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『全裸でかくれんぼしたい』2017-05-20(Sat)

 僕の背丈の半分ほどしかない少女たちが神社に集まっていた。
 …5、6、7…、8人か。
 チビで幼いのから色黒でちょっと大人なのもいる。
 ちょうどいい。

 グループのリーダー格であるノッコが数を数え始めた。シマシマの白黒スカートに水色のシャツ、ショートカットの活発そうなお嬢さんだ。
「もーいーかーい」
 少女たちは方々に散って神社の裏手に回ったり草むらに隠れたりしていた。
「もーいーよー」

 潜んでいた僕も「もーいーよー」の声に合わせて「もーいーよー」と裏声を出した。普段から高めの声なのでバレないだろう。歳も近いんだから大丈夫さ(35さい)。

 服を脱いで全裸になってみる。
 外で裸になるなんて、この上ない開放感だ。

 Tシャツに赤いスカートの娘が元気いっぱいに横を走り抜けていった。まだ隠れる場所を探しているようだった。
 僕の隣にくればいいのに!

 赤いスカートの娘の妹だろうか。ショートパンツの小さな娘が後をついてきた。お姉ちゃんの後ろに隠れる。二人ともツインテールにしていて仲の良さそうな姉妹だ。

 神社の裏手には小さなお堂のようなものがあって、そのすぐ横に大きな木がある。彼女たちは木の陰に隠れて「シーッ」と人差し指を口に当てていた。

 僕はさっそく勃起しはじめた。
 全裸で少女たちの前にいると思うと胸のドキドキが止まらない。見つからないか心配だ。
 変態と笑わば笑え!

 色黒の活発なノッコが現れた。
 訝しんで大きな木の周りをぐるりと回っている。その挙動に合わせて姉妹も息を潜めながら周囲を回った。しかしノッコのほうがお姉さんなので、頭を使って逆に回り始める。誰かいると踏んだのだろう。
「みーっけ!」
「きゃー」
 姉妹はタッチされてしまう。

 シコシコシコ…
「ん?」
 異音に気づいたノッコが振り返った。僕は手を止めて息を潜める。じーっとこちらを見ていた。純粋な少女の目だ。未来に夢を抱き、好奇心に満ちた輝かしい瞳である。

 反り返ったおちんちんを見ているのだろうか。いや、見えていないはずだが…。僕のようなドス黒いものを見ていては駄目だ。

「ノッコちゃんどうしたの?」
「なんかいるような…」

「にゃ〜ん…」

「なーんだ猫か〜」
「誰か神社の軒下に隠れてると思ったんだけどなぁ」
 尚も納得の行かない様子のノッコ。まだ見続けている。暗闇に目を慣らされたらまずいよ。

 おちんちんをスローにシコシコしながら腰を突き出してみた。
「ハァハァ…」

 シコシコシコ

「なにかたべてるのかなー?」
 3人の少女たちが暗闇をじーっと覗き込んだ。

「どうしたのー?」
 他の少女たちも集まってくる。
 ワイワイガヤガヤとかくれんぼを中止して軒下に興味津々だ。
「今ここに7人いるから、居ないのはジュンちゃんだけだね」
「ジュンちゃーん出ておいでー」

 じーっと少女は暗闇を見続ける。
 ジュンちゃんは確か一番小さな娘だ。白いワンピースのオカッパで可愛らしい娘だったな。

 シコシコシコ
 見つかるかも知れない恐怖に汗が噴き出してきた。いや激しく運動をしているせいかも知れないが…。

「よーし」
 行動力のある一人の少女が「あたし見てくるね」と宣言する。軒下を這って進んでいく。

「ハァハァ」
 反り返った勃起おちんちんをシコシコ…
 少女が進んでいく。
「ぁ!?」

 シコシコシコ…

「なに?」
「どうしたのー?」

「見てぇ〜 ほら可愛い〜」
 少女が猫を抱いて軒下から現れた。
「にゃー…」

「ハァハァ」
 シコシコ…

「誰かいると思ったんだけどな」
「ジュンちゃん捜さなきゃだね」

「ハァハァ」
 シコシコ…

 少女たちは裏手から立ち去っていった。

 僕は追いかけるようにして小さなお堂から出る。

 小さいと言っても陽の当たらないところだから、中に入ってしまえば奥は影になって見えにくいのだ。うまく隠れんぼできてよかった。
 全裸かくれんぼ成功だ。

「!?」
 お堂から出ると少女と目が合った。
 小さなオカッパ頭のお人形さんのような可愛らしい娘だよ。

「はぅっ!?」
 ぎゅっ
 おちんちんを隠そうと握りしめてしまった。

 ドピュッ

 少女の前に白いものが放物線を描いて落ちていく。
 白いワンピースにぴちょっとかかった。
 あどけない顔でぽけーッと変なものを見る目で見ていた。上目遣いで、おちんちんの先から飛んでいくモノをじーっと見つめている。

 ジュンちゃんはお堂の横か裏にでも隠れていたようだ。見つかってしまった僕はおちんちんを隠そうとして隠しきれなかった。
 最後まで隠れていたのは亀頭だけだった。

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透明人間で(11)2016-09-03(Sat)

「学級… 裁判?」

 間の抜けた顔で反芻する僕。


「そう。鷹橋は未知の力を使って、千菜を襲った件、改めて話し合いましょう」

「ほぇ…」

「初めはテニスをしていたときだわ。運動場の足跡に、砂の幽霊。遥にケガをさせた何者かが居ると思った。後で男子たちに聞いてみたわ。そしたら鷹橋だけがいつも体育の授業を欠席してるって」

「…ぅげ」

「休みでも見学でもなく、居ないのよ、ずっとあんただけ。保健室だって言ってるみたいね鷹橋? でも保健の先生にも聞いているわ。鷹橋は来てないって」

「げぇ…」

 バレとるがな、全部。


「様子のおかしい千菜さんにも聞いてみた。そしたら何かの気配を感じるって言っていた」

「ぅ」

 僕は気のせいだと思い込もうとしていたが、やはり千菜にはバレていたらしい。


「それからセーラー服が盗まれた事件、みここがゴミ袋に入った私たちのセーラー服を見つけてくれたわ。千菜さんはゴミ捨て場で何者かに襲われた。ハッキリと鷹橋に襲われたと千菜さんは泣きながら教えてくれたの」

「ぅぅ」

 千菜の姿は見えない。みんなの後ろに隠れているのだろう。


「私たちの制服の中に鷹橋の制服もあった。もうあからさまに怪しいと女子のみんなで情報を共有したわ。それで風邪で寝込んでいるあんたの家に行ったの」

「そしたら千菜のこのブルマでいやらしいことしてたわっ」

 遥ちゃんが説明を加える。


「だから証拠も押収して写真も撮ったったわ」

「でも学級会ではつい仏心で過激すぎる証拠を提出できなかった。状況証拠だけで千菜を襲ったことを証明できると思ったのに…」

 友理子が不満そうに唇を噛む。

「ここまでで申し開きはあるのかしら?」

「ぅぅないです…」

 勃起したおちんちんをブラブラさせて下を向く僕。反論したところで、もう助からないだろうと思ったのだ。


「もうすぐ体育の授業が始まるから、その恰好のままついてきなさいよ」

「こ、この恰好でぇ…?」

「姿を隠せるんでしょ? 知ってるわ。先生にはバレないように隠れてなさいよ。でも私たちは鷹橋を囲むので逃げられませんよ」


 僕はワケも解らず連れていかれる。

 実体を晒すのは嫌なので再度、透明化を発動する。何だよコレ…? 遥ちゃんにしっかり左手首を握られて、僕の周りを女子たちが囲む。

 透明人間になって姿は見えないはずなのに、僕の姿は彼女たちには見えているようだった。

 それもそうか。遠くからは判別しにくいが、スプレーでの彩色とチョークの粉による型取りで薄っすらと僕の裸体シルエットが浮き上がっているのだ。

 見ようによっては本当に幽霊っぽい。

 僕は女子たちが集団で廊下を歩いて行く中、全裸で追随していく。


 セーラー服姿の他クラス女子二人組が対面からやってきた。もうすぐ授業が始まるので教室に戻るところだろう。僕の姿を見てギョッとする。

「え… なにアレ……?」

「男子? おち… ん… ちん…??」


 勃起したおちんちんにも粉が薄っすらかかって輪郭がハッキリと解る。ヒソヒソと二人組が僕を注目して振り返る。いやんっ 恥ずかしい! 見るなぁ!

「これはね…」

 友理子が立ち止まって説明をしていた。二人組は頷いている。どんな説明したらこの惨状を納得するんだ…。


 尚も廊下を練り歩いて、玄関を通り、上履きから運動靴に替え、女子たちは和気あいあいと運動場に出た。もうみんな普段のテンションに戻っている。僕は裸足のままだ。


「鷹橋、いい? あなたはこれから透明人間よ」

「な… んですと…?」

「これから私たちはあなたを無視します」

「へ?」


「存在をスルーするの。オバケ扱いよ。先生やさっきの二人組のようにバレても私たち女子のみんなはシラを切るわ」

「そういうこと。先生に何を聞かれても見えてないことにするから」

 遥ちゃんが笑顔で言葉を加える。


「これが鷹橋に対する罰よ。学級裁判の結論はもう出てるの」

「話し合いは!?」

「まだ何かある? 何か反論があれば聞くわ。弁明することがあればしてみて。でも女子のみんなで話し合って先に結論だけは出てるの」

「そんなぁ」

「必死に弁明することね。もしかしたら慈悲で許してもらえるかも」

 友理子は歩きながら告げる。

 千菜の汚されたブルマを掲げる。

「これを穿いてもらうわ。いつまでもそんなもの晒して恥ずかしいのでしょ? せめてものの情けよ。足を上げて」

「な…? へ…?」

 僕はもう言われるままに従っていた。ビニール袋から取り出された臭いのキツイ汚れたブルマに足を通す。何でもいいからそれを穿かせてもらっておちんちんを隠せるなら良いことじゃないか。ブルマが太ももを通って装着完了だ。

 あれ?

 ぞんざいに穿かされたらしい。

 亀頭の先端だけが顔を出していた。


 友理子に右手首を握られてしまい、自分で直すこともできない。

「ちょ… あの… ちょっとこれ… 恥ずかしいので…」

「何のこと?」

「え…」

 僕はそのまま歩かされる。

 女子に囲まれて僕はこんなに卑猥な恰好だ。恥ずかしいのと妙な快感…。ブルマを穿いた興奮でおちんちんが中でびくんっびくんっと反応していた。

 小さなブルマがぱつんぱつんに広がって、歩く度にずり下がっていく。半ケツ状態になり、亀頭が完全に露出したところで止まった。

 傍から見るとブルマだけが空中を移動しているように見えるだろう。近づいてよく見ると男子の裸体がブルマを穿いて歩いている変態オバケである。

 周りからクスクスと笑い声が聞こえてきた。

 僕が振り返ると女子たちは素知らぬ顔で明後日のほうを向いていた。他の女子も見てみるが一瞬で目をそらして談笑するフリをしている。


 もう既に始まっているのだ。

 透明人間の罰が。


 運動場に整列する女子たち。向かいに体育の先生が立つ。

 年配の女性教諭は形だけの体育指導だった。積極的な指導はなくて放任主義らしい。ニコニコとゲームをさせて監視員のような人だ。

 先生は僕の姿を見て「ま」と驚いた。

「どうしたんですか? 先生」

 遥ちゃんが元気に問う。

「いえ、そこに何かいるような気が…」

「何がいるのかしら…??」

 ざわざわと女子たちは知らんぷりしていた。

「疲れてるのかしらねぇ… 昔から霊感は強いほうだけどまた見るなんて…」


 先生は僕の存在を幽霊と認定したようだ。千菜と同じようにである。これで大人たちの前に突き出されることはなくなった。同年の女子に裁かれるのみだ。


 そして難なく体育の授業が始まる。

「今日はミニバスケをやりますよ」


 僕は遥ちゃんと友理子に手首を握られたまま女子の集団に紛れ込んでいた。ゲームをしている連中以外はコート外で練習か待機だ。


「ふぁーあ! 今日も暑いなー」

 遥ちゃんはいつも通りの明るさで伸びをした。両手を上げたので、握られた僕の片手も吊り上げられる。


 みここが千菜を連れて前からやってくる。千菜はみここの背中に隠れながらだった。

「座ろうか」

 遥ちゃんに釣られて僕も運動場に座る。友理子とみここも座って千菜はモジモジと立ち尽くした。

 僕のブルマの股間がこんもりと盛り上がって勃起していることを如実に知らせている。みんなそれを見ているはずなのにガン無視だ。


「千菜さんも座りなよー」

「…」

 彼女はガチガチと震えてみここの後ろに腰を下ろした。相変わらず幽霊でも見るようにして僕のことを怖がっていた。


「昨日のテレビでさー、ニュース見ててぇ、お笑いコンビの人が女子校に侵入して制服盗んで捕まったってー。怖いねー」

 ぺちゃぺちゃと喋り始める遥ちゃん。やがて手首から手が離される。僕は二人から解放されて自由だ。逃げようと思えばいつでも逃げられる。

 しかし不思議と快感なのだ。

 日常的に会話する女の子の輪に異物であるブルマを穿いた僕が混じっていることが。


 一人興奮してブルマの前を膨らませて、先端からはガマン汁を垂らしている。見えているはずなのに彼女たちは僕をスルーしてくれている。

 僕はこれから透明人間として生きようと思う。


 あははうふふとみんな僕を無視して楽しそうに会話を続けた。

 彼女たちの輪の中心に移動して、ブルマを太ももまでずらして寝そべった。

 あぁ、変態の僕のおちんちんを見て、みんな!

 普通に体育の授業を受けている女子たちの前で僕はこんなに勃起しているんだ。

 突然の僕の行為にぎょっとする女子たち。しかし一度無視すると決め込んだので何も言われなかった。

 彼女たちは僕が恥ずかしい思いをすることが罰になると思っているのだ。言わば仕返しではある。今まで覗かれて下着姿を見られたことに対しての罰として、僕の痴態を見てやることが僕にとっての不利益になると思っているわけだ。


 確かに恥ずかしかった。

 思春期のおちんちんは皮を被って見られたくないものだった。

 だけど、僕はあらぬ方向に開眼してしまったのだ。

 今まで一方的に見る側だったことの反動だろうか。ジロジロと情けない身体を見られることへの快感に酔い痴れてしまっていた。


 僕は竿を握ってシコシコと擦りだした。ティーン男子のオナニー姿は見られてはいけないものだ。沽券に関わるのだから。だけど僕は透明人間。スプレーでマーキングされようと、粉が降りかかろうと見えてないことにしてくれているのだ。

 こんなに恥ずかしい行為を悲鳴もあげず受け入れてくれたのだ。


 しこしこっ

 しこしこっ


 千菜は背を向けて顔だけでチラチラとこちらを警戒しながら後ずさって離れていく。

 みここは昨日何を食べただとか話に夢中だ。僕のほうをチラチラ見下しながらだけど、さすがにどっしり構えているね。


 しこしこっ

 しこしこっ


 友理子は眉根を寄せながらも話を合わせている。思いの外、与えた罰が効果的でないことに気づいただろう。見られる恥ずかしさを味わえという罰は、意に反して見られることを歓びだした僕に引いているのかも知れない。


 しこしこっ

 しこしこっ


「もういや… 何コイツ…」

 遥ちゃんは堪らず立ち上がる。嫌悪感を顕にして運動靴で僕の金玉を踏みつけた。

 ぐりぐりっ

「やめなさいよっ 汚らわしい」

「うぅっあぁっ♡」

「このっ このぉっ」

 運動靴が金玉を押し潰して様々な形に変形させる。

 ぐにぃぐにゅう…

 ぐりぐりっ

 金玉を痛めつければ僕がやめると思ったのか。

 その痛みは快感に変わっていた。


「ウッ!」

 ドピュッ!

 お腹の上に白濁液が飛び散った。金玉をムギュッとされたことでそれがスイッチになってしまったようだ。射精するところをみんなの前で見られちゃった…。みっともない恰好で恥ずかしいオナニーを見られて、挙句に射精する瞬間まで見られて…。

 ビクビクッ

 ビクンッ

 僕は背を反らして幸福を感じていた。


「キャッ」

 まさか射精するとは思わなかったのだろう。大好きな遥ちゃんの可愛い悲鳴が響いた。


「遥、どうしたの? は、は、反応したら負けよ…」

 動揺する友理子。


「べ、別に… 私たちもミニバスケしよ。もう放っとこうよっ」

「そうね。もうずっと無視すればいいのよ…」


 4人共ゲームを始めるらしい。

 当然、僕は後をついていった。もう逃げる気なんてない。そうだ、現実から逃げちゃいけないんだ。辛いことがあっても目をそらしちゃいけないのさ。一緒にゲームを愉しめばいいんだ。わざとボールにぶつかってパスカットしたり、わざとコートに転がって踏まれたりするんだ。

 そうして、みんなが僕を無視するんだ。

 変態の僕を受け入れてくれるんだ。

 透明人間として受け入れてくれたんだ。


 こんなに恥ずかしいブルマ姿の僕をもっと見ておくれっ。

 僕は絶頂の余韻に浸りながら、みんなの輪に向かって走っていくのだった。


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透明人間で(9)2016-08-20(Sat)

 セーラー服を脱いで薄紫のブラジャー姿を見せる遥ちゃん。

 やっと目的の遥ちゃんの元へ辿り着いた。


 おちんちんを他の女子に踏まれてしまい、興奮状態にあった僕は、いつもの定位置に座っていることができなくなっていた。女体をより近くで見たいと思わず遥ちゃんに近づいたのだ。


 僕は彼女の至近距離で突っ立ったままじぃっと見つめる。

 大丈夫だ。バレていない。注意散漫な遥ちゃんなら気づくこともないだろう。

 目を細めて亀頭を隠しながら、僕はいやらしく勃起した竿をスコスコ… と擦りあげていた。


「ふんふん~♪」

 音程の外れた下手くそな鼻歌で、セーラー服を畳んでいる。遥ちゃんの柔らかそうな髪が揺れてシャンプーの香りが漂ってきた。ご機嫌の様子だ。

 すんすんっ

 鼻から吸い込んで胸いっぱいに彼女の匂いを取り込む。


 スコスコスコ…

 オナニーが捗るよ。

 遥ちゃんの胸の谷間、控えめな乳房。余計な脂肪のないくびれ、ぷにっとしたお腹に可愛いおヘソ…。

 舐めるように近くでジロジロと眺めてやった。

 うぶ毛が見える。きめ細かいピチピチの肌。ああ、こんなところにホクロが。

 可愛いよぉ、そのもちもちの二の腕のたるみ…。

 ほんのり赤いほっぺたに思わずキスをしたくなる。


 スコスコスコ…


 僕はしゃがみ込んでスカートの中を覗いた。

 暗いけど薄紫色のパンティがよく見える。くいっと上がったお尻が可愛い。

 すんかすんかっ

 臭いも最高だっ。


 遥ちゃんは覗かれて臭いを嗅がれていることにも気づかずに、上半身に制汗スプレーかなんかを身体に振りまいていた。

 暑い季節だからね。

 僕に気づかず、バカだねぇ~。

 スコスコスコ…


「うふふっ」

 遥ちゃんはお尻をフリフリして僕を誘っているぞ…。何を楽しそうにしているんだか。


 それにしても変な臭いっ。

 臭いにもほどがあるよっ。

 むせ返る教室で僕は計画を反芻する。

 今日こそみんなのセーラー服を強奪しようと思う。前回のリベンジだ。ゴミ袋も再度仕込んできたし、下校までの間に隠しておく場所も見つけてきたし…。

 遥ちゃんの股間のあたりを重点的に見ながら僕は舌舐めずりしていた。


 ぱさっ

 ん?


 あ、僕の頭にスカートが落ちてきたのか。目の前が真っ暗だ。

 覗き込んでいたら遥ちゃんに近づき過ぎていた。


「あれ? スカートが浮いてる?」

 遥ちゃんがスカートを拾い上げる。


「ん?」

「へ?」

 僕の目を見つめている遥ちゃん。なんて大きな瞳なんだ。そんな目で見つめられると気恥ずかしいなぁ。


「うわっ 気持ち悪っ」

 遥ちゃんが飛び退く。

 あ、しまった。目ん玉を見られたんだ。僕は目を細めてすごすごと下がる。大丈夫さ、ちょっとくらいならまだ完全に僕の姿を見られたわけじゃないんだから。


「どうしたの?」

「何か居た。目玉のオバケ」

 遥ちゃんは友理子に説明していた。そう言えば今日は友理子の奴、遥ちゃんの近くで着替えていなかった。どこに居たんだ?


「どこに行ったのかしら? 見えないけど…」

「印は付けといたから」

「どんな?」

「バカって書いておいた」


 何を話してる?

 印だと?

 僕は教室の隅に潜んで聞き耳を立てた。


「千菜さんに聞いてみよ」

「うんっ」

 遥ちゃんは下着姿のまま移動していく。友理子は既にブルマに着替えていた。遥ちゃんの前を歩いて千菜のところへ。

 千菜も着替え終わっている。新品のブルマかな。流石に僕の使用済みは穿かないか。


「ぼそぼそ…」

「うんうん」

 遥ちゃんと千菜が話していた。

 僕は何となく不安を感じ始めた。

 いや、大丈夫さ。透明なんだ。バカな女子が気づくはずが… でも印ってなんだ?

 まさか…。


 千菜がゆっくりと指をさす。


 怯えながらまっすぐに僕を指していた。


「あそこに千菜さんの見た幽霊が居るのね!!」

「はい」

 千菜はこっくりと頷いていた。


 え??

 僕は混乱した。

 幽霊だって!? やっぱり千菜は僕の存在に気づいていたらしい。気づくわけないよなと高をくくっていた僕はバカだった。


 しかし透明人間である僕が慌てる必要は…。いや千菜には見えるのか? どうやって逃げれば…。

「てやっ」

 遥ちゃんはスプレー缶を持って千菜の指定した場所をプシューッと攻撃した。

「うわっ くっせー!」

 僕は思わず声を出していた。この臭いは遥ちゃんの制汗スプレー?? 違うっ。ただのシンナーじゃないか!

 水色のスプレーが僕の胸に吹きかけられる。


「やっぱり何か居る!」

「くっ…」

 僕は逃げ出す。

 しかし透明なはずの僕を遥ちゃんは追ってくる。

「待てっ! バカオバケ!」

「はうっ!?」

 スプレーでマーキングされて位置が特定されるよ~。

 やばいよやばいよ。


「私の足を引っ掛けてたのはコイツね!」

 みここがドアの前に立ち塞がった。

 僕は勢い余ってそのままぶつかってしまう。ぽよおおおんと胸に顔を埋める形で、みここのおっぱいの感触を味わう。そして怒りのみここに突き倒されてしまう。

「ぁ いってぇ!」


「粉を振りかけましょうっ」

 友理子が黒板消しクリーナーを持ってきて中身をカパッと開ける。ぱさぱさっと粉が僕の頭から振りかかってきた。


「ごえっほっ! ごえっほっっぉ!」

 僕は涙目になって、自分の身体を見てみると、粉とスプレーで透明な肌が彩られていた。


「えぇ? なになに??」

「何か居るよっ」

 教室中の女子たちが騒ぎ始めた。変な物体を見に集まって来るみんな。


「きもっっ!」

 遥ちゃんは侮蔑の目を向ける。

「やっぱりすり抜けたりはしないみたいね。思った通りだわ」

 友理子が何だか分析していた。


 見つかった! どうなってしまうんだ…?

 僕はガタガタと震えて勃起したおちんちんを握りしめた。

 すうっ……… と透明化が解けていく。


 上半身は落描きスプレーでまだらに汚れ、チョークの粉で汚されている。

 下半身は剥き出しのまま。粉がふりかかって多少汚れてはいるが、しっかりと肌色が露出する。ぬぼーっとおちんちんを握りしめた男子が出現していた。


「きゃー!」

「いやーー!」

 教室中がパニックになっていた。

 僕もかつてないほどに慌ててしまう。

 まともな思考ができないよ。

 逃げることもままならない。


「ハゲよ!!」

「男子だわ!」

「変態!!」

「コイツ、鷹橋じゃね!?」


 わーきゃーと騒ぐ割に逃げ惑うなんてこともなくて、紛れ込んだウーパールーパーでも見ているみたいだ。生態はよく解らないが、凶暴ではなさそうだと判断されているっぽい。


「鷹橋だっ」

「エロよ!」


 取り囲まれた僕は膝立ちになって、握りしめたおちんちんをスコスコと動かしていた。


「ナニしてんのっ!」

「キモッ! シコってるコイツ!」


 嗚呼! 違うんだっ。手が震えてオナニーしているように見えるだけだよっ。僕は混乱して握りしめた手を離せないでいた。

 スコスコスコ…


「何でここにいるんだっ オマエ」

「先生呼ばなきゃ」

「死刑よ こんなやつっ」

「何で勃起してんだテメー!」


 スコスコスコ…


 全方向からいろいろ言われて何が何だか解らない。下着姿の遥ちゃんや体操着ブルマの女子たちに侮蔑の言葉を浴びせられて、僕はビクビクッと言い知れぬ快感を味わっていた。

 脳内に何か分泌されているみたいだ。


 下着姿の遥ちゃんが前に出て、片足を上げる。すべすべでムチムチで美味しそうな太ももが、ぷるぷると上がっていく。細い足首だ。可愛い靴下と汚い上履きが僕の目の前に。


「まずはソレをやめてよ!」

 遥ちゃんは僕の顔面に足の裏を勢い良くぶつけてきた。


 ぐしゃっ


 鼻が押し潰されて、上履きのかかとが口に入ってくる。

「おぶっ…」

 僕は大の字になって床に倒れ込んだ。

 勃起させたおちんちんをみんなに晒して。


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透明人間で(7)2016-08-06(Sat)

 僕はおちんちんをヒクヒクさせてブルマを動かす。ブルマの隙間から竿の血管が浮き出てドクドクと脈打つのが見えていることだろう。

 オナニーしていたことがバレバレだ。顔を真赤にして目を逸らす。ハゲであることや、金玉の色艶・大きさ、どうやってオナニーをしていたのか、全裸じゃないとオナニーできないのかなど、僕の恥ずかしい情報がどんどん漏洩していく。


「見ぃ、見ないでぇ…」

 やっと声を絞り出して僕は身体を起こし、おちんちんを手で抑える。

 女子は服を着て、僕だけがすっぽんぽんという構図。

 顔も耳も真っ赤にして彼女たちに傅(かしず)いた。

 タオルケットは奪われて、僕の服は彼女たちの足元に落ちていた。そうか、脱ぎっぱなしだったな。恰好悪いブリーフが堂々と広げられて落ちている。

 最初から全裸ってバレてたんだ。


「それ千菜さんのブルマ? 千菜さんを襲ったのは鷹橋で間違いないようね」

「動かぬ証拠だよね。写メ撮っておこっと」

 遥ちゃんがスマホを操作して遠慮なくカメラを向けてくる。

 パシャッ

 パシャッ


 いろんな角度から僕の裸が撮影されていく。

「や、やめてぇ…」

 僕は顔を背けながら顔だけは撮られないようにする。しかし、遥ちゃんは「顔が見えなきゃ意味ないよ」と覗きこむようにして顔が映るように僕の全身を撮影した。

 パシャッ

 パシャッ

 いったい何枚撮るんだよっ。


「余罪がありそうだわ」

「撮らないでぇ…」

 僕は内股になって背を丸め、しゅんとなる。


「学級会で議題にしますからね、鷹橋っ」

「千菜を『襲った』ってところは『叩いた』にしてぼかそうね。そうすれば先生の目もごまかせるし」

 遥ちゃんは愉しそうだ。

 ニヤニヤと僕をバカにしているみたい。最悪だ。想いを寄せている美少女に何もかも晒しているんだ、僕。


「ブルマは証拠品として押収します」

 友理子はそう言って僕の腕を掴む。無理やりおちんちんから手を離させた。

「ああー」

 恥ずかしい性的嗜好が丸見えだ。ブルマを巻きつけてオナニーする変態野郎って思われるのは心外だよっ。


「ぐるぐる巻きじゃん…」

 遥ちゃんはドン引きしながらもブルマを解いていく。

「えっ!? あっあっ」

「どうやって縛ってんの、これ…」

「あっあんっ」

 僕は足をバタバタさせて抵抗した。ベッドの上で逃げ場がない。彼女たちがベッドに上がってきて僕の手足を抑えてくる。


「このっ… エイッ」

 遥ちゃんも右手と両足を使って僕を拘束してきた。友理子にも僕の右手右足を抑えられて、ついにおっ広げ状態だよ。

 ブルマの巻き付いたおちんちんがぶらぁりぶらぁりと女子たちの前で揺れていた。みっともなく恥ずかしい。

 少女たちは一瞬、くすっと笑って、すぐに真剣な表情に戻る。

 遥ちゃんは左手だけで僕のおちんちんからブルマを奪おうとした。

 強く巻きつけたブルマは簡単に取れなくて根本を握られたり、ブルマを引っ張られて竿が乱暴に揺らされたりする。

「あっあっ」

「もうっ取れないっ」

「萎ませましょう」

「なるほどっ。いいねっ」


 僕は壁際に押し付けられて、肉棒を握られる。ブルマの上から細い指が巻き付いてきたのだ。あぁあぁ遥ちゃんのキレイな指ぃ。小さくて繊細な五本の生き物が、それぞれ意思を持ったように走りだした。

 ブルマが擦られている。

「あっあー」

 僕はあまりの気持ちよさに身を委ねそうになってしまう。しかし同級生の女子の前でこんなこと許されない。もし射精でもしようものなら一生ものの恥だ。みっともなくぴゅっぴゅと精子を飛ばしているところを見られては生きていけない。学校にも行けないし町で顔も合わせられない。

 もう既に見られてはいけないのところを余すところなく見せているわけだけど、せめて射精シーンだけはと僕は抵抗した。


「それっ それえっ」

 遥ちゃんがおちんちんをシュコシュコ擦ってくれている。

 ブルマ越しに上下する遥ちゃんの細い指っ。


 せっかく、あの遥ちゃんがこんないやらしいことしてくれているけど、最後の砦だけはダメだ。

 残念だけどここまでだ。


 僕はもがもがと暴れる。

 男の力なら女子二人からも脱出できるだろう。僕はその辺、舐めきっていた。

 しかし意外にも女性の力は侮れない。

 僕が力の入らない体勢なのをいいことに子ども扱いされちゃってるよっ。二人がかりじゃ、さすがの僕も手が出ない。

「鷹橋、ちから弱っ」

「普通にケンカしても勝てそうよね」

 友理子がせせら笑う。


 そんなに複雑かつ強くブルマを巻きつけているわけじゃないのに、すぐに取り上げないなんて… 弄ばれてるんじゃ…?


「そーれそーれ」

 遥ちゃんは作業に没頭していた。愉しそうだ。

 竿を擦り続ける。


 シュコシュコっ シュコシュコっ

 シュコシュコっ シュコシュコっ


 僕の抵抗を物ともせずだ。ガマン汁がじわぁとブルマから染み出てくる。

「ぷっ なにコレっ」

「嫌だわ、男子って。こんな屈辱的な状態なのに感じてるのね」

「アヘ顔しすぎだよっ鷹橋ぃ」

「やだっ 堰を切ったようにどんどん出てくるわね」

「おちんちんすごく硬いよ。短くて小さいけどカチカチッ」


 シュコシュコっ シュコシュコっ

 シュコシュコっ シュコシュコっ


「あぁやめてぇ。もう見ないでっ」

「へぇ? やめて欲しい?」

「お願いですぅ」

「じゃやめよっか?」

「へ?」


 遥ちゃんの左手がおちんちんから離れる。

 ぶらぁんと肉棒が宙を漂った。

 女子たちの視線に晒されて、汚れたブルマを巻きつけた、みっとなく情けない肉棒だ。


「ぷぷっ へ?じゃないわよっ」

 ぱんっと遥ちゃんに頬を軽く叩かれて、この屈辱的な現実を改めて認識させられる。


「こんなにカッチカチにして、やめてとか。バカみたいっ」

「遥っ バカにしたら可哀想よ」


「ホントはしてもらいたいって顔に書いてあるよー?」

「うぅ…」

「ちゃんとお願いしてみたら?」

「ぇ… ぅ… ぁ…」


 確かにおちんちんが震えて射精したがっていた。

 いや、いいんだ。このまま恥辱を見せるくらいなら欲に駆られるのは抑えられる。我慢しなきゃ。しかしビクッとおちんちんは女子の視線に晒されて嬉しがっていた。


「遥… ブルマを押収するのが目的なのよ?」

「いいのっ。千菜に酷いことしたんだからリベンジポルノだよっ」

「意味違くない?」


 遥ちゃんはもう一度、僕の頬を叩く。

 ぱんっぱんっと小馬鹿にするような痛くも痒くもないビンタだ。

 しかし精神的に追いつめられる。

「どうなの?」

「ぅぅ…」

 言うもんかっ。

「ずっとこのままだよ? いいの?」

「くそっ…」

 おちんちんの先っちょからじわぁとガマン汁が大量に染み出てきた。もはや千菜のブルマはびしょびしょだ。


「はぁはぁ…」

「金玉がパンパンじゃん?」

「ぅくぅ…」

「ほら?」

 コロコロと金玉を転がされる。

「あぁっ あっ あんっ」

 僕は女のように喘いだ。

 弱い部分をニギニギと転がされている。


 迫り上がってくるものがあった。


 しかしパッと離されてまた頬にビンタを食らう。

 言葉では嫌がってもしてもらいたいなんて、僕は女子じゃないんだぞっ!


「お願いしますっ」

 しかし口をついて出た言葉は屈服だった。


「ハァ? 何を?」

「あのぉ… 続きを…」


「そんなんじゃわかりませーん。ちゃんと言わないとやってあげないっ」

 むふふと悪戯な笑みを浮かべる遥ちゃん。


「あ、あの…。ちんちんをシコシコ…」

「それから?」

「擦ってくださぃ…」

 あまりの恥ずかしさに声が小さくなっていく。


「聞こえないよ? ちゃんとあたしの目を見て言ってよ」

「は、はい」

 僕は言われるままに遥ちゃんの目を見る。

 興奮した女の顔がそこにあった。


 熱い息がかかる。


「僕のおちんちんを! シュコシュコ扱いてください! 射精させてくださーい! お願いしまあす!」

 僕は叫んでいた。

 家族が下に居るのにお構い無しだ。


「仕方ないなぁ」

「遥ったら意地悪ね…」


 遥ちゃんはむんずっっっ!と右手で肉棒を掴んだ。左手は金玉を添えられる。

 ぐちゅっとブルマがいやらしい音を立ててガマン汁を染み出させる。


「あっ でる…」

 もう限界だった。

 握られただけで何かが下から迫り上がってくる。


「それっ それっ いっちゃえっ」

 遥ちゃんはギュッと肉棒を握って高速で擦り出した。


 シュコシュコっ シュコシュコっ

 シュコシュコっ シュコシュコっ

 シュコシュコっ シュコシュコっ

 シュコシュコっ シュコシュコっ


 ぐちゅぐちゅ

 ぐちゅぐちゅ


「らすとすぱーとっ」

 シュコシュコっ シュコシュコっ

 シュコシュコっ シュコシュコっ


 ぎゅぅっっと金玉が握られる。

 痛っっ…気持ちいいぃ…。


「はぁああっんあん!!」


 どぴゅうっ!!

 どぴゅっ

 どぴゅっ

 どぴゅっ


 ぴゅうう


 ブルマから白い液体が染み出てきた。

 僕のイキ顔を女子たちが微笑んで観察しているのだった。

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tag : CFNM 官能小説 透明人間 男性羞恥 自慰 強制射精

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透明人間で(6)2016-07-30(Sat)

 それは突如 訪れた僕の人生最大のピンチだった。


 僕は素っ裸になってブルマを股間に巻きつけている。

 陰茎はこれでもかというくらいに勃起していた。千菜のブルマを手に入れて以来、ずっと手放せなかった。履いてみたり頭にかぶってみたり。千菜と一緒に居るみたいで気恥ずかしくもエレクトしてしまっていた。

 しかもカツラがないから、ツルピカのハゲ頭である。

 この姿を誰にも見られるわけにはいかない。


「顔見せてよ」

「いやだっ」


 タオルケット一枚を挟んで遥ちゃんが恭しく声をかけてくれる。

 だが、こんな恰好で布団から出てしまえば僕の人生が間違いなく終わる。いくら遥ちゃんの頼みでも聞き入られないことだ。


「せっかくお見舞いに来たのに、ちょっとは顔を見せてくれてもいいじゃないですか?」

 友理子もクイッとメガネを指で押し上げ、ベッドの脇に立って僕を見下ろしている。


 クラスの女子が二人も僕の部屋に!

 こんな恰好じゃなきゃ嬉しいことなのにっ…。


「めくるよ?」

 そう言って遥ちゃんはタオルケットをむんずと掴む。無理に引っぺがそうとしているんだ。僕はムササビのようにタオルケットの端を掴んで、サナギのように丸まった。

 ベッドの上にはタオルケットの塊が転がっている状態だ。


 身体を揺らされて、タオルケットを引っ張られ、僕の命は風前の灯火であった。

 いったい、何でこんなことになってしまったんだ…。



 僕は風邪を引いたことにしてこの二日間、学校を休んでいた。

 千菜との一件でカツラを失くしてしまったからだ。透明化していないときは必須のアイテムなんだ。しくじったよなあ。あれがないと外も出歩けないよ。

 だからタオルケットをかぶって誰にも顔を合わさないようにしていた。家族にだって見られたくないからね。

 お腹が空いたら床ドンして親にご飯だけ持ってこさせるんだ。二階の部屋の前に置いていってもらう。まるで『引きこもり』だが、僕はそんなんじゃない。透明人間ならではの特殊な事情なんだ!

 僕は部屋に引きこもってオナニー三昧となった。

 千菜のブルマを手に入れたことで性欲が止まらないんだ。下着にも似たいやらしい穿き物だよ。こんなの穿いて、恥ずかしい恰好なのに、外で運動しちゃうなんて、女子っていやらしいっ。


 当然のごとくブルマをおちんちんに巻きつけて遊んだよ。

 あぁ… 千菜に素股されてるみたいだぁ。ブルマの股間が裏筋に当たって気持ちがいい…。そうしてオナニーをしていたら二階に誰かが上がってくる音。

 床ドンしてないのに!?

 僕は急いでタオルケットを頭からかぶったんだ。服を着ている暇がなかった。完全に油断していた。


 カツラを通販で購入したから今日の夕方には届くはずだった。しかし届く前に彼女たちはお見舞いと称して現れてしまった。


 僕に友だちなんかいるはずがない。お見舞いになんか誰もやってくるはずもないと高をくくっていたのだ。

 まずいよ。証拠をいっぱい残してきているから気づかれたのか?

 千菜の件は学校に行ってないから状況が解らないけど、きっと何らかの問題になっているんだ。学校側にチクってはないみたいだけど、千菜の証言から女子の間では僕が犯人だと解っているに違いない。

 そうでなければ同じクラスの女子が僕の部屋になんか来てくれるはずがない!


「帰ってくれ!!」

 僕が喚いたところで、それで引き下がる彼女たちではなかった。

「私、保健係りとして励ましたいんです」

 友理子も引き下がろうとしない。


「何か顔を見せられない理由でもあんの?」

 ぐいぐいとタオルケットが引っ張られる。

「風邪だから! 移したくないんだっ」

「構いませんよ、せっかく来たんだし顔を見せてくれません?」

 友理子もタオルケットをむんずと掴む。


「やーめーてー!」


「ふう。なかなか強情ね」

 溜息をつく友理子。

「ちょっと暑いわ」


「クーラーが効いてないよ。壊れてるのかな? あたし脱いじゃおっと」

「ちょっと遥、鷹橋の前よ?」


「別に大丈夫じゃない? 顔も出さないって言ってるんだから。下着だけになったって見られることはないと思うけど」

「でももし顔を出しちゃったら… 見られちゃうよ?」

「そんときはそんときだっ」

 エイっと遥ちゃんは衣擦れの音を響かせて制服を脱いでいるようだった。そう言えば僕が盗んだ制服もカツラと共に置いてきてしまったからな。彼女たちの手元に戻ったんだ。もしくはスペアかも知れないけど。


「ふーっ。すっきり」

 すとんっとスカートが床に落ちたらしい。

 僕は想像してドキドキしてきた。

 大好きな美少女、遥ちゃんが下着姿ですぐそこに!

 想像するだけでおちんちんがカチカチに向上してきた。

 むさい僕なんかの… 男の部屋でアラレもない姿にっ。


 教室で盗み見た身体を思い浮かべる。豊満なお胸にぷるんっとした桃尻!

 見たい!

 僕の手から力が抜けてきた。


 いや待てっ。罠だ。


 これは単純な罠に違いないよ。

 だってそんなワケがないじゃないか。女子がたやすく男の前で脱ぐはずがないんだ。これは僕をおびき出そうとする女の罠。


 ふふんっ。

 つくづく女子ってのは知能が足りないよね。

 こんな手に誰が引っかかるかっての。


 罠を見破った僕は、ちらっとタオルケットの隙間から外を覗いてみた。


「それっ」


「ああんっ」

 タオルケットが引っぺがされた。

 バッと宙に舞う。


「おぉ!」

「まっ、いやだっ」


 僕は足をおっ広げて、恥ずかしいところを全開にしていた。ベッドの上にムササビがひっくり返ったように転がる。

 なんてこと!

 男の世界を暴かれてしまった。

 勃起したおちんちんが女子たちの前に晒されてしまった。しかも千菜のブルマ付きだ。そしてハゲ頭だということもバレてしまった。


 いや… だって、ほんの少しの隙間からなら彼女たちにバレないと思ったんだよ。少しくらいなら大丈夫だと思ったのが間違いだった。


 少女たちの目は様々な感情がこもっていた。同級生男子の真っ裸を見て、驚きと優位に立った者の笑みを同時に浮かべる。


「ほら思った通りじゃん」

「そうね。証拠丸出しだわ」


 友理子はもちろん、遥ちゃんも制服を着たままだった。一旦 脱いでからまた着たのかも知れないけど…。騙されたよ!

 遥ちゃんは勝ち誇った表情だ。自分はセーラー姿で通常運転だが、そこで寝ている同級生の男子は真っ裸の上に勃起した陰茎まで丸出しだ。ブルマで隠れているとはいえ、ブルマを含めて見られてはいけないものだ。

 友理子はジロジロと僕の身体を観察した。自分は着衣だから安心しきっていた。檻の外から興奮する動物でも観察するように上から覗き見ていた。


 まるで捕まえた獲物をどうやって料理しようと考えているかのようだ。

 いったい何をされるんだぁぁぁっ…。

 おちんちんがビクッと跳ねて、僕は恐怖するのだった。


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 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

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