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閉ざされた村で 第一話 アマゾネス帝国への潜入者(2)2018-02-17(Sat)

 3流雑誌記者の男が嗅ぎ回っている。そんな噂を耳にしたのは裕子が働き始めて一週間くらい経ったときだった。
 女性にとっての社会のあり方を考え抜いて女性社会を実現したN市。先進的だとして、取材したいと新聞各社から申し込みは多かった。週刊誌の記者がやってきても不思議はない。しかし『嗅ぎ回っている』という表現にある通り、男は市が指定した範囲以外での取材活動が目立った。主に木隠(こがくし)周辺の地域を洗っているらしい。
 木隠周辺は木無里(きなさ)と呼ばれ、古くから温泉地で観光客が多い。山深い木隠と違って食べ物屋など商業施設もある。至って普通の村。女性社会が糾弾されるようなところはない。
 だが雑誌記者の男は『複数の女性たちによる殺害事件があったのではないか』と文献や人々の証言を集めているのだ。天都家ではこの報告を受けて、もし男がやってきても「取材を拒否すること」とのお触れが回った。
 やましいことはなくとも勘ぐる輩は存在する。裕子も口を噤むことにした。

 裕子は母屋の庭を掃いていた。玄関前なので人の出入りをよく目にする。
 しずしずと歩いて入っていったのは次代の当主と噂されている天都桔梗(あまみや ききょう)だ。張りのある若々しい肌で着物がよく似合う。39歳という若さだが堂々とした佇まいは風格があった。背筋が伸びて遠くを見据えるように目線が高い。
 裕子は側道に寄って頭を下げた。桔梗の後ろを高戸蓮香(たかど はすか)が歩いて行く。旅館業務を切り盛りし、母屋のお手伝い衆もまとめる才人。桔梗の先輩であり無二の友人だと聞き及んだ。年相応に老け込んではいるが、桔梗とそうは歳も離れていないはずだ。
「ご苦労様です」
 微笑を湛えて桔梗は頭を下げた。
「ぁ、はい。お疲れ様でございますぅ」
 裕子は慌てて返す。
 天都家は実質的にN市をまとめる豪族である。女性社会を築いた祖とされる家系。ねぎらいの言葉に自然と頭が下がった。

 桔梗と高戸の後ろを少し離れて、ツンとした少女が通り抜ける。

 長女の水織だ。天都水織(あまみや みおり)は中学生のような体躯だが、この春に高校生になる。淡い色のくしゃっとした麻のスカートに水色ノースリーブのブラウスだ。黒髪が柔らかそうにふわりと揺れた。頭を下げることなく横目で裕子を見やる。
「…」
 何を考えているのか解らない表情だ。むすりとして険がある。
 だが人形のように整った顔立ちだ。天上から人々を見下ろすような目は母親譲りと言えた。桔梗の次の当主はきっと彼女だろう。
 まさに女王の風格だ。

 裕子は深々と頭を下げた。
 女中の仕事はシンプルに家事や天都家のお世話が中心だ。旅館業務を手伝ったり秘書のように天都家の他事業の管理もしている。
 天都家を世話する女中は全部で10人。裕子で11人目だ。ここ一週間は掃除に旅館業務などの雑務が中心だった。

 ふと頭を上げると水織がこちらを向いて立っていた。戻ってきたのだ。仔猫のような瞳で裕子を見つめている。
「ぁ、水織お嬢さま…?」
「後で、お風呂、手伝ってください」
 水織は凛とした声で伝えた。
「は はいっ…」
 返事を聞くと彼女は元のように風を切って母屋に入っていった。
 初めて声を聞く。どこか子どものような、たどたどしさは残っていたが大人びた声色だった。強い意思が感じられた。しっかりとした性格で真面目な娘だと聞いている。聡明でクールな少女だ。裕子は自然と再び頭を下げていた。

***

 何ゆえのご指名なのかは解らなかった。
「失礼します」
 裕子が広い浴室に入ると、水織は既に裸でイスに腰掛けていた。スポンジに泡をつけてグシグシと泡立てている。お人形遊びでもするように手元でグシグシと、いつまでもいつまでも捏ね繰り回していた。
 ちゃんと食べているのだろうか。身体の線が細い。決して栄養不足という感じはしないが痩せ気味で子供っぽい。つるりとした肌だ。
「お背中を流したら良いでしょうか? わたし初めてでいつもどのようにされているのか…」
「髪を… 洗ってください」
「はい」
 裕子は歳下の女の子の世話をするのは初めてだ。氏族のお嬢様であればなおさらで、このような業務はもっと先々に任されるものだと思っていた。
「ちゃんと目をつぶっててくださいね」
「誰かに洗ってもらうのって、好きなんです」
 わしわしと頭を洗っていると水織はポツリと喋った。
 裕子は自分の中学・高校時代を思い出し、水織のような風格を持った女子は居なかったなと改めて感じていた。彼女は男子がいかにも好きそうな女の子らしい女の子だ。守ってあげたくなるとはこのことだろう。裕子も水織の小さな背中を見るとそう思える。鏡越しのおっぱいなどは申し訳程度の膨らみであるが、きれいなカーブを描いていて乳首も淡くてきれいな色だ。全体的に華奢で可愛らしい。
「腰を痛めているんですか?」
「ぇ、ええ。はい。慣れない力仕事も多かったのでちょっと…」
 確かに女中になって雑務ばかりなので腰を痛めた。あまり顔に出さないようにしていたが、水織は人の表情をよく見ているようだった。観察力がある。
「どうしてウチへ来たんですか?」
「ええ… あの…… わたし男の方が苦手で。N市は女性に優しくて、女性が輝ける町だって聞いてきました」
「そのまま信じたんですか?」
「…!?」
 水織は目を開けていた。急に失望をしたような冷たい声。どういう意味だろう。鏡越しに裕子を見つめている。裕子は何か試されているような、そんな気持ちになった。
「欺けば死をもって償うんです」
「え」
「ごめんなさい。変な言い方になって。気をつけてください。良くない噂もあるので… あ、あっ目に入っ… あー」
「大変っ 擦らないでくださいっ」
 裕子はシャワーのコックを捻って泡を落としていった。

***

 裕子が調べたところによると、木隠では10年程前に殺人事件が起こっている。証拠も多く残されたリンチ殺人だと言われていたが、未だ解決はしていない。
 牛田竜一も調べている過去の凄惨な事件だ。
 この被害者の男性は金玉を潰されていたそうだ。木隠の歴史を探っていたらしい。複数の女性による暴行・監禁・恐喝。そしてN市よる揉み消しが疑われている。
 女性に優しい『女性社会』は、翻(ひるがえ)せば男性に厳しい社会…。正しいはずのフェミニズムがこんな狂気を生むわけがないと思う。何かの間違いだろうか。
 だが水織の指摘は何かを暗示しているようで、裕子は少し怖くなった。
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閉ざされた村で 第一話 アマゾネス帝国への潜入者(1)2018-02-10(Sat)

 N市に潜入した牛田竜一が『窃盗』の容疑で逮捕される事件の、2週間ほど前。

 李 裕子(り ゆうこ)は新しい仕事を求めて旧 木隠村(こがくしむら)にやってきた。N市からずいぶんと離れているが平成の大合併によって一応はN市内になる。だが駅を中心にデパートや飲食店などインフラが整った地方都市のN市中心部と、山間の何もない木隠とでは、かなり雰囲気が違って見えた。
「これからお世話になります。宜しくお願い致します」
 裕子は就職先である天都家(あまみやけ)の応接間に居た。畳に正座して上司にあたる女性に頭を下げる。
「あなたもずいぶんと苦労なされてきたのですね。ここにはあなたに危害を加える野蛮な男はいませんから存分におやりなさい」
 天都の番頭役である高戸蓮香(たかど はすか)だ。キリッとした眉に老獪で厳しい鷹のような目つき。自信に満ち溢れた口角(こうかく)。地味な旅館の制服に長い髪を後ろで艶やかにまとめ上げていた。

 裕子は満面の笑みを返す。
 高戸のことはバリバリと仕事のできそうな強い女性だと尊敬の念を抱いた。裕子は自分が極度のフェミニストだと自覚している。東京で働いていた頃に受けた上司からのセクハラやパワハラにうんざりしていたから、『女性のための社会』を標榜するN市で就職できたのは嬉しかった。
 N市は『女性が安心して住みやすい町』を目指して全国からフェミニストが集まってくる理想郷である。と言っても男性を迫害する狂信的なフェミニズムではなく、真剣に男女平等を謳って平和を築こうとしている町だ。真に男女平等なのだから優れた人材が社会を管理するのは必然。つまり優秀な女性が男性に憚ることなく数多くの重要な地位を築いているのだ。

 特に木隠の天都家はN市の象徴的な存在だ。

 まず母系制であるということ。母方の血筋によってのみ子孫が継承されていく家柄である。母方の名字が代々受け継がれるのだ。母親が一家の大黒柱であり、長女が大事にされる風習。つまり男性社会と真逆の社会。多くのフェミニストたちは天都家を羨望の眼差しで見ていた。世界的な潮流である『男社会』に、敢然と立ち向かう強い女性たちの象徴というわけだ。
 そもそも男の子は生まれない。
 それも天都家が神聖視されるゆえんである。


 裕子は高戸の後について一通り職場を見て回った。
 天都家の敷地は広い。家族が住む母屋は奥の奥にある。古い日本家屋で10部屋程度の小じんまりとした趣だ。

「チョロ! おすわりっ」
 母屋の庭園から声が聞こえてきた。高戸が「いい機会だから見ておきなさい」と口の端を上げる。廊下を歩いていくと裕子は目を丸くしてしまった。
 30代と思しき男がブリーフ一枚で犬のように座っていたのだ。
「あ、あれは…?」
 裕子は疑問を口にするが、事前に聞いていた噂通りなのかも知れないと思い直した。N市のハローワークで職員が教えてくれたことだ。N市と木隠ではフェミニズムの色合いがかなり違う。木隠の村では男性に人権を与えないという言い伝えがあるのだ。いや、彼を見ると自ら悦んで人であることを放棄しているように見えた。
「はっはっわんわんっ わわんっ はっはっはっはっ」
 犬のようにおすわりして口をだらしなく開けていた。よだれを垂らしてプルプル震えて、庭園の石畳の上に座っている。ブリーフの前は大きく盛り上がって、テントが張られているみたいだ。
「アハハッ 男の癖に恥ずかしいやつっ。なんで勃起してんだよっ。だっせー」
 おすわりを命じていたのは赤茶の髪を後ろでポニーテールにしている女性だ。色黒でお尻がボンと突き出て乳も見事に張り出している。20歳そこそこといった年齢の背格好。ブルージーンズにぴちっとしたTシャツ、黒のベストというシンプルな服装だ。笑うと笑窪ができて屈託がない。まだ女子高生のような瑞々しさがあった。

「彼女は菖蒲(あやめ)様の4女、天都夜宵(あまみや やよい)様です」
「はあ」
 裕子は天都家の相関図をすべて把握していたわけではなかった。高戸はそれを見越して説明しているのだ。

「それから、あちらに腰掛けているのが桔梗(ききょう)様の長女、天都水織(あまみや みおり)様です」
 目を向けてみると縁側に涼しそうなワンピースの少女が居た。見たところ14・5歳くらいか。爽やかな白い生地と生まれ持っての白い肌。相まって輝いて見える。腰まである黒髪にほっそりとした身体だ。座っているだけで品位が伝わってきた。眠そうな目だが、上に立つ者のオーラのようなものを感じる。
 目を奪われた。
 裕子は思わず身を縮ませた。女でも惚れてしまいそうな可愛らしい容姿だ。

「ジャンプ」
 夜宵がスナック菓子を摘んでいて、肩の高さに掲げていた。男はおすわりした姿勢の状態から「わおんっ」と跳び上がってスナック菓子をぱくりと咥える。
 パン食い競走でもしているみたいに手を使わず、後ろ足の力だけで跳んだのだ。見事である。

「あの男はN駅でタバコを吸っていたそうです。禁煙と書いてあるところで、子連れの女性の目の前でね」
「そうなんですか。酷いですね」
「注意した女性に煩いと喚いたらしいわ。駅員のところへ連れて行こうとしたら逃げましてね。そのときに女性の手を撥ね退けたの。喫煙自体は罰金で済ませましたが、彼は女性に暴力を奮った罪でああやって教育しているのです」
「なるほど」
 裕子はウンウンと頷いた。
 クズ男は捕まって当然だ。ましてタバコなど…。あんな男はブリーフ一枚で再教育されていたとしても同情の余地はない。

「チョロ! おちんちん!」
「わんっ」
 野太く汚い声でいい歳をした男が鳴いた。喜び勇んでパンツに手をかけ躊躇なく引き下ろした。ぶりんっと醜く勃起した陰茎が飛び出る。おぞましい。
「きゃっ…」
 裕子は嫌悪感を露わにした。
 服を着ている女性が見ている前でなんのてらいもなく素っ裸になったのだ。
 普通はスナック菓子のためにあそこまで芸はしないだろう。プライドがないのだろうか。
 男はパンツを脱ぎ捨てM字開脚になって、腕は招き猫のようにする。腹をできるだけ広げて見せた。お腹を見せる動物の服従のポーズだ。腹どころかいやらしく熱り勃った男性器まで丸見せだ。尻尾でも振るみたいにブラブラと肉棒が揺れていた。
 夜宵が命じた芸を実行したのだ。
「わっわんっっ」
 興奮しているようだ。酔ったように赤くした顔で、股間はブラブラとさせる。包茎で金玉袋だけが異様にでかいものを、「見てくださいっ」と言わんばかりに振ってみせた。腰を突き出してブラブラとさせる。
「わほっ」
 陰茎を見せつけることで夜宵に媚びようという浅ましい生き物だ。

「よく、出来・ま・し・た!」
 夜宵は足を振り上げ、サッカーボールでも蹴るようにしてシュッと振り抜いた。「た!」という掛け声に合わせて金玉に足の甲がヒットする。
 バチンッ!!!
「あおんっっ!!!?」
 風船が割れたような音がした。蹴られた瞬間、男が宙に浮き上がっていた。金玉がせんべいのように潰れたのを見てしまった。男は堪らず金玉を手で抑え、無様に地面を転げ回った。

 夜宵は町の女性自警団〈アマゾネス〉の団長を務めているそうだ。市民の警護と罪人の更生を目的につくられたN市独自の組織である。
 男性が女性社会であるN市で生きていくためには従属が絶対条件だろう。クズは調教して手懐け、成績優秀な男であっても町のために働かせる。どちらにしても女性の上に立つことはない。
 裕子はゴクリと唾を呑む。
 女性が男性社会で虐げられてきたのと同様に、ここでは逆に男性が虐げられる。男はそれを肝に銘じるべきなのだ。
 裕子はゾクゾクとしてしまった。

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閉ざされた村で 竜一の章 プロローグ 姫鬼の舌遣い(2)2018-02-03(Sat)

 少女は雌狐のようなポーズで伸びでもするようにお尻を突き出していた。両膝を地面に着いて、竜一が抵抗できないように手首をしっかりと握り込む。襦袢がはだけて乳が露わになっている。
 竜一は生まれて初めてのフェラチオで茫然自失の状態だった。股ぐらに少女の頭がすっぽりと埋まっていて、情けないことに力づくで退かすこともできない。
「ぁ… ぁっ… ぅう」
 女は男より下の存在なのに。力や頭脳でも敵わないはずの女なんかに抑え込まれている。恐怖してしまった。
「や、め… やめろっ…」
 力なく絞り出した声に少女は耳を傾けない。夢中になって頭を上下に振って陰茎にむしゃぶりついていた。舐めれば舐めるほどビクビクッと反応を返す肉棒。単純にそれを遊びとして愉しんでいるように見えた。仔猫の雌が雄ネズミを甚振るように、主導権は少女のものだ。
 腰の位置をモゾと動かして蹴り飛ばしてやろうと思っていたが、竜一は気持ちよさにクラクラとしてきた。力がどんどんと抜けていくような気がする。
 どれくらいそうしていただろうか。いつの間にかよだれを垂らした少女の白い顔が目の前にあった。
「もう頃合いかしら?」
 首を傾げて無邪気に言う。竜一の両手を解放して自分の下着を横にずらす。とろりと蜜が溢れた割れ目が露わになった。よく見えないが竜一が見る初めての女性器だった。少女は右手で竜一の肉棒の根本を握って逃げられないように固定した。割れ目を充てがい、にゅぷと腰を落としてくる。
 あっさりと無感動に竜一の童貞が奪われた。
 ずちゅぷっ
「ぁはあっ!?」
 廃人のよう呻く。電流を流されたから身体が自動的に反応しただけだ。手慣れた様子の少女に対して初めての快楽にされるがままの青年は情けなかった。
 膣の奥までずぷぷと嵌まる。しっかりと咥えこまれてしまった。
「はうぅ」
 少女は切なそうに熱いため息を吐いた。
 無理やり快楽を与えられた竜一と能動的に甘いケーキを食べに行った少女の違いは明白だ。腰を動かしたのは少女のほう。木に釘を打ち付けるようにして腰を上から打ち下ろす。
 ぱんっぱんっぱんっぱんっ
 膣の奥のほうまでしっかりと肉棒を挟み込んできゅっと締める。
「はっはっはっふはっ…」
「ぁ… ぁ…」
 歳下の少女にリードされてる…。
 女の子に犯されているんだ…。
 そう認識した途端に涙が溢れた。歳上の男のプライドが形無しだ。
 プライドを振り絞って竜一は少女を突き飛ばそうと両手を上げた。白い肌に触るとあまりの柔らかさにドギマギとしてしまった。少女は邪魔だと言わんばかりに竜一の両手を退けて手首を握った。そのまま木の幹に押し付ける。だんっだんっと磔にされて身動きがとれない。ぴったりと手の甲が幹に張り付いていた。竜一は少女と対等ではないのだ。少女のためのディルドと化してしまった。
 ぱんっぱんっぱんっぱんっ
 リズミカルに腰を振って肉棒を犯す。一方的にもて遊ばれた。
「ふんっふんっふんっ」
 鼻息を荒くして腰を落とす。蹂躙される情けない肉棒。少女はうっとりと味わっていた。ジタバタ暴れる竜一をものともしていない。
 情けない童貞で、ちっともガマンのできない早漏の竜一は、いきなり絶頂を迎えていた。

 どぴゅっっっ!!
 前兆もなく漏らしてしまった。どくどくと膣の中に射精してしまう。驚異的な早漏男だ。
 どっぴゅ!!
 どぴゅぴゅっ!

 びくっ
 びくくっ
 気づいていないのか少女は構わずに腰を振っている。肉棒はぞうきんでも絞るみたいにきゅっと締め付けられ、しっかり精液を搾り取られていた。
「ん? んん…。あぁ〜ぁ…」
 情けなく萎んでいく男根にガッカリといった表情をする少女。不快を露わにしていた。お愉しみを勝手に終わらせたのだから当たり前だ。
「しょぼぉい…」
 それは男性に対して最大の侮蔑。竜一はふつ… と怒りの炎を灯らせた。そして猛烈に恥をかかされて顔が真っ赤になる。早漏なのは女性に対して申し訳ないと思えるが、しかしそれをなじるのは身体的特徴を貶すのと同じじゃないか。
 ガキ臭い女なんかが、立派な大人の男に生意気な口を利くんじゃない!
 だが、すっかり萎んでしまったショボチンは膣からにゅると追い出される。硬度を失って締め出されてしまったのだ。家から追い出される男のようで情けない。しらぁ… とした失望の表情で口を尖らせる少女。「口程にもないのね。空気の読めない男は嫌ぁい」とでも言っているようだった。
 興味の失せたおもちゃから手を放してすっくと立ち上がる。
「ちっとも我慢できないんだ?」
 ニタァと笑われ、明らかに歳下の少女から侮辱された。
「くそ…」
 竜一は情けなくお尻を向けて逃げ出す。四つん這いだ。
「また鬼ごっこ? わち飽きたんよ」
 少女はハイハイして逃げる赤ん坊を取り上げるようにして不用意に竜一に近づいた。

「うぁああああ!」
 振り向きざまに落ちていた小太刀を拾って少女の腹に刺した。
「あ…?」

「ははっ ふはっ あひゃはがはあっははっははっ」
 竜一は勝ったと確信する。小太刀は鬼を殺すために持ってきたものだ。少女は今の一刺しで血を流して倒れる。これなら絶命に到らしめられるだろう。
「ははっ やった!」
 どんなに女が権利を主張したところで最後には男が勝つようにできているのだ。男が力でねじ伏せれば男女平等の虚構にみんな気づくだろう。
 血の池は徐々に広がっていった。
 似非フェミニストどもがつくってきた帝国の実態は竜一が記事にして週刊誌で報じられることになる。不正を暴けばこの村も終わる。
 竜一はとろとろと歩いて県境を越えていくのだった。

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閉ざされた村で 竜一の章 プロローグ 姫鬼の舌遣い(1)2018-01-27(Sat)

 “姫鬼”と言っても外見や腕力などは人間の女性とさほど変わりがない。

 このような女型の鬼のことは古来より“姫鬼”と呼ぶ。人間が鬼と化した“鬼女”とは違い、姫鬼は純粋な妖かしである。

 彼女たちは集落をつくり、人間と交わり、子を成して平和に暮らしていた。姫鬼こそ女性の王国の祖である。

 だが平安時代に悪さをする妖怪として貶められ、名のある武将に討ち滅ぼされてしまった―。


 牛田竜一(うしだ りゅういち)は素っ裸のまま走っていた。
 辺りは男子禁制の森だ。竜一は早く森を抜けなければと焦る。必死で走った。だが幸い村の女たちが追ってくる気配はなかった。
 足の裏は尖った石ころや小枝が刺さり血だらけだ。顔や胸に返り血をたくさん浴びている。目の前が赤く滲んでいるような気がした。気にしてはいられない。
 右手には御神体と呼ばれる小太刀を携えている。言い伝えによれば鬼を斬るためのものだそうだ。役に立つのだろうか。錆びて使い物にならないような気はしている。竜一はそれでもお守りのように大事に抱えていた。
 ひたすらに走る。ぶらぶらとみっともなく陰茎を曝け出して恥も外聞もない。そんなことよりも〈やつが来る〉という焦りでまともな思考回路が働かなかった。何に変えても逃げ切ることが重要だ。一山越えれば他県に入るだろう。一昼夜かかるかも知れないが走り続ければ体力の面ではやつらとて人間と同じ。脚力だって人間の女と同様なのだ。死ぬ気で走れば大丈夫だろう。
 問題なのは捕まったとき。竜一のように領域(テリトリー)を犯した男を生かしておくとは思えなかった。とにかく複数人数の女たちに捕まらなければ竜一の勝ちだ。生き延びれば『証言』だけでも使いようはある。彼女たちの実態を明るみにするのだ。

 ガサガサと落ち葉が踏まれているかのような音や獣が草むらに隠れているような気配がした。
 陽が落ちかけて既に森の中は真っ暗だが高い木々の隙間から僅かに光源が漏れて竜一を導いていた。
 下を小川が流れている。急角度だが竜一は滑り降りて4歩程度で横断した。足を引っ掛けて小高い岩場を登る。大股開きで尻の穴も金玉袋も後ろから見れば丸見えだ。誰も見てないと思って崖を大胆に登った。
 どさっ
「ふうっ… ふう… !? ひぃい!?」
 小猿でも降ってきたのかと思った。
 竜一はその場に力が抜けたように腰を落とす。

「うふふふっ」
 女が立っていた。
「わちの足から逃げられるとお思いなの?」

 雪のような白い着物だ。いや襦袢というものだろうか。帯はなく、はだけて太ももや下着、おへそまでも見えていた。足元は草履だ。
「うふふふっ。まだ諦めのついていないといったお顔ね」
 少女の姿をした姫鬼だ。
 腰まである艶っぽい黒髪に14・5歳程度の幼い容貌。ひどく赤い口紅に、頬には朱が差している。とろりとした目つきは酔っ払っているようにも見えた。身長は竜一よりも頭二つ分は低い。要するにまだ子どもだ。下着も露わにして堂々と歩いてくる。
「みなが捜しておりますよ。今、お兄さんに逃げられると困るのですって」
 にやと笑った。
 殺すしかない。
 竜一は刀を鞘から抜いて振るおうとした。だが同時にパシッと手首を蹴り飛ばされる。少女は緩慢とした動きに見えたが、手首につま先を的確に合わせられて、小太刀は3メートルほどの距離を飛んだ。
「うぐっ」
 竜一は恐怖する。
『この娘は確か天都(あまみや)の…。やはりコイツが姫鬼だったのか』
 今さら気づいても後の祭りだ。
 手首を掴まれた。ギリリと締め付けられる。少女の左腕一本で竜一は吊り上げられた。腰が浮いて強制的に立ち上がってしまった。
「う、うわぁっ」
 恐怖に顔がひきつって空いている手で少女を突き倒そうとする。突き飛ばして逃げ出すつもりだった。しかし左手も軽々とキャッチされて両腕が塞がった。
「お兄さんのこと犯して構わんって言われてるよ? ちょっと試してみていいかな?」
 にたと笑う。
 少女が悪戯っ子にお仕置きでもするときのような目だ。
 大の大人が子ども扱いにされている。竜一は複雑な感情が込み上げて、瞬時に抵抗を試みた。少女にねじ伏せられる大人などあるわけがない。怒りや情けなさで抵抗したが恐怖は打ち消せなかった。コイツは鬼だ。姫鬼(ひめおに)と呼ばれる類の妖魔と聞いた。そんなものが本当に存在するなんて…。
 見た目は至って普通の人間だ。力も普通以下のはず。だがこの娘の力は異常だった。聞いていた話と違う。本物の“鬼”としか思えない。
「ぁはああぁあっっ!?」
 竜一は悲鳴を上げた。手首が捩じ切られそうだ。押されて後ずさり、背中を木の幹に押し付けられる。少女は舌っ足らずの口調で「わちが舐めてあげるねぇ」と言ってしゃがんだ。
 物怖じしない大胆な娘だ。M字開脚で下着も露わに、はしたない恰好で、いつの間にか小さな胸の膨らみも見えていた。肩から着物がずり落ちそうだった。
 舌先を尖らせて伸ばしてくる。剥き出しの亀頭にちろっと触れた。
「ぅっ」
「お兄さん。逃げないの?」
 言ってから少女はまた舌先で小馬鹿にするように突っついてきた。生温かく湿った感触が肉棒の先を舐める。尿道口やカリを突っつかれて快楽の電流がゾクゾクッと全身に走った。
「はうっ」
 竜一は童貞だ。草食系を通り越して植物系男子と呼ばれている。26歳にもなって女性の経験がない。風俗にも行ったことがなかった。キスはおろか、手を握ったこともない。だから女の前で裸になったのはこの村が初めてだ。
 ほんの少しの快楽でムクムクと勃起していた。ちろちろと舌先が微動し、ちょんちょんと突つかれるとたちまちに亀頭が真上を向いてしまったのだ。
 女が怖い。初めてそう思った。
 竜一は少女を突き飛ばそうと掴まれた手首のまま振り回す。しかし固定されて1ミリも動きやしない。蹴り倒そうと右足を上げてみるが、少女は至近距離に居すぎて蹴ることもできない。せいぜい膝で小突く程度だ。少女はそんな攻撃を意に介せず、ぱくりと亀頭を咥えた。上を向いたレバーを引き下げるように肉棒はグイと下を向いていった。勃起したまま、彼女が舐めやすいように無理やり下げられる。そして美味しそうにもぐもぐと動かす。小さく開いた口の隙間から唾がいやらしく糸を引いて伸びるのを見てしまった。
「あぁっ… あはぁっ…!?」
 大量の唾液はとろりとして人間のそれより粘性があるように感じた。同じ成分なのかも知れないがやはりどこか人間と違うような気もする。
「うぅんっ。はむっ。んっんっ んっんっ♪」
 はむはむと嘲るように亀頭を圧迫してきた。ビクッビクッと背がしなって身体が跳ねた。全身から一気に汗が吹き出してくる。歳下の女から与えられる初めての快楽に脳が痺れていった。
 少女はうっとりとして膨張した亀頭を舌でローリングしていた。れろれろと大胆に暴れる。竜一はなんとか膝で蹴り倒そうとするが少女はまったくどこふく風だ。逃げようがなく竜一はずるずると腰の力が抜けて尻もちをついていった。木の根元に座り込んでしまったのだ。
『お、犯される…』
「んんっんっんっ」

 美味しそうに、肉棒にむしゃぶりつく少女。快楽に身を任せて竜一は徐々に抵抗の意思を失っていった。

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プロフィール

Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

Readme!
◇18歳以上推奨
 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
◇表現について
 作中にいじめ・暴力的な表現があります。嫌悪感を抱かれる方はお読みになられないほうがよいでしょう。
◇著作権
 一応著作権は主張します。
◇フィクション
 作中の人物・団体などは実在するのもあるかもしれませんが関連はありません。
◇リンクフリー
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