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DTR 第一夜(6)2019-09-07(Sat)

 DTRとはすなわち単純な“椅子取りゲーム”である。


 宏太(こうた)は理解した。

 DTR法のルールブックを部屋の端末にダウンロードしてすべてを把握した。だからゲームを支配するのはこの俺だ。伊達に年齢を重ねてきたわけじゃない。

「まったく余計な世話だぜ」

 宏太は笑いがこみ上げてきた。


 しょせん政府のつくったヌルいデスゲームである。それも救済措置のある見せかけのデスゲーム

 当たり前だ。国民をたった一人でも死に追いやる法律をつくるなどありえない。陰茎をちょん切るなどと若い童貞を脅して、その実 多額のローンを背負えば最悪の事態だけは避けられる。そういう仕組なのだ。

「…だから、俺たちはただ単純に椅子取りゲームを楽しめばいい」

「そうなんすか?」

 愚民には理解できないだろう。富美男(とみお)と名乗ったこの太った男も政府に踊らされる愚民の一人だ。

「でもぉ、おれなんか正攻法で女を落とせるとは思えねえっす。だからレイプするしかねーんすけど、楽しむ要素なんてなかったっすよ。金玉蹴られたし……」

 富美男はその見た目からして女子から毛嫌いされるのだろう。椅子取りゲームの椅子に逃げられるタイプだ。

「どうすりゃいいんすか?」

 不潔感があり、目つきがキツイ。

「こんなことなら風俗行っときゃよかった。ぶつぶつ………」

 26年間童貞なのは風俗に行くほどの勇気がなく、ついでに金銭的余裕もないからだろう。だが陰茎を切られる危機が迫ればレイプでもなんでもする。ごく自然な人間の行動パターンと言える。


「どうせ真正面から襲いかかったんだろ? だから手を組もうって言ってんだ」

 椅子が逃げるのなら椅子をベッドにでも固定すればいい。

「なるほどう」


 富美男はゲームが始まってすぐに走り出し、手近にいた女子に何も考えず襲いかかった。だが逃げられたらしい。中庭で蹲っているところに宏太は通りかかった。彼から「返り討ちに遭った」と聞いて宏太は与し易そうだと思った。単純な思考で動く人間は実にコントロールが簡単だ。

「野犬を追い込んで檻に入れるみたいにどこかに女を閉じ込めりゃいいんだ。逃げられねーし、邪魔も入らねーぜ」

「でも宏太さんは? 手を組むって言ってもおれだけ童貞卒業したら宏太さんに旨味がないし」

「ここには拷問道具や薬の類も用意されている。眠らせて縛って2人攫ってこればいいだけだろ」

「薬なんてあるんだ…?」

 ルールブックにはメディカルケアの情報も載っている。眠れないときのための睡眠薬がどこにあるか、処方の手続き方法も載っている。孤島に閉じ込められたという体(てい)だが、政府が主催するデスゲームだ。過酷な環境を演出しているだけ。言うなればリアル脱出ゲームと言われるようなものと同じ構造のもの。車の免許を取得するための合宿みたいなものとも言える。

 DTRはあくまで童貞を救済するためのものである。そのうえで拷問道具や薬をどう扱うかは自由。証拠を残さずに済ませれば罪に問われることもない。

 デスゲームが開始されたらまずすることはルールの把握だ。情報を制する者がゲームを制す。


「やりましょうっ」

「ついてこい」

 仲間、……いや駒を入手した。これで安全にゲームを上がることができるだろう。

 問題点があるとすれば“己の信条を曲げること”くらいか。29年間童貞を貫いたが、ついに捨てる時が来たのだ。それは仕方がない。身体の一部を切除されるよりはマシだ。借金も背負いたくないし。

 宏太たちは中庭から移動して施設内を見て回った。地形や構造を把握して何が利用できて利用できないのかを調べるためだ。


 廊下で中学生か高校生くらいの男子が二人、話し込んでいるのを見かけた。隠れて話を聞いていると彼らも宏太たちと同様に手を組む相談をしているようだった。

 だがアプローチはやはり単純で女子の寝込みを襲うという低いレベルの話しかしていない。うだつの上がらなさそうなやつらだ。童貞というものは金を積むか襲いかかるかの二択しかないのか?

 駒としての利用価値も低そうだ。

 宏太はニヤリと笑う。

 この“情報”は売れる。夜になる前に夜這いを企てている連中がいることを女子連中に伝えるのだ。その見返りで童貞を卒業させてくれるなんてことはないだろうが、売れる恩は売るに限る。



 その夜、宏太は考え方を変えざるを得なくなった。


 女子寮に忍び込んだ二人の少年の後を追って、宏太たちも中に入った。女子寮に設置された拷問部屋で起こった出来事は常軌を逸している。


 グッチャァ……

「うぎょお!!??」

 少年は泡を吹いて失神した。金玉を握り潰されて痙攣を起こしている。あそこまでする必要があったのか? 強姦魔から身を守るためとはいえ、あきらかに過剰防衛ではないか。

 少年はすぐに救護班に連れて行かれてゲームから離脱した。


 時間だ。

 夜這いタイムは政府の監視下にある。プレイヤーの行動はすべてトレースされ映像や健康状態が記録に残るのだ。夜這いタイム外に女子寮への侵入はルール違反となる。宏太たちも見届ける間もなく女子寮を後にした。


 なぜ金玉を潰す必要があった?

 真緒(まお)というあの女子だけが異常なのか?

 既に拘束されて動けない少年たちだ。あのまま放っておくだけで夜這いタイムが終わり朝が来る。それだけで彼らはゲーム退場になるのだ。

 何かある。……あえて潰す理由が。


 DTRは単純な“椅子取りゲーム”ではないのか……。


 一人脱落して、椅子は人数分ある。それならゲームは成立しない。金を積むか眠らせれば卒業自体は可能だろう。政府主催であってもさすがにヌルすぎる。プレイヤーが一人減るなら椅子も一つ減るのが道理だ。女子の内の誰か一人だけ、施設の外へ出ることになるのか?

 それなら椅子取りゲームは次のターンに入るだけ。椅子を一つ減らした状態で続行だ。

 もしかすると外に出るために金玉を潰したのかも知れない。女子たちにも椅子としてのルールがあるのだろうが、それはゲームが終わるまで施設の外に出ないでくださいといったような注意事項程度だと思っていた。男子を慰安する仕事として来たわけではないのか? 無理やり連れて来られた?


 情報を集める必要がある。ルールブックの情報だけではゲームのすべてを把握できないらしい。宏太は慎重に進む必要があると考えた。



「大地(だいち)くん、ほんとに初めてなんだ?」

「何度もそう言ってるだろ」


 プレイルーム。

 空き教室を改装して作られた簡易のラブホテルといったところか。男女が合意したときにすぐにでもプレイが行えるように用意されたものだ。

 口説いて一緒にプレイルームにやってきた万里という女子に、大地はブリーフパンツを下ろされる。始めのキスと胸を揉んだだけで大地のおちんちんはギンギンに勃ち上がっていた。

「うふふ。確かにびんびんね」

 指でちょんちょんと小突かれて可愛がられる。

「万里さんのキスが上手いからさ。蕩けるようだったぜ」

「14センチくらいかな。小ぶりな竿……」

「え? なに?」

「いいえ。なんでもないの」

 万里は立ち上がって大地をベッドに寝かせる。そしておもむろにスマホを操作しだして近くに設置した。

「撮影…? すんの?」

「そうよ。ルール説明にあったでしょ」

 DTRでは童貞を卒業した証として精液の採取と性交の撮影が必要なのだ。

「あぁ… だから電気付けたままなのか。納得」

 まだ真っ昼間でカーテンの向こうは明るい。部屋の電気も煌々と照っており、ムーディとは言い難い。万里はバスローブをはだけて、あっさりと下着姿になった。ムードを大せつにしたい童貞としては少々気が抜ける。


「そう言えばさっき、子どもがセックスさせてってアタシに言ってきたわ」

「子ども? あぁ… ホールには10代っぽいガキが何人かいたな」

「大地くんもギリギリ10代でしょ」

「オレはもうすぐ成人だかんな。ガキと一緒にしないで欲しいぜ」

 大地は受験勉強に忙しくて、様々なタイミングのせいで“た ま た ま”童貞を捨てる機会がなかっただけだと思っている。やろうと思えばいつでも女とやれるのだという自信はあった。


「それでね。パンツを脱いで見せてって言ったら… どうなったと思う?」

 万里は笑いを堪えてベッドに入った。

「誰も来ない個室で見せてあげるから付いてきてよって口説いてきたとか?」

「顔を真っ赤っ赤にしちゃって。うふふっ。ポロンって出してさ、皮がたくさん余っちゃってて、女の子と会話しただけなのに勃起してたのっ ウケるでしょうっ」

「……ま、童貞のガキなんだから仕方ないんじゃないか…」

「童貞ってあんなのしかいないって思ってたけど、大地くんみたいな人もいるのね」

「まぁな。おれはたまたまタイミングがなかっただけで付き合ってた女の子は5人もいるんだぜ」

「5人…?」

 万里はちょっと少ないなという微妙な顔を見せた。大地は慌てて「いや6人だったかな。はは」と言い直す。

「うん。ま、多いほうなんじゃない?」

 万里は大地の唇に自分の唇を合わせた。

 これで後は精液の採取をすればDTRプログラム卒業だ。楽勝である。柔らかく温かい女子の肉体が密着して大地は緊張した。

「ん… ん」

 ちゅ、ちゅぱ…

 鈴口からは既に大量のガマン汁が垂れていた。他の男子より女性慣れしているといっても大地は童貞だ。ベッドの上のマナーを何も知らない。万里の指が大地の乳首に触れた。コリコリと回してくる。

「ぁ…」

 抓られると変な声が出てしまった。

「くす。いきなり大地くんの弱点見つけちゃった」

「い、いやあ… ははは。別に大丈夫だけどな」

 大地は責められたままではいけないと思い、万里の背に手を回した。ブラのホックを外してしまおう。大地が全裸なのに対し、万里はブラとパンツを身に着けたまま。歳も万里のほうが一個上。ベッドの上のテクも彼女が一枚上手となれば、立つ瀬がない。ここは男としてプライドを持ってリードする側に回らなければいけないのだ。

 だが、なかなかブラホックは外れない。姉のブラで自主練習したはずなのに……。


 大地はなかなか先に進めなかった。


 DTR第一夜(6)

 現在―― 童貞7名、女子7名、死亡者1

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DTR(5)2019-07-27(Sat)

 ぐぎゅりっ

「んがぁあっ!」

 正樹が身体をくの字に曲げて、おちんちんに絡んだ真緒の手を取り払おうと掴む。

「あんま力入れてないのに?」

 真緒は金庫のダイヤルを回すように捻りを加え、金玉を痛めつけた。

「はおっ!!?」

 歪む正樹の表情。無理やり真緒の手を引き離そうとするだけで、もっと強い痛みが走るのだろう。両手両足のゴムバンドも彼の本来の力を発揮することを阻害していた。だから真緒が涼しそうな表情で軽く金玉を握っているだけなのに、あんなに痛そうなのだ。


 ビーン!

 正樹が身体を縮こまらせると優の身体は逆に花火のように花開いた。恥ずかしい勃起おちんちんを晒したまま、大の字に両手両足を広げる。ギリギリと外側に引っ張られて、身体を丸めることが適わない。

「ぅぐぐ…」

 正樹が自分の股間を防衛しようとすればするほど優の身体が大の字に開く。

「やーねぇ、こんっな粗末なもんを見せつけないでくれる?」

 万理は尚もおちんちんで遊んでいた。無防備な優の肉棒を押し下げてパッと手を離し、びたーんっと情けない音を立てて腹に当たるのを面白がっている。


 童貞で誰にも見せたことがなかった男性器を「もっと見てください」と言わんばかりに二人の女子に見せつけている。かなり恥ずかしい。優は涙を浮かべて「見ないでぇ」と小さな声を発する。

「見られたくないんだったら、あんたも両手使って隠せばいいのよ?」

 軽く腕を組んでフフンッと微笑む忍。男を試すような発言である。強力なゴムバンドであっても優の力で四肢をある程度自由に動かすことは可能なのだ。勃起しても剥けないような粗末なものを晒すのが嫌なら正樹の力に勝てばいい、というわけだ。

「う… おお…」

 優は四肢を内側に引き込むように力んだ。

 これは綱引きだ。正樹との1対1の勝負。彼に勝てば恥ずかしい陰茎を隠すことができる。優は全力で身体を丸めるが半分程度までしか引き込めない。

「ぅく…」

「あはっ めっちゃ必死な顔してるー。うけるー」

「ぜんぜん弱いね。あんた引き込めないじゃん」


「アギャー!!」

 正樹の悲鳴が上がる。

「ほらほらっ」

 真緒がぐりぐりニギニギと金玉を弄んでいた。正樹は暴れてより身体を縮こまらせる。


「はぐあっ」

 反対に優の身体はまたしてもビーンと大の字に開いた。すべてを見せつけるように身体を開く。両手両足を思い切り開いた勢いでおちんちんも上下にばいんばいんと揺れていた。勃起したおちんちんを二人の女子の目前でぶらぶらさせて、屈辱だ。

 こんな情けない見せびらかしを止めたいなら、正樹に勝てばいい。再び身体を丸めるが、しかし動けない。正樹は泣きながら「やめてくひゃらさい」と叫んで暴れていた。

「じゃ、こっちも金玉握って応援してやっか?」

「そうだね」

 万理と忍はにやっと顔を見合わせてから優の股間に手を伸ばした。

「え… ぃやっ ……ヤメロ!!」

「金玉~……」

 にひひっと獲物を追い詰める万理。万理は右の玉を、忍は左の玉を握った。冷たい女子の手のひらが金玉袋をぴとっと軽く握り込む。


「「潰しー!」」

「あぎゃぃややー!!」

 万理と忍は声を合わせて、同時に優の金玉を握り込んだ。ぐにゅっと圧迫されるのを痛みと共に感じた。優は経験したことのない恐怖と痛みでパニックになる。両手を引き込んで握り込んでくる女子の手を払いのけようとした。

「やばいっ 顔! 見て! おもしろっ 顔!」

「あははははー」


「あゔぇべろ!!」

 涙を流して両手を股間に送った。万理と忍の手首を掴んだ。「ふぁゔぁふぇえ!!」焦って言葉がうまく発せない。だが今までに出したことのない力を発揮して女子の手首を掴み、取り払おうと試みた。

 向こうでは正樹が両手両足を大開している。花火のように瞬発的に開いて防衛していた股間が丸出しになる。

「はがぁっ!?」


「なによっ コッチだって」

 優たちの様子を横目で見ていた真緒は、一旦 金玉から手を離し、ブリーフをずらしておちんちんを露出させた。べろんっと意気消沈したおちんちんを晒して、真緒は狙いを定めた。

 右足を引いて「そ~れっ」と言いながら振り上げる。

 ぱちぃーん!!

 無防備になった正樹の金玉を遠慮なく蹴り潰していた。

「ぉぐぅ!??」

 全開まで両手両足を開いていた正樹は再び身体を縮めた。股間に走った痛みを慰めるためにも両手両足を内に引き込む。


 するとまた優の身体が「もっとやってください。おちんちんを潰してください」と言わんばかりに花開いた。バッと開いて万理と忍に勃起おちんちんを見せつける。

「あはっ もっとやれだって?」

「潰して欲しいんだ~?」

 彼女たちは余裕の表情でまた金玉を握る。

 むぎゅっ

「んにゃいい!!」

 ビクッと身体を縮めて正樹の身体を開かせる。だが、向こうも間髪を入れずに二発目の金蹴りだ。ぱちぃーん! と気持ちのいい音が響き渡った。

 また優の身体が開いた。堂々巡りだ。終わりがない戦いのようだった。


 ぷしゃー…

 突然、優の勃起おちんちんの先っちょから黄色い液体が吹き出した。お漏らしだった。

「キャッ」

「うっわ! 汚いっ」

 万理と忍がパッと手を離し、優からも大きく離れた。


 ぷしぃー…

 放水車のように汚水を打ち上げる。大きな放物線を描いておしっこが飛んでいた。勃起状態から放たれる情けない放尿は羞恥の極みだ。

「うげ… 漏らしてるコイツ」

 言葉にされると優は恥ずかしさで死にそうだった。だが放尿は止まらない。ぷしぃー~ーと虹を発生させてお漏らしを女子に見られる。


 ぷしぃ…

 ぴと… ぴと…

 やっと噴射が止まって黄金の液体が池をつくり悪臭を放っていた。


「うわ、ちょっとかかったんですけど…」

「どうなってんのよ!? あんた。金玉握られて漏らしてんじゃねーぞ!」

 万理が切れてサイドに回り込み、制裁だとばかりに拳を突き上げてきた。アッパーカットが金玉を襲う。

「ぁうあぁああひ!?」

 ぱちぃーん!! と金玉を下から突き上げられ、優は開いた両手両足を引き込んだ。痛みでくらくらした。両手を股間に充てて痛みを慰める。

 正樹の力を押し返して、彼の身体はまた大開になっていた。


「なんなの? お前さ。あんなひょろひょろの子に負けて悔しくないの? 潰さないと勝てない?」真緒は不満を顕わにする。「もういいや。今から片玉潰しまーす」

「へ…?」

 極めて冷たい声で言ってのけると、真緒は間髪入れずに正樹の左の金玉を握り込んで、躊躇なく握り潰していた。


 ぐちゃ!!


 猶予も反論も許さず、鶏卵をぐしゃっと握り潰すかのようにして拳を握り込む。冷たい表情で正樹をあっさり退場させた。


「うぎょお!!??」

 正樹はブクブクブクと口から泡を吹いて気を失った。

 千笑だけが目を逸らしていた。


「ぅぅ… うそだろ…??」

 あれではもう童貞卒業どころではない……。

 優は自らも痛めつけられた金玉の痛みに耐えながら、敵… いや戦友の退場を悼んだ。 


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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(4)最終話2018-04-14(Sat)

「そらよっ」
 ぐちゃっっ!
「あぐっ…」

「おらっ」
 ぐちゃっっ!
「んがっ…」

 陰嚢を蹴られる度に竜一は恍惚とした表情になっていった。生まれたての仔鹿のようにぷるると震え、姫鬼に睨まれている。素っ裸で勃起した陰茎を晒して舞台に立つ竜一。それを憤慨した表情で集まった女性市民たちが見ていた。
「覗き魔はチンポ切っちゃいなさいよー」
 40代の性欲旺盛そうなおばさんが叫んだ。キャリアウーマン風のスーツの女性だ。ストレスでも溜まっているのかキツイ目つきだ。会場はアハハと共感して「やれやれ!」と囃し立てた。

「鎌を持ってきて。おちんちんをちょん切りましょう」
 いかにも現場で叩き上げた様子の火蔵八重(かぐら やえ)が前に出た。彼女の部下が予め用意されていた鎌を持って走ってくる。
 竜一は背筋が凍った。顔が引き攣る。

「なぁんだ。うふふふっ」
 姫鬼が無表情のまま笑う。
「わち、ぱこぱこして遊べるのかと思ってたよ。みなはお兄さんのこと断罪したいみたい。うふふふっ」
 それもまた一興とばかりに姫鬼は下がっていった。自分の意志では動かないらしい。

「悪いことしたら懲罰。お母さんに教えてもらわなかったのかな?」
 八重が鎌を持って目の前で屈んだ。正義感に溢れた強い女性の目だ。聞き分けのない子どもを叱りつけるような口調で竜一の男のプライドが小馬鹿にされた。

「この人は悪い雑誌記者よ。N市の機密情報を盗んだわっ」
 檜山塔子だ。太い腕で竜一の右足を取る。
「どうせ有る事無い事 書き散らして悪い印象を有権者の皆様に知らせるつもりよっ。きっと偏向報道するんだわ。みんな剥き出しの好奇心に負けちゃダメよ! 平和のために活動している女性の敵だわ! 不倫したってちゃんと仕事していたらオッケーなのよ! 憲法改正反対!」
 会場が拍手に沸く。政治家らしい大衆を扇動する発言で会場の女性たちを煽った。
「ひぃっ」

「悪いけど麻酔なしな?」
 天都夜宵(あまみや やよい)が背後から竜一を羽交い締めにした。「ひぃぃ」と竜一は死を予感して力の限り暴れた。全裸男が「やだやだ!」と言いながらジタバタと跳ね回る。

「ウチの生徒を盗撮したなんて許しませんからねっ。まだ、いやらしく勃たせちゃって! 穢らわしいっ」
 時宮敦子(ときみや あつこ)がパシッと竜一の左足首を掴んで引っ張った。
 三人に捕らえられて身動きが取れなくなり、カッパーッと股が割かれた。会場で見守る女性たちに勃起した陰茎が大公開される。舞台上で大股開きだ。
「やめてっ やめてくれっ」
 童貞の竜一は女性の前で裸になるのが初めてだった。セックスをするわけでもない、ソープでもない、ましてや風呂でもないのに大勢の人前で素っ裸なのは羞恥の極みだ。自分だけ…。しかも周りは女性ばかり。おまけに無駄に勃起した陰茎を晒して。
「うがあああっ 童貞のまま死にたくない!」
 無茶苦茶に暴れて、今まで出したことのない大声で叫んだ。

「死ねっ 包茎野郎!」
「勃たせてんじゃないわよ! ヘンタイ!」
 会場のボルテージも最高潮だ。なんだろう、この異常な空間は…。必死の大声はあっさりとかき消された。

「ま、待って! 俺はみんなの味方です! フェミニストです!」
「嘘おっしゃい! 女々しいわね!」
 時宮が耳元で一喝した。
「本当ですっ。女性社会の素晴らしさを世に…」
「白々しい! そんなことは政治家である私の仕事です! 役立たずの男はすっこんでなさい!」
 檜山が眉間にシワを寄せて怒りをぶつける。
 女性にガミガミ責められて竜一は黙るしかなかった。

 八重は竜一にお構いなしにぶらぶらする男性器をグギュッと掴んだ。ゴム手袋をした手で根本から陰嚢ごと絞り上げるように鷲掴みだ。千切り取られるのではと思うほどの握力で引っ張られる。親指と人差し指でつくられた輪の中からボールが2つ、ニョキと棒が1本。花束のように収まった。すっぽりと収まるくらい竜一の陰茎は小さかったのだ。周りに集まった女性たちからプッと失笑が漏れた。

「ダサいですねー。あなた。男の癖に女性に取り押さえられちゃって」
 ケラケラと笑うのは渡草理津子(とぐさ りつこ)だ。マイクを片手に「悔しくないんですかー?」とインタビューしてくる。マイクを向けられてもまともな答えはない。

「ひぃいっ」
 泣きべそをかいていた。死の恐怖で目から、鼻から、口から、液体がダダ漏れだ。

 パシャッ
 八重の部下が死体を撮影するかのようにカメラを構えている。竜一の醜態が画像として克明に記録されてしまう。

「あははっ みっともな〜い」
「男の癖に泣いてみっともないわね」
 会場の女子高生やおばさまたちが口々に竜一を罵った。

 八重が鎌を股間に充てた。
「ひぎぃいい!」
 冷やりと命を刈り取る死神の鎌の感触。グッと根本に刃が通った。陰嚢の裏側から刃が引かれて痛みが走った。
「いぎゃあああああ」
 つー… と赤い血が流れた。
 八重は無表情に草刈りでもするみたいに刃を引く。麻酔もなしに陰茎を切り取るなど、正気の沙汰ではない。
 ザッ
 ザクッ

「うきゃああっ!!」
 ザッ
 ザクッ

 痛みが広がった。
 床に血が滴った。
「あがああgぷsd#kln%!?」

 ザッ
 ザクッ

 どばと血が流れる。

 竜一はフェミニストだ。より良い社会をつくりたいのも本心だ。だが潜入取材をしたことで信用は得られなかった。竜一はここで死ぬのかと青ざめていた。もう少し水織と接することができたなら信用を勝ち取れたかも知れないのに。

 でも勃起が止まらない。我慢汁もどくどく溢れ出す。

 フェミニストであると同時に迫害されることに慣れ親しんでいた。被虐趣味に堕ちていたのだ。虐められると勃起してしまう。興奮するのだ。自分から嫌われるように仕向けていたような気もする。今となってはどっちだったかなんて解らないが。

「うぇえ…」
 姫鬼は舌を出して眉根を曲げる。死に直面する男が興奮して我慢汁を垂らすなど、少女には理解できなかったのだ。
「最低ね…。男なんて死ねばいいのよ。臭いんだから」
 水織と思われる姫鬼が玉座で目を背ける。あれは水織だろうか。あんなに男を毛嫌いするだろうか。あの目元のごく小さなほくろ。あんなものは水織にはなかった。耳障りな口調。水織とよく似た少女がやけに庶民的に見えた。俗っぽい言葉遣い。水織? あれは水織じゃない。
 水織の真似をした弥島澄麗(やじま すみれ)ではないか? 水織ではないのだと思うと不思議に緊張が緩んだ。水織じゃないのなら、大したことないんじゃないのかと思った。格下の弥島なら竜一にも勝機はある…。

 ぷしゃー… ぷしゅっ ぷしゃあー… じょぼぼぼぼー

「きゃー!!」
 周りの女性たちが悲鳴をあげて竜一を解放した。夜宵と八重だけは離れなかったが切断作業は中止される。手を離しはしないものの、八重は驚いて身を引いている。

 小水が噴水のように噴き上がった。竜一が勃起した陰茎の先っちょから垂れ流した小便が竜一の胸にじょばばばとかかる。
「うわ!?」
 夜宵はようやく気づいたようだ。羽交い締めを開放する。
「漏らしやがった! こいつっ」

 拘束もなしで切断は続けられないと判断した八重もようやく陰茎から手を離した。

 ぷっしゃー…
 じょぼぼ
 勃起中なのでキレが悪い小便だ。天に向かって撒き散らされた。竜一はハッと気づいて、すぐさま八重に体当たりをした。
「あっ!?」

 ドンッ
 ぷっしゃー…
 ぷしゃしゃぷしゅー…

 落ちた鎌を奪う。

 ぷしゅ
 ぷしゅ

「キャー!!!」
 会場からも大きな悲鳴があがった。

「このっ」
 八重は身構えた。奪われた鎌に対して徒手空拳で応戦する。しかし竜一は鎌を八重の腕に引っ掛けていた。
「アッ!?」
「うきゃああ!!」
 竜一は血しぶきを浴びる。
 竜一には怖いものはない。勃起した状態で小便を撒き散らしながら鎌を持った男など誰も近寄らないだろう。股間が痛んだ。だが、まだ傷は浅い。これなら助かるか? 会場に飛び降りた。
 女性たちが逃げ惑った。我先に出口へと向かう。
「どけえっ くそっ」
 竜一も別の出口から外に向かった。鎌を振り回しながら廊下を走った。警棒を構えた警備員が避けてくれる。正面玄関は駄目だ。裏口から山のほうへ逃げよう。御神体を納めた神社があるはずだ。姫鬼どもを殺すための武器が…。

「くっ 外の連中に連絡して! それと本部に応援を要請!」
 八重は腕を抑えながら部下に指示を飛ばした。

「姫っ あいつ捕まえに行ってくれ」
 困った様子の夜宵は、ただ一人笑い呆けて見ていた姫鬼に頼む。

「わちの好きなようにしていい?」
「あぁ」
「脱がせて。これ重いの」
「あぁ わかった。できるだけ生け捕りにしてくれ。暴れるようなら殺していい。木隠の秘密 知ったやつはどっちにしろ死罪だ」

「はーい」
 姫鬼は十二単衣を脱がせてもらって、ウキウキとしながら襦袢姿で裏口から出ていった。


 木隠村(こがくしむら)に潜入した牛田竜一は消息を断ったと報じられた。山に入って遭難したと見られるが現在も行方不明である。


 竜一の章 終わり
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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(3)2018-04-07(Sat)

「よーしよし、姫さま。遊ぼうな。でもまだだぞ」
 水織を見やって夜宵はゆっくりと近づいてきた。会場からは再び「やっちゃえー」や「姫様がんばれー」「潰しちまいな!」など恐ろしい声が飛び交う。
「村に潜入して特ダネ狙ってたのか? ま、どっちにしても掟によって死罪だな。ほら正当防衛していいよ? 竜子りん?」
 夜宵に腕を取られる。
「ひっ うわあ」
 竜一は振り払おうと暴れた。取っ組み合いになった。腕の力が凄い。竜一では敵わなかった。ブラウスが引き千切られる。ビリビリッブチッと観音開きにされ、ブラをむんずと掴まれた。中に入れたヌーブラと綿が落ちる。ブラも強引に千切られた。竜一の抵抗はものともしない。
「うわぁああ」
 竜一は腕を無茶苦茶に振り回した。バシバシと夜宵の顔面やボディに拳を突き立てる。だが不自然にペチペチと撫でるようなパンチしか放てなかった。夜宵にダメージはない。
 変だ。
 男の強力な拳を喰らってなんともないなんて。ノーダメージだなんて、…鬼? こいつも姫鬼なのか?
「じゃあ、まずは男の子か女の子か、みんなに診てもらうか?」
 にやと夜宵は攻撃を受けながらも余裕で笑う。すっと背後に回り込んでスカートをたくし上げてきた。
「いやあっ!?」
 竜一の穿いた女物のパンツが開陳された。会場からやんややんやと女性たちが沸く。まるで男性虐待のストリップショーだ。
 手で股間を隠したり、手でスカートを戻そうと躍起になる。スカート捲りをされる女性の気持ちを味わった。女物のパンツを穿いて勃起した状態を晒し者にされる。
「ほらほらっ」
 逃げれるものなら逃げてみなと歌いながらスカートの裾を持って竜一を振り回した。竜一は舞台で踊らされ、バランスを崩してすっ転んだ。会場からバカにされて笑われた。

「それでもあんた男ー?」
「ちんちんついてるのー?」
 野次られて、頭にきた。とことん男というものを見下している発言だ。悔しいが力では敵わない。ブチッとスカートのホックが外れてしまった。夜宵がスカートの裾を踏んで、逃げる竜一はスカートが脱げていることにようやく気づく。
「男ってマヌケねっ」
「やだっ。まだ勃起してるー」
 女子高生たちも女子中学生たちも総合格闘技の試合でも見ているように盛り上がっていた。

「はい。詰みね」
 夜宵はおもむろに竜一のパンティを掴んで引っ張った。お尻が露出した。半ケツでまた笑われる。手で押さえながら脱がされるのを必死で堪えた。這い摺って逃げていた竜一はパンティごと引き摺られて舞台中央に戻される。

「いやああー」
 指の引っ掛かりが取れる。ずりっと最後の砦が脱がされ、女性たちの前で硬くなった陰茎がピョコーンと飛び出る。ばいいいーんと跳ねてぷらぷらぷらと嘲笑を誘う。夜宵は暴れる竜一に構わず冷静に太ももから膝へとパンティを下げ、ズリズリと足首からすぽんっと抜き去る。
 悲鳴で会場が揺れた。
「きゃー。やったーすっぽんぽんよー!」
「ざまぁないわねー。クズ男っ」
 キャハハと女性たちの黄色い笑いに包まれる。
 惨めな男がさらに辱められるという愉悦。会場は力で男を制した夜宵への賛辞で溢れた。

「勃起してるわっ」
「暴れてる最中も!? クソ ド変態ね!!」
 竜一は丸まって陰部を両手で隠した。げしッと抵抗できない竜一の頭に夜宵は足の裏を乗せる。拍手で夜宵は讃えられた。


「水織ちゃんは裕子さんのこと信用してたのに」
 つまらなさそうに姫鬼は言った。水織の姿で水織のことに言及している…? 二重人格なのか?
「欺けば死。そういうルールだって教えてもらったんよね?」
 竜一の髪を掴む姫鬼。夜宵が足を退けた。
「姫は村の正統な執行官だ。儀式で神降ろししてるから男の力じゃ敵わねーよ?」

「!?」
 姫鬼に吊り上げられる。丸まって居られなくて竜一は足を床につけた。内股になり両手をガッチリと股間につけてガードする。しかし髪が引っ張られて痛い。思わず手で撥ね退けたくなる。お尻は丸出しだが、恥ずかしい陰茎だけは隠したい。
「うふふふっ 盗聴器は捨てたんだって? いけないんだ? 水織ちゃんはね、あなたを信用して返してあげたのにね」
「!?」
 あのときの水織は高戸に報告しろと言っていたわけではなかったのか……? 知った上で返してくれた? いや… まさか…。
「お仕置きしなきゃね。手を退けて?」
 姫鬼の言う通り竜一は手を離していた。カッチカチに勃起した陰茎が衆目に晒された。命令されるままに足を適度に広げてしまった。
 ぷらぁんと肉棒が揺れる。
 たくさんの女性の注目を集めた。

 パァンッ!
「アッ!?」
 背後から読めないタイミングで足が飛んできた。何も言わず夜宵がいきなり陰嚢を蹴ったのだ。竜一はぴょんとジャンプして蹲ろうとした。しかし髪の毛を離さない姫鬼。吊り上げられたまま竜一は回転した。
「いたたたっ」
 ブランッ
 ブルルルンッ

「何アレッ。みっともなーい」
「痛そうっ。男の人って大変ねー」
 会場から哀れみの声。

 何故 言うことを聞いてしまったのだろう…。これが姫鬼の力なのか…? 天都家で見た犬のマネをする男や単独オナニーをさせられる男も命令通り動いた。

「くそっ… なんでバレたんだぁ…」
「N市全体で監視し合ってるからに決まってんだろっ」
 夜宵がまたしても後ろからパァン!と蹴ってきた。
「あが!?」
「あんたが取材申し込んできたときから町の人間みんなでチェックしてたっつーの」
 スッパァン!!
 剥き出しの陰嚢が蹴っ飛ばされて押し潰れた。手でガードもせず足を広げて耐える。異常者の姿だ。連続でパンパンパンッと蹴られて金玉がお手玉のように打ち上がった。
「あぁ… あ… あ…」
 倒れるのを許さず、ガードも許さない。

「そらそらっ」
 夜宵が腕を振りかぶる。フルスイングでビンタをかました。
 パァンッ!
「あぶっ!?」
 よろよろと倒れた竜一の上に夜宵が覆いかぶさった。動けない。

「それから裕子さん。なんで花楼の中のことや学校での水織ちゃんのこと知ってるの? うふふふふっ 盗聴器だけじゃなくて盗撮もしてたのかしら?」
 姫鬼の言葉に会場が沸き立つ。同情の余地はないと女性たちが怒っていた。ブーイングだ。

「えー!? 酷いわ。もう金玉潰しちゃえ!!」
 前列の女子中学生までもが過激に染まる。

 夜宵が腕を抑えて右ヒザを高く上げた。振り子の要領で竜一の股間をめがけてシュッと落ちてきた。
「そらよっ」
 ぐちゃっっ!
「んぐ!?」
 夜宵のヒザがおちんちんに突き刺さっていた。

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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(2)2018-03-31(Sat)

「ぐほっ」
「地声が甲高いのですね」
 鬼塚彩希(おにづか ゆいり)は腕を首に回して竜一を絞め上げていた。『裕子』の恰好をした竜一は意識が途切れかける。
 彩希の仲間、女子高生たちが近づいてきた。
「彩希、大丈夫? そいつほんとに男なの?」
「ちんちん付いてるか確かめようか」
 首に回された手が解除され、竜一は床にドサッと突っ伏した。彩希はくるりと反転して、今度は彼の足を抱え上げた。竜一はエビ反りになる。
「ハぐッ!?」
 竜一のスカートがはらりと床に付く。女子高生たちが「どれどれ?」と中を覗き込んできた。
「やだっ きもーっ」
「うわっ。ヘンタイ!」

「どう? ちんちんある? 男の人?」
 彩希がさらに両足をグイッと抱き込んだ。竜一は呻いて、シャチホコのように足の裏を天に見せる。頬は汚い床に擦り付けた。彩希の力にまったく抵抗できない。
「や、やめてくださいっ…」
「ちんこ付いてるよッ やっぱ男だ!」

 さらに観客たちが寄ってきてスカートの中を覗き込まれた。股間が丸見えだ。
「まっ。本当に女装して忍び込んできたのね!」
「嫌だわ。死刑よ、こんなやつ!」
「女の子に悪戯する目的かも知れないわ!」
 おばさまたちが顔を曇らせた。

「小さいけどポコチン付いてるわ。男よ。彩希っ」
「彩希ちゃん、こいつ女物のパンツ穿いてるッ。ド変態だよ〜」
 女子高生たちが口々に指摘し、怖がり、キモいなどと感想を述べていった。もっこりとした股間を少女たちに見られて竜一は羞恥を味わう。生地の薄い小さなパンティなのでおちんちんのカタチがくっきりと浮かびあがる。ムクムクと勃起が始まっていく。屈辱を味わって何故に勃起してしまうのか…。
「やぁだっ。大っきくなってきた!」
「きゃー!!」
「女装して首絞められて勃起? コイツやばいんじゃねっ」
「ヘンタイ記者っ」
 女性たちが見てる前で女物のパンツの前を大きく膨らませてしまった。小さな面積の生地を突き破らんばかりに大きな山をつくった。卑猥な男性器の形がくっきりと少女たちの前に提示される。
「うわ〜やだやだっ。勃起しても短小みたい。どうせ童貞なんでしょ!」
「死刑! こいつ絶対死刑にしよっ。金玉ぐちゃって潰すべきよ!」
 なぜ、見も知らぬババアや女子高生たちからそしりを受けなければならないのか。びくぅっとおちんちんが反応した。
「そうよ。金玉潰すべきだっ」
「やっちゃえ!」

 制裁を加えるべく前に出た女子高生がローファーの裏でおちんちんを踏みつけてきた。
 ずしっ ぐちゃっ
「はぐぬっ!?」 

 ずしっ ぐしっ
 ぐちゃっ ぐちゃ!

「ぁ…! ぁが…!」
 細い足が何度も竜一の股間に突き刺さった。激烈な痛みが金玉から上がってくる。
「やれーやれー!」

「やめなさいっ」
 壇上から時宮先生の声がかかった。
「あなたたち、危ないわ。その男は犯罪者よ。もう下がっていなさい」

 制されて彩希は素直に竜一の足を床に下ろす。そして間髪を入れず観客の屈強なおばさんたちが4人がかりで暴れる竜一を抱え上げた。わっせわっせと彼を壇上に運ぶ。
「や、やめて…」

「お帰りなさーい。裕子さん」渡草理津子が待ち受けていた。「竜子さんでしたっけ? 『り裕子』さん? ま、どっちでもいいですよね? 牛田竜一さん」
「っ!?」
 竜一は肩を落として諦めた。カバンが盗られていた。中を検(あらた)められたらしい。理津子が竜一の免許証をひらひらと摘んでいる。

「まだ男かどうかわかりませんわよ」
 パネリスト席から代議士の檜山塔子(ひやま とうこ)が指摘する。左派リベラルとして有名な40代の女性政治家。不倫疑惑で世間をお騒がせしている癖に他人には清廉潔白を要求する女だ。腰に手を充てて怒っていた。早口で声が大きい。
「全部 脱がせて確認するまで断定してはいけませんっ。みなさん落ち着きましょう。まずは身ぐるみ剥いでからですよ!」

「いずれにしても逮捕ですね」
 パネリスト席からN県警の火蔵八重(かぐら やえ)が前に出てきてしゃがみ込む。まだ30代のエリートで、実質的にはN県警のトップの女である。
 竜一の顔をマジマジと覗き込んだ。メガネの奥の目が怖い。
「盗聴に詐欺行為、痴漢に暴行行為の疑いもありますね」

 他にも市長代理の女性やN中央病院副院長の女性、錚々(そうそう)たるメンバーがどう処分するべきかを論議していた。

 竜一は下を向いて身を縮ませる。会場からも様々な声が飛び、さんざん罵られていた。
「ほらっ いつまで座ってんの? 子どもですか! 立ちなさい!」
 時宮先生が竜一の胸ぐらを掴んで引っ張り上げた。その瞬間「ぷっ」と会場から失笑が漏れた。竜一のスカートの前はもっこりと突き出しているのだ。とっさに腰を引いて恥を紛らわした。

「李さん…。いえ牛田さんですか」
 マイクを使って天都桔梗が呼びかけた。会場は木隠の天都家当主が発言しただけでゆっくりと静まり返っていった。
「ウチへ来た目的はだいたい察していますよ。マスコミ機関の取材は今まで何度でもありましたから。まさか女装なさっていらっしゃるとは思いませんでしたけど」

 竜一は桔梗の前まで突き出される。
「お、お許しを…」
「ウチの水織がね、あなたのことを男性だと看過しましたのよ?」
「へ…?」
 竜一は汗だくになり髪が乱れ、憔悴しきった表情で口をぽかんと開ける。

「水織の髪を洗ってやっていたとき、あなた腰を引いていたそうね?」
「っ…」
「外様の無礼な男が天都の女に触れた罪は重いわ。陰嚢(ふぐり)は潰れるとお思いなさい…」
 桔梗はマイクを置いて席を立った。

 それを合図に舞台袖から着物の女とショートパンツの女が現れた。

「窃盗犯ってコレ? おばさま。さっさとこいつの金玉潰せばいいん?」
 ショートパンツにTシャツの女性は天都夜宵(あまみや やよい)だ。鋭い目つきに赤みがかったポニーテールが特徴的である。
「一つ? それとも二つとも?」

 もう一人は水織だ。
 十二単衣のような着物に髪飾りを付けていた。しかし雰囲気が違う。空気が強張っていた。なんだ? 水織じゃない? 目が据わって瞳孔が蒼く光っていた。

 竜一は腰が抜けそうになる。
 水織の目の奥に鬼を見たから。

 湯気のようなものが立ち上って魂が抜けていくみたいだ。神懸っていた。重そうな着物でゆっくりと近づいてくる。
 人間ではないのだと直感した。
「わちは退屈してるのよ。うふふふっ。遊んでくれる?」
 無表情の少女がいきなり笑いだした。トランス状態なのか? これは確実に水織ではない。竜一は恐怖した。

「あとは好きなようになさい」
「はーい」
 桔梗が夜宵の肩を叩いて、舞台を去っていった。興味がないと言わんばかり。代わりに夜宵がにやりと笑う。おもちゃを引き継いで嬉しそうだった。
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妹とこたつで(2)2015-01-16(Fri)

 こたつをめくられでもしたら僕は終わりだ。下半身にFENGAを装着した僕は、未だに興奮が続いていた。早くこいつを追い出さなければ。
「きらい!」
 みこはTVのリモコンを足でコンッと蹴ってさらに遠ざけた。みこはこたつの中に足を戻す。そのときにまたしてもみこの足が僕の足に当たる。
「…」
 僕はズボンを履いていない素足だ。みこの靴下を履いた足が触れる度にいつバレるかビクビクしていた。

「お前、早くあっちーん家、行けよっ」
「まだいいもん。ぽっけもんでも見ようかな!」
「ダメだ。今から兄ちゃんがホラー映画の続き見るんだから!」
「怖いのきらい!」
「あっちーの家で一緒に見ろ! な!?」
「そっかー。そうしよ!」
 素直というか、単純というか助かった。

「牛乳のもー!」
 みこがこたつから出てドタドタと冷蔵庫めがけて走っていった。
 よし、今のうちにズボンとブリーフを…。
「んがっ…」
 しまった。遠くに放り投げてしまっていたのだった。カーテンの側に無様にも転がっている。

 みこがコップに牛乳をひったひたに注いでゆっくり戻ってくる。
「みこ! 兄ちゃんの分もだ! 持ってこい!」
「えー! 今ダメ!」
「ダメじゃねえ! 兄ちゃんの命令だぞ!」
「えー!」
 みこは牛乳をこぼさないようにゆっくりとキッチンに戻る。よし背中を向けている今なら!
 僕はこたつから出て、下半身素っ裸で勃起したおちんちんにFENGAを合体したままという恥ずかしい姿のまま、ソファーの後ろに回り込んだ。
 の前でなんて格好をしているんだ僕は。ズボンに手を伸ばす。
 ブリーフは!?
 けっこう遠くまで飛んでるな、おい!
 意を決して取りにいくか、ソファーを乗り越えて戻るかの判断に迷った。
 ちらと見ると、みこは既に冷蔵庫から牛乳を取り出してコップに注いでいるところだった。横顔が見える。二つのひったひたに注がれたコップを持って、こぼさないようにとゆっくり戻ってきた。
 まずい。
 ここでズボンを履くか。

「なにやってるの?」
 ちらとみこは僕のことを見た。ソファーの後ろに隠れて何かやっている兄を不審に思ったようだ。
「ちょ…。あれだ。ちょっと体操だ」
「体操!みこもやるー」
 牛乳を少しこぼしながら早足で戻ってくる。
「ち、違う! 楽しいやつじゃない! あれだ、あれ。そうだ、みこ、新聞も持ってきてくれ!」
「えー、でも体操ー」
「ちょっと屈伸してただけだ。チラシ見たいんだよ!」
「えー」
 みこは文句を言いながらも戻る。しかし今度は床にコップを置いて駆け足でダイニングテーブルに置いてある新聞に向かっていった。

 僕は迷っている暇はないと判断してジャンプした。
 空中でぶるんぶるんと踊るおちんちんとFENGA。
 なんという無様で情けなく滑稽な姿か。
 ズボンを右手にこたつをめがけて、滑り込んだ。

 と同時に、みこが新聞を引っ掴んで振り返っていた。
「?」
 さっきまでソファーの後ろで謎の体操をしていた兄が、今はソファーに戻っている。みこは不思議そうな顔をしていた。
 新聞を脇に挟んで床のコップを持って、兄の顔を見ながら戻ってきた。
「体操終わり?」
「とっくに終わってるぜ」
 早く追い出さねば。

「お前、もうそろそろあっちーん家、行かないと?」
「まだだいじょうぶ」
「待ってるんじゃないのかよ?」
「ごはんまでまだ時間あるもん」

 こたつの中でズボンを履きたいが、今アクションを起こすと露骨すぎてバレるだろう。僕は次に部屋にケータイゲーム機を取りにいかせる案を思いついた。
「DSで対戦すっか?」
「ぽっけもん!? するー!」
「よし兄ちゃんの部屋にDSあるから持ってこい!」
「持ってくるー」
 みこはドタドタとこたつを抜け出して走っていく。この間も僕の足に何度もみこの足が当たっているのだが、案外気付かないものかね?
 僕はこの隙にズボンに足を通す。

「あ」
「ん?」
 見るとみこが何かを見つけて立ち止まっている。
「どうした?」
「お兄ちゃんのぱんつ落ちてるー!」
「んがっ!」
 僕は飛び上がるように驚いた。なんてことだ。ブリーフを発見されてしまった。バレてしまったことだろう。
 みこは僕のブリーフを引っ掴むとこちらに戻ってくる。
「きゃっはっはっ」

 みこは僕のブリーフを目の前まで持ってきて広げて見せた。
「お兄ちゃんのーぱんつー!」
「ちょ、おまっ、笑ってんじゃねえ!」
「なんで落ちてたのー!?」
「せ、洗濯もん取り込むときに落ちたんじゃねえのか!?」
「きゃはははっ」
 みこはがばっとブリーフを広げて笑っていた。何とかバレずに済んでいるようだ。重大な証拠品を抑えられたと思って観念していたのだが…。
 しかしこうも目の前で自分のブリーフを広げられて馬鹿にされるといらつくな。
「返せよっ」
「だめー」
 みことブリーフの取り合いになる。ブリーフが伸びる。
「ちょっ。やめろって!」
「きゃはははっ」
 がつんっ
 みこをコツンと叩こうと僕の軽く振り回した手が、けっこういい音を立ててみこの頭にヒットしていた。
「いきゃー!!」
 あっと思って僕はブリーフから手を離してしまう。ごろんっとみこは突き飛ばされたように転がる。
「痛あい!」
「…へ。バーカ! 兄貴のこと馬鹿にするからだぞ。ガキめ!」

「…。もー!!」
 みこの怒りに触れた僕。涙目のみこは立ち上がってブリーフを僕の頭にかぶせてきた。
「うわっ」
 自分の履いていたブリーフを、に頭にかぶせられる兄がどこにいるだろうか?

 みこは僕の向かいに回り込んでこたつの中に足を入れる。その際にTVのリモコンを踏んだらしくTVの電源が入った。

「きんたまつぶしーのけーい」
 みこは僕の両足を掴んだ。履きかけのズボンの上から足首を掴んでいるので素足でないことはバレずに済んだようだ…。が、みこの右足が僕の股の間に滑り込んできた。

 遠慮のない、力加減を知らない小さな足がシュッと伸びてFENGAの上から僕のおちんちんを直撃した。
「ぅあぃっ!」
「えーい」
 ズドドドドドドドドッ
 世界が揺れだした。
 萎えかけていた僕のおちんちんがむくむくとFENGAの中で大きくなっていく。
「あっあっやめっ」
 僕は身体を捻ってこたつの中で暴れる。テーブルの上の牛乳がこぼれた。

 みこのかかとが僕の二つの玉を突き上げる。
 ぐっぐっぐっぐっぐっぐっ
 何度も何度も何度も何度も…
「きゃっはっ」
「やめっあっあっああっ…」
「あれもってこいとか、これもってこいとかもう命令するなー」
「あっいっううっ」
 ズドドドドドドドドッ
 みこは足の指先で、僕のFENGAに覆われた竿が暴れないように巧くコントロールしていた。
「きゃっはっはっ」
 まるで貧乏揺すりのように指先は竿を僕のお腹に押さえつけて固定し、かかとは高速で僕の金玉を撃っていた。
 ドドドドドドドドッ
 痛い。金玉が何度もひしゃげてアナル付近に打ち付けられる。
 気持ちいい。ローションで竿がこすられて今にも暴発しそうだ。

 ドドドドドドドドッ
「きゃっはっはっ」
「あひゃひゃひゃひゃっ」
 僕は自分のブリーフをかぶったままこたつの中で暴れる。
 みこは無邪気な笑顔で金玉潰しの刑を楽しんでいた。彼女はさらに深くこたつに潜って僕の股を大きく開く。ズボンが邪魔だった。しかしみこは何の疑問も抱かずに僕のズボンを引き抜く。こたつの中から出してその辺に捨て去った。

 さらに激しくみこの右足が爆撃を開始した。
「きゃっはっはっ」
「うひーぃっ! ぅわーしゃ! g*×fぃー¥!」
 みこのかかとは精確に右と左の金玉を射抜いてくる。右、左と交互に打ち付けるのだ。たまらない。

 みこの頭の後ろにTVの大画面が映像を再開させていた。その映像の中でも男優が素っ裸で赤いランドセルを背負った女の子に股を広げられて金玉潰しをされていた。男優がもだえ苦しむ。
 その表情は恍惚に満ちていた。僕も今、同じ表情をしているのだろうか。
 男優はまもなく、モザイクの中で射精して果てていた。
「お兄ちゃんはの足が好きなんだね!」
 女の子は笑いながら男優を小馬鹿にしたような顔になる。
 悪戯っぽいその顔がに重なっていく。

 ドドドドドドドドッ
「きゃっはっはっはっ」
 シュポンッ
 FENGAがすっぽ抜けてしまったようだ。硬くなったおちんちんにみこの靴下ごしの指が直撃する。
「やめっほげっ。ぎぶっやめえっっ」
 もうダメだと思った。
 金玉の奥から何かが溢れ出そうな感覚。

 みこの爆撃に変化が起こる。
 乱れ打ちだ。
 ついに両足を使いだした。
 さらに大きく股を広げられた僕は、さらにおちんちんを無防備にに差し出す格好となる。
「あははっあははっ」
 ぴゅっぴゅっ

 射精していた。

「あ…あ…n」
 ぴゅっぴゅっ

 何度も吐き出していた。
 みこの右足。
 みこの左足。

 交互に金玉、竿、内股、アナル、関係なく踏みつけられていた。僕の両足を掴んで駆け足でもするかのように乱れ打ち。

 総合格闘技で相手がダウンしてマットに寝っ転がっているのに、さらに容赦なくフットストンプを撃ち下ろすかのように。

 そこら中に精子が飛び散った。

 なおもマットの上で殴られ続ける。

 もう意識が飛んでいるのに、竿は左右にぶるんぶるんと舞い、マットに沈んだと思ったら反動で浮き上がりまた舞い上がる。そこへまた右足が踏み抜く。同じことの繰り返し。次は左足が竿を潰していた。
 その間に右足は無防備な金玉をぐしゃりと肌色のマットの上に打ち付ける。

 右。

 左。

 何度も。

 何度も。

 何往復しただろうか。
 よっぽどおもしろかったのか報復攻撃は10分以上続いたと思う。
 いつもはズボンの上からだから、生のおちんちんがぐにゃりぐにゃりとおもしろいように潰れる感覚がはまったのだろう。

 気付けば、みこはお泊まり会へと出かけた後で、時間は8時一分前だった。

<終わり>
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妹とこたつで(1)2015-01-09(Fri)

 このようなチャンスは滅多にない。
 いつもは家族が集まる、この空間に今は一人だ。
 僕はローソファーにもたれて、こたつの上のFENGAを見つめていた。

 何せ、母親はダンスだかお料理だかの何とか教室に行っていて夜の8時までは帰ってこない。妹もお友達の家で今日はお泊まり会だ。父親は連日のように遅くまで働いているから当然家にはいない。
 僕は僕で毎日部活だから妹より早く帰ってくることなんてないのだが、今日は練習が始まるやいなや練習の過酷さを想像してゲロを吐いてしまった。
 その後も気分が悪いふりをして逃げ帰ってきたのである。

 そして友達経由で手に入れたFENGAといかがわしいパッケージのDVD。
 これらを開放できる日がついにやってきたのだ。

 いけないことだとは理解しつつも僕はベルトに手をかける。
 カチャカチャ
 既にカーテンは閉め切った。当然、家の玄関は施錠してある。照明はつけずに疑似映画館を演出した。抜かりないぞ。いつもは家族団らんで過ごすリビングで僕は、ズボンを脱いだ。

 なんという背徳感!

 ズボンをソファーの後ろに投げつけてやった。フフフフ。あんなところにズボンが脱ぎ捨ててあるぜ。ついでにブリーフもだ。真っ白なブリーフに手をかけて一瞬のうちに脱ぎ去った。くるくると指で回してポーンとソファーの後ろに飛んでいく。
 なんてはしたないんだ! 家族が見たらなんて思うだろう!
 僕はいけないことをしている!

 さすがに全裸になるのは寒いから上着は着たままにするか。
 ドキドキしている。
 万が一家族が帰ってきたら言い逃れ出来ない。ズボンもブリーフもすぐには取りにいけない。スリルが半端ないな。
 リモコンでDVDの再生ボタンを押す。大画面のTVにいかがわしい映像が映し出される。続いてヘッドホンを装着した。
 そしてついにFENGAを手にする。
 初めて見るいかがわしいDVD。初めて使うFENGA。暖房の効いた空間。いつもは家族で使うこたつ。最高の環境である。
 友達は部活で汗を流しているというのに。父親が一生懸命働いているというのに。おちんちんもお尻も丸出しで。僕は何だ!
 同じ男として僕は情けないと思ったが、しかし目の前に映し出されたおっぱいに思考が吹き飛んだ。
 僕の目は釘付けとなる。
 コンテンツ選択の画面だ。お姉さんがおっぱいを隠すことなく見せていて、男優のおちんちんを踏みながらにっこりしている。男優の表情は苦痛が感じられるがどことなく幸せそうだ。スタートさせる。

 何だこの世界は。
 男がおちんちんを踏まれて嬉しいなんてことあるのか!? DVDのパッケージをよく見ると確かに映像と同じカットの写真が掲載されていた。見慣れない文字がある。「M男」? どういう意味だろうか。
 おちんちんが大きくなってきた。何も考えることはない。欲望に従おう。こたつの中で硬くなったおちんちんを握りしめる。自分でも驚くほどにどくどくと荒ぶっていた。

 映像にはストーリーがあった。こういう映像にもシナリオなんてあるんだなと意外に思っていると、女の子が男優を「お兄ちゃぁん」と呼んだ。
 驚いた。
 男優は始め、自分の部屋に一人で居る。こそこそとズボンとパンツを脱いで何かを始めたようだった。そこへ僕の妹に顔立ちがよく似た女の子が戸を開けて入ってきたのだ。
「はぅっ」
 僕は思わずリビングの出入り口を見やった。
 何もない。当然だ。万が一にでも誰か帰ってくるなんてことがあったら僕の人生ダークルート突入だぞ。
 それにしても丸顔なところとか、ツインテールな髪型も目が大きいところもアホそうな声も似ているな。女の子は何故か黄色い帽子と赤いランドセルを背負って部屋の中に入る。
 どう考えても成人だと思うが何故にランドセル?

「お兄ちゃん、なにしてるのー?」
「いっしょにあそぼー」
「なんでおちんちんまるだしなのー?」
「やだー。なんかおおきくなってるぅ。どうしよー」
「こうやってこすれば、らくになるの?」


 女の子がほとんど裸の男優の身体を愛撫している。女の子は手早く自分で服を脱いで、ぺろぺろと男優の乳首を舐めながら、膝下に引っかかっていた男優のズボンとパンツを完全に脱がしてしまって、それを遠くに放ってしまった。
 靴下だけを残して全裸になった男優は女の子のおっぱいをもみもみと優しく揉んだ。
 女の子は「いやぁ」と言いながらも男優に跨がる。
 なんてことだモザイクがかかって見にくいが、やがて女の子は男優のおちんちんをくわえこんでしまった。

 よし、ここだ! 僕はFENGAを装着する。画面の向こうの妹、いや女の子と合体したかのような一体感。
 ずぶっ
 ぬるっ
「あぉっっん」
 僕は思わず声が漏れてしまった。
 いきそうだった。
 なんてことだ。持ちそうにない。
 最高のセッティングと妹がそのまま成長した姿のような女の子にひとたまりもなかった。

 バァァン!!
 ぱちっ

 もう、あと、ひとこすりで…。
 あれ? リビングが明るい。
 僕は考えるよりも早く、リモコンを手にしていた。無駄のない動きでTVの電源を切る。

「お兄ちゃんっなにやってんのー」
「んがっ!」
 みこ!

 背負っていた赤いカバンを放ってジャンバーを速攻で脱ぎ捨てて、僕の妹、みこが入ってきた。ギリギリだった。リビングの出入り口からではTVの画面は見えない筈だ。ブラックアウトした画面の前、こたつが鎮座するエリアにみこがドタドタドタっと滑り込んできた。
「お部屋まっ暗にしてなにしてたー?」
 みこは寒そうに身体を丸めて、こたつに入ってくる。
「お、お、おま、きょ…今日友達の、家っ…」
「あっちー? いくよー? お泊まりグッズとりにきたー」
「そ、そかー!」
 なんてことだ! 万が一が起こってしまった。

「さっきまであっちーと遊んでた。でもグッズ取りにいかなきゃって思い出してー」
「なるほどなー! そうか、じゃあ、早く行かなきゃだなー!」
「いかなきゃなー」
 みこはアホみたいに笑顔を振りまいた。柔らかで軽いツインテールの黒髪が揺れている。ほっぺたが赤い。

「なんでお部屋まっ暗だったの?」
「おー、あれな! おー…映画見てたんだ! そう映画だ!」
「そうなんだ!」
 妹がアホで助かった。
 僕はどうしようもなく、心臓が跳ね上がって胸の中で暴れていた。僕は下半身素っ裸なのだ。FENGAと合体したまま、勃起したままだという事実に頭の中でドラムが超絶な演奏を繰り返していた。
 まずい。このままではバレるのも時間の問題…。

「お前早くあっちーの家、行けよー」
「えーまだいいもん。映画はー? 見よー!」
「長いぞ! めっちゃ長いぞ! あっちー待ってるだろ!」
「ごはん前に間に合えばいいもん!」
 みこはTVのリモコンに手を伸ばした。僕もシュッと素早くリモコンを握る。
「こらっ離せっ」
「やー!」
 みことリモコンを奪い合う。いつものチャンネル争いとはわけが違う。生死のかかった命がけの戦いである。
 そのとき、こたつの中で暴れるみこの足が僕の足に当たる。
「えいぎゃ(映画)ー!」
「ダメだ。お前には難し過ぎる内容だぞ! 政治とか金の話だぞ!」
「せいじくん?」
 みこの人差し指がリモコンの電源に近づく。僕は素早く左手でみこの右手首を掴む。
「好きー。おもしろそー!!」

 ぐぐぐ…とせめぎあった。
「見るの!」
「ホラーだ!!」

「え」
 みこの力が抜けていく。
「そうだ! ホラー映画なんだよ!」
 みこは完全に力を抜き、手を引いた。そして僕はリモコンを奪い取って両手を上げてお化けのまねをしてやった。
「怖いやつだぞ〜。あの…例の…いつか見た怖いやつー」
 具体的になんのお化けかはわからないが。
「やだ!」
 ぱしっ
 みこが僕の手を弾いた。リモコンがすっぽ抜けてこたつの向こう側に転がる。
「あっ」
「怖いのやだっ」
「ちょ、みこ…。リモコン取ってくれ…」
「やだ!」
「やだじゃねえっ」
 くそ…。手元にないと不安だが、ひとまずこれで電源を入れられる心配はなくなったと言える。

 だが、いまだピンチは続いている。何せ僕は妹の前でおちんちん丸出しなのだから。
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ハンバーガーショップで(4)2013-02-23(Sat)

 俺は女子高生たちにおちんちんを丸出しにされたまま身動きがとれないでいた。写メまで撮られてしまって恥ずかしさと悔しさが込み上げてくる。こんな小娘たちにいいように弄ばれるなんて大人として情けない。最大限に勃起してしまったおちんちんを顔と一緒に撮影されてしまったことで、もう大人の威厳はなくなっただろう。ズボンとパンツをずらされてしまったということは“負けてしまった”ということと等価だ。女子高生たちに弱みを握られてしまったのだ。もう何を言っても説得力を持たない言葉など通用しないだろう。
「あのぉ」
 とそのとき、背後からどこかで聞いた間の抜けた声が聞こえてきた。
「お待たせしましたーご注文のスーパーダイナマイトビッグバーガーでーす」
 撮影会で盛り上がっていた女子高生たちは会話を一時中断した。俺の右斜め後ろ辺りに店員が立っていた。俺が注文したセット商品の残り、というかやっとメインのハンバーガーを持ってきたらしい。
「こちら…でよろしかった…ですよね」
 どこか不安げな店員…、この声は俺が注文したときにレジカウンターにいたアルバイト女子だ。おずおずと5人が座っている空間に近寄ってくる。
「ま、待てっ、それ以上寄るなっ」
「はっ…」
 アルバイト女子が息を呑むのが解った。驚いている様子だ。それはそうだろう。大の大人がおちんちん丸出しで女子高生に取り囲まれているなんて思いもよらない筈。
「お姉さんそれここに置いといてー」
「お姉さんびっくりしちゃった?」
 俺は何も言えずに俯くしかなかったが女子高生らが勝手に取り次ぐ。
「…」
 アルバイト女子は顔を赤らめて商品をテーブルに置いた。
「みんなには内緒だよ?」
「お姉さんもっと見てあげなよ」
「触ってみる?」
 女子高生たちが馴れ馴れしく喋りかける。
「えぇーいいです…」
 汚いものを見る目で断りを入れてアルバイト女子は去っていった。逃げ去るようにだ。俺はまた何か大事なものを失った気になってきた。
「もういい加減に解放してくれ…」
 俺は声を絞り出すようにして懇願する。両サイドから腕と足を絡められているだけでこんなにも身動きできなくなるなんて情けなさが頂点に達した。しかも間抜けなアルバイト女子にも蔑むような目で見られて顔を上げられない。
「ねえ、いつまで勃たせてるつもり?」
 答えられない。こんな状況に陥りながらもおちんちんは勃起し続けているのだ。収まるどころかまだ膨張しようとしているみたいに脈打っている。
「最初はただの変態かと思ってたけどさぁ、こんなに見られて恥ずかしい思いさせられてんのに勃ってるってことはMっ気のある変態ってことだね」
「えーっ。もっと見て欲しいのあんた?」
「嫌だったら勃起する筈ないもんね?」
「そうそう。最近多いんだこういう男」
「ふ~ん、最初あんなに威張ってたのにね」
「根はマゾだったってことだね」
 口々に好きなことを言っている。俺は何度か彼女たちが油断するのを待って脱出のために力を入れてみるがその度に両サイドの二人に抑えつけられて最終的にネクタイをグイッと引っ張られた。
「あんたさっきウチらのことガン見してたっしょ? こんなんじゃ済まさないからね」
 パソコンを弄っていた娘が元の席に戻って改めて俺に言った。ガン見? …そうか、太ももを睨め回してやったあいつらか。顔をよく見てなかったから知らないがあの4人なのか。別々の二人組だと思っていたが同じ学校の友だち同士だったというわけか。
「じゃ、また金玉潰し再開しまーす」
 言うやいなやおちんちんに衝撃が走る。
「うぐぇっ!」
 勃起したおちんちんに女子高生のローファーが突き刺さる。それが二度三度と突きが繰り出される。
「うぅっ! うぐっ!」
 股を開かれたところに何度も突きが繰り返され、竿や亀頭、金玉にぶち当たる。
「うっ! いぁっ、やめろっ!」
 特に金玉を突かれた時の痛みは言い表せないほどの衝撃だ。二度続けて金玉に強烈な蹴りが入った。何度も股を閉じようと試みるが女子高生の太ももが絡みついたまま離れてくれない。
「いっ…。やっ…。やめて…。いぎぃ!」
 嘆願は無視されて蹴りの嵐が続いた。狙いすましているわけではないから、おちんちん以外にもわき腹や内太ももにも当たる。
「ふぅっ。疲れたっ」
 女子高生はそう言うと、やっと突きの嵐が収まる。と、ホッと油断したところに最後にもう一発力を込めて突いてきた。
「うっっぐ!?」
 それは見事に金玉へとローファーが突き刺さってグリグリと磨り潰すように動かすのだった。
「あぁうぅ!! うっ…」
「困った大人には制裁しないとね」
 女子高生たちは満足そうに俺を無視して盛り上がっていた。
 俺は解放感に酔っている。どうやら射精してしまったようだ。ローファーに白い液が付いているだろう。バレるのも時間の問題…。
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ハンバーガーショップで(3)2013-02-20(Wed)

「こんなクズは制裁を与えないとね」
 パソコンを弄っていた娘が背もたれに沈み込むように体勢を変えた。
「うぐっ!!」
 次の瞬間予期しない痛みが身体を突き抜ける。一瞬何をされたのか解らなかった。
「もうっ大きい声だすなって言ってるのにっ」
「うぉうう!」
 もう一発突き抜ける痛みが走る。これは…。痛みの発生源を視線を落として辿ると俺の股間の辺りに女子高生の細い足首が見えた。そのつま先が俺のおちんちんをグリグリと突っついていたのだった。グッグッと押しこむように足を突き出してくる。金玉を押し潰さんばかりの無遠慮さだ。足を閉じて防御しようにも両サイドの女子高生に動けないようにロックされている。俺はただただ向かいの席から足を伸ばしてくる女子高生の足に痛めつけられるばかりだ。
「うりうりうり」
「いぎぇええ! やめ…ろ…」
 女子高生はつま先をピンと伸ばすようにして執拗に突っついてきた。本当に金玉を潰そうとでもしているのか、力強く刺すようにつま先を突き出したかと思えば、ときにこねくり回すようにつま先を動かし、それに飽きればまたキツツキのように突っつきを始める。
 俺が腰を引いて逃げても逃げ場はない。子猫に弄ばれる鼠のような心境だ。
「いぎっいぎっあぎっ!」
「ちょっとぉ変な声ださんといてよ」
「他のお客さんにばれちゃうよ?」
 確かに先程から様子のおかしい一角だ。うまいことベンチシートに隠れてこの痴態を見られないように防いでくれてはいるが…。立派な社会人である俺がこんなガキどもに良いように遊ばれてるなんてバレたら俺は世間の笑いもんだ。ただこの一角にたむろする女子高生たちはみんな怪訝な目でこちらを見ているようだった。もうとっくにバレていることだろう。
「もっと痛めつけてあげる」
 つま先で突っついていた女子高生はそれをやめて突然テーブルの下に潜り込んだ。何をするのかと思っていたら俺の股間の間から顔を出してきた。
「なっ!?」
 そしておもむろに俺のベルトに手をかけてきた。カチャカチャとベルトを外してズボンのボタンを外しジッパーを素早く下ろしてくる。
「こっ コラ。なにやってんだ!!やめろっ! お前ぶっ殺すぞっ!」
「おーこわ」
 女子高生は俺のズボンを脱がそうと手を掛ける。俺はズボンを脱がされまいと腰を浮かさないように踏ん張った。しかし器用にズルズルと脱がされていく。ボクサーブリーフももろとも脱がされてしまった。太もものところまで引き下げられ、おちんちんが女子高生の目の前に差し出されてしまった。
 俺は顔が赤くなるのを感じた。漫画のようにカァッと蒸気が噴出していく。
「あれ? ちょっと勃起してるよコイツ」
 テーブルの下で女子高生がはしゃぐ。「どれどれ?」と向かいの席の女子高生。両サイドからも覗き込まれてしまう。
「わっほんとだ。勃ってんじゃん」
「うわっぁ何これ? ちっさー。エラソーにしてた割にはちんちんちっさいんだね」
「くっ…」
「社会人のくせに何勃たせてんのよっ」
「でも勃起してもこんな短小じゃあセックスも下手くそなんじゃない?」
「くっ…」
 俺は下を向いて顔を背ける。しかし下から見上げてくる女子高生と目が合ってしまう。目を瞑って回避した。ネクタイをまたも引っ張られ、水面から顔を出して息をするように顔を上げさせられる。
「うぁ… こりゃマジ小っさいわ。彼氏のより断然小さい。赤ちゃんみたい」
 ネクタイを引っ張りながら上から覗きこんで感想を浴びせかけてくる。いつの間にか片手にケータイを握っており片手で操作していた。
「写メ撮るよ。みんな入ってー」
「OK」
「待ってーあたしも入る」
 テーブルの下から女子高生がよじ登ってくる。おちんちんに柔らかな髪がふさぁとかかった。
「うっ」
「撮るよー」
 こそばゆさと気持ちよさで声が漏れてしまった。幸い女子高生たちは撮影に夢中になってバレなかったみたいだ。おちんちんは雄弁に反応して膨張しきってしまった。最高に硬くなったところでパシャリとシャッター音が響き渡ったのだった。
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お隣さんへの犯罪行為で(2)2012-10-21(Sun)

 しばし沈黙。
 とうとう歳下の女の前でほぼ全裸になってしまった。靴下だけ履いた状態だから何だか全裸より惨めだ。ちょっとパンティ盗まれたぐらいで怒り過ぎだっつーの。
 しかしどうやら110番だけは避けられた。その代償として自分でも情けないと思うこの身体を、ただお隣さんというだけの女に視られている。女なんかにこんなことさせられて、惨めだ。俺のちんちんが女の前で萎縮してしまっている。弱みがなければ今すぐにでも犯してやるのに! 麻衣の蔑んだ目、俺の縮こまった身体が、俺の臭い部屋に佇む。俺は裸体をさらけ出しているのに、麻衣は服を着ている。俺は居た堪れなくなって両手でちんちんを隠した。
「あ、あの…?」
「土下座は?」
「あ、ああ…」
 そうか土下座もしなければいけなかった。俺は跪き、額を床につける。腹の底から怒りがこみ上げてくる。他人には見せられないな…。
「謝罪の言葉はないんですか?」
「…!? …な、もう良いだろ? 勘弁してくれ」
 俺は頭を上げて許しを請う。俺はそのとき目を疑ってしまった。麻衣がケータイのカメラで俺の土下座光景を撮影してやがったのだ。
「ちょっ…。撮ってどうするつもり…」
「何、頭あげてるんですか!」
 素早く振り上げられた布団たたきが俺の左腕にヒットした。
 バシンッ
「うあぁあ!」
 我ながら情けない声だ。俺は反動で床に転がる。素肌に布団たたきは殺傷力が増すようだ。
「いてえ…」
「謝罪の言葉は?」
「う、あ…、あ」
 俺は怒りを忘れ、撮影されていることも忘れ、すぐに座り直し土下座した。
「も、申し訳ございませんでした。もう二度としましぇん。慰謝料も払います!」
「それと顔も合わせたくないからここ引っ越してください」
「はいっ」
「それから…」
 俺は身を起こした。判決文を言い渡される段階だからもう土下座はいいだろう。
「それか…ら…」
「はいっ」
 まだあるのか…。悔しい、悔しいが我慢だ。喉元過ぎれば…。
「ちょっ…」
 俺は台風が去るのを耐えて待てばいいだけだ。
「何それ?」
「え?」
 麻衣は恐ろしく冷めた声で言った。今までよりトーンが低い。
「何でそーなるんですか!?」
 何を聞かれているのか解らなかった。何きっかけに怒りのボルテージが上がったんだよ!? もうこれで気が済んだんじゃないのか? 女の前で…こんなに悔しい思いをさせられて!
 俺は間抜け顔のままで麻衣の顔を見つめた。引きつった表情だ。パンティ盗んだことを許して欲しくて飼い犬のように従順な態度を示しているというのに! なんだってんだ!?
「…あ」
 俺は自分で異変に気がつく。麻衣の顔は見る見るうちに、さらに怒り度合いが増していく。ゆっくり布団たたきが振り上げられる。ゴムを限界まで引き伸ばすようにだ。
「いや、あこれは、違う、う、…ち、が」
「ハァアァン!?」
 麻衣の口調が変わる。思い切り布団たたきが振り下ろされた。
 バシィィィンッ!!
「いぎゃー」
 それから容赦なく何度も布団たたきを打ち付けられる。
「何でだなんだ、このヤロー!?」
「これはイテェ! …その…アガッー!」
「何おっ勃ってやがんだテメー!?」
 そう、摩訶不思議なことに俺のちんちんは見事に勃起していたのだ。
「いや、そう言うのじゃ、ハギャッー!」
 麻衣の可愛らしかった顔が怒りに歪んでいた。顔を真っ赤にしている。
「最低!!!」
「イギャッーーー!」
「消えろッ!!!」
「アギャッーーー!」
 俺はのた打ち回った。腕で防御すれば腕をメッタ打ちされる。左から布団たたきが飛んでくれば右へ逃げ、右へ逃げると左から布団たたきが飛んでくる。のた打ち回って、逃げようとして立ち上がろうとして、真上から布団たたきを振り下ろされ、尻餅をつき、背を向ければ背中に張り手のごとく布団たたきが飛んでくる。俺は麻衣の前で踊るようにくねくねと動きまわった。
 俺は寝転んで両足で防御姿勢をとった。俗にいう「猪木アリ状態」である。しかし太もも、足裏、内太もも、すねなどところかまわず何発も布団たたきが飛んでくる。あまりの痛みに足を引っ込める。
「この糞親父!信じられない!」
 麻衣は一層強い力で、空を切る轟音を立てて、俺の股間を目掛けて…。
「うなぁー!!!!」
 ちんぐり返しで麻衣にお尻の穴を向けたような格好だったから、股の間から露出した金玉に思いっきり命中してしまった。
 エビが跳ねるように飛び跳ねて、部屋の中をのたうち回った。俺は意味不明なことを何度も叫んだ。麻衣はそれから何度もちんちんを狙って打ち付けてきた。
「潰れろ!!!」
「ぎゃあん!!」
 亀のように防御姿勢を取り、股間を隠すがそうすると今度はお尻に布団たたきが飛んでくる。逃れようとすればちんちんに飛んでくる。
 パンティを盗まれたぐらいで女はこんなに怒るものなのか!ちょっと勃起してしまっただけでこんなに制裁を加えられなければいけないのか!いつまでも終わりの見えない狂騒が繰り広げられた。俺はいつしか意識を失っていった。


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プロフィール

Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

Readme!
◇18歳以上推奨
 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
◇表現について
 作中にいじめ・暴力的な表現があります。嫌悪感を抱かれる方はお読みになられないほうがよいでしょう。
◇著作権
 一応著作権は主張します。
◇フィクション
 作中の人物・団体などは実在するのもあるかもしれませんが関連はありません。
◇リンクフリー
 リンクはフリーです。言ってみたかっただけです。相互リンクもよろしくお願いします。
活動の紹介
◇男子厨房に入ってCFNM(本ブログ)
 ★無料ブログ:不定期更新。近況報告とリリース情報。試し読みをときどき掲載予定
◇男子厨房に入ってCFNM+(ファンティア)
 ★無料プラン:毎週土曜18時に近況報告と試し読みリリース
 ★250円プラン:毎週土曜18時に連載もの短編小説リリース
 ★450円プラン:毎月25日20時に連載もの中編小説リリース
◇男子厨房に入ってCFNM Novels(KDP)
 ★3・4ヶ月に1冊のペースで刊行予定
 ブログ・ブロマガのお話を再編集して電子書籍にしていきます!
 40000字目安。挿絵付きでリリース。
 ★男子厨房に入ってCFNM Collection
 ブロマガの読み切り短編小説を一年分まとめて単行本にしました。
Last Update 19.10.12
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