絞り出した声に少女は耳を傾けない。夢中になって頭を上下に振って陰茎にむしゃぶりついていた。舐めれば舐めるほどビクビクッと反応を返す肉棒。単純にそれを遊びとして愉しんでいるように見えた。仔猫の雌が雄ネズミを甚振るように、主導権は少女のものだ。
 腰の位置をモゾと動かして蹴り飛ばしてやろうと思っていたが、竜一は気持ちよさにクラクラとしてきた。力がどんどんと抜けていくような気がする。
 どれくらいそうしていただろうか。いつの間にかよだれを垂らした少女の白い顔が目の前にあった。
「もう頃合いかしら?」
 首を傾げて無邪気に言う。竜一の両手を解放して自分の下着を横にずらす。とろりと蜜が溢れた割れ目が露わになった。よく見えないが竜一が見る初めての女性器だった。少女は右手で竜一の肉棒の根本を握って逃げられないように固定した。割れ目を充てがい、にゅぷと腰を落としてくる。
 あっさりと無感動に竜一の童貞が奪われた。
 ずちゅぷっ
「ぁはあっ!?」
 廃人のよう呻く。電流を流されたから身体が自動的に反応しただけだ。手慣れた様子の少女に対して初めての快楽にされるがままの青年は情けなかった。
 膣の奥までずぷぷと嵌まる。しっかりと咥えこまれてしまった。
「はうぅ」
 少女は切なそうに熱いため息を吐いた。
 無理やり快楽を与えられた竜一と能動的に甘いケーキを食べに行った少女の違いは明白だ。腰を動かしたのは少女のほう。木に釘を打ち付けるようにして腰を上から打ち下ろす。
 ぱんっぱんっぱんっぱんっ
 膣の奥のほうまでしっかりと肉棒を挟み込んできゅっと締める。
「はっはっはっふはっ…」
「ぁ… ぁ…」
 歳下の少女にリードされてる…。
 女の子に犯されているんだ…。
 そう認識した途端に涙が溢れた。歳上の男のプライドが形無しだ。
 プライドを振り絞って竜一は少女を突き飛ばそうと両手を上げた。白い肌に触るとあまりの柔らかさにドギマギとしてしまった。少女は邪魔だと言わんばかりに竜一の両手を退けて手首を握った。そのまま木の幹に押し付ける。だんっだんっと磔にされて身動きがとれない。ぴったりと手の甲が幹に張り付いていた。竜一は少女と対等ではないのだ。少女のためのディルドと化してしまった。
 ぱんっぱんっぱんっぱんっ
 リズミカルに腰を振って肉棒を犯す。一方的にもて遊ばれた。
「ふんっふんっふんっ」
 鼻息を荒くして腰を落とす。蹂躙される情けない肉棒。少女はうっとりと味わっていた。ジタバタ暴れる竜一をものともしていない。
 情けない童貞で、ちっともガマンのできない早漏の竜一は、いきなり絶頂を迎えていた。

 どぴゅっっっ!!
 前兆もなく漏らしてしまった。どくどくと膣の中に射精してしまう。驚異的な早漏男だ。
 どっぴゅ!!
 どぴゅぴゅっ!

 びくっ
 びくくっ
 気づいていないのか少女は構わずに腰を振っている。肉棒はぞうきんでも絞るみたいにきゅっと締め付けられ、しっかり精液を搾り取られていた。
「ん? んん…。あぁ〜ぁ…」
 情けなく萎んでいく男根にガッカリといった表情をする少女。不快を露わにしていた。お愉しみを勝手に終わらせたのだから当たり前だ。
「しょぼぉい…」
 それは男性に対して最大の侮蔑。竜一はふつ… と怒りの炎を灯らせた。そして猛烈に恥をかかされて顔が真っ赤になる。早漏なのは女性に対して申し訳ないと思えるが、しかしそれをなじるのは身体的特徴を貶すのと同じじゃないか。
 ガキ臭い女なんかが、立派な大人の男に生意気な口を利くんじゃない!
 だが、すっかり萎んでしまったショボチンは膣からにゅると追い出される。硬度を失って締め出されてしまったのだ。家から追い出される男のようで情けない。しらぁ… とした失望の表情で口を尖らせる少女。「口程にもないのね。空気の読めない男は嫌ぁい」とでも言っているようだった。
 興味の失せたおもちゃから手を放してすっくと立ち上がる。
「ちっとも我慢できないんだ?」
 ニタァと笑われ、明らかに歳下の少女から侮辱された。
「くそ…」
 竜一は情けなくお尻を向けて逃げ出す。四つん這いだ。
「また鬼ごっこ? わち飽きたんよ」
 少女はハイハイして逃げる赤ん坊を取り上げるようにして不用意に竜一に近づいた。

「うぁああああ!」
 振り向きざまに落ちていた小太刀を拾って少女の腹に刺した。
「あ…?」

「ははっ ふはっ あひゃはがはあっははっははっ」
 竜一は勝ったと確信する。小太刀は鬼を殺すために持ってきたものだ。少女は今の一刺しで血を流して倒れる。これなら絶命に到らしめられるだろう。
「ははっ やった!」
 どんなに女が権利を主張したところで最後には男が勝つようにできているのだ。男が力でねじ伏せれば男女平等の虚構にみんな気づくだろう。
 血の池は徐々に広がっていった。
 似非フェミニストどもがつくってきた帝国の実態は竜一が記事にして週刊誌で報じられることになる。不正を暴けばこの村も終わる。
 竜一はとろとろと歩いて県境を越えていくのだった。

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閉ざされた村で 竜一の章 プロローグ 姫鬼の舌遣い(1)2018-01-27(Sat)

 “姫鬼”と言っても外見や腕力などは人間の女性とさほど変わりがない。

 このような女型の鬼のことは古来より“姫鬼”と呼ぶ。人間が鬼と化した“鬼女”とは違い、姫鬼は純粋な妖かしである。

 彼女たちは集落をつくり、人間と交わり、子を成して平和に暮らしていた。姫鬼こそ女性の王国の祖である。

 だが平安時代に悪さをする妖怪として貶められ、名のある武将に討ち滅ぼされてしまった―。


 牛田竜一(うしだ りゅういち)は素っ裸のまま走っていた。
 辺りは男子禁制の森だ。竜一は早く森を抜けなければと焦る。必死で走った。だが幸い村の女たちが追ってくる気配はなかった。
 足の裏は尖った石ころや小枝が刺さり血だらけだ。顔や胸に返り血をたくさん浴びている。目の前が赤く滲んでいるような気がした。気にしてはいられない。
 右手には御神体と呼ばれる小太刀を携えている。言い伝えによれば鬼を斬るためのものだそうだ。役に立つのだろうか。錆びて使い物にならないような気はしている。竜一はそれでもお守りのように大事に抱えていた。
 ひたすらに走る。ぶらぶらとみっともなく陰茎を曝け出して恥も外聞もない。そんなことよりも〈やつが来る〉という焦りでまともな思考回路が働かなかった。何に変えても逃げ切ることが重要だ。一山越えれば他県に入るだろう。一昼夜かかるかも知れないが走り続ければ体力の面ではやつらとて人間と同じ。脚力だって人間の女と同様なのだ。死ぬ気で走れば大丈夫だろう。
 問題なのは捕まったとき。竜一のように領域(テリトリー)を犯した男を生かしておくとは思えなかった。とにかく複数人数の女たちに捕まらなければ竜一の勝ちだ。生き延びれば『証言』だけでも使いようはある。彼女たちの実態を明るみにするのだ。

 ガサガサと落ち葉が踏まれているかのような音や獣が草むらに隠れているような気配がした。
 陽が落ちかけて既に森の中は真っ暗だが高い木々の隙間から僅かに光源が漏れて竜一を導いていた。
 下を小川が流れている。急角度だが竜一は滑り降りて4歩程度で横断した。足を引っ掛けて小高い岩場を登る。大股開きで尻の穴も金玉袋も後ろから見れば丸見えだ。誰も見てないと思って崖を大胆に登った。
 どさっ
「ふうっ… ふう… !? ひぃい!?」
 小猿でも降ってきたのかと思った。
 竜一はその場に力が抜けたように腰を落とす。

「うふふふっ」
 女が立っていた。
「わちの足から逃げられるとお思いなの?」

 雪のような白い着物だ。いや襦袢というものだろうか。帯はなく、はだけて太ももや下着、おへそまでも見えていた。足元は草履だ。
「うふふふっ。まだ諦めのついていないといったお顔ね」
 少女の姿をした姫鬼だ。
 腰まである艶っぽい黒髪に14・5歳程度の幼い容貌。ひどく赤い口紅に、頬には朱が差している。とろりとした目つきは酔っ払っているようにも見えた。身長は竜一よりも頭二つ分は低い。要するにまだ子どもだ。下着も露わにして堂々と歩いてくる。
「みなが捜しておりますよ。今、お兄さんに逃げられると困るのですって」
 にやと笑った。
 殺すしかない。
 竜一は刀を鞘から抜いて振るおうとした。だが同時にパシッと手首を蹴り飛ばされる。少女は緩慢とした動きに見えたが、手首につま先を的確に合わせられて、小太刀は3メートルほどの距離を飛んだ。
「うぐっ」
 竜一は恐怖する。
『この娘は確か天都(あまみや)の…。やはりコイツが姫鬼だったのか』
 今さら気づいても後の祭りだ。
 手首を掴まれた。ギリリと締め付けられる。少女の左腕一本で竜一は吊り上げられた。腰が浮いて強制的に立ち上がってしまった。
「う、うわぁっ」
 恐怖に顔がひきつって空いている手で少女を突き倒そうとする。突き飛ばして逃げ出すつもりだった。しかし左手も軽々とキャッチされて両腕が塞がった。
「お兄さんのこと犯して構わんって言われてるよ? ちょっと試してみていいかな?」
 にたと笑う。
 少女が悪戯っ子にお仕置きでもするときのような目だ。
 大の大人が子ども扱いにされている。竜一は複雑な感情が込み上げて、瞬時に抵抗を試みた。少女にねじ伏せられる大人などあるわけがない。怒りや情けなさで抵抗したが恐怖は打ち消せなかった。コイツは鬼だ。姫鬼(ひめおに)と呼ばれる類の妖魔と聞いた。そんなものが本当に存在するなんて…。
 見た目は至って普通の人間だ。力も普通以下のはず。だがこの娘の力は異常だった。聞いていた話と違う。本物の“鬼”としか思えない。
「ぁはああぁあっっ!?」
 竜一は悲鳴を上げた。手首が捩じ切られそうだ。押されて後ずさり、背中を木の幹に押し付けられる。少女は舌っ足らずの口調で「わちが舐めてあげるねぇ」と言ってしゃがんだ。
 物怖じしない大胆な娘だ。M字開脚で下着も露わに、はしたない恰好で、いつの間にか小さな胸の膨らみも見えていた。肩から着物がずり落ちそうだった。
 舌先を尖らせて伸ばしてくる。剥き出しの亀頭にちろっと触れた。
「ぅっ」
「お兄さん。逃げないの?」
 言ってから少女はまた舌先で小馬鹿にするように突っついてきた。生温かく湿った感触が肉棒の先を舐める。尿道口やカリを突っつかれて快楽の電流がゾクゾクッと全身に走った。
「はうっ」
 竜一は童貞だ。草食系を通り越して植物系男子と呼ばれている。26歳にもなって女性の経験がない。風俗にも行ったことがなかった。キスはおろか、手を握ったこともない。だから女の前で裸になったのはこの村が初めてだ。
 ほんの少しの快楽でムクムクと勃起していた。ちろちろと舌先が微動し、ちょんちょんと突つかれるとたちまちに亀頭が真上を向いてしまったのだ。
 女が怖い。初めてそう思った。
 竜一は少女を突き飛ばそうと掴まれた手首のまま振り回す。しかし固定されて1ミリも動きやしない。蹴り倒そうと右足を上げてみるが、少女は至近距離に居すぎて蹴ることもできない。せいぜい膝で小突く程度だ。少女はそんな攻撃を意に介せず、ぱくりと亀頭を咥えた。上を向いたレバーを引き下げるように肉棒はグイと下を向いていった。勃起したまま、彼女が舐めやすいように無理やり下げられる。そして美味しそうにもぐもぐと動かす。小さく開いた口の隙間から唾がいやらしく糸を引いて伸びるのを見てしまった。
「あぁっ… あはぁっ…!?」
 大量の唾液はとろりとして人間のそれより粘性があるように感じた。同じ成分なのかも知れないがやはりどこか人間と違うような気もする。
「うぅんっ。はむっ。んっんっ んっんっ♪」
 はむはむと嘲るように亀頭を圧迫してきた。ビクッビクッと背がしなって身体が跳ねた。全身から一気に汗が吹き出してくる。歳下の女から与えられる初めての快楽に脳が痺れていった。
 少女はうっとりとして膨張した亀頭を舌でローリングしていた。れろれろと大胆に暴れる。竜一はなんとか膝で蹴り倒そうとするが少女はまったくどこふく風だ。逃げようがなく竜一はずるずると腰の力が抜けて尻もちをついていった。木の根元に座り込んでしまったのだ。
『お、犯される…』
「んんっんっんっ」

 美味しそうに、肉棒にむしゃぶりつく少女。快楽に身を任せて竜一は徐々に抵抗の意思を失っていった。

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Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

Readme!
◇18歳以上推奨
 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
◇表現について
 作中にいじめ・暴力的な表現があります。嫌悪感を抱かれる方はお読みになられないほうがよいでしょう。
◇著作権
 一応著作権は主張します。
◇フィクション
 作中の人物・団体などは実在するのもあるかもしれませんが関連はありません。
◇リンクフリー
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 ★無料ブログ:不定期更新。近況報告とリリース情報。試し読みをときどき掲載予定
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 ★無料プラン:毎週土曜18時に近況報告と試し読みリリース
 ★250円プラン:毎週土曜18時に連載もの短編小説リリース
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 ★3・4ヶ月に1冊のペースで刊行予定
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