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Killng Park Ⅱ ブランコ遊戯(4)2012-11-20(Tue)

 人間社会と健一をつなぐ最期の一枚が六実の手の中にあった。布越しに六実の手の感触が伝わってくる。健一のちんちんは少し大きくなり始めた。
「ごめんなさいは?」
「は?」
「弟に謝って?」
「…」
 健一はこの期に及んで自分がいじめた相手に謝る気にはならなかった。そんな小さなプライドが邪魔をして最悪の事態を招いてしまう。
「謝らないなら、君の恥ずかしいところみんなに見られるけど、いい?」
 六実以外の三人は健一のちんちんを拝んでやろうとニヤニヤと視線を送っていた。気がつけばブランコの周りに小学生がポツポツ集まっている。遊び場を奪われた女の子二人を筆頭に男子も高学年の女子も物珍しそうに注目していた。女子はおもしろいものを見るような目だが、男子たちはどことなく怯えているふうだった。
「謝らないならしょうがないよね?」
「あっ! やめろ!」
 六実は何の予告もなく健一のパンツから手を離した。
 女子たちの前に健一のちんちんが露出する。
「あー!」
 健一は内股になる。鎖が揺れるだけで股間を隠すには至らない。
「きゃ~っなにこれ~っ」
 倉見は愉しそうに立ち上がって健一の股間を覗き込む。
「少し勃起してねぇ?」
 稲葉は鼻で笑う。
「六実に触られたからだっ」
 長田が大口を開けて笑った。
 健一は彼女たちから目を逸らすように顔を背ける。
「ちんぽの毛ぇ薄いな!」
 健一のお尻に長田の張り手が飛んだ。パチンッと尻肉が震える。取り囲んだ女子たちが、ギャラリーも含めて全員笑っていた。男子たちは唖然としているようだ。自分たちより歳上の男が女子に手も足も出ないのを目の当たりにしたからだろう。
「ひゃははっ!今ちんちんピクッてなった!」
 倉見が指さして笑う。稲葉はケータイを取り出して撮影を始めた。
「記念写真撮ろうっ」
「はははっ」
 盛り上がる三人を余所に六実はただ一人健一を睨みつけていた。健一は誰とも目を合わさず顔を真っ赤にして耐えていた。
「七太はもっと酷い目にあったって聞いた…」
 六実は呟いた。
「ここまでされても謝罪の言葉は言わないつもり?」
「う…」
 健一は叱られた子供のように涙を零した。
「男として恥ずかしくないの?」
「わ~泣いちゃった!?」
 倉見は健一の顔を下から覗きこんで笑った。その泣き顔も稲葉のケータイによってカシャリと収められる。
「もういい… 好きに遊んでいいよ」
 六実はブランコから離れて柵に腰掛ける。
「健一くん、遊んでいいんだって? ブランコ一緒にやる?」
 倉見はブランコに立ち漕ぎスタイルでスタンバイする。
「よし、一緒にブランコやるか?」
 長田が憎たらしくブランコに腰を下ろす。稲葉は離れて写メを撮った。
 倉見と長田がブランコを漕ぎ始める。健一は何が起きだしたのか状況を把握しようと見回す。
「…な、何だ?」
 ブランコが揺れて、その揺れに合わせて健一の身体も空中を舞う。左隣を見ると倉見が可愛らしい笑顔を向けてくる。本当に公園で遊んでいそうな子供のような無邪気な笑顔だ。右隣を見ると長田がにぃーっと口を曲げて笑う。なんて汚い笑顔なんだ。
「お、おいっ! 何やってる! ?やめろっ!」
 素っ裸のまま健一の身体は何度も空中を舞う。ブランコの勢いは次第に強くなっていく。倉見と長田の息がピッタリで2基のブランコは同じ動きをした。
「あはははっ」
 目の前の六実は冷たい目をしながら健一の痴態を眺めていた。六実の顔が近づいたかと思えばすぐに離れていく。しかし離れてもまたすぐに近づいていく。何度も彼女の顔の前にちんちんが差し出され屈辱感が増して行く。
 すると健一の身体に変化が現れた。
「あれぇ!コイツまた勃起してるよ!」
 稲葉が大声で指摘する。先程よりもちんちんは大きくなっていたのだ。
「わぁ~ほんとだ!おっきしてる!」
 倉見がけらけらと笑った。健一は自分の身体の変化に驚愕していた。何でこんな状況で勃起なんてしてしまうんだ!?
「…この…」
 ふと六実の顔を見るとその表情は怒りに震えていた。
「潰す!」
 ブランコが後ろに大きく振れたとき、六実はタイミングを合わせて健一に向かって走り込んでくる。タイミングよく振り子が返ってきたとき、六実は跳んだ。
 飛び膝蹴りが繰り出される。
「あ、ああ、ま、待て、あー!!」
 バチィィィーン!
「うおぉーlあgdー!?@!」
 六実の右太ももが露わになる。それは見事に健一のちんちんに突き刺さった。健一は気を失った。
 事前に危険を察知していた倉見と長田はちんちんが蹴られると同時にブランコを飛び降りた。衝撃でブランコはガシャンガシャンと音を立てて停止する。
「ふんっ。もう帰ろ」
 六実たちは公園を去っていった。健一は痙攣を起こしたまま、ブランコに揺られるのだった。

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Killng Park Ⅱ ブランコ遊戯(3)2012-11-19(Mon)

「ふうっ …疲れた」
 六実はブランコを飛び降りる。目の前には健一が居る。
「う、うああっ!」
 パンッ!
 六実は飛び降りる際に膝を突き出していた。下から突き上げるようにして硬い膝小僧が健一の睾丸にヒットした。
「うぐっ…」
 そのまま六実は健一の胸に手を突いて、勢い余って健一を突き飛ばす形になった。稲葉と長田の二人は同時に健一を解放して地面に放る。健一は背中から地面に叩きつけられた。
「いぎぎぎ…」
 男性の弱みである金玉を蹴られて、健一は地面を転げまわる。股間を手で抑えながら呻き声を漏らした。それを生ゴミでも見るような目で六実は見下ろしていた。
「まだ、謝ろうとしないなんて… もっと痛めつけよっか」
 稲葉も長田も倉見も異論はないようだ。口々にそうだそうだと同意していた。
 4人を相手にしているとは言え、こんなにも一方的にやられるとは思ってもみなかった。同級生の女子たちに囲まれた健一は為す術もなく痛みを堪えるしかない。
「次はブランコに乗せて蹴るよ」
 健一は思考回路も停止に近い状態に陥っていた。六実が何を言っているのか解らない。
「まだやるのか…」
 解ったのはそれだけだ。長田が健一を後ろから抱えて起こす。身体も自由に動かない。恐怖が増大していく。稲葉と倉見が両隣から協力する。六実は健一の両足を持ち上げた。
そして4人は協力して健一をブランコへと運ぶ。ただブランコに乗せられるわけではなかった。倉見が丈夫そうなロープを自分のカバンから取り出して健一の手首に巻きつける作業をする。彼女は終始にこやかな表情でクスクス笑いをこぼしている。片方のブランコに左足と左腕、もう片方に右足と右腕をそれぞれロープでグルグル巻きにしていた。
「や、やめ…ろ」
 健一はさすがに抵抗を再開した。このままでは拙い。しかし後ろから長田にガッチリ脇を固められて両足は六実に抑えられている。
「暴れるならちんちんまた蹴るよ?」
「う…」
 六実は自分の両脇に健一の足を挟んだまま冷たく言い放った。この状態からならいつでも股間を蹴り上げられるというわけだ。
 やがて2基のブランコを上手く使って健一は磔にされた。硬いロープが腕や足に食い込んでかなり痛い。幾重にも頑丈に巻かれて自力では脱出できなさそうだ。
「な…にやって…?」
 大の字に手足を広げた健一は改めて現状を把握してする。目の前には腕組みをする六実。倉見と長田がブランコに腰掛けた。左のブランコに倉見、右に長田、ちょうど健一と横並びになる格好だ。稲葉は少し離れてケータイで写メを撮り始めた。よく見れば小学生ぐらいの子供たちが遠巻きにギャラリーを作っていた。
「一緒に遊ぼうよ?」
「なに言ってやがる…」
 健一は強気の姿勢を崩さないつもりだ。いくら傷めつけられても簡単に相手の言うことをは聞き入れない。それは最低限のプライドだ。身体が固定されてしまって絶対的に相手が有利なのだが、女なんかに屈するかと健一は強く思った。
「遊んでくれないなら、これ脱がしちゃおうかな…」
 六実は近づいて健一のボクサーブリーフを引っ張った。
「お外ですっぽんぽんになったら恥ずかしいんじゃない?」
「っおお!おいっ!?」
 六実は健一の目を見上げている。そのまま下を向けば、覗こうと思えばちんちんを見られてしまう。六実が視線を下げたら終わりじゃないか。
「警察に捕まるかなぁ?」
「遊ぶわけねえだろ! やめろ!」
「遊んでくれないんだ?」
 一瞬、六実の視線が下がった。それから引っ張っていたボクサーブリーフから指を離す。ぱちんと健一の腹にゴムが当たった。六実は小さく鼻で笑う。
「コノヤロウ!」
 健一は手足を振って暴れた。バカにされたことが悔しくて頭に血が上った。だが健一は何もできなかった。ガチャガチャと虚しくブランコの鎖が揺れるだけ。せめてもの抵抗と健一は六実につばを吐きつけてやった。
「うわっ!」
「汚ぇ!コイツ!」
「やだー」
 稲葉たちから非難の声が上がる。しかし六実は冷静にスカートのポケットからハンカチを取って拭いた。それから下がってカバンからカッターナイフを取り出した。健一はそれを見て少し焦る。
「お前! こ、殺す気か!?」
「バカじゃないの?」
 カッターナイフの刃をボクサーブリーフの裾に当てる。
「無闇に動くとおちんちん切っちゃうかもね?」
 健一は冷や汗が止まらなくなった。殺されると思って怯えたがその怯えはすぐに別種のものへと変化する。ビリッビリッと上手にボクサーブリーフは切り刻まれた。はらりと布が垂れた。お尻の一部が露出する。六実は健一の股間を隠すように手で抑えた。
「うっ」
 布越しに六実の手の感触が伝わる。ぐにゃりとちんちんが押さえつけられる。もう片方からも器用にカッターナイフの刃が入り、そちらもはらりと垂れた。
「あ…あ…」
 健一は震えた。六実が手を離せばボクサーブリーフは地面に落ちてしまう。そうなれば女子たちの目の前で自分の性器が露わになる…。健一の顔は耳まで赤くなった。

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Killng Park Ⅱ ブランコ遊戯(2)2012-11-18(Sun)

 屋外でパンツ一枚だけの恥ずかしい格好にされた健一。彼は腫れた顔をさらに赤くした。
「どうなの? 何とか言いなさいよ」
 六実は何も言わない健一に舌打ちをして、掴んでいた髪を離した。その反動で地面に頭を叩きつけられる。
 健一は朦朧とする意識の中で、六実が立ち上がってブランコに座るところを見た。その際にスカートの中身がちらりと見えた。桜色のパンツだ。
 六実は普段は大人しそうな奴だ。黒髪で真面目な純白の下着を身に着けていそうなイメージがあった。あんな可愛らしいパンツを履くんだぁ…などと健一は思った。
 そんなことを思っている間に稲葉と長田に両脇を抱えられて立ち上がっていた。
 六実がブランコで遊び始める。
「ごめんなさいも言えないの?」
「…」
 六実は謝罪を要求している。謝るものか…。女に諭されて、格下相手に頭を下げるなんて健一のプライドが許さなかった。
「黙ってるってことはもっと痛い目みたいってこと?」
 ブランコで遊びながら六実は言い放った。健一のことを下に見ている。許せない。
「誰が…」
 頭に血が上ったが、健一は自分の情けない格好を考えると強くは出られなかった。このまま吠えたらただの負け犬の遠吠えにしか聞こえない。
「なぁに? なんか言った? 聞こえない」
 黒髪をなびかせて、だんだんとブランコの振り幅が大きくなる。人をこんな格好にさせておいて、自分は遊ぶだけ。怒りがこみ上げてきた。
「ねえ、そろそろやっちゃおうよ」
 倉見は隣のブランコに座っていた。つまらなそうにしている。
「さっさと謝れば早く終わるのに…」
 六実はブランコにさらに勢いをつけ出した。
「やるよ」
「やったー」
 倉見の顔が明るくなる。無邪気そうな顔だ。
「しっかり抑えてて」
 稲葉と長田が目を合わせて頷く。何だ…? 不穏な動きだ。訝しんでいる健一をよそに稲葉と長田は協力して健一の足を持ち上げた。ガッチリと固められた状態となる。これでは身動きが取れない。健一は焦った。
「暴れるなって」
「往生際の悪いやつぅ」
 健一は当然、身を捩って脱出を図ろうとする。何をされるか解らないからだ。しかしコテで固められたように身動きが取れない。稲葉と長田は徐々に移動をしながらポジショニングをする。健一は稲葉と長田を交互に見ながら「やめろ!」と抗議をした。聞き入れられないまま、やがて二人はブランコの前に立つ。
 ブンッ!
 目の前には勢い良くブランコに乗った六実が迫ってきた。健一の顔に風が当たる。危ないっと健一は思った。ギリギリ当たらない距離だ。ブランコが離れていくと同時に六実のスカートが翻る。もう少しでパンツが見えそうだった。
「お、おいっ!」
 稲葉と長田コンビはもう一歩ブランコに近づいた。
「あ、あ、危ないって! マジで当たる!」
 健一は焦った。六実が、ブランコが勢い良く接近する。六実は足を伸ばした。仰け反る健一の鼻先を掠めていく。
「うああっ!!」
「あはははっ」
 倉見は一人楽しそうだ。
 六実が離れていく。振り子でまた迫って来る。それの繰り返しだ。健一は大いに喚いた。
「お、お前らいい加減に…」
「距離感掴めたよ」
「…は?」
「合図するから、そしたら二歩前進ね?」
「OK」
 六実と稲葉が謎のコンタクトを取る。
「何言ってるん… まさか…」
「よし、来てっ」
 六実の足がまた健一の鼻先を掠めると同時に合図とやらが放たれた。ブランコが離れていくのに合わせて稲葉と長田が前進する。
「お、お、お、オイッ!!」
 ブランコは勢い良く迫ってくる。このままでは当たってしまう!
「うあー!」
 六実はブランコの上でほくそ笑んだ。
「やめろー!!」
 六実の足が折り曲げられたまま迫ってきて、健一に接近したところで勢い良くしならせた。それはちょうど健一の股間のあたりを狙ったものだ。六実のすねが健一のちんちんに見事にヒットした。
 パンッ!
「アウアッ!!」
 健一の身体が浮き上がった。それを両サイドから稲葉と長田がしっかり抑える。ちんちんを蹴られて痛烈な痛みに脳を支配された。
 ブランコはそれでもまだ勢いを失わず離れていって、そしてまた戻ってくる。
「え、えええー!?」
 パンッ!
 小気味いい音が響いた。先ほどと同じように六実の足が健一のちんちんを蹴り上げられた。
「いぎゃっ」
「あはははははっ」
 倉見が手を叩いて喜んだ。
 痛みが持続している上にさらに追い打ちをかけられる。健一はどんなに痛くて身をよじっても攻撃を回避できない。ブランコは健一のことなど知ったことではない。容赦なく迫ってくる。
 パンッ!
「やめて! アガッ!!」
 またちんちんを蹴られる。あまりの痛みに暴れまわるが脱出はできそうになかった。ブランコの勢いは放っておけば弱まる筈だが勢いは衰えなかった。止まらない理由は六実が漕いでいるからに他ならない。何度も健一のちんちんを六実の足が蹴りあげた。その度に公園に悲鳴が響き渡る。周りで遊んでいた子供たちも物珍しそうに見ている。
「謝る気になった?」
 いつ終わるとも知れないブランコを使ったお仕置きに健一は心が折れそうだった。

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Killng Park Ⅱ ブランコ遊戯(1)2012-11-17(Sat)

 これが罪の代償なのか? 健一は息を切らせて走り続けた。こんな筈じゃなかった。一人で行動しているところを彼女たちに狙われたのだ。いきなり後ろから襲われて殴る蹴るの暴行を受けた。健一は隙を見て何とか抜けだしてきたのだが追いつかれるのも時間の問題だ。
 気がつけばそこは公園だった。
「観念しろよぉオラ!」
「もう逃げられねーよ」
 鼠をいたぶる猫のように無邪気で残忍な目をした彼女たちは、じわりじわりと健一に詰め寄っていく。襲ってきたのは4人の女子だ。身体は小さい癖に威圧感を持って健一を追ってくる六実。喧嘩の腕は健一より強いだろう。両サイドに回り込んだのは背の高い稲葉とラガーマンのような身体つきの長田。陸上部所属らしく足で健一の逃げ道を塞ぐ倉見。完璧なフォーメーションで取り囲まれている。
「六実ぃ、こいつ弱すぎるよ?」
 長身の稲葉が肩を回しながら近付いてくる。バスケかバレーボールでもやっていそうだ。
「くっ」
 そのとき健一はデジャヴを感じた。以前にも一度こんなことがあったような気がした。いや気のせいだろう…。健一は稲葉に向かっていく。彼女なら突破口が開けると判断したのだ。稲葉は他の女子に比べれば動きが鈍い方だろう。ちょっとフェイントでもかけてやれば軽く逃げられると思っていた。だがフェイントを仕掛けて成功したと思った矢先だ。反射神経のある稲葉はすばやく足を出して健一の足に引っ掛けた。リーチを活かした攻撃だ。
「うっ!」
 健一はボールのように転がった。倒されるのは想定外だったが、すばやく身体を起こして脱出を試みる。
 しかしいつの間にか六実が腕組みをして健一の前に立ちはだかっていた。健一は構わず六実に向かっていく。飛び蹴りでも食らわしてやれと健一は本気の蹴りを繰り出した。女子に暴力を振るう日が来ることになろうとは…。健一は容赦するつもりなどない。六実の頼みで他の三人は動いているようだからコイツさえ倒せば…。
 六実はふわりと健一の体を躱し、回し蹴りを放った。それが見事に決まって健一は呻き声とともに地面にひれ伏した。
「バカじゃないの?」
 六実はすかさず健一の腕を捻り上げる。
「いててててっ!」
「弟があんたにいじめられたって泣いてた。たっぷりお仕置きしてやるから」
 そう言うと六実は一層力を込めていく。細い腕なのに何という力だ。逃げ出そうと藻掻くが簡単には脱出できそうにない。骨が軋む音が虚しく響く。健一は負けるはずがないと思っていた女子に力負けしているその事実に多大なショックを受けた。
「今日はそうだな… あれで遊ぼうか?」
 六実が指さしたのはブランコだった。健一は引き摺られるようにしてブランコのところへ連れて行かれた。そのブランコで遊んでいた二人の女の子が只ならぬ殺気を感じたのか、その場を離れていく。
「大人しく歩けよ」
「暴れるなお前!」
 健一は途中、きるだけ暴れたわけだが、両腕と両足を稲葉・長田コンビに抱えられて抵抗むなしく捕らえられてしまった。
「長田、こいつ大人しくさせてくれる?」
 2基のブランコが揺れているその間に放り出された。健一は両手両足が自由になった途端に逃げ出す体勢をとる。しかし長田に学生服を掴まれたままで思うように動けなかった。それどころか長田に簡単に引き倒されてマウントポジジョンを取られてしまった。上からパンチの雨が降ってきた。ゴッ!ゴッ!と鈍い音があたりに響く。
「うっ!クッ!!ちくしょー!!!」
 みるみる健一の顔が腫れていく。手をバタバタさせながら防御する。
「喧嘩強いって噂ウソなのかな~?」
 手持ち無沙汰なのか、すぐ隣で倉見がブランコで遊び始めた。
「オラ!オラ!」
 長田はニヤニヤと笑いながら拳を振り下ろす。健一は腕を振り回しながら防いで、二度三度と下からの攻撃を試みた。だが腰の入っていないパンチなど長田は物ともせず健一の防壁の間を縫ってパンチを落としてくる。
 男と喧嘩をしてもこんなに一方的にやられるなんて一度もなかったのに…。
 やがて健一は意識が遠のいていった。動かなくなった健一を見て長田は「やっと大人しくなったわ」と六実に報告をする。
「じゃ、脱がしちゃおうか」
「やった~」
 六実が言い放つと倉見が待ってましたとばかりに健一のズボンに飛びついた。長田が健一の制服のボタンを外しにかかり、稲葉が靴と靴下を脱がしてしまう。
「や…ぅめ…」
 健一は途切れ途切れの意識の中で何をされているのかを察知して声を上げた。
「弟に謝ってくれたら許してあげる」
 六実は健一の髪を掴んで左右に振った。健一は何をすることもできずただされるがままだ。女子たちの手によって手早くボクサーブリーフ一枚だけの格好となってしまった。

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◇18歳以上推奨
 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
◇表現について
 作中にいじめ・暴力的な表現があります。嫌悪感を抱かれる方はお読みになられないほうがよいでしょう。
◇著作権
 一応著作権は主張します。
◇フィクション
 作中の人物・団体などは実在するのもあるかもしれませんが関連はありません。
◇リンクフリー
 リンクはフリーです。言ってみたかっただけです。相互リンクもよろしくお願いします。
サイトポリシー
★基本的に毎週土曜日更新!
 小説というよりCFNMシーンだけを切り出したストーリーを掲載しています。
 1更新で1000〜1500字くらい。
★隔週金曜日にプレビュー小説更新!
 パブーブロマガ小説のショートバージョンを掲載します。
 1更新で1000〜2000字くらい。
★不定期更新でコラム記事を掲載!
 何か思いついたら書きます。目安は月一くらい。
Last Update 17.5.2
プロフィール

Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

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