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2018.4.25★月一(毎月25日)はブロマガで短編小説を8000字書いています。VRで耽っているところを女子に見られる妄想をしてみたお話です。

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肝試しで(1) 〜イケメンなのにビビってお漏らししちゃった〜2018-04-21(Sat)

 あんなものは人間の脳が見せる幻影であって、大抵の場合は「幽霊の正体見たり枯れ尾花」なわけである。自称霊能者の言うことや心霊写真の類もすべて嘘に塗り固められているのだ。
 だから俺が肝試しで見た不可思議なものも当然、恐怖心からくる幻なわけさ。

 それは小雨のパラつく夜だった。
 俺は摩耶花(まやか)の手を引いて山道を歩いていた。山道と言っても舗装されているし、子ども会で『ナイトハイク』するレベルの初心者用コースだ。迷いようがない。
「こんなの怖くないだろ? バカにすんなってんだよな」
「ぅん…」
 肯定なのか否定なのか意思表示のハッキリしない摩耶花だ。うつむいたままついてくる。会話の成立しない、おどおどした暗い娘だ。服装は灰色のロンTに黒っぽいジーパンだし、なおさら暗闇と同化している。
 への字に結ばれた口に不安そうな瞳。あまり表情の変化はないが、繋いでいる手は震えている。顔面蒼白で暗闇に顔だけが浮いているみたいだった。
 だが顔はほっそりして可愛い。漆黒の長い髪が背景の闇に溶け込んでキレイだ。
 性格はともかく顔が好みだ。裸にひん剥いて抱き締めたいと妄想してしまう。C学3年になったばかりの俺の内に秘めた性衝動だと笑ってくれていい。とにかく摩耶花のおっぱいを触ってみたいと毎日 思っていた。

「怖がってんの? ハッハッ。俺がいるから大丈夫だって」
「…………」
「街灯だってあるし、オバケ役は大人がやってんだし」
「…………」
 ずっと一方的に喋っていた。俺が無言になれば摩耶花はもっと怯えるだろうからな。歳上としてはこういう配慮が必要なわけだ。

「「きぃやぁー!!」」
 ビクッ

 何やら前方から女子の悲鳴が聞こえてきた。
「なんだ…? ビビらせやがって」
 先程から至る所で悲鳴が乱発していたので不思議なことはない。今のは意外と近いな。前のペアに追いついてしまったのだろうか。
 5分前に出発したペアは由香里(ゆかり)と友歌(ともか)だった。悲鳴はきっと彼女たちのものだろう。少しペースを落とすか。

 油断した。
 ひゅっ……
 突然、目の前に首吊り死体が落ちてきた。
「うわあっ!!?」
 俺は首を引っ込めた。
 ギュッと摩耶花の手を握りしめる。摩耶花も強く握り返した。お互いに緊張が走る。
 よく見れば、びよ〜んっと枝に括り付けられた人形がバンジージャンプのように落ちてきただけだ。
「なななんだ人形かよよビビらせや。んはっがってぇ… ハァハァ」
 心臓がドキドキとする。まったく怖くはないがビックリ箱のような驚きはあった。こんなの誰だって驚くんだよっ。ちらと摩耶花を見る。彼女は目をつぶって無表情のまま俺の肩に身を寄せている。見事なまでにリアクションが薄いぜ。これじゃまるで俺のほうがビビって声を上げたみたいだった。ぜんぜん怖くないけどな。
「ハハッ… 子ども騙しなんだよなっ…。くそっ、こんなもん誰だって驚くぜ? な?」
「いる……」
「ん?」
「後ろに…」
「なんだ?」
 摩耶花はプルプルと震えながらつぶやいていた。聞き取りづらく何を言っているか解らない。
「後ろに女の霊が……」
「は?」
 後ろがなんだって? 俺は振り向いて確認する。何もない。俺は再び前に向き直って摩耶花の手を引き先へと急ぐことにした。
「ハハッ… ま、ま、摩耶花は霊感強いからな〜。なんか見えたんか?」
「振り向いちゃダメだよ」
 え……………?
 ……………先に言えっ。

 カサッ……
 落ち葉を踏むような音が聞こえた。真後ろだ。
 一瞬にして背筋が凍る。ビクッと懐中電灯を向ける。
「ひっ!?」
 着物の女が立っていた。

『うふふふふふ………』

 白装束というやつだろうか。全身血まみれで、頭に三角のやつを付けたベタな幽霊だった。
「うっぎゃああっ!!?」
 俺は足がもつれて尻もちをついた。繋いでいた手を離してしまう。懐中電灯も落としていた。慌てて立ち上がり、懐中電灯を回収。摩耶花の手を取って逃げるようにその場を後にする。極めて冷静に対処したぜ。摩耶花は驚きのあまり震えが酷い。ガクガクブルブルと身を固くしている。

「ま、まっ 摩耶花っ。大丈夫だ。さっきのは子ども会のおばさんだろ。体型でわかったわ。くそっ。手の込んだ真似を…… ハハッ…」
 摩耶花の返事はなかった。
 異様に手が冷たい。
 ???
 数十メートル歩いたところで握ったその手をよく見てみた。
 真っ白な手は左手だけを残して身体が消えている。
「!!!???」
 暗闇の中には生々しい『手』だけが浮かんでいるではないか。
「ふぎっ」
 俺は手首を放り投げて全力で走った。

『あはははははは………』

「ひっ!?」
 いま、なにか聴こえた?
 摩耶花?
 俺の摩耶花はどこに行った?
 辺りを見回しながら摩耶花の姿を捜した。

 いつの間にか舗装されていた道路はなくなっていた。霧が濃いな…。霧雨が鬱陶しい。暗すぎて懐中電灯も役に立っていない。ここはどこだ? 肝試しのコースは一本道のはずだが方向感が掴めない。まずいな…。ルールでは必ずペアで手を繋いでいなければならないのだ。急いで摩耶花を捜さないと。
「ま、摩耶花〜……?」

 オバケなんてないさ。嘘さ。
 いるわけがない。オバケを見る人間ってのは大抵が情緒不安定なんだ。
「……………」
 しーんと静まり返った森の中だ。鬱蒼と高い木々が生い茂っている。

 ガサガサガサッ
 !?
 ビクッ

「すいませーんっ」
「ひぃいぃっ!?」
 俺は飛び上がって驚いた。

「あ、違うんです。あたしっ…。きゃっ!?」
「うああっ」
 突然、誰かに抱きつかれて、二人して傾斜のある土の上に倒れる。むぎゅうと俺の股間に生温かい感触が密着してきた。闇の世界にもたらされた温かい光だ。

 ショートカットの少女が俺の上に乗っかっていた。
 くりっとした大きな目に少し開いた口。赤みがかった自然な色の髪に真っ白なワンピース姿。ワンピースの下は生パンらしい。隠れて見えないがダイレクトにおちんちんに押し充てられているのだ。少女の股間が俺の股間にむっちりと引っ付いている。薄手のカーゴパンツの上から女児用パンツの感触が伝わってきた。むぎゅうううと肉棒を絶対領域の股間で圧し潰してくる。割れ目がぱっくりと肉棒を挟み込んでいる感触だ。
 偶然か解らないが俺の手は地面に抑えつけられていて手首がしっかりと握られている。これじゃ、騎乗位…… 俺はまるで抵抗できないように抑えつけられた女の子のようだ。

「いたたた…。いった〜い…」
 幼い顔立ちだな。近所で見かけたことのない娘だ。
 それが希愛(のあ)との出逢いだった。
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tag : CFNM 官能小説 男性羞恥 肝試し

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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(4)最終話2018-04-14(Sat)

「そらよっ」
 ぐちゃっっ!
「あぐっ…」

「おらっ」
 ぐちゃっっ!
「んがっ…」

 陰嚢を蹴られる度に竜一は恍惚とした表情になっていった。生まれたての仔鹿のようにぷるると震え、姫鬼に睨まれている。素っ裸で勃起した陰茎を晒して舞台に立つ竜一。それを憤慨した表情で集まった女性市民たちが見ていた。
「覗き魔はチンポ切っちゃいなさいよー」
 40代の性欲旺盛そうなおばさんが叫んだ。キャリアウーマン風のスーツの女性だ。ストレスでも溜まっているのかキツイ目つきだ。会場はアハハと共感して「やれやれ!」と囃し立てた。

「鎌を持ってきて。おちんちんをちょん切りましょう」
 いかにも現場で叩き上げた様子の火蔵八重(かぐら やえ)が前に出た。彼女の部下が予め用意されていた鎌を持って走ってくる。
 竜一は背筋が凍った。顔が引き攣る。

「なぁんだ。うふふふっ」
 姫鬼が無表情のまま笑う。
「わち、ぱこぱこして遊べるのかと思ってたよ。みなはお兄さんのこと断罪したいみたい。うふふふっ」
 それもまた一興とばかりに姫鬼は下がっていった。自分の意志では動かないらしい。

「悪いことしたら懲罰。お母さんに教えてもらわなかったのかな?」
 八重が鎌を持って目の前で屈んだ。正義感に溢れた強い女性の目だ。聞き分けのない子どもを叱りつけるような口調で竜一の男のプライドが小馬鹿にされた。

「この人は悪い雑誌記者よ。N市の機密情報を盗んだわっ」
 檜山塔子だ。太い腕で竜一の右足を取る。
「どうせ有る事無い事 書き散らして悪い印象を有権者の皆様に知らせるつもりよっ。きっと偏向報道するんだわ。みんな剥き出しの好奇心に負けちゃダメよ! 平和のために活動している女性の敵だわ! 不倫したってちゃんと仕事していたらオッケーなのよ! 憲法改正反対!」
 会場が拍手に沸く。政治家らしい大衆を扇動する発言で会場の女性たちを煽った。
「ひぃっ」

「悪いけど麻酔なしな?」
 天都夜宵(あまみや やよい)が背後から竜一を羽交い締めにした。「ひぃぃ」と竜一は死を予感して力の限り暴れた。全裸男が「やだやだ!」と言いながらジタバタと跳ね回る。

「ウチの生徒を盗撮したなんて許しませんからねっ。まだ、いやらしく勃たせちゃって! 穢らわしいっ」
 時宮敦子(ときみや あつこ)がパシッと竜一の左足首を掴んで引っ張った。
 三人に捕らえられて身動きが取れなくなり、カッパーッと股が割かれた。会場で見守る女性たちに勃起した陰茎が大公開される。舞台上で大股開きだ。
「やめてっ やめてくれっ」
 童貞の竜一は女性の前で裸になるのが初めてだった。セックスをするわけでもない、ソープでもない、ましてや風呂でもないのに大勢の人前で素っ裸なのは羞恥の極みだ。自分だけ…。しかも周りは女性ばかり。おまけに無駄に勃起した陰茎を晒して。
「うがあああっ 童貞のまま死にたくない!」
 無茶苦茶に暴れて、今まで出したことのない大声で叫んだ。

「死ねっ 包茎野郎!」
「勃たせてんじゃないわよ! ヘンタイ!」
 会場のボルテージも最高潮だ。なんだろう、この異常な空間は…。必死の大声はあっさりとかき消された。

「ま、待って! 俺はみんなの味方です! フェミニストです!」
「嘘おっしゃい! 女々しいわね!」
 時宮が耳元で一喝した。
「本当ですっ。女性社会の素晴らしさを世に…」
「白々しい! そんなことは政治家である私の仕事です! 役立たずの男はすっこんでなさい!」
 檜山が眉間にシワを寄せて怒りをぶつける。
 女性にガミガミ責められて竜一は黙るしかなかった。

 八重は竜一にお構いなしにぶらぶらする男性器をグギュッと掴んだ。ゴム手袋をした手で根本から陰嚢ごと絞り上げるように鷲掴みだ。千切り取られるのではと思うほどの握力で引っ張られる。親指と人差し指でつくられた輪の中からボールが2つ、ニョキと棒が1本。花束のように収まった。すっぽりと収まるくらい竜一の陰茎は小さかったのだ。周りに集まった女性たちからプッと失笑が漏れた。

「ダサいですねー。あなた。男の癖に女性に取り押さえられちゃって」
 ケラケラと笑うのは渡草理津子(とぐさ りつこ)だ。マイクを片手に「悔しくないんですかー?」とインタビューしてくる。マイクを向けられてもまともな答えはない。

「ひぃいっ」
 泣きべそをかいていた。死の恐怖で目から、鼻から、口から、液体がダダ漏れだ。

 パシャッ
 八重の部下が死体を撮影するかのようにカメラを構えている。竜一の醜態が画像として克明に記録されてしまう。

「あははっ みっともな〜い」
「男の癖に泣いてみっともないわね」
 会場の女子高生やおばさまたちが口々に竜一を罵った。

 八重が鎌を股間に充てた。
「ひぎぃいい!」
 冷やりと命を刈り取る死神の鎌の感触。グッと根本に刃が通った。陰嚢の裏側から刃が引かれて痛みが走った。
「いぎゃあああああ」
 つー… と赤い血が流れた。
 八重は無表情に草刈りでもするみたいに刃を引く。麻酔もなしに陰茎を切り取るなど、正気の沙汰ではない。
 ザッ
 ザクッ

「うきゃああっ!!」
 ザッ
 ザクッ

 痛みが広がった。
 床に血が滴った。
「あがああgぷsd#kln%!?」

 ザッ
 ザクッ

 どばと血が流れる。

 竜一はフェミニストだ。より良い社会をつくりたいのも本心だ。だが潜入取材をしたことで信用は得られなかった。竜一はここで死ぬのかと青ざめていた。もう少し水織と接することができたなら信用を勝ち取れたかも知れないのに。

 でも勃起が止まらない。我慢汁もどくどく溢れ出す。

 フェミニストであると同時に迫害されることに慣れ親しんでいた。被虐趣味に堕ちていたのだ。虐められると勃起してしまう。興奮するのだ。自分から嫌われるように仕向けていたような気もする。今となってはどっちだったかなんて解らないが。

「うぇえ…」
 姫鬼は舌を出して眉根を曲げる。死に直面する男が興奮して我慢汁を垂らすなど、少女には理解できなかったのだ。
「最低ね…。男なんて死ねばいいのよ。臭いんだから」
 水織と思われる姫鬼が玉座で目を背ける。あれは水織だろうか。あんなに男を毛嫌いするだろうか。あの目元のごく小さなほくろ。あんなものは水織にはなかった。耳障りな口調。水織とよく似た少女がやけに庶民的に見えた。俗っぽい言葉遣い。水織? あれは水織じゃない。
 水織の真似をした弥島澄麗(やじま すみれ)ではないか? 水織ではないのだと思うと不思議に緊張が緩んだ。水織じゃないのなら、大したことないんじゃないのかと思った。格下の弥島なら竜一にも勝機はある…。

 ぷしゃー… ぷしゅっ ぷしゃあー… じょぼぼぼぼー

「きゃー!!」
 周りの女性たちが悲鳴をあげて竜一を解放した。夜宵と八重だけは離れなかったが切断作業は中止される。手を離しはしないものの、八重は驚いて身を引いている。

 小水が噴水のように噴き上がった。竜一が勃起した陰茎の先っちょから垂れ流した小便が竜一の胸にじょばばばとかかる。
「うわ!?」
 夜宵はようやく気づいたようだ。羽交い締めを開放する。
「漏らしやがった! こいつっ」

 拘束もなしで切断は続けられないと判断した八重もようやく陰茎から手を離した。

 ぷっしゃー…
 じょぼぼ
 勃起中なのでキレが悪い小便だ。天に向かって撒き散らされた。竜一はハッと気づいて、すぐさま八重に体当たりをした。
「あっ!?」

 ドンッ
 ぷっしゃー…
 ぷしゃしゃぷしゅー…

 落ちた鎌を奪う。

 ぷしゅ
 ぷしゅ

「キャー!!!」
 会場からも大きな悲鳴があがった。

「このっ」
 八重は身構えた。奪われた鎌に対して徒手空拳で応戦する。しかし竜一は鎌を八重の腕に引っ掛けていた。
「アッ!?」
「うきゃああ!!」
 竜一は血しぶきを浴びる。
 竜一には怖いものはない。勃起した状態で小便を撒き散らしながら鎌を持った男など誰も近寄らないだろう。股間が痛んだ。だが、まだ傷は浅い。これなら助かるか? 会場に飛び降りた。
 女性たちが逃げ惑った。我先に出口へと向かう。
「どけえっ くそっ」
 竜一も別の出口から外に向かった。鎌を振り回しながら廊下を走った。警棒を構えた警備員が避けてくれる。正面玄関は駄目だ。裏口から山のほうへ逃げよう。御神体を納めた神社があるはずだ。姫鬼どもを殺すための武器が…。

「くっ 外の連中に連絡して! それと本部に応援を要請!」
 八重は腕を抑えながら部下に指示を飛ばした。

「姫っ あいつ捕まえに行ってくれ」
 困った様子の夜宵は、ただ一人笑い呆けて見ていた姫鬼に頼む。

「わちの好きなようにしていい?」
「あぁ」
「脱がせて。これ重いの」
「あぁ わかった。できるだけ生け捕りにしてくれ。暴れるようなら殺していい。木隠の秘密 知ったやつはどっちにしろ死罪だ」

「はーい」
 姫鬼は十二単衣を脱がせてもらって、ウキウキとしながら襦袢姿で裏口から出ていった。


 木隠村(こがくしむら)に潜入した牛田竜一は消息を断ったと報じられた。山に入って遭難したと見られるが現在も行方不明である。


 竜一の章 終わり
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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(3)2018-04-07(Sat)

「よーしよし、姫さま。遊ぼうな。でもまだだぞ」
 水織を見やって夜宵はゆっくりと近づいてきた。会場からは再び「やっちゃえー」や「姫様がんばれー」「潰しちまいな!」など恐ろしい声が飛び交う。
「村に潜入して特ダネ狙ってたのか? ま、どっちにしても掟によって死罪だな。ほら正当防衛していいよ? 竜子りん?」
 夜宵に腕を取られる。
「ひっ うわあ」
 竜一は振り払おうと暴れた。取っ組み合いになった。腕の力が凄い。竜一では敵わなかった。ブラウスが引き千切られる。ビリビリッブチッと観音開きにされ、ブラをむんずと掴まれた。中に入れたヌーブラと綿が落ちる。ブラも強引に千切られた。竜一の抵抗はものともしない。
「うわぁああ」
 竜一は腕を無茶苦茶に振り回した。バシバシと夜宵の顔面やボディに拳を突き立てる。だが不自然にペチペチと撫でるようなパンチしか放てなかった。夜宵にダメージはない。
 変だ。
 男の強力な拳を喰らってなんともないなんて。ノーダメージだなんて、…鬼? こいつも姫鬼なのか?
「じゃあ、まずは男の子か女の子か、みんなに診てもらうか?」
 にやと夜宵は攻撃を受けながらも余裕で笑う。すっと背後に回り込んでスカートをたくし上げてきた。
「いやあっ!?」
 竜一の穿いた女物のパンツが開陳された。会場からやんややんやと女性たちが沸く。まるで男性虐待のストリップショーだ。
 手で股間を隠したり、手でスカートを戻そうと躍起になる。スカート捲りをされる女性の気持ちを味わった。女物のパンツを穿いて勃起した状態を晒し者にされる。
「ほらほらっ」
 逃げれるものなら逃げてみなと歌いながらスカートの裾を持って竜一を振り回した。竜一は舞台で踊らされ、バランスを崩してすっ転んだ。会場からバカにされて笑われた。

「それでもあんた男ー?」
「ちんちんついてるのー?」
 野次られて、頭にきた。とことん男というものを見下している発言だ。悔しいが力では敵わない。ブチッとスカートのホックが外れてしまった。夜宵がスカートの裾を踏んで、逃げる竜一はスカートが脱げていることにようやく気づく。
「男ってマヌケねっ」
「やだっ。まだ勃起してるー」
 女子高生たちも女子中学生たちも総合格闘技の試合でも見ているように盛り上がっていた。

「はい。詰みね」
 夜宵はおもむろに竜一のパンティを掴んで引っ張った。お尻が露出した。半ケツでまた笑われる。手で押さえながら脱がされるのを必死で堪えた。這い摺って逃げていた竜一はパンティごと引き摺られて舞台中央に戻される。

「いやああー」
 指の引っ掛かりが取れる。ずりっと最後の砦が脱がされ、女性たちの前で硬くなった陰茎がピョコーンと飛び出る。ばいいいーんと跳ねてぷらぷらぷらと嘲笑を誘う。夜宵は暴れる竜一に構わず冷静に太ももから膝へとパンティを下げ、ズリズリと足首からすぽんっと抜き去る。
 悲鳴で会場が揺れた。
「きゃー。やったーすっぽんぽんよー!」
「ざまぁないわねー。クズ男っ」
 キャハハと女性たちの黄色い笑いに包まれる。
 惨めな男がさらに辱められるという愉悦。会場は力で男を制した夜宵への賛辞で溢れた。

「勃起してるわっ」
「暴れてる最中も!? クソ ド変態ね!!」
 竜一は丸まって陰部を両手で隠した。げしッと抵抗できない竜一の頭に夜宵は足の裏を乗せる。拍手で夜宵は讃えられた。


「水織ちゃんは裕子さんのこと信用してたのに」
 つまらなさそうに姫鬼は言った。水織の姿で水織のことに言及している…? 二重人格なのか?
「欺けば死。そういうルールだって教えてもらったんよね?」
 竜一の髪を掴む姫鬼。夜宵が足を退けた。
「姫は村の正統な執行官だ。儀式で神降ろししてるから男の力じゃ敵わねーよ?」

「!?」
 姫鬼に吊り上げられる。丸まって居られなくて竜一は足を床につけた。内股になり両手をガッチリと股間につけてガードする。しかし髪が引っ張られて痛い。思わず手で撥ね退けたくなる。お尻は丸出しだが、恥ずかしい陰茎だけは隠したい。
「うふふふっ 盗聴器は捨てたんだって? いけないんだ? 水織ちゃんはね、あなたを信用して返してあげたのにね」
「!?」
 あのときの水織は高戸に報告しろと言っていたわけではなかったのか……? 知った上で返してくれた? いや… まさか…。
「お仕置きしなきゃね。手を退けて?」
 姫鬼の言う通り竜一は手を離していた。カッチカチに勃起した陰茎が衆目に晒された。命令されるままに足を適度に広げてしまった。
 ぷらぁんと肉棒が揺れる。
 たくさんの女性の注目を集めた。

 パァンッ!
「アッ!?」
 背後から読めないタイミングで足が飛んできた。何も言わず夜宵がいきなり陰嚢を蹴ったのだ。竜一はぴょんとジャンプして蹲ろうとした。しかし髪の毛を離さない姫鬼。吊り上げられたまま竜一は回転した。
「いたたたっ」
 ブランッ
 ブルルルンッ

「何アレッ。みっともなーい」
「痛そうっ。男の人って大変ねー」
 会場から哀れみの声。

 何故 言うことを聞いてしまったのだろう…。これが姫鬼の力なのか…? 天都家で見た犬のマネをする男や単独オナニーをさせられる男も命令通り動いた。

「くそっ… なんでバレたんだぁ…」
「N市全体で監視し合ってるからに決まってんだろっ」
 夜宵がまたしても後ろからパァン!と蹴ってきた。
「あが!?」
「あんたが取材申し込んできたときから町の人間みんなでチェックしてたっつーの」
 スッパァン!!
 剥き出しの陰嚢が蹴っ飛ばされて押し潰れた。手でガードもせず足を広げて耐える。異常者の姿だ。連続でパンパンパンッと蹴られて金玉がお手玉のように打ち上がった。
「あぁ… あ… あ…」
 倒れるのを許さず、ガードも許さない。

「そらそらっ」
 夜宵が腕を振りかぶる。フルスイングでビンタをかました。
 パァンッ!
「あぶっ!?」
 よろよろと倒れた竜一の上に夜宵が覆いかぶさった。動けない。

「それから裕子さん。なんで花楼の中のことや学校での水織ちゃんのこと知ってるの? うふふふふっ 盗聴器だけじゃなくて盗撮もしてたのかしら?」
 姫鬼の言葉に会場が沸き立つ。同情の余地はないと女性たちが怒っていた。ブーイングだ。

「えー!? 酷いわ。もう金玉潰しちゃえ!!」
 前列の女子中学生までもが過激に染まる。

 夜宵が腕を抑えて右ヒザを高く上げた。振り子の要領で竜一の股間をめがけてシュッと落ちてきた。
「そらよっ」
 ぐちゃっっ!
「んぐ!?」
 夜宵のヒザがおちんちんに突き刺さっていた。

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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(2)2018-03-31(Sat)

「ぐほっ」
「地声が甲高いのですね」
 鬼塚彩希(おにづか ゆいり)は腕を首に回して竜一を絞め上げていた。『裕子』の恰好をした竜一は意識が途切れかける。
 彩希の仲間、女子高生たちが近づいてきた。
「彩希、大丈夫? そいつほんとに男なの?」
「ちんちん付いてるか確かめようか」
 首に回された手が解除され、竜一は床にドサッと突っ伏した。彩希はくるりと反転して、今度は彼の足を抱え上げた。竜一はエビ反りになる。
「ハぐッ!?」
 竜一のスカートがはらりと床に付く。女子高生たちが「どれどれ?」と中を覗き込んできた。
「やだっ きもーっ」
「うわっ。ヘンタイ!」

「どう? ちんちんある? 男の人?」
 彩希がさらに両足をグイッと抱き込んだ。竜一は呻いて、シャチホコのように足の裏を天に見せる。頬は汚い床に擦り付けた。彩希の力にまったく抵抗できない。
「や、やめてくださいっ…」
「ちんこ付いてるよッ やっぱ男だ!」

 さらに観客たちが寄ってきてスカートの中を覗き込まれた。股間が丸見えだ。
「まっ。本当に女装して忍び込んできたのね!」
「嫌だわ。死刑よ、こんなやつ!」
「女の子に悪戯する目的かも知れないわ!」
 おばさまたちが顔を曇らせた。

「小さいけどポコチン付いてるわ。男よ。彩希っ」
「彩希ちゃん、こいつ女物のパンツ穿いてるッ。ド変態だよ〜」
 女子高生たちが口々に指摘し、怖がり、キモいなどと感想を述べていった。もっこりとした股間を少女たちに見られて竜一は羞恥を味わう。生地の薄い小さなパンティなのでおちんちんのカタチがくっきりと浮かびあがる。ムクムクと勃起が始まっていく。屈辱を味わって何故に勃起してしまうのか…。
「やぁだっ。大っきくなってきた!」
「きゃー!!」
「女装して首絞められて勃起? コイツやばいんじゃねっ」
「ヘンタイ記者っ」
 女性たちが見てる前で女物のパンツの前を大きく膨らませてしまった。小さな面積の生地を突き破らんばかりに大きな山をつくった。卑猥な男性器の形がくっきりと少女たちの前に提示される。
「うわ〜やだやだっ。勃起しても短小みたい。どうせ童貞なんでしょ!」
「死刑! こいつ絶対死刑にしよっ。金玉ぐちゃって潰すべきよ!」
 なぜ、見も知らぬババアや女子高生たちからそしりを受けなければならないのか。びくぅっとおちんちんが反応した。
「そうよ。金玉潰すべきだっ」
「やっちゃえ!」

 制裁を加えるべく前に出た女子高生がローファーの裏でおちんちんを踏みつけてきた。
 ずしっ ぐちゃっ
「はぐぬっ!?」 

 ずしっ ぐしっ
 ぐちゃっ ぐちゃ!

「ぁ…! ぁが…!」
 細い足が何度も竜一の股間に突き刺さった。激烈な痛みが金玉から上がってくる。
「やれーやれー!」

「やめなさいっ」
 壇上から時宮先生の声がかかった。
「あなたたち、危ないわ。その男は犯罪者よ。もう下がっていなさい」

 制されて彩希は素直に竜一の足を床に下ろす。そして間髪を入れず観客の屈強なおばさんたちが4人がかりで暴れる竜一を抱え上げた。わっせわっせと彼を壇上に運ぶ。
「や、やめて…」

「お帰りなさーい。裕子さん」渡草理津子が待ち受けていた。「竜子さんでしたっけ? 『り裕子』さん? ま、どっちでもいいですよね? 牛田竜一さん」
「っ!?」
 竜一は肩を落として諦めた。カバンが盗られていた。中を検(あらた)められたらしい。理津子が竜一の免許証をひらひらと摘んでいる。

「まだ男かどうかわかりませんわよ」
 パネリスト席から代議士の檜山塔子(ひやま とうこ)が指摘する。左派リベラルとして有名な40代の女性政治家。不倫疑惑で世間をお騒がせしている癖に他人には清廉潔白を要求する女だ。腰に手を充てて怒っていた。早口で声が大きい。
「全部 脱がせて確認するまで断定してはいけませんっ。みなさん落ち着きましょう。まずは身ぐるみ剥いでからですよ!」

「いずれにしても逮捕ですね」
 パネリスト席からN県警の火蔵八重(かぐら やえ)が前に出てきてしゃがみ込む。まだ30代のエリートで、実質的にはN県警のトップの女である。
 竜一の顔をマジマジと覗き込んだ。メガネの奥の目が怖い。
「盗聴に詐欺行為、痴漢に暴行行為の疑いもありますね」

 他にも市長代理の女性やN中央病院副院長の女性、錚々(そうそう)たるメンバーがどう処分するべきかを論議していた。

 竜一は下を向いて身を縮ませる。会場からも様々な声が飛び、さんざん罵られていた。
「ほらっ いつまで座ってんの? 子どもですか! 立ちなさい!」
 時宮先生が竜一の胸ぐらを掴んで引っ張り上げた。その瞬間「ぷっ」と会場から失笑が漏れた。竜一のスカートの前はもっこりと突き出しているのだ。とっさに腰を引いて恥を紛らわした。

「李さん…。いえ牛田さんですか」
 マイクを使って天都桔梗が呼びかけた。会場は木隠の天都家当主が発言しただけでゆっくりと静まり返っていった。
「ウチへ来た目的はだいたい察していますよ。マスコミ機関の取材は今まで何度でもありましたから。まさか女装なさっていらっしゃるとは思いませんでしたけど」

 竜一は桔梗の前まで突き出される。
「お、お許しを…」
「ウチの水織がね、あなたのことを男性だと看過しましたのよ?」
「へ…?」
 竜一は汗だくになり髪が乱れ、憔悴しきった表情で口をぽかんと開ける。

「水織の髪を洗ってやっていたとき、あなた腰を引いていたそうね?」
「っ…」
「外様の無礼な男が天都の女に触れた罪は重いわ。陰嚢(ふぐり)は潰れるとお思いなさい…」
 桔梗はマイクを置いて席を立った。

 それを合図に舞台袖から着物の女とショートパンツの女が現れた。

「窃盗犯ってコレ? おばさま。さっさとこいつの金玉潰せばいいん?」
 ショートパンツにTシャツの女性は天都夜宵(あまみや やよい)だ。鋭い目つきに赤みがかったポニーテールが特徴的である。
「一つ? それとも二つとも?」

 もう一人は水織だ。
 十二単衣のような着物に髪飾りを付けていた。しかし雰囲気が違う。空気が強張っていた。なんだ? 水織じゃない? 目が据わって瞳孔が蒼く光っていた。

 竜一は腰が抜けそうになる。
 水織の目の奥に鬼を見たから。

 湯気のようなものが立ち上って魂が抜けていくみたいだ。神懸っていた。重そうな着物でゆっくりと近づいてくる。
 人間ではないのだと直感した。
「わちは退屈してるのよ。うふふふっ。遊んでくれる?」
 無表情の少女がいきなり笑いだした。トランス状態なのか? これは確実に水織ではない。竜一は恐怖した。

「あとは好きなようになさい」
「はーい」
 桔梗が夜宵の肩を叩いて、舞台を去っていった。興味がないと言わんばかり。代わりに夜宵がにやりと笑う。おもちゃを引き継いで嬉しそうだった。
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閉ざされた村で 第四話 男の娘リンチ(1)2018-03-24(Sat)

 牛田竜一はタウンミーティングが行われるという市民会館へと足を運んでいた。会場はさほど広くはない。中規模のホールに多くの女性が詰めかけているが、男は5・6人といったところか。
 『男性とフェミニズム』をテーマに作家や大学の教授などをたくさん呼んでいるそうだ。竜一は取材のため、密かに参加することにした。学校の件と同じでここにも男性差別の酷い実態がきっとあるのだろう。

「えー大変長らくお待たせしておりますー。司会を務めさせて頂きます渡草理津子(とぐさ りつこ)でーす」
 司会者の丸メガネの女性が壇上に立った。地方テレビ局のアナウンサーのようだ。20代後半くらいでパンツスーツ姿だ。健康的な恵体で乳が大きく張り出し、脂肪がしっかりと付いている。

「では女性のためのN市と男性にも住みよい街をテーマに議論を始めさせて頂きます。わからず屋の男性にもフェミニズムの考え方を理解させるにはどうしたらよいのでしょう。個人的には女性だけの街にしたいと思いますけどね。態度の悪い偉そうな男はどんどん排除すべきと思いますけどー。みなさんの意見はどうでしょうか。今日は各界の著名人の方にお話を訊いていきたいと思います」
 会場はゆっくりと照明を落とし舞台にスポットライトが当たった。「それでは紹介致します」と司会者が14人の女性を壇上に招いた。一人ずつ紹介され、その度に拍手が沸き起こる。フェミニズムの世界では有名人なのだろう。10人くらいは妙齢の女性で、内一人は天都の現当主だった。天都桔梗だ。着物姿で静々と歩いて椅子に座る。艶やかな口紅を光らせた。
 舞台上手に7席。舞台下手に7席。桔梗は中央奥の玉座だ。

 一頻り議論が行われてタウンミーティングはつつがなく進行されていく。特に違和感はない。フェミニストたちが日本男児を貶める言動は多く聞かれたが、通常営業だろう。

「えーそれでは、最後にー、舞台に上がってもらいましょう。この方〜、李裕子さんでーす」
 李裕子だと!?
 女性企業経営者や女性小説家も集まる中で、下働きの女をなぜ舞台に? 竜一は不審に思った。なぜ最近入ったばかりの新人バイトのような女中を壇上に…。

「はい、警備員さん。出入り口の警備は完璧ですね? というわけで李さんでしたっけ? さっそく彼女に話を訊いていきましょうか」
 理津子が告げるとスポットライトが裕子へと当たった。

「?? あの? わたし? な、な、なんでしょうか?」

 平凡なスカートに、平凡な肩までの髪型の地味な女が壇上に突き出された。見学に来ただけで喋りたいことなどないといった様子だ。

 竜一は焦った。
 これは予定されていたプログラムではない。

「あなた男性ですよねー?」
 舞台端に控えていた理津子が上がってきてマイクを向けてくる。

「は? はい??」
 裕子は、いや、竜一は焦った。

 尻尾などどこにも出さなかったはずだ。裏声も完璧だった。女性の声を演じている。見た目だって小柄でヒョロヒョロの身体なのだし。バレようがない。

「裕子さん。とても残念です」
 奥の天都桔梗がテーブルに設置されたマイクに向かって発言した。

 会場からも続けて声が上がる。
「あんたが文屋かね!」老婆の声だ。
「何しにきたのよ!」40代のおばさんの声。
「スパイなんでしょっ?」「白状しろー」女子高生のグループが高い声を上げる。
「へんたーい!」中学生だろうか。正義感の強そうな少女の声だ。
 200名ほどの女性たちが、まばらに会場を埋めている。前のほうに若い女子が多く集まっていた。

「脱がせてみればわかるわ」
 舞台上手のパネリスト席から時宮和子(ときみや かずこ)が立ち上がって発言した。50代の教師で、彼女は確か水織の担任だ。教頭も兼任している地元の名士である。かなり憤慨している様子。それに合わせて「脱がしちゃえー」と会場からも賛同の声が上がる。

「あなたが木隠を嗅ぎ回ってるという週刊誌記者の男性ですよねー?」
 司会の理津子が芸能レポーターのように間を詰めてマイクをグイと近づけた。

「ち、違いますぅ」
 竜一は顔を背けて下を向いた。
「とぼけても無駄ですよ? 天都のお嬢さまからすべて聞いておりますので」
「は…?」
「花楼に盗聴器を仕掛けたんですって?」
「そ、そんなことするわけないじゃないですかっ」
「盗聴器はこちらで回収して警察のほうに提出させて頂きましたよー。会場の外には警察の方が待っていますのでもう逃げられませんねー」
「しょっ、証拠もないのに人のこと疑わないでくださいっ」
 竜一はジリジリと下がって壇上から落ちそうになっている。

 高戸には「水織お嬢さまが盗聴されているんじゃないかって不安がっています」とだけ報告したのだ。そうすれば思春期特有の思い込みによる妄言として処理されるだろう。
 水織から渡された盗聴器は壊して川に流したはず。見つかるはずもない。
 記録した音声データはスマホにデータを移動させてある。
 証拠は残っていない。ついでに疑いがかからないように、『逃げていった謎の人影』の出鱈目証言も報告しておいた。

 証拠品を裕子、…竜一に渡した水織がヘタを打ったのだ。子どもの水織には裕子が竜一だなんて解るはずもない。

 いや、だが水織は気づいていたのか? 裏切られた?

「気分が悪いです。帰らせてくださいっ」
 竜一は逃げるように壇上を飛び降りた。会場に悲鳴が響き渡った。「きゃー」「捕まえてっ」と女たちが騒ぐ。竜一は走った。警備員が待ち受けるドアに向かって突っ込んでいく。
「あっ」
 不意に最前列の観客から足が突き出された。竜一はその足に引っかかり見事に転んでしまった。床に突っ伏す。そこへ足で引っ掛けてきた女性が馬乗りになった。

「逃げ出すなんて卑怯者のすることですっ」
 鬼塚彩希(おにづか ゆいり)。『生活指導隊』のメンバーだ。背中に跨る。すかさず腕を首に回してきて極めてくる。
「ぐうっ…」
 首が絞まる…。
「彩希ちゃん。絞め落としちゃえ!!」
「金玉潰しちゃいましょう!」
「生温いわね。潰した上でちょん切りましょうよ」
「いいねぇソレ。女の子に仲間入りできるじゃん。きゃはははっ」
 壇上、会場それぞれから声が飛び交っていた。竜一の周りに女性がどんどん集まってくる。
 まずい…。

「ルールを守らない人は罰します!」
 彩希は竜一の背骨をへし折らんばかりに反らせた。ジタバタ暴れる情けない竜一。キャメルクラッチが見事に極っていた。
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Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

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