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2017.4.30★ブロマガ短編連載の小説「プール開きで」を配信しました。「プール開きで」のプレビュー版は5月5日こどもの日にこのブログで更新します。
2017.4.25★ブロマガ長編連載の小説「男子VS女子」の新章を配信しました。
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初恋のあの娘の前で(4)2012-10-12(Fri)

「やりすぎかな?」
 千代がボソリと言った。
「甘いよ。コイツ美里のパンツ見といて謝りもしないんだよ。それに私たちおっぱい触られたし!」
 早希が冷酷に言う。俺の髪の毛を掴んで顔を上げさせた。赤面して泣きべそをかいた情けない男の顔ががみんなにもっとよく見えるようにという意図だろう。もう俺の顔は涙と鼻水と血でぐちゃぐちゃだった。
「もっと痛めつけようぜ」
 南が怒りを込めて言った。おもむろに俺の足を開いて右足で俺のちんちんを踏みつけた。
「うぎぉっ!」
 激痛。
 俺はビクッとなって跳ね上がった。勢いで早希と深衣奈が俺の両腕を離してしまった。俺は両手で股間を抑えた。クスクスと教室中に笑い声がこだまする。一年の女子や二年の顔見知りの同級生に笑われているんだと思うと涙が止まらない。
「キャハハッおもしろいな!もっとやろう!」
 南が俺を見下して笑う。俺は蹲って猛烈な痛みに耐えた。逃げようとか恥ずかしいとか何も考えられない。
「みんな写メ撮っとこうっ」
 深衣奈が号令をかける。その声に賛同の声があがってやがてパシャッ!カシャッ!とシャター音が響く。
「美里ちゃん記念写真っ。ほら並んで」
「えぇーヤダ」
 美里は早希に押されて俺の横に並んだ。制服を着た美里と密着する。「下を向くな」と早希が俺の両手を後ろに回し、髪を掴んで顔を上げさせる。深衣奈がシャッターを切る。深衣奈は美里と俺に撮れた写真を見せてくれた。ちゃんと俺のちんちんが写るように身体全体を枠に入れている。好きな美里と初めての2ショットがこんな写真だなんてショックだ。美里は嫌そうな表情で写っている。俺だってこんなの嫌だ。消してくれと言おうとしたが声にならない。
「ういやぁーしてぇー」
 俺は涙声で嫌だ消して欲しいと訴える。気持ちの悪い呻き声にしか聞こえなかった。
「なにコイツ…」
 美里が俺の側を離れる。その時美里がハッと息を呑んだのが解った。そして悲鳴を上げる。
「いやっ!」
「オイ、お前どういうつもりなんだよ」
 早希の声色が低くなる。どういうつもりと問われても俺には何のことか解らない。
「いやだ何これ…?」
 千代が呟く。
「初めて見た」
 真悠子が抑揚なく言った。
「写メ撮られて興奮しちゃったんだね。これは勃起って言うんだよ」
 深衣奈が笑って応じる。その言葉に俺は自分の股間を見た。深衣奈の言う通りちんちんが屹立していた。俺は混乱して急いで手で隠そうとするが早希が俺の手を離さない。早希が凄んだ。
「お前、どういうことか説明しろよっ」
「ううぅ…見ないで…」
「アハハッみんなもよく見えるように両手と両足広げてあげよ」
 深衣奈は楽しそうだ。深衣奈の指示通り、南と真悠子が俺の足を引っ張る。深衣奈が左手を早希が右手を引っ張って俺は大の字になってしまった。抵抗はしたがあっさりと手足を広げられた。10人以上の女の子たちが見下ろす中、俺の勃起したちんちんを晒されてしまう。
「やめ…て…」
「美里っ蹴ってやれ。コイツのちんこ潰してやれ」
 俺の消え入りそうな声を無視して早希が呼びかける。美里は「いいよ…」と拒否した。かなりドン引きしている。
「ヒクヒクしてる~」
 南がゲラゲラと笑っている。
「どうして大きくなるんですか?」
 真悠子が誰に言うでもなく問いかける。興味津々のようだ。
「興奮してるからだよ。あたしさぁ、思ったんだけどぉ、美里ちゃんのこと好きなんじゃないこの子?」
 深衣奈が弾んだ声を上げる。
「えっ!?」
 早希が驚きの声を上げる。思ってもみなかったという声だ。他のみんなも一葉に驚いている。俺は美里の顔を見上げる。先ほどまで汚いものを見るような目だったのが、怒りと侮蔑を込めた目に変わっていた。
「ほら当たりだよ。美里ちゃん見る目だけ違うもん。見てれば解る!」
 深衣奈が嬉しそうに言った。
「いやだ。こんなヤツ!」
 美里は何を思ったのか俺の足の間に入るように回り込む。そして足を振り上げる。怒りを込めた表情だった。サッカーボールを蹴るように俺のちんちんを蹴りあげた。パーンと小気味いい音が響く。一瞬のことだった。
「いぎゃーー!!」
 あまりの痛みに俺は叫び、暴れた。4人に抑えこまれて動けない。俺の思考は痛みに支配される。その痛みは一発では終わらなかった。美里は「汚らわしい」とか「死ねぇ」とか言って連続して俺のちんちんを蹴りまくった。周りでクスクス笑いが起きる。
 パーンッ!
「ういぎゃー!!!」
 パーンッ!
「いいいぎい!!!」

 どんなに身体を捻っても逃れられなかった。それどころか、南と真悠子の手で足が持ち上げられて、ちんぐり返しの格好にさせられた。勃起したちんちんに美里の生脚が何度も振り下ろされる。
 何発目かで千代が「潰れちゃうよ?」と冷静に言って間に割って入った。初めは笑っていたみんなもそろそろ止めないと…という雰囲気になってきた時だった。
「ううううううあああああ」
 俺は手足をばたつかせた。痙攣が起こった。
 深衣奈が自分の足で俺の左腕を抑え込んで、自分の手を自由にする。その手を股間に伸ばしてくる。何をするかと思えば深衣奈は俺の金玉をおもむろに握った。ニギニギと玉の形を確かめるように…。握り慣れている様子だ。
「大丈夫だよ。潰れてない」
「ふーん、結構丈夫なんですね」
 真悠子が不思議そうな表情でぼそりと呟く。
「じゃあもっと蹴ってもいいんじゃない?」
「さすがにちょっと可哀想」
 南と千代が言い合う。
「最後にもう一発蹴らせてっ」
 美里が怒りを込めて呟く。その声を誰も止めようとしない。
「勃起なんてしやがって」
 美里は静かに距離を取った。
「嫌だぁ…やめてくれ… お願いします。許して…嫌だよぉ」
 俺は恥も外聞もなく頼み込んだ。早希は黙っている。何故か早希も怒っているようだ。
「まだおちんちん勃起したままだからダメだって、諦めなよ」
 深衣奈が俺を慰めた。俺は残った力で暴れ、逃れようとするが徒労に終わる。女子たちにしっかり身体をロックされている。もう駄目だ。南と真悠子がさらに俺の足を持ち上げる。腰が浮いて幼児におしっこさせるような格好にさせる。蹴りやすいようにという配慮だ。4人の女子に押さえつけられて…、そこへ美里が勢いをつけて走り込んでくる。
「潰れろー!」
「いあああ!」
 美里の叫びとともに勢い付けられた右足を振り抜く。見事にちんちんに命中する。バチーンッ!と部室内に音が響く。
「まああああっ!!」
 勢い余った美里が俺の胸に倒れ込む。美里の柔らかい髪が俺の顔にふさあとかかった。俺の身体がビクッビクッと震える。美里の指が俺の乳首に触れた。美里の顔が目の前にある。大好きな女の子にちんちんを蹴られるなんて…。でもなんで勃起なんてしてしまったんだ。これじゃまるで変態だ。俺の遠のく意識の中で必死に考えたが答えは出そうにない。

「わっ何これー!?」
 やがて身を起こした美里が自分のスカートに付いた白いものを見て叫ぶ。
「あっ精子だ」
「やだっ!?」
 深衣奈の指摘に美里が悲鳴を上げた。
「蹴られて逝ったんだコイツ…」
 軽蔑の眼差しを俺に向ける早希。
「ケッサクだな。玉潰そうとして射精なんてっ」
 南が大笑いする。
「男子って最低…」
 千代が感想を述べる。
「男の子の射精初めて見た…」
 顔を赤らめた真悠子。

 口々に感想を言い合って部室を後にする美里たち。俺は素っ裸のまま部室に放置された。残った1年の下級生たちと2年の同級生の女の子たちはヒソヒソと話し合った。
 結果、優しい女子たちによって俺は服をなおざりに着せられる。女の子に服を着せてもらうなんて、意識が確かなら丁重にお断りするところだ。彼女たちは逃げるように部室を去っていった。
 俺は結局、見回りの先生が来るまで意識を失ったままだった。


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初恋のあの娘の前で(3)2012-10-11(Thu)

 その深衣奈の一言で俺は凍りついた。
「美里ちゃん、コイツのブリーフ脱がしてあげなよ」
 深衣奈は美里の肩をたたいた。俺は引きつった顔を美里に向けた。好きな女子なのに。みんなの前で好きな女の子にパンツを脱がされる!?
 場の空気が変わったと思う。深衣奈は本当に愉しそうに笑った。俺はその無邪気さに恐怖した。深衣奈の女子たちはそこまでするつもりはなかったという雰囲気だ。でも限度を知らないこの先輩なら本当に俺を丸裸にするだろう。
 俺は再びエビが跳ねるように身体全部を使って暴れた。何としても最後の一枚は守りぬかねば!そのおかげもあって千代の左手ロックは外れ、跳ねた足が南の顎を捉えた。南が後ろに倒れる。倒れる際に見てはいけない南のパンツを見てしまった。クソッ痩せれば可愛いのに!俺は狂ったように左手を振り回し、早希のおっぱいの辺りを押してしまった。
「きゃー」
「暴れだしたよ。コイツ、みんなで止めて!」
 深衣奈が指示を出す。狼狽えていた1年の女子、面白半分で眺めていた2年の女子が近寄ってきて周りを取り囲む。だが彼女たちは積極的には何もできない。
 暴れた甲斐もあって、激痛の走る右腕のロックが緩んだ。真悠子が怯んだ好きに右腕を抜き出し、俺は身体を起こして逃げ出す。しかし間抜けにも足首に絡まったズボンが邪魔で盛大に転んでしまった。
 たくさんの失笑が聞こえる。うつ伏せに倒れた俺はそれでもすぐに起き上がろうとした。だがすっと首筋に白い腕が巻かれる。裸締めだ。俺はお好み焼きをひっくり返すかのごとく後方に倒れ込む。やばい、このままでは落ちる!
「よし真悠子、ナイスっ」
 俺は両腕で白い腕を外そうともがくが徒労に終わる。それどころか足首に絡まるズボンは早希によって取り除かれ、上着は千代と深衣奈が協力して脱がしてきた。ついでに靴下と上履きも脱がされてしまう。
 落ちるすんでのところでロックが外された。再び彼女たちが俺の周りを取り囲む。俺は咳を繰り返し身体を丸めた。四面楚歌とはこのことか。追い詰められた俺は最後の力を振り絞って逃げ出した。すぐに早希と深衣奈に捕まるが俺は叫びながら無茶苦茶に暴れた。腕を振り回し、身体を振って走った。誰かのおっぱいを触った気がする。俺は奇跡的に彼女たちの間を抜けだすことができた。教室の外へでなければ!パンツ一丁で校舎を走り回ることになるかも知れないが、美里にちんちんを見られるのだけは避けたい。
「あ」
 目の前に復活した南が鬼の形相で立っていた。俺はあぁこれで終わったなと思った。太い腕がスローモーションで迫ってくる。
 ゴッ。きれいに南の右ストレートが決まる。俺は鼻から血を吹き出して倒れた。

 暴れ疲れた俺は、息を切らせて動きを止めた。意識も飛んでいたかも知れない。
「よくもこれだけ暴れたな。少しは罪の意識感じろよコイツ!」
 俺はブリーフ一丁で10数人の女子に囲まれている。恥ずかしい。力で負けて。情けない。本当に情けない痴態だ。
「コイツどうする?」
 南が荒い呼吸を繰り返す。
「みんなの前でもっと恥ずかしいことさせようよ」
 腕組みをした早希は笑ってみんなに呼びかける。
「美里ちゃんどうしたい?」
 深衣奈が美里の顔を覗き込む。
「別にもう興味ないけど、これだけ暴れてみんなに迷惑掛けたし、お仕置きは必要かな、ねえ早希?」
「よし、美里、じゃあまずパンツ脱がしちゃえ」
「ええー私?」
 美里は言いながらも前に進み出て俺のブリーフに手を掛ける。そして躊躇なく、ぐっと引き下げる。好きな女の子にこんな屈辱的なことをされるなんて俺のプライドが許さない。しかし俺は思うように身体が動かない。動かないけれど、脱がされまいと俺は辛うじて動く両手でブリーフをガッチリすばやくロックしていた。
「コイツ、手、邪魔っ」
 美里が力任せにブリーフを引っ張った。
「や、やめてくれ」
 伸びに伸びたブリーフの裾からもうちんちんが見え隠れしている。女子たちは固唾を飲んで見守る子や「やれー」と囃し立てる子など様々だ。美里にこんな形で性器を見せたくない!
 美里を足蹴にすることなんてできない。守りの薄いお尻の方から引っ張られる。お尻が丸出しだ。せめて前だけでも守らなければ…。ブリーフのゴムがビッ!ビッ!と伸び切る音が響いた。
「駄目だ、脱がせない。みんな手伝って?」
 美里の呼びかけに、早希と深衣奈が俺の腕を片方ずつ取る。千代と真悠子がブリーフに引っ掛かった俺の指を丁寧に外していく。ついにブリーフから手が離れてしまった。
「やっと手が離れたね。じゃ脱がすよー。みんな見ててっ」
 ついに美里の手によって、俺のよれよれになったブリーフはするするするっと下げられる。性器が露わになる。太もものところまで下げられたところで女子たちの声が上がる。勝利の歓声、驚き、汚いものを見てしまったという悲鳴。美里の手は止まらず足首までブリーフが下げられる。そして足首から引き抜かれる。最後の布を剥ぎ取られてしまった。ブリーフを脱がされてついに俺は全裸になってしまった。美里は俺のちんちんを見つめていた。俺は両足を抱え込むように曲げようとする。だが美里の手で太ももが押さえつけられた。これでちんちんを隠す術をすべて失ってしまった。美里の冷たい指が太ももに絡み付いて不覚にも気持ちがいいと思った。
「顔真っ赤っ赤だね」
「小さい…」
「毛が汚い。グロいね」
「ちんちんてこんななんだ…」
 女子たちは口々に感想を言い合った。俺を取り囲んで、みんな俺のちんちんを見て笑っていた。俺はできるだけ内股にして何とかちんちんを隠そうとした。
「美里、しごいてやれよ」
 早希が言った。
「えー嫌だ。こんなの触りたくない」
 美里は否定する。俺は恥ずかしくて堪らない。目の前に大好きな美里が居る。彼女は服を着ていて俺は素っ裸。女子はみんな服を着ているのに俺だけ生まれたままの姿。死にたい。本当に情けないとしか言えない。
 俺はいつの間にか泣いていた。啜り泣く。嘘だろ…。女子の前でみっともなく涙を流すなんて、男として、小さくてもプライドはズタズタだった。


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初恋のあの娘の前で(2)2012-10-10(Wed)

 部室は暗幕が張られていて薄暗い。俺は部屋の中央に転がされた。部屋の外周には机が積まれていて、演劇部の部員たちが何人か居た。1年が多く、2年も顔を知っている同級生が何人か混じっている。演劇部は女子ばかりだ。事情を知らないのか、俺がここにつれてこられていったい何事かという表情をしていた。
 主に俺を取り囲むのは、俺の腕を締めあげてここまでつれてきた1年の真悠子。そのぽっちゃりとした体型から強烈な腕力を生み出す南。理知的なメガネを掛ける千代。明るく子供っぽい3年の深衣奈。スポーティで少女たちのリーダー格である同級生の早希。
 そして部屋の奥で椅子に足組んで座っていた、彼女たちのムードメーカーである美里。繊細な顔立ちで長い睫毛が魅力的…。彼女を眩しくてまともに見られない。
「つれてきたよ美里」
 早希は後ろを振り返って美里を見る。美里は立ち上がって前に進み出た。そして床に這いつくばる俺を見て「コイツ本当につれてきたんだ?」と言った。
「そうだよ、見られたまんまだと悔しいでしょ? 制裁しないとさ」
「別にもういいのに、みんな迷惑じゃない?」
「あたしはおもしろいからいいと思うけどね~、今日は練習休んでこいつで遊ぼう!」
 深衣奈が部室に居る女子たち全員に呼びかける。先輩である3年生にそう言われたら従うしかないかなといった雰囲気だった。
 パンツ見たぐらいで何なんだ、この騒ぎは!
 俺はまずいと思って逃げ出す機会を伺う。逃げるなら腕力の弱そうな千代を突き倒してそこを突破口に出来る筈だ。俺は隙を見て千代に飛びかかった。
「あっ」
 油断していたのか千代は簡単に尻もちをついて倒れてくれた。すぐさま俺は出口に向かって走る。だが俺の動きを予測していたのか真悠子が同時に飛び出し回し、蹴りを放った。それは綺麗に決まって俺のみぞおちを襲う。そして倒れ込んだ俺を彼女たちが囲み、蹴りの嵐を見舞ってきた。
「うぐっ」
 降り止まない蹴りの雨。南と思われる太い足から繰り出される蹴りは特に重く、俺の顔面をサッカーボールのように蹴る。
 俺はぐったりと動けなくなってしまった。千代が前に進み出て俺の胸ぐらを掴んで引き寄せ、思い切り張り手をする。バチンッと音が響いて部室が静まる。
「さっきから私のこと突き飛ばしてばかり!あんまり舐めないでくれる?」
 もう一度、千代の右手がフルスイングされる。バチンッ。華奢な子だと思っていたのにとても信じられないほどの力だ。女の子のビンタってこんなに痛いのか。頬がジンジンと痛む。
「うう…」
「また逃げ出そうとしたねコイツ。どうする美里?」
 早希が余裕たっぷりに笑って訊ねる。
「とりあえず美里が味わったのと同じ屈辱をお前にも味あわせてやるよ。みんなー、コイツの上着とズボン脱がしちゃえ!」
 早希の号令で人形のように表情の冷めた真悠子と恵比寿様のような満面の笑みを浮かべたの南が襲い掛かってくる。逃げなければ。俺は動かない身体を無理やり動かして、まず目の前の千代を押し退ける。その際に千代のおっぱいに触れてしまった。柔らかい!
「いやぁっ!」
「コノヤロウ! 千代に何する!」
 南が俺に高速タックルをかましてきた。逃げ出そうと立ち上がったところを狙われ、俺は「ぐえっ」呻き声をあげて、押しつぶされる。身動きが取れなくなった。それでも必死に重石から這い出して行く。そうしないと女子たちに何されるか解ったもんじゃない。俺は足掻いて隙を作り、南を思い切り足蹴にして退けようとする。ここからは手足を使って全力で暴れてやった。
「てめー逃げようとすんじゃねえ」
 南が一度離れてヒップドロップを放つ。
「うぐほっ」
 咳き込む俺に対して真悠子が俺の右腕を取った。一瞬にして彼女の生脚が俺の腕に絡みつく。これは…腕ひしぎ十字固めというやつだ。技に入るとき、俺は真悠子のパンツを見た。それは薄いピンクの地で可愛らしいクマのキャラクターが見えた。子供っぽいなとそれに見蕩れている間もなく技が綺麗に決まる。
「うぎゃあ」
 早希が俺を見下ろしていた。そしておもむろに制服のボタンを外しにかかる。千代がそれを手伝った。かろうじて動く左腕を動かして彼女たちに抵抗した。すかさず千代が俺の腕を取りガッチリ握る。やがて早希は俺の胸をはだけさせる。乳首が露わになる。シャツをズボンから抜き出して、続いてベルトをカチャカチャ外しにかかった。
「美里がコイツのズボン脱がす?」
「男のパンツなんて見ても面白くないなぁ」
 近寄りもせず美里が冷たく言った。俺は力の限り抵抗しようと足をバタつかせるが思うように動かない。なんと、いつの間にか南に足首を掴まれていた。深衣奈が駆け寄ってきて「よぉし!あたしがズボン脱がしちゃう!」と言って俺のズボンをあっさり脱がす。俺は必死に暴れ、抵抗するが手と足を抑えこまれてはいかに男であっても身動きが取れない。正に手も足も出ないとはこのことだ。
「うぉ何するんだ!」
 ズボンが足首のところまで下げられた。
「はんっブリーフかよ。ダッセェ」
 南が笑う。白いブリーフが女子たちの目に晒されてしまった。ちんちんの形がくっきりと見えてしまっている。それを見てほくそ笑む早希や大笑いする深衣奈。部室内に居る女の子たち全員が興味津々に俺の痴態を眺めている。
 美里のパンツを見たのは風のいたずらでまったくの偶然なのだ。それなのに俺は女子に押さえつけられて服を脱がされ、ついに下着姿にさせられてしまった。理不尽だ。男としてこんなに簡単に女子に手篭めにされるのはどうにも屈辱だった。
 目的を達した美里たち、それから事情を知らない他の女子も勝ち誇った笑みを浮かべていた。一瞬パンツを見たぐらいでこの仕返しは酷すぎる。
「どう? 少しは反省した?」
 美里が俺を見下しながら冷たく言い放った。
「…もういいだろっ、離せよ。満足しただろ!ちくしょー!」
 俺は負け犬の遠吠えを口にすることで、ああ…女子に負けたんだなと実感した。悔しくて堪らない。だが口でしか抵抗できない。キリキリと右腕が痛んで泣きそうになってきた。今は早く解放して欲しいと願うばかりだった。


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初恋のあの娘の前で(1)2012-10-08(Mon)

「きゃぁ」
 強い風が吹いて美里の制服のスカートがふわりと捲れ上がった。
 次の授業は教室を移動しなければならない。その移動中の出来事だった。俺は偶然にも彼女の後ろを歩いていた。だから見てしまったのだ。
 美里の飾り気のない白いのパンツを。

 俺はどぎまぎしてしてしまった。美里は一緒に居た数人の友達と共に俺を睨んでいる。スカートを手で抑えて小声で俺のことを話しているみたいだ。俺は厄介なことになるのは嫌だと思って彼女たちを無視して急ぎ足で渡り廊下を通る。
 彼女は他の女子たちと違ってスカートの裾を短めにしている。美里はクラスでも浮いた存在だった。どちらかと言うと不良っぽい…、いや反体制…、違う…何と表現して良いか解らないが、先生の言うことを真面目に聞かないグループに属していたのだった。
 決して他の真面目な生徒達とは交わらない、社会をちょっと斜から見ているようなイメージ。かといって不真面目かというとそうでもなく授業にだってちゃんと出席する。成績も悪くはないみたいだ。それでもお前らとは違うという明確な意思表示としてスカートの裾を上げたり、少し茶髪にしてきたりして目立っていた。

 俺はそんな美里が好きだ。みんなと違って精一杯の自己主張をする美里。気が強くて、眼の力が強い。相手を射抜くような意志の強さが窺える。
 彼女とは小学生の頃から同じクラスで、美里が他校から転校してきたときは割と仲良くしていたものだ。だが進級するにつれ、今はあの頃ほど仲良くはしていない。

「見たでしょ?」
 美里と同じグループで早希というこれまた気の強い女子が、強い調子で僕に問いかける。美里の親友である。
「何?」
「だから、あんた美里のパンツ見たでしょ、さっき?」
 スポーティなベリーショートの早希。キッと目が釣り上がって俺を睨む。
「…。いや何のこと?」
「今、間があったじゃん。絶対見たな」
「何言ってるんだ。見てないよ、そんなもん」
「しらばっくれるわけ?」
 放課後のことだった。帰宅部である俺は早々と帰る用意をしていた。早希が話しかけてすぐ後に仲間の南と千代という二人の女子が俺の席を囲むように近付いてくる。
「ちょっと演劇部の部室まで来てくれる?」
「何で俺が? 嫌だ」
「人のパンツ見といて何その態度」
 早希は俺の机に手を乗せる。机を叩くような真似はしないが警察の取り調べっぽいイメージで威圧的だ。腕組みする南と蔑んだ目で俺を見る千代。逃がさないという意思が見て取れる。
「俺帰るから」
 俺はカバンを抱いて逃げ出そうと思った。
「用事あるんだけど?」
 彼女は強引に逃げ出そうとした俺の胸ぐらを素早く掴んだ。
「こっち来いよ」
 ぽっちゃり体型の南が俺の腕を掴んだ。こいつは背も高く力が強い。グッと握力で俺の腕が圧迫される。顔は可愛いのになんて力だ。
「いてっ何だよ。離せ」
「いいから一緒に来なって」
 南は強引に俺を引っ張って行く。俺はそのまま彼女たちと教室を出て演劇部の部室がある校舎の最上階へと上がった。

 俺はいつでも逃げ出せると思っていた。だから南に片腕を掴まれて連行されているときも不安は感じていない。いくら力が強いといっても女なんかに負ける筈がないと思っていた。だが演劇部に近づくにつれて早希たちの仲間の真悠子と深衣奈が待ち受けていた。
「おつかれ~」
 深衣奈は明るい調子で手を振ってくる。俺は危機感を募らせる。あの先輩はやばい。嫌な噂ばかりを聞く先輩だ。それに加え女子が徒党を組んだら力負けする可能性もある。これ以上俺を締めようとする仲間が増えるのはまずい。やはり今脱出するべきだ。
 だから俺は南の拘束を振りきっていきなり走りだしていた。
「あっコラ!」
 南が追ってくる。しかし早希のほうが足が早く俺の前に瞬時に躍り出た。
「くっ」
 俺はフェイントを掛けて横をすり抜けてやった。少し離れて後ろを歩いていた千代は突然走りだした俺に対処しきれないようで驚いた顔をしていた。
「あっ」
 小さく悲鳴を上げる千代。構わず俺は彼女を突き飛ばす。黒髪のロングでメガネをかけている千代。この子は成績優秀だが、南と違って腕力はない。彼女は突き飛ばされて尻餅をつく。その際にメガネが飛んで落ちた。
「いたぃっ」
「待て!このやろっ」
 早希が追いかけてくる。すぐに追いつかれ制服を掴まれる。俺は引っ張られてバランスを崩すがこれくらいで倒れはしない。逆に遠心力を使って振り飛ばしてやった。
「あんっ」
 早希はバランスを崩して転ぶ。転んだ拍子にスカートがめくれて柔らかそうな太ももが見えた。
「ふんっ」
 俺は鼻で笑う余裕があった。女なんてこの程度だ。楽々逃げられるぜ。
 急いで階段を降りる。だが俺は気が付いていなかった。いつの間にか真悠子がすぐ背後まで音もなく迫ってきていたのだ。階段の踊場で捕まった。
 真悠子は美里達より一年後輩でなんかの格闘技をやっているらしい。俺は制服の袖を掴まれて進めなくなるが、しょせん女の力なんかすぐに振りきれる。俺は腕を振り回す。くそっ、なかなか振り切れない。俺はやむなくカバンを振り回して真悠子に当てた。
「クッ」
 真悠子の手が離れた。俺は階段を一気に下りる。真悠子は尚も追ってくる。もう少しで階段を下り切ると思ったとき、背中に衝撃が走った。なんと真悠子が飛び蹴りを食らわしてきたのだ。俺は派手に廊下に転んでしまった。
「いってぇ!」
 二階の廊下では何人かの生徒が何事かとこちらを注目していた。少しざわつく。すぐに真悠子がうつ伏せに倒れた俺の背中に乗って腕を取った。
「イテテッ折れるっ!」
 真悠子は無言で俺の腕を締めあげた。後ろから南がやってきて足で俺の頭を踏んだ。
「コノヤロウ!」
 こうして俺は再び拘束された。他の生徒達が見ている前で俺は情けなくも女子に力で抑えこまれて連行されていく。

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◇18歳以上推奨
 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
◇表現について
 作中にいじめ・暴力的な表現があります。嫌悪感を抱かれる方はお読みになられないほうがよいでしょう。
◇著作権
 一応著作権は主張します。
◇フィクション
 作中の人物・団体などは実在するのもあるかもしれませんが関連はありません。
◇リンクフリー
 リンクはフリーです。言ってみたかっただけです。相互リンクもよろしくお願いします。
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★基本的に毎週土曜日更新!
 小説というよりCFNMシーンだけを切り出したストーリーを掲載しています。
 1更新で1000〜1500字くらい。
★隔週金曜日にプレビュー小説更新!
 パブーブロマガ小説のショートバージョンを掲載します。
 1更新で1000〜2000字くらい。
★不定期更新でコラム記事を掲載!
 何か思いついたら書きます。目安は月一くらい。
Last Update 17.5.2
プロフィール

Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

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