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2017.2.25★パブー ブロマガ3月号配信しました。今回はイジメの話を書きました
2017.2.4★SNSのほうで短編小説『寝取られ夫』を更新しました
CM

ビーチレスリングで(3)2013-07-07(Sun)

 ふっと振動が収まった。詩織の砂の着いた素足が僕の金玉を圧迫してからどれくらい時間が経ったのだろう。僕が何度タップをし続けても詩織は試合を、いや攻撃をやめなかった。タップの意味を知らないのだ。僕が大声で「負けました!参りました!」と叫ばなかったら未だに攻撃されていたに違いない。僕は全裸で砂浜に転がって全身砂まみれになっていた。力で競り負けて海パンも剥ぎ取られ、その上ビンタされたりおちんちんをギュゥッと握られたり、挙句電気アンマで泣かされるなんて…。歳下の女子に向かって「参りました」なんて恥ずかしいセリフを言わされるなんて…。数年前では考えられないことだった。詩織に体力勝負や力で負けたことなんてなかったのに。この数年でいったい何があったんだ?
「やっと真ちゃんに勝てそーなんだけどなぁ。何か張り合いがないってゆーか。勝っても嬉しくないかもー」
 詩織は腕組みしながら堂々と足を広げて立っていた。すっぽんぽんになっておちんちんを曝け出している情けない僕を見下ろして、詰まらなそうな表情をしていた。
「前勝負したときはもっと強かった気がするんだけど? なんかガッカリだー」
「くっ… くそ… お前会わない内に、なんか武道かスポーツでもやってたんだろっ?」
 僕はサッと両手でおちんちんを隠しながら聞いてみた。
「別に… 海の家のバイトぐらいかな」
「な… 何にもやってないのに俺より急に強くなるわけねーだろ」
「えーでもこんなに簡単に勝てるなんて、真ちゃんの方こそ弱くなったんじゃないの?」
「俺だって何かやってたわけじゃないけど弱くなるわけねーって」
「じゃあワザと負けてくれたの? えっそうなのー?」
「い、いや… ちょっと油断ってーか。ハンデあったし…。お前も卑怯なことしてくから…」
 僕の声は段々とデクレシェンドしていった。
「何?聞こえないよ?」
「だから…」
「なんか男のくせにだらしないなー」
「なっ、んだと… このっ」
 僕は詩織の言動に顔を赤くして立ち上がった。
「おー。もっかいやる?」
 詩織は構えた。このままじゃ僕のプライドが許さない。詩織に参ったと言わせてやる。僕は詩織に掴みかかる。
 パァアン!!!
「ぁんごッ!?」
「へへっ」
 辺りに響き渡る気持ちのいい音と共に、突然痛みが走った。激痛だ。詩織の膝が僕のおちんちんを突き上げていたのだ。
「ご…がが… あが…」
 露出したおちんちんを思い切り蹴り上げられて、僕は飛び上がって両手で股間を押さえ、腰が引けて背中が丸くなる。そのまま砂浜に突っ伏してしまった。
「あっははっ! やった、やった!」
「い… ぎ…」
 僕は目の前が真っ暗になった気がして痛みを堪える。のた打ち回りたい。脂汗を大量にかいたと思う。強烈な痛みがしばらく続く。
 その間も詩織は手を叩いてケラケラと大笑いだ。人気のない浜辺だから彼女の笑い声が辺り一帯にに響いている気がする。女子に金蹴りされて平伏しているなんて情けなさ過ぎる。
「く、くそ…」
「また参ったって言わせてあげるよ」
 詩織は僕の背後にゆっくりと回り込んだ。そして僕の首に自分の両手を滑りこませてくる。巻き付いた詩織の手はチョークスリーパーのように締めあげてきた。
「…う…」
 何で詩織がこんな技を知っているんだ?
「…。… …」
「えへへっ」
 僕はおちんちんの痛みも忘れて絡みついた詩織の手を外そうとする。しかししっかりと極っていて情けないけどどうしようもなかった。これは…ギブアップしないとまずい。プライドがどうとか負けて恥ずかしいとか言っている場合ではない。僕は詩織の腕にペチペチとタップして負けを認めた。
 だが詩織はタップの意味をやはり知らないのか、わざとなのか、一向に緩めてくれる気配はない。
「ぁぅ… ぅぁ…」
「降参? へへ、降参?」
 やっぱりタップの意味を理解していないみたいだ。僕は頷いてみせる。しかしそれも上手く伝わらないみたい…。このままではすっぽんぽんの恥ずかしい格好で意識を失ってしまって非常に情けないことになってしまう…。
 詩織のおっぱいが背中に当たっている気がするがそれどころではなかった。
「じゃ、そろそろ決着ね」
 詩織は手を緩めて僕の正面に回った。解放されて助かったと思ったが詩織はまだ何かしてくる気だろう。僕は息を整えるだけで体勢を立て直すことはできなかった。
「へへへ~」
 詩織に力任せに押し倒されて僕はゴロンと後ろに転がる。そして両足を掴んできた。また電気アンマしてくる気か!? 僕は抵抗しようと足をばたつかせたり閉じたりした。しかしあっさりと両足を広げられておちんちんとお尻の穴まで全開させられてしまった。
「わあっやめろー!」
「どうだー。恥ずかしい?」
 おちんちんを手で隠す間もなく、詩織は僕の両足を押し倒してくる。ちんぐり返しという奴だ。
「あー!ちょっとっ」
「あははっ」
 女の子が男を受け入れている時のような格好になった。まるで詩織に襲われているみたいだった。
「くそっ…」
 詩織はちんぐり返しされた僕の太ももの上に跨る形でドカッと座った。そして両腕を掴まれそのまま砂浜に押し付けられた。涙と鼻水でくちゃくちゃになった顔を詩織に覗きこまれる格好となり、めちゃくちゃ恥ずかしかった。
「くっ」
「ぷっ。情けない顔ー」
 僕は顔を背けるが詩織の眩しい笑顔が僕の表情を追ってくる。
 両腕を地面に押し付けられている。身動きが取れない。女の子が男に押し倒されて襲われるとよくこんな体勢になることが多いのだろう。女の子が抵抗できずに襲われている絵面が浮かんだ。僕は今、自分より力が弱いと思っていた女の子に両腕を抑えられてしまっている。何故か抵抗できない。
「へへー。い~ちー、にーぃ」
 何を言っているのかと思ったらそれはカウントだった。まだ第二試合目なのだ。僕はまた負けを覚悟した。
「真ちゃん、どうして私が強いか教えてあげようか?」
「…」
 僕はちらりと詩織を上目使いに見上げる。
「海の家の店長さんねー。格好いい男の人だったでしょー?」
 確かにイケメンのガタイの良い若い男性がいた。ライフセーバーもやっているという、いかにも海の男という感じの人だ。
「その人にねー。いろいろ護身術とか技とか教えてもらったんだー」
「…」
「すごいでしょー?」
 詩織は少しは僕に気があると思っていた。だけど詩織はきっとその店長のことが好きなんだろうな。僕は詩織だけではなくその男にも負けた気持ちになった。屈辱以外の何ものでもない。
「真ちゃん早く抵抗しないと3カウントなっちゃうよ!? 女の子に負けちゃうよ!?」
 詩織は心底楽しそうだ。僕は一応抵抗する。詩織が3カウントを言うまでに脱出…恥ずかしい格好でガッチリ固められて、できそうになかった。
「じゃ抵抗できないみたいだから、さぁん!!」
 肩が地面について3カウント。本当は30カウントぐらいいっているかも知れない。
「やったー!」
 詩織は僕に馬乗りする格好でバンザイをした。
「女の子に抑えつけられて抵抗できずに3カウントなんてっ。ぷぷっホントに真ちゃん弱くなったんじゃないの? 完全に私の勝ちだねー」
「…」
「ひょっとして私以外の女の子でも負けちゃうんじゃないの~?」
 いたずらっぽく笑われる。
 まさかこんな結末になるとは。詩織に負けた。おちんちんの痛みよりも意識を飛ばされそうになったことよりも精神的な痛みの方が大きかった。
 僕はボロボロと涙を流していた。悔しい。悔しい…。海パンを拾いに行くのも忘れて涙を拭う。
「え? 泣いちゃった? うそぉ? ごめんねー」
 詩織は立ち上がって僕を見下ろす。
「きゃっ。やだっ」
 何故か急にのけぞるようにして飛び退いた。
「うぅぅくそ…!」
 僕は全裸で浜辺に寝そべり腕で顔を多いながら涙を流す。おちんちんを隠すこともせずにだ。いっこ下の妹のように思っていた幼馴染の女の子に完膚なきまでに負けてしまった。力のない女子だと思って偉そうに兄貴ぶって上から目線で不利なハンデを付けてしまったことが裏目にでてしまった。
「いやだ、真ちゃん。おちんちんがっ!」
 僕は詩織の言葉に我に返る。
「やだー!もう!」
 僕はハッと股間に目をやるとおちんちんは見事に勃起していた。え…。僕は激しく混乱する。何故だ? 何故こんな状況で勃起なんてするんだ!?
 詩織は目を逸らして顔を赤くしている。勃起に気づく前は平気で見まくっていたくせに…。かくいう僕も詩織以上に顔が真っ赤になって上気していた。両手でおちんちんを隠す。
「いや…違うんだ。これは!」
 詩織は僕の海パンを拾いに行って僕の前にぶら下げる。
「早く履きなよ…」
「…うん…」
 なんとも情けない屈辱的な夕暮れだった。
〈終〉

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ビーチレスリングで(2)2013-06-30(Sun)

 最悪の事態って奴だ。水着を脱がされて、異性の前でおちんちんを晒しているなんて男として情けない限りだ。僕は両手でおちんちんを隠して女子のように内股になる。海パンを手に持ったまま詩織。彼女は僕の海パンを手に持ったままにや~っと笑う。誇らしげに海パンを掲げて「返して欲しい~?」と悪戯っぽく口を歪めるのだった。
「ていっ!」
「あっぃてっ」
 詩織が素早い右のローキックで僕を蹴り上げる。左のふくらはぎあたりを思いっきり蹴りやがった。
「まだ試合中だからね。終わりじゃないよ?」
「くそっ!」
 僕は右手でおちんちんを隠した状態を維持して左手を使って立ち上がる。お尻や太ももに砂がたくさん付いていた。詩織よりも先に砂まみれになるとはな。「このっ」と、僕はたぶん赤い顔をして詩織に向かっていった。左手で素早く海パンを掴む。
「あっ」
 詩織は僕の華麗で早すぎるスピードについていけないようだ。お互いに海パンを持って綱引きするように奪い合う形となった。
「このっ返せっ」
 僕は海パンを脱がされたということはすっぽんぽんなわけで、生まれたままの格好で生まれて初めて全裸で浜辺に立っている。しかも歳下の女子の前でだ。お互いに全裸だとか、自分から望んでだったらいいんだけど、女子に力尽くで脱がされたって言うんだから人生最大の汚点と言っていいだろう。
「くぉの!」
 それでも力比べはやはり僕のほうが強く、海パンを自陣に引き寄せるが、しかし詩織はしつこく海パンを握り締めている。
「手を離せっ。こんな試合もう終わり!ビーチプロレス終了!」
 詩織は愉しそうに何度も力を入れて海パンを引っ張ってくる。左へ左へと回りこみ、僕の手を振り払おうと上下に揺さぶってくる。詩織の小さなおっぱいも揺れて僕は思わずそっちに目が行ってしまう。
「…詩織! コラ!」
「終わりとか言って油断させようとしてるでしょ? その手には乗りません!」
 パチンッ!
「うぅッ!?」
 何が起こった?
 何が起こったかを認識している隙に海パンから手を離してしまい、それは詩織の手に渡った。左頬がジンジンと痛む。詩織は海パンから右手だけ離して素早く僕の頬を張ったのだ。なんという事だ。僕はいい歳してすっぽんぽんな格好で女子にビンタされたわけだ。傍から見たら格好悪いことこの上ない。詩織は僕から奪った海パンを掲げて「どうだ?」という明るい表情をする。海パンの奪い合いに勝てなかった…。また力で負けたのだ。
 この上ない屈辱。沸き上がってくる怒り。
「こっ… このっ! もう許さねえぞっ!」
 僕は一気に頭に血が上って詩織に襲いかかる。もう本気だぞ。詩織は緩めた顔を引き締め、すっと身を引いて襲いかかる僕に対してもう一発ビンタを食らわしてやろうという体勢をとった。
 どーせ大した攻撃なんかできないだろうと僕は不用意に突っ込む。押し倒して海パンを取り返して…。どう料理してやろうか考えながら僕は左手で詩織の肩を押した。詩織は後退しながら僕のタックルを躱そうとする。そしてバランスを崩す。そこへ軽く足を引っ掛けてやって詩織は尻餅をついて転んだ。
「あんっ」
 僕は詩織の上に馬乗りになって左手で海パンを持ってない方の右手を押さえつけた。
 詩織は僕の右手が使えない状態だと踏んでいるに違いない。僕は意表をつくように右手で詩織の水着の肩紐を掴む。それを引き下げてやった。急に思いついたのだ。水着を脱がされそうになれば海パンを奪い返す隙も簡単に生まれるだろう。
「ぁっ」
「へへん」
 僕は左手も肩紐にスライドさせた。キッと僕を睨んだ。もうちょっとで詩織のちっぱいが露出するぜ!いや、これはあくまで海パンを取り返すための作戦だから!
「あえ?」
 それにしても女子の水着って脱がしにくいなと思っていたら突然視界が暗闇に包まれる。そして間髪をいれずにおちんちんに痛みが走った。
「あう?ぅウー!」
 これは…何をされて… 握られているようだ。詩織が僕の金玉をギュッと握っている。
「あいっあうー!あやややや!!」
 視界が閉ざされたのはどうやら海パンを僕の顔の前に持っていったからのようだ。おちんちんに起こった異変を取り除くために僕は肩紐から手を離した。視界がやっと明るくなった。詩織は右手を僕の股間に伸ばしていて、僕は両手で詩織の腕を掴んでいた。
「あててて!やめろってええ」
「だめっ。女の子に対して水着脱がそうとするなんて最低っ」
「そんな強く握んなって!駄目だって!いたいいい!いたいー!」
 みっともなく大声で叫んでいる僕をよそに、詩織は僕の股の間から抜けだしていた。
「大して力入れてないんだけどな」
 詩織は僕のおちんちんから手を離して自分の腕に絡みつく僕の手を振り払った。そして立ち上がった詩織は僕を突き倒すように後ろに押し倒してきた。
「えい」
「あがぁっ」
 股を開いた状態で倒れてしまった。カエルのような格好で地面にビタンと仰向けに転がった僕。それを上から見下ろす詩織。詩織は僕の海パンを土俵の外に投げ捨てた。
「もう許さないからね!」
 僕は投げ捨てられて飛んでいく海パンを目で追った。即席リングの外にはらりと落ちる海パン。これで僕は海パンを取り戻すためには負けるしかなくなった。勝ってからじゃないとリング外に出られないのだ。なんてことをしやがるんだ。こんな状態になっても僕は負けるわけにはいかないんだ。僕の全戦全勝のプライドが許さない。
「お仕置きだから!」
 そういって開いた僕の両足をガシっと掴んだ。
「あっ…」
「おちんちん潰れちゃえっ」
 僕の両手がおちんちんをカバーするよりも早く詩織の色気のない水着から伸びた白い右足が僕の股間に滑りこむ。
「ああっ!」
 ビタッと詩織の足の裏が僕の金玉に張り付く。僕の両手がやっと前線に戻ってきて攻撃されたおちんちんを救出に向かう。詩織の足首を掴んで退かそうと力を込めるが既に詩織の攻撃は始まっていた。
「あああっ!」
 世界が揺れ始めた。始めはターゲットのミートポイントを探るようにゆっくり。そして一気に爆ぜるように大揺れがきた。地震かと思ったほどだ。身体全体を覆う振動がー。
「あああああああああああっ!」
「ほらほら!」
 詩織のお仕置きとは電気アンマだった。彼女の細い右足が僕の金玉を小刻みに突いてくる足の指先でぷらんぷらんと揺れる竿を押さえつけて動けなくしてきた。あれが僕なら地面に肩を付けられて3カウントで終わっていたところだ。アホなことを言っている場合ではない。僕は全力で両手で防衛させる。少しでも威力を弱める為にベクトルを変えようと試みる。しかし詩織は自陣に引き寄せるようにして僕の両足を引き込んでいた。そして左足でバランスをとりながら右足に体重を乗せるようにしてくる。その結果威力が増しているみたいだ。
「ハガーあああン!!」
「えいっ!潰れろっ潰れろっ。潰れちゃえっ」
 本気なのか? 冗談だよな? え、マジなの?
「あああああああいいいいっっ!!」
「こんなおちんちん潰れちゃえーっ」
 駄目だ。何をしても防ぎきれない。このままじゃ潰されちゃう。万策尽きた。負けを認めるしかない。僕は詩織の右足をポンポンと叩いた。
「?」
「詩織ぃ駄目ぇ俺負けぇ助けぇ」
 いつの間にか僕は目に涙を浮かべていた。鼻水も出てしまっている。女の子に泣かされた上に負けを宣言しなければいけないとは…。
「はうぅ!」
「ほらほらっ!」
 尚も振動は続いていた。あれ? 僕はもう一度タップする。参ったと相手に伝える。だが詩織には伝わっていないようだった。
 まさか…。
「ほれほれえっ」
「いががががががぁっ」
 おちんちんの痛みと共に世界が揺れていた。



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ビーチレスリングで(1)2013-06-23(Sun)

 僕は10代最後の夏を田舎で過ごすことにした。海の家のアルバイトをしないかと幼馴染の詩織に誘われたからだ。大学受験に盛大に失敗した僕には夏を海で過ごすなんて資格はないのかも知れないが、もともと緊張感のない僕は何とかなるだろうと考えていた。そんなわけでこの夏は母方の婆ちゃんの田舎に長期ステイすることになったのだ。
 アルバイトといっても大してやることはない。何せ海水浴客は少ないのだ。それでも昼時だけは店内が混みあうから、それだけの緊急要員である。
 詩織とはだいたい3年ぶりくらいか。彼女は僕より一つ年下だが、生意気な口の利き方をする。勝気な女の子は決して得意ではない。そう言えば口喧嘩では勝った試しがない。
「ねえ、また昔みたいにビーチレスリングしない?」
 詩織はその日焼けした肌を見せつけるように僕の前に回り込んだ。
「ビーチレス…? …何?」
 アルバイトも終わってのんきに海で遊んでいた僕ら。二人して浜辺に座ってぼうっと夕日を眺めていたときだった。都会に引っ越していった僕と違って、詩織は何色にも染まっていない。子供の頃のまま天真爛漫さを保っていた。
「ビーチでレスリングするの」
「昔みたいにって言ったか? …やったっけそんなの?」
 そういえばやったかな… そんな遊び…。
「やったよ。私と真ちゃんで何回も。そんで何回やっても私、真ちゃんに勝てなくってぇ」
 確かにプロレスじゃなくても僕と詩織が喧嘩したら体力勝負では負けたことはない。走るのだって相撲だっていつも僕が詩織を泣かせてやった。口では負けるけども。
「はは… 勝てないだろよ、お前」
「わかんないじゃない、そんなの。昔は負けたけど今はわかんないでしょ?」
「はぁ… 普通に理屈で考えろよ。女が男の腕力に敵うか?」
 僕は腕の筋肉を見せながら言ってやった。僕は意外に細マッチョなんだぞ。ナルシストだから鍛えているんだ。筋トレばっかりやってんだぞ。
「柔よく剛を制すって言うじゃん?」
「それは柔道の話だろ? 例え柔道だったとしても俺は負けんけどね」
 僕は呆れた表情を作って鼻で笑ってやった。詩織は鼻と頬をぷくっと膨らませた。
「男も女も関係ないしっ。実際やってみなきゃわからないからっ」
 詩織はツインテールの髪を揺らしながら怒った。何ムキになってるんだ?
「じゃ、軽く遊んでやっても良いけど吠え面かくなよー」
 僕は本当に軽く遊ぶつもりだった。負ける道理がない。そして僕たちはまず始めにルールを決める。詩織にハンデをやるために僕は利き腕を使わないことを提案した。
「別にそれでいいよ。でも真ちゃんぜぇ~ったい勝てないよそれじゃ?」
 僕は余裕を持って「はいはい」と答えておいた。詩織相手なら片手でも勝てる自信はある。次にリングの設定だが相撲の土俵のように砂浜に足で円を引いた。僕はリング外に出されたら負けにしよう。詩織は何度場外に出ても構わない。勝敗は相手を抑えこんで両肩を地面に3秒間付けたら方が勝ちだ。僕が勝つには詩織を押し倒して砂浜に押さえつけるしかない。
「昔と一緒だと思ったら大間違いだからね!」
 舞台は整った。詩織は華奢な身体をしている。スクール水着のようなブルーの飾り気の無い水着だ。足で地を均して戦闘態勢に入っていた。それにしても乳がないな。全然成長してないんじゃないか?
「なんかでもまだ俺の方が有利だな」
「はぁ?」
 詩織のハンデがたったこれだけでは試合にならないだろうと思った僕は、さらに詩織に有利なハンデを提案してやった。
「詩織はどんな攻撃してきてもいいよ。何でもアリってことにしようぜ。砂で目潰しとか打撃とか関節技でも何でもいいから」
「え? 何でも? いいの?」
「おう。何でも」
「金的も?」
「え? き…」
「金的」
「お、おおぅ…」
「でもおちんちん蹴られたら痛いんでしょ? そんなの私余裕で勝っちゃうよ?」
 詩織は口の端を吊り上げる。
「ふんっ大丈夫。お前の鈍い蹴りなんて当たらないよ」
「へ~言ったなぁ」
 詩織は突っかかるようにして僕の胸を押した。イタズラっぽい笑みだ。
 でも詩織の口から金的だなんて…。昔はそんな言葉使ったことないのにな。久しぶりに会って少女から少し大人になったのかなと僕は思った。乳の方はあの頃のままだけど。
「じゃやろうか」
 そうだ…。どさくさに紛れてその貧乳を揉んでやろうっと。僕はにまっと口元が緩んだ。
「じゃ始め!」
 詩織は自身の合図をきっかけに僕に向かって飛びかかってきた。ツインテールと小さなおっぱいが可愛く揺れる。僕はその様子を堪能しながら詩織と左手を合わせる。力比べだ。僕の右腕はだらりとさせたままだから詩織の左手が僕の海水パンツを掴む。マワシを取られた状態だ。組み合って詩織が全力で押してきているのが解る。だが思った通り詩織の力では僕を後ろに下がらせるのは無理のようだ。これなら簡単に詩織を場外へ押し出せると思ったがルールでは詩織は何回でも場外に逃げられる。ハンデを作っておいてやって良かった良かった。
「この~」
 タイミングを見て大外刈りを仕掛けてやろう。恐らく簡単に倒れるだろう。実は僕は柔道もレスリングもやったことなんてないしルールもよく知らない。勝手にこんな感じだろうと雰囲気だけでやっているのだ。詩織は顔を赤くしながら何度も押してきていた。僕は詩織の体重が移動したのを見計らって大外刈りを仕掛けた。
「もー!」
「あれ」
 すっと攻撃を躱された。何だ? 今の動き? 偶然か…。あの鈍くさかった詩織が柔道経験者のような動きをするとは…。まさか柔道でも習ったのか? 僕は次の手をどうしようか考えていなかった。これで決まると思っていたのだから当然だ。
「えい!」
「あっ」
 思いもよらない攻撃だった。何と詩織は僕の海パンを下げたのだ。左手で思い切り下に引っ張ったのだ。ちんちんが見えてしまいそうなくらい下げられたものだから僕は焦った。
「お… おぉいコラ…」
 僕は思わず右手で海パンが下げられるのを阻止した。紐で結んでいる筈だけど緩くなってたかも知れない。
「右手使うの反則でしょー?」
「だっておま、これはしょうがないだろっ」
「ルール破りー!男らしくないぞ!」
 尚も海パンを引き下げようと躍起になる詩織。陰毛は既に露出してしまっていた。
「だっ。コラって… やめろ… おいっ…」
 詩織の足が動いて僕の内股に入れてくる。くいっと足を引っ掛けて僕はバランスを崩してしまった。
「あっ」
 押し込まれる形で僕は尻餅をついた。まだ海パンを引き抜こうと力を入れる詩織。僕は左手も防戦に参加させるために組まれた手を離そうとした。しかし離れない…。
「このっ!このぉっ!」
 ズルッ
 海パンはずり下げられて膝の位置まで来てしまった。当然、僕のおちんちんは露出してしまっている。詩織の目にも映っている筈だ。童貞で彼女の居ない僕は誰にも見られたことないんですけど! 僕は思わぬ事態に焦りを隠せない。
「あーっ!ちょっちょっと… タンマ、ストップ! ストップ!やめっ」
「何でもアリなんでしょおっ?」
 辛うじて右手で防衛しているが、おちんちんが見られてしまっている時点で海パン脱がしの攻防は負けと言っても過言ではない。顔を知っている女の子に見られるなんてかなり恥ずかしいけど、しかし詩織の方は恥ずかしがることもなく攻撃の手を緩めなかった。
「駄目だって。ホントにストップー。卑怯だろ!」
「ダメダメ。初めて真ちゃんに勝てるかも知れないのに」
 くそっ。こんな戦法をしてくるとは思わなかった。ヤバイッ、脱がされた上に勝負にも負けたのでは男として情けなさすぎる。僕は何とか強引に組み合った左手を抜いて海パンの救出を急ぐ。まずは体勢を立て直さないと。だが、僕の左手が防衛に回ったということは詩織の右手は攻撃に転じることができるわけで。思った通りすぐさま詩織は両手で海パンを脱がしにかかった。
「ワ、ワーッワーッ! ヤメろ! コラ!」
 膝まで下げられた海パンはするするっと足首まで下がった。僕は自分の顔が熱くなるのが解る。僕の両手は必死に引き抜かれまいと海パンを握り締める。身体をくの字に曲げる。両足も使って抵抗するがそれは大して意味もなく、不利な体勢も手伝ってあっさり足首から海パンが引き抜かれたー。

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◇18歳以上推奨
 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
◇表現について
 作中にいじめ・暴力的な表現があります。嫌悪感を抱かれる方はお読みになられないほうがよいでしょう。
◇著作権
 一応著作権は主張します。
◇フィクション
 作中の人物・団体などは実在するのもあるかもしれませんが関連はありません。
◇リンクフリー
 リンクはフリーです。言ってみたかっただけです。相互リンクもよろしくお願いします。
プロフィール

Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

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