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2017.3.25★パブー ブロマガ4月号配信しました。
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掃除当番で(9)2013-03-24(Sun)

「あれ…」
 佳苗はけんじのおちんちんにある変化を認める。もっと屈んで下から覗き込むように観察する。なんと小さいと思っていたおちんちんがむくむくっと大きくなっていくではないか。下を向いていたのに上向きに反り返っていく。クーちゃんとテリオにも目を向けてみるが彼らに変化はない。
「勃起してる」
 佳苗の横でしゃがんで見ていた麻耶が指摘する。
「え?」
 良奈が麻耶の言葉に反応した。もう一度屈んでけんじのおちんちんを覗き込む。
「あー!」
 けんじは土下座をやめて両手で手早くおちんちんを隠した。隣で麻耶が立ち上がってトイレの入口に歩いて行く。
 勃起とは何か。知らないわけではなかったが佳苗はそんなものを初めて見た。もっとよく観察したいと思った。
「なに大きくしちゃってんのぉ!?」
 クーちゃんとテリオも頭を上げてけんじを見る。けんじは顔を真っ赤にさせて俯いていた。両隣の2人にしらーっとした様子が窺える。リーダーと認めていた男が恥を上塗るように勃起してしまっているのだ。
「これはだめだよね? 隣の2人はいいや。もう許してあげるけどあんたは駄目」
「なっ…」
 何でなんだと抗議したいのだろう。けんじは顔を上げて良奈を見る。
「勃起するなんて反省してない証拠じゃん。ふざけてんの?」
「ちげーよ!」
「何が違うっての?」
「これは… 何にもなくても勝手にこうなるときもあんだよ!くそっ」
 けんじは下を向いて真っ赤な顔を隠す。
「信じらんない。何にもないのに勃起するわけないでしょ!?」
「見られて興奮したんだろ」
 亜美が口を挟む。
「それって… 変態ってこと?」
「さぁ?」
「違う!」
「人に謝るときにちんちん勃起させるなんて、わざとそうやって私たちのことコケにしてるか変態かのどっちかなんでしょ?」
 見られて屈辱な筈なのに勃起するというのは佳苗にはよく解らないが、確かにおちんちんを上向かせて頭を下げても、謝る態度としてどうなのかと思う。わざと勃起させてるのだとしたら許せない。
「これ使いな」
 麻耶が戻ってくる。しゃがんでずっーーとおちんちんを観察していた佳苗に箒を手渡す。佳苗たちが持ってきていた箒だ。麻耶は相変わらず視線は合わせてくれないが少しほくそ笑んでいるように見えた。
 箒を持って立ち上がる。もう、それをどうすればいいのか佳苗には解っていた。
「ん、朝倉さん… それどうするの?」
お尻叩き…」
 怒っていた良奈の顔が笑顔に変わる。
「ふははっ。いいじゃん、やっちゃえ」
 けんじが怯えた顔で振り返って佳苗を見る。佳苗は既にバットを持つようにして箒を構えていた。
「10発耐えたら許してあげる。それまでにあそこ元に戻さなかったらもう10発よ」
「う…くっ…」
 けんじはそれに納得したのか佳苗から視線を外し元の体勢に戻る。佳苗はけんじがお尻叩きに耐える覚悟ができたのだと了解した。佳苗は箒をバックスイングさせる。ゴルフのスイングに近い形になるだろうか。けんじのお尻をロックオンする。
「いくよっ」
 ヒュンッと風をきる音。
 バシッ!!
「ふグっ!」
 佳苗の振り切った箒がけんじのお尻に当たる。水しぶきが少し飛んだ。あまり痛がっているようには見えない。箒はお尻を叩くための道具ではないのだから痛くはないのかも知れないと佳苗は思った。しかし掃除道具でお仕置きされるというのはある意味で屈辱的なことだろう。むしろ目的はそっちかも知れない。掃除をサボったのだから掃除道具でお仕置きなのだ。
 佳苗は段々と自分の頭がショートしていくのを自覚する。けれどそれは愉しかった。
 バシッ!! バシッ!! バシッ!!
 一度目と同じ動作で二、三、四発目をスイングする。けんじは小さく「うっ!」とか「くっ!」と呻いた。
 箒でお尻を叩かれるけんじを皆が見守る。クーちゃんとテリオはおちんちんを手で隠しながら哀れみの目で見ている。もう、箒でお尻を叩かれるようなこんな情けないリーダーには誰も付いて行かないだろう。
 バシッ!! バシッ!! バシッ!! バシッ!! バシッ!! バシッ!!
 続けざまに佳苗は箒を振り回した。けんじのお尻を見ると若干赤くなっているのが解った。うっすら線状に箒の形が見える。
「どう? 小さくなった? 手、離してみんなに見せてみなよ」
 けんじはしかし手をどかさなかった。まだ勃起しているのかも知れない。
「見せろって。まだ勃起してるって見做してお尻叩き続けるよ?」
 けんじは観念してそっと両手をどかした。女子みんなで屈んで覗き込む。
「あ~駄目だねー。まだだ」
「…」
 深智は引いてるように見えた。
「あと何10発やったら小さくなるんだろうね?」
 良奈がやれやれといった具合に呆れて笑った。
 亜美がつかつかと佳苗の方に回った。手を差し出して箒を要求している。佳苗は従った。
「面倒だから、これが最後の一発でいい」
 亜美は箒を構える。佳苗は邪魔にならないように後ろへ下がった。亜美は軽く練習で二度スイングした。ビュンと佳苗のスイングより鋭い音がする。けんじはまた両手でおちんちんを隠して素直にお尻をクンッと突き出す。箒で叩かれるぐらい痛くもなんともないと思っているのだろう。
 亜美が静かにけんじが跪く後ろに立った。すっと箒をけんじのお尻に当てる。そこからゆっくりバックスイング。皆が息を呑む。次の瞬間、箒がしなった。
 ビュンッッ!!
 練習の比ではないほどの空を切る鋭い音。
 バキィン!!!
「へギャァーっ!!」
 けんじは両手をお尻に回して飛び上がるように仰け反った。柄に近い部分が当たったのか箒は真っ二つに折れていた。折れた片方は天井まで飛んで激突して落ちてきた。
 けんじはもんどり打って女子トイレの床を転がる。水浸しの床を全裸で転げまわっていた。強烈なフルスイングをした亜美は柄を放り投げる。
「ふんっ」
 女子トイレでの攻防は終わった。けんじの勃起はまだ収まっていなかったけれど、もうそんなことはどうでも良かった。男子をこてんぱんにやっつけることができてそれだけで充分だ。ただ佳苗は心の中で「備品壊しちゃった」と呟くのだった。
〈終〉
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掃除当番で(8)2013-03-23(Sat)

「土下座してっ」
 佳苗は思い切って口にしていた。心臓がドキドキと高鳴っているのが解る。
「3人とも並んでここで土下座」
「か、佳苗ちゃん?」
 意外という顔で深智が呟く。
「…そしたら服は返してあげる」
 佳苗は言ってから自分がとんでもないことを命令していることに気付く。今までの佳苗ではあり得ない発言だ。男子3人の服を脱がしてすっぽんぽんにさせたことで勝ち得たもの。それが具体的に何かは解らないけど佳苗は多くのことを学んでいた。
「いいねそれ」
 亜美がとろんとした目つきで穏やかに言った。
「おぉ…。朝倉さんなんかキャラ変わってない?」
「え、そんな…」
 良奈がニタニタと小突いてきた。
「お前そっち行って並べ」
 亜美がテリオに命令した。テリオは「はいい」と素直に動く。
「ほらあんたもっ」
 パンッ
 良奈がおちんちんを手で隠して突っ立っていたクーちゃんのお尻を蹴った。
「うくっ…。くそ…」
 全裸にさせられては抵抗する意思も弱まるのだろう。クーちゃんもおとなしく従った。彼らは女子トイレを素足でぺたぺたと歩いていって、まだ蹲っているけんじの横に並んだ。
「ぷっ!なんかおもしろい!」
 良奈が吹き出す。3人のすっぽんぽんの男子がおちんちんを手で隠しながら並ぶことは確かにとても滑稽な姿だった。
「早くスカートめくりしてごめんなさいって言いなよ」
「チッ」
 クーちゃんが小さく舌打ちする。
「お前もいつまで痛がってんだ?」
「うっ」
 良奈に頭を足蹴にされてけんじは後ろへごろんと転がった。その拍子で手を離してしまったためにけんじのおちんちんが丸見えになった。それどころかお尻も丸見えでおちんちんの裏側も恥ずかしい穴も佳苗はしっかり目撃してしまった。
「アハハハッ」
「いやーっ。クスクス」
 亜美は冷ややかな目で見つめているだけだった。佳苗はもっと近くで見ようと前に出る。しかしけんじは恥ずかしいところが全部丸見えになっていることに気づいて慌てて体勢を立て直す。3人ともおちんちんを手で隠して真っ赤な顔をして立っていた。
「ほら早く土下座しなよ。朝倉さんも前に出て待ってるんだから」
「え?」
「早くやんないと何時まで経っても素っ裸のままだよー」
 良奈が濡れた服をチラつかせる。
「くっそ…」
 けんじは悔しそうに床に膝をついた。だがそこからもう一歩が踏み出せない。女子トイレの床に手と額を付けるのだ。屈辱だろう。佳苗は我ながら何てことを考えるんだと自分に驚いていた。
「手は?」
「く…」
 けんじは意を決したようにおちんちんを覆っていた手を離して床に手をついた。そのまま頭を下げる。
「うふふ。ほんとに土下座してる~」
「横の2人は?」
 クーちゃんとテリオは驚いていた。失望の色も見られる。リーダーのけんじが陥落したのだ。彼らも従わざるをえないだろう。けんじを見習って同じように膝をつき、手をついて頭を下げる。
 そのとき佳苗はとんでもないものを見てしまった。テリオのおちんちんだ。彼のおちんちんは大人だった。佳苗が想像していた異生物そのものだった。亀頭が露出していたし黒くて毛もジャングルのようだ。佳苗だけではない、他の娘たちもテリオのおちんちんを見た筈。誰かが息を呑むのが解った。
「でかっ…」
 良奈が亜美に耳打ちしていた。しばらく時間だけが過ぎる。
「くっそ… まだかよ!」
 しびれを切らしたけんじが顔をあげる。
「まだ一言も謝ってないじゃん」
「チッ…」
 けんじは再び頭を下げる。
「ごめ…、ご、ごめん…」
 横の2人もおずおずと「ごめんなさい」と合わせる。佳苗は全裸で土下座する男子に満足した。亜美たちのおかげだが男子たちを屈服させることができたのだ。
「あれぇ。額が床についてなくない?」
 良奈がしゃがみ込んで覗いた。「どれ?」と深智も覗き込む。佳苗も続いて見てみると確かに額を付けていなかった。
「これはやり直しだね~」
 意地悪そうに良奈が言い放つ。額のことは気にしていなかったが、佳苗は覗き込んだときに3人のおちんちんが並んで見えることに気づいた。リーダーのけんじが一番小さくて皮被りでしかもまだ毛も生えていない子供のようなおちんちん。クーちゃんも負けず劣らず小さいがけんじよりは大人な感じがした。身体が小さいのだから適正な大きさなのだろう。逆にけんじは身体の割にはちょっと小さすぎる。リーダーの癖に一番小さいのだ。偉そうにしている癖にけんじが一番情けないものをぶら下げていた。一番大人しいテリオが、一番大人だった。
 良奈も深智も額がどうのこうのというよりおちんちんの方を観察しているようだった。ふと見上げるとけんじたちの背後に麻耶が突っ立っていた。まるで死神のようだと佳苗は思った。麻耶は佳苗を見て人差し指で何かを指し示す。そしてクスリと嘲笑った。
「ごめんなさい…」
「ご… ごめんなさい」
「ごめんなさい」
 けんじは額を床に擦り付けて謝る。佳苗は麻耶が何を言いたいのか一瞬で理解した。けんじたちの背後に回り込む。後ろから覗くとやはり思った通り壮観だった。
 3人のお尻がくんと上向きに突き出されて、少し開いた股からぶら下がったおちんちんがよく観察できた。なるほど、生意気な男子のおちんちんの裏側はこうなっているのか。お尻の穴も丸見えだ。
「よーし許してやっか」
 良奈は立ち上がって満足気に言った。男子たちの情けない格好や醜態を目の当たりにして佳苗も満足だ。威張った男子を屈服させることにある種の快感が芽生え始めていたのだ。
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掃除当番で(7)2013-03-20(Wed)

「くっそ…」
 すっぽんぽんにされたけんじはおちんちんを急いで手で隠して身体を背けた。それはそれでお尻が丸見えになるわけだが、恐らく彼はそこまで気が回っていないだろう。佳苗はつるんとしたけんじの生っ白いお尻を顔を赤くしながらも観察した。
「うぁぷうぉぷ」
 麻耶が隣で放水を続けている。放水口を圧えていて勢いよく水が飛んでいく。逃げ惑うクーちゃんに命中し続ける。
「返せちくしょー!」
 けんじは良奈に向かってブリーフを返せと凄んでいた。しかし男子もすっぽんぽんにしてしまうとこうも怖くもなんともないものか。内股で屈んで凄まれても情けなさを強調するだけである。佳苗は少し安心していた。
「もういいよ。麻耶、ありがとう」
 良奈はけんじを無視してツカツカと奥へと歩き出す。麻耶は蛇口を捻って放水を中止した。相変わらず彼女は下を向いて目を逸らしていた。
「あっ」
 良奈は落ちていたびしょ濡れのけんじの服を拾い上げる。けんじはしまったという表情をした。早く自分で拾えばよかったものを、恥ずかしい部分を隠す術がこれでなくなったことになる。奥へと歩いて行く良奈を追うようにけんじもおずおずと奥へ向かった。さすがにすっぽんぽんでは外へ出られないだろう。
「返せ!」
 けんじが良奈の肩を片手で掴んだ。
「触んなって言ってんでしょ!」
 良奈は振り向きざまに持っていたけんじの服をスイングする。遠心力と水分を含んで重みを増した服がパァーンッッとけんじの顔面にヒットする。
「うぉぷ!」
 自分の服でぶたれて彼は両手で顔を覆った。けんじはバランスを崩してよろめく。おちんちんから手が離れ、股を開いて転ばないように踏ん張った。後ろから見る佳苗の目にけんじの股の間からちょこんとぶら下がっているおちんちんが見えた。
「この!」
 そこへすかさず良奈は蹴りを放った。
 パァン!
 蹴りは開かれた股の間のおちんちんを狙っていた。
「ハーゥ!!」
 けんじは飛び上がっておちんちんを両手で押さえて痛みを堪えていた。そのまま蹲ってぷるぷる震えていた。
「ぅぅぅ…」
「ふんっ。ばーか」
 良奈はクーちゃんの方へと歩みを進める。亜美と深智が奥へと向かっていった。佳苗も自然と後に続く。ずぶ濡れのクーちゃんは立ち直ってキッと良奈に目を向ける。
「くっそー!おりゃー」
 やけくそな感じのするクーちゃんだ。彼は大振りのパンチで良奈を攻撃する。それをいとも簡単に避けてクーちゃんの背後に回り込む良奈。持っていた服を捨ててけんじのブリーフだけをシュッとクーちゃんの顔に巻いた。
「むごー」
 ブリーフで顔を覆われたクーちゃんは藻掻いて暴れた。そこへ亜美が彼の腹に正拳突きを捩じ込んだ。痛がるクーちゃんをそのまま引き倒して押さえつけ、その後は一方的だった。亜美と深智も手伝って彼も服を脱がされていく。佳苗もクーちゃんの両腕を取って動けなくさせる。深智が上着を一生懸命脱がし始め、亜美が彼の下半身に向かう。ずぶ濡れの彼の服は脱がしにくいようだったが、強引に剥ぎ取られていく。ズルズルとズボンとパンツは一緒に脱がされた。クーちゃんのおちんちんも露出された。彼も小さな身体に合った小さなおちんちんだった。でも完全に皮は被っていない。おしっこの穴もちゃんと見えた。人によってこんなに違うのかと佳苗は少し感動する。
「むがーむごー」
 けんじのおちんちんとの違いをもっとよく観察しようと首を伸ばす。一番の違いはなんといっても毛が生え揃っていることだ。しかし生えてない方が珍しいのだから驚きはしなかった。
「やえろ!ひくひょーオンニャロ…」
 良奈がブリーフのロックを外し首から服が引き抜かれる。続いて腕から服を引き抜くために佳苗は手を離す。下半身の方では上履きと靴下が剥ぎ取られて、クーちゃんの上着とパンツが同時に彼の身体から引き抜かれた。これで彼もすっぽんぽんだ。良奈がけんじの服を、亜美がクーちゃんの服を持って立ち上がった。
 女子チームが圧倒的な強さで男子の騎馬から帽子を奪い、崩していく様は痛快だった。
 素っ裸の男子がこれで2人。残るは…。
「ぃぃぃ…」
 テリオは普段見せるクールな素振りは一欠片もなく内股になって怯えていた。無残に負けた仲間の姿を見て何をされるか理解しているのだろう。テリオを女子たちが取り囲む。
「…お前は自分で脱げ」
 亜美が面倒くさそうに言い放つ。
「はいい」
 テリオは言われるままに服を脱ぎ始めた。実際に友達が服を剥ぎ取られていくのを目の当たりにした彼は自分では敵わないと思ったのだろう。抵抗しても無駄だからということか。佳苗はそんな彼を軽蔑する。戦って最後まで抵抗して負けたけんじやクーちゃんの方が立派だ。おちんちんは立派じゃないけど。
 テリオは濡れた服で多少手間取ったが簡単にブリーフ一枚になった。しかしさすがにそこで手が止まる。
「あの…これも?」
 黙って頷く亜美。クールな彼の顔が段々と赤く染まっていく。耳まで真っ赤になりながらブリーフを下げていった。片手でおちんちんを見られないようにガードしていた。右手だけでブリーフを下にずらしていって足首から引き抜く。両手でおちんちんを覆ってはいるけれどこれで3人の男子は何も身に纏っていない状態だ。すっぽんぽんである。女子は全員衣服を身に着けていて無傷。女子から評判の悪い男子3人組を懲らしめることに成功したと言えるだろうか。いや、まだ足りない気もする。佳苗は段々と楽しくなってきた。

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掃除当番で(6)2013-03-17(Sun)

 佳苗は満足だった。悪戯されて腹の立っていたけんじに仕返しできた。しかも倍返し以上の成果だ。だがあんなに否定的だった暴力に加担してしまった。力づくでけんじのブリーフを脱がしたことはやりすぎだったのではないか。佳苗はけんじの小さなおちんちんを見つめながらも考えこんでしまった。
「これに懲りたら二度とスカートめくりなんて幼稚なことやんなよ」
 良奈はけんじの鼻をグイッと摘みながら言い放った。これで仕返しの解剖は終わりだと佳苗は思った。良奈は立ち上がり、深智も掴んでいたけんじの腕を離す。亜美もチョークスリーパーを解いた。
「でもアソコは幼稚園児だから無理な話かもねっ」
「アハハッ」
 良奈と深智は笑いあった。
 女子に囲まれて恥ずかしいところを見られてしまったけんじ。その情けない姿を佳苗はまだ間近で鑑賞していた。萎んだけんじのおちんちんを観察していると深智も中腰で覗き込んできた。
「ちんちん見るの初めて? あたしは幼稚園行ってる弟ので見慣れてるけど」
「え、あ…うん」
「最初はもっと大人なのが出てくると思ったけどね。ドキドキして損しちゃった」
「そう…」
「佳苗ちゃんも何だかんだ言って見たかったんじゃん? 協力的だったし」
「や…違うよ」
「それにしてもまだ毛も生えてないなんてねー。同級生とは思えないよ」
 佳苗たちがこそこそクスクス話していると、そこへ「わー!」と突然声が上がった。
 クーちゃんだ。亜美にビンタされまくってダウンしていた彼が走って突っ込んできたのだ。
「けんじから離れろー」
 クーちゃんは良奈にタックルしてきた。「きゃあん!」と良奈は不意を突かれて壁に激突してしまった。良奈が床に崩れ落ちる。
「うわー」
 続いて深智を両手で突き飛ばす。深智も「やんっ」と悲鳴を上げて窓際まで後退させられた。そしてしゃがみ込んだまま臨戦態勢をとれない亜美に対してもローキックを放って退けようとさせる。亜美はそれを腕でガードした。クーちゃんは怯まずに何度かローキックを放つ。「っつ!」とガードで耐え続ける亜美。
「けんじにげろー」
 クーちゃんはぱんぱんに腫れ上がった顔をけんじに向ける。けんじはその声に反応して暴れだした。両足で佳苗を蹴ったのだ。
「きゃっ!」
 佳苗は尻餅をついてトイレのドアにガタンッとぶつかる。けんじは膝まで下げられたブリーフを急いで履き直した。
「くっそー!覚えてろよ!!」
 けんじは佳苗に蹴りを入れてから捨て台詞を吐いて逃げ出した。ちゃんと衣服を回収してブリーフ姿のままトイレの入り口へと向かう。クーちゃんもそれを見て戦線を離脱した。
「テリオ来い!」
 片隅で怯えながら、もはや空気と化していた彼だが言われて焦り顔で駈け出した。
 佳苗は肩を蹴られてジンジンと広がる痛みを自覚する。やはり報復が待っているじゃないか…。佳苗は自身に向けられた暴力に恐怖した。後日、もっと酷い仕返しされるのではないかと想像した。
 そのとき、プシューッと音が聞こえてきた。何事かと目を向けるとけんじがなぜか踊っている。
「うわっぷ!」
 放水だ。トイレ掃除用のホースから大量の水が噴出されていた。けんじは逃れようと横にずれるが勢いのある放水を浴びせられて滑って転んだ。追い打ちをかけるように大量の水がけんじの顔へと注がれた。
「ぅあっぷあぷ」
 佳苗はけんじのブリーフに注目した。水に濡れてお尻が透けて見える。
「けんじぃ!」
 クーちゃんとテリオが立ち止まった。その彼らにも放水される。
「うわっ」
「あぁー!」
 蛇のようにうねりながら放水が続いた。既に床は水浸しだ。奥にいた佳苗たちは多少とばっちりを受けながらも壁伝いに入口の方へ走って移動した。
「摩耶ーナーイス!」
 良奈が摩耶の元へ駆け寄る。トイレの入口にいた摩耶は無表情で緑色のホースをけんじたちに向けていた。
 佳苗はもう一度けんじのブリーフをみやった。おちんちんは透けて見えないけど形はくっきりと出ている。
「うあー」
 テリオは一人奥へと走って放水から逃げ出す。クーちゃんは右往左往していた。しかしけんじはびしょびしょになりながらも立ち上がって手を盾にして向かってくる。
「やめろてめー!」
 亜美が待ち構えていた。一直線に摩耶に向かってくるけんじを横合いから蹴り飛ばす。
「うがっ」
 けんじはまた滑って転んだ。そこへ良奈が近づいていく。
「もうあんたたち許さないから!」
 怒った良奈は床に転がるずぶ濡れのけんじのブリーフを引っ掴む。今度は躊躇せずに一気にずり下ろした。またしてもけんじのおちんちんが露出する。
「わっやめろぉ!」
 けんじは焦ってブリーフを掴む。しかし良奈は力づくでそれを振り切った。けんじの手が離れる。水分を含んでぐしょ濡れのブリーフは少し脱がしにくそうだったが先ほど引っ張り合ったからかゴムが弛んでいて比較的脱がしやすい。ブリーフはすぽんと足首から引き抜かれた。
 けんじはこれで一糸纏わない姿になる。先程は辛うじてブリーフが膝に引っかかっていたけれどこれでもう彼は何も身に纏っていないことになる。学校の女子トイレで女子たちに囲まれて一人だけ服を身に着けていないのだ。学友の前で一人だけ恥ずかしいところを見られてしまっている彼はもう立ち直れないのではないかと要らぬ心配を佳苗はするのだった。
「ふんっ」
 良奈は剥ぎ取ったブリーフをけんじに見せつけるように掲げた。騎馬戦で帽子を奪い取って勝ち誇る様を思い描く。ブリーフを無理やり脱がされて可哀想だと同情する一方、男子より女子のほうがつよいという構図に胸が高鳴る佳苗だった。
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掃除当番で(5)2013-03-12(Tue)

 けんじの白いブリーフが良奈に引っ張られている。けんじが必死にガードしているのに対し、良奈は半分の力も使っていないように見えた。要するに弄んでいるのだ。いつでもあっさり脱がすことができるとでも言わんばかり。脱がされそうになって顔を赤くしているけんじの様子を愉しんでいるということだろう。
「や… やめろ…」
 亜美が再びチョークスリーパーの体勢をとる。けんじの首に亜美の腕が絡みついた。
「ぅ」
「なかなか脱がせないからみんな手伝ってー」
 良奈が佳苗のことを見た。佳苗は自然と足が前に出る。深智も回りこんでけんじの左手を掴んだ。ブリーフにかかった指を外そうとし始める。
「そうそう手ぇどかして」
 良奈がけんじの右手を外しにかかる。けんじは残った力を振り絞って必死にぷるぷると身体を震わせながら貞操を守ろうとしていた。
「さ、朝倉さん。仕返し仕返し。脱がせちゃえ。けんじのちんちん見ちゃえ」
 佳苗はけんじの下腹部に回りこんでしゃがみ込む。そして恐る恐るブリーフに手をかけた。
「ゃ…」
 消え入りそうなけんじの声。ぐすっと鼻を啜る音。佳苗はけんじの赤くなって恥ずかしがる顔を見る。なんと泣きべそをかいていた。驚いた。いつも威張ってばかりのあのけんじが泣いてしまったのだ。女子に取り囲まれて衣服を脱がされて、身動きできないように取り押さえられている。男子にとってこれ以上の屈辱はあるだろうか? 佳苗には想像がつかない。
「泣いたって無駄なのに」
 佳苗は心臓が大きな音をたてているのを自覚する。けんじの顔以上に佳苗自身の顔も真っ赤になっていることだろう。暑さを感じるような季節ではないのにとても熱い。
「朝倉さん早く」
 良奈が興奮した様子で促す。
「あたしもドキドキしてきた」
 深智も鼻息が荒くなっていた。
 亜美を見ると、とろんとした目が佳苗を見据える。何も言わず頷いた。
 佳苗は意を決して手を引いた。ブリーフがずりずりと下がっていく。もう少しでおちんちんが見えそうだ。そこで佳苗の手が止まる。鼓動が煩くて一度深呼吸をする。
「大丈夫? 思いっきりね。一気にずり下げちゃえ。“せーの”でいこうか?」
「…うん」
「よーし。せーのっ」
「せーのっ」
 佳苗は良奈と深智の掛け声に合わせて目を瞑ってブリーフを引っ張った。ゴムが伸びる感覚。脱がすときに“突っかかり”を感じた。おそらくおちんちんだろう。それがぽんっと飛び出すのを感じた。ブリーフは膝まで下がっていた。
「わー! なにこいつ!」
「いや~っ」
 深智と良奈の声。佳苗は恐る恐る目を開けた。男子の裸がそこにあった。威張っている割には逞しくもない身体つき。現代っ子らしい白い肌。股の間に突起物がある。股間にちょこんとついているのは本当におちんちんだろうか?佳苗の想像とは少し違っていた。もっとグロテスクな生物をイメージしていたのだ。牙を向いて爪を立てて襲ってくるという恐怖感があった。それなのにけんじのおちんちんは小指ほどの大きさで、万が一襲ってきたとしても片手で払い除けられる。
「包茎じゃん」
 先っちょは恐れていた牙もなく、とても大人しそうに皮を被っていた。
「へぇ… つるつるだね」
 ライオンの鬣のような気高さを想像していたのに、まだ毛が生え揃っていないのかつるんつるんだった。
「幼稚園児…」
 亜美がボソリと感想を漏らす。「あはははっ」と深智が笑う。「ぷーっ…くくく…ホント園児並だな」と良奈が同調した。
「ぅぅ…ぐすっ」
 けんじは女子におちんちんを見られてしまってとても悔しいのだろう。目を瞑って泣いていた。
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掃除当番で(4)2013-03-10(Sun)

「け、けんじぃ!」
 情けなく狼狽えるクーちゃん。彼は両手で亜美の服の袖を掴んでいたが狼狽えた隙を狙われ、手を振り払われた。亜美は間髪をいれずに肘鉄をクーちゃんのお腹にお見舞いする。
「はうっ」
 亜美が振り向いてクーちゃんを見下ろす。クーちゃんは蹲ってしまった。そこへ容赦なく亜美の膝が飛んでいく。それは顔面にヒットしてクーちゃんは後ろへすっ飛んだ。
「ふぶっう!」
「いやー! やめてー」
 佳苗の悲鳴に亜美が振り返って反応する。
「いいの?」
「え?」
「それでいいの?」
「…だって、…他にもやり方があるんじゃない?」
「身体で解らせないとまた同じことやる」
 亜美はいつもの眠そうな目で佳苗を見た。問いかけるような目だった。
「佳苗は真面目すぎなんだって」
 深智が目をキラキラさせて「黙ってみていようよ」と提案する。
「朝倉さん、暴力は必要悪だって考えればいいんじゃない?」
 一撃でけんじをダウンさせた良奈が笑顔を向ける。
「女に悪さすればどうなるか、男は身体で学ぶ必要がある」
 亜美はクーちゃんに向き直って歩み寄る。
「ヒッ」
 クーちゃんは後ずさった。亜美は膝を上げてクーちゃんのおちんちんの辺りを狙って勢いよく下ろした。亜美の上履きが、思い切りおちんちんを押し潰す。
「ひぎゃー!」
 グリグリと上履きをねじ込むように押し付ける。
「いひっいひっ!ひぎー!」
 女子トイレに男子の悲鳴が響き渡った。恐怖に満ちたクーちゃんの表情。佳苗は熱くなるものを感じた。
 亜美は全体重をおちんちんを踏みつけている上履きに乗せた。
「いたーぃ!あがー!あがー!」
クーちゃんは内股になって両手で亜美の足を掴んで退けようと必死になって暴れた。それでも退けられないと解ると身体を捻って回避行動をとる。亜美は器用にバランスを取ってクーちゃんを跨ぐように着地した。そしてそのままドカッとお尻を下ろす。左手で胸ぐらを掴んで右手を振り上げる。佳苗は目を見張った。
 パシィィン!!
 乾いた音が響く。亜美がクーちゃんをビンタしたのだ。
「うぶっ」
 それは一回で終わらず連続で行われた。何度も亜美は手を振り上げそして振り抜いた。何度も悲鳴が上がる。まるで母親に叱られる子供のようだ。虐待の光景でも見ている気分。
 パシィィン!! パシィィン!!
亜美は右手で5発叩いたら今度は左手で5発、それを無言で何度か繰り返した。
「いい気味だね」
「えっ?」
 ふと我に返る佳苗。亜美に見惚れている自分がいたことに気付く。
「でも…やっぱり暴力は…」
「ううぅ」
 そのとき後ろでけんじの呻き声が上がる。見ると良奈がけんじのお腹を蹴っていた。
「退屈だから起きろって」
 けんじの顔とお腹を交互に蹴り始める。けんじはほとんど無抵抗になっていた。
「死んだふりしても駄目だよ! ほら!」
 良奈が屈みこんでけんじのおちんちんを狙ってパンチを放つ。シュッと音がして股間に当たった。
「うあうっ!」
 息を吹き返したかのようにけんじが反応した。
「あんたさっきスカートめくりしたんだって? いい根性してんじゃん。でも大昔は流行ってたみたいだけど今の時代にそんなことしたらどうなるか身体で解らせてあげないとね」
 そしてもう一発パンチを繰り出した。もちろん狙いはおちんちんだ。
「うぅ!」
 けんじは身体をくの字に曲げて股間を両手で押さえた。
「朝倉さんは見られたんだから仕返しにけんじのちんちん見てやろうよ」
 良奈はあっけらかんとその言葉を口にした。佳苗は一瞬にして耳まで赤くなる。良奈は佳苗の返事を待たずにけんじのズボンに手をかけた。ボタンを外そうとしている。それに気づいたけんじは「なにやってんだ!」と怒りの声を上げた。
「てめ!やめろ!」
 けんじはおちんちんから手を離し良奈の両手首を掴む。
「もう!汚いとこ触った手で私に触れるな!」
 良奈が姿勢を変えてけんじを足蹴にした。堪らずけんじは手を離す。するとまた良奈がズボンを脱がしにかかった。
「この!やめろ!」
 けんじは急いで立ち上がろうとする。しかし既にボタンは外れており良奈の両手はズボンを引き下げに掛かっていた。立ち上がれば脱げてしまうとけんじは焦ってズボンを掴んだ。この状態では立ち上がることは難しいだろう。けんじは足をじたばたと暴れさせた。
「きゃっ」
 良奈は蹴られて尻餅をつく。だがズボンからは手を離さない。けんじは蹴りが有効とみて無茶苦茶に暴れだした。けんじの乱暴な蹴りが良奈のお腹や胸のあたり膝や腕にも当たった。良奈は苦痛に顔を歪めながらも両手だけはズボンから離さなかった。
「いったーい!もうー!ちょっと朝倉さん手伝って」
「え?」
 傍観者だった佳苗は呼ばれてハッとする。良奈がピンチだ。でもどうやって助ければいい? 佳苗には暴力を止める手立てがない。
 そこへ疾風のように走りこんでいったのは亜美だった。スライディングでもするようにけんじの頭を狙って蹴りが飛んだ。
「ぅぶおぉぉ!」
 けんじは床に頭を打ち付けて暴れるのを停止した。チャンスとばかりに良奈がズボンを引き下げる。ずるずる…。けんじのブリーフが見えた。佳苗はドキッとする。今までの光景はどこか映画的で現実感を伴わなかったのだが、異性の下着と肌を見た瞬間にこれは作りものではない現実だと認識できた。
「くっそ…やめろ…」
 けんじはまだ意識を失っていなかったようだ。朦朧とした様子だが両手をズボンにかけた。脱がされゆくズボンが止められて綱引きが始まる。
「往生際悪い」
 亜美がけんじの頭の方に回りこみチョークスリーパーの体勢をとった。けんじは締められておもしろいように力が抜けていく。ズボンから手が離れて良奈が摺り下ろしていった。
「ふんっ、弱っ」
 良奈は少し怒った風で口を尖らせながらけんじの足からズボンを引き抜いた。そのとき一緒に靴下と上履きも剥ぎ取られる。良奈はそれらを道端にゴミを捨てるかのように後ろへ投げ捨てる。
「はい、次はシャツ」
 けんじは溺れているかのように藻掻いていた。手は空中を漂うだけでまったく抵抗できずにボタンが外されてしまう。亜美がホールドを解いて脱がすのを手伝った。すぽんと頭から衣服を剥ぎ取りけんじの上半身が顕になる。薄い胸板だった。小さな乳首と綺麗な肌。肋の浮いたお腹の辺りは幼児をイメージさせた。子供のような身体つきだった。
「朝倉さん、もっと近くで見てやりなよ」
 良奈に笑顔が戻っていた。
「田村さんも」
「へへへ」
 深智は少し興奮している様子だった。何故か嬉しそうな表情。佳苗は深智に手を引かれてけんじに近づく。
「さ、あとはパンツだけだね」
 良奈がブリーフに手をかけるのと同時にけんじの両手も抑えに回った。けんじは苦しそうな顔をしている。佳苗は自分も昂ぶっていると自覚できた。忌避していた暴力を前に肯定してしまっている自分がいる。良奈がさほど力を入れずにブリーフを引っ張る。けんじは必死にブリーフを掴んでいた。ブリーフが伸びてもう少しでけんじのおちんちんが見えそうだ。佳苗は自分はパンツを見られただけだがその仕返しに今、けんじのブリーフ一丁の姿を見ている。充分けんじは辱めにあった。それでもまだ許されないのは幾多の暴力や悪戯があるからだ。佳苗はもう許してやってもいいと思っていた。だけどこの行為はエスカレートするだろう。止められないとも思っている。そこに自分も加担している。見たいと思っている自分もいる。けんじのおちんちんを見てやることでけんじに勝った気分になれると考えた。
「く、やめ…」
 けんじは顔を真っ赤っ赤にしていた。とても恥ずかしそうだ。
 佳苗は両手で顔を覆いながらも人差し指と中指の間からしっかりとけんじの解剖を目に焼き付けていた。
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掃除当番で(3)2013-03-09(Sat)

 彼らはどうなるのだろう? 佳苗は確かに胸がすっとしていたが暴力を持って従わせるというのは最善の方法ではないと思った。傷めつけられた相手は暴力が嫌だから従う。でも心の中では何も納得などしていない筈。それでは何も解決していないと思う。
「あの娘、あんな強かったんだ。すっげーね。行ってみようよ」
 深智は佳苗の心配を他所にワクワクした様子で、佳苗の袖を引っ張って促す。
「うん…」
 どちらにしても男子たちが女子トイレに連れ込まれるという事態を黙ってみているわけにもいかないと佳苗は歩を進めた。行って何が自分にできるのだろう?
「あいつらボコボコにされちゃえばいいのにね」
 深智は無邪気に笑った。

 佳苗と深智が女子トイレの入り口に顔を出すと、男子たち3人は奥の方にいた。けんじが床に這い蹲っている。お腹を押さえて辛そうな表情だ。亜美は傍らで手を腰に当てて佇んでいる。また蹴ったのだろうか。佳苗は止めなければと思い、女子トイレに入る。
 そのとき、麻耶がこちらに向かって歩いてきた。志倉麻耶。佳苗はほとんど喋ったことがない。亜美よりも暗い娘でいつも黒っぽい服装だった。暑くても長袖シャツにロングスカートで、あまり肌を見せないファッションが好きなようだ。ものすごく無口だしそもそも人と目を合わそうとしない。喋りかけても反応が著しく薄いのだ。何を考えているのか解らないところがある女子だった。佳苗たちの横をすっと通り過ぎ、入り口で立ち止まった。見張り…ということだろう。
「志倉さん… 黙って見てていいの? 暴力なんて駄目だよ。止めなきゃ…」
 無理と解っていても佳苗は言ってみる。予測通りなんの反応もない。無視されてしまった。
「くっそ。おめー!ただで済むと思ってんのか!?」
 クーちゃんが叫んだ。胸ぐらをつかんで亜美に詰め寄る。
「謝る気がないみたいだから」
「んあぁん?」
 あんなに怒るクーちゃんを見るのは初めてかも知れない。彼は3人の男子の中では一番のお調子者だ。いつもへらへらしていて、ふざけて机の上で踊ったりするような頭の悪い男子なのだが、それが今は怒りに身を任せている。
「手離せ」
「うっせーわ。まずお前がけんじに謝れ。今なら土下座で勘弁してやっからよ!」
「手、はなせ」
 亜美は怯まずに腕を組んだまま対応していた。
「亜美ちゃん、コイツら全員同罪だって。やっちゃっていいと思うよ?」
 隣で腰に手を当てて立っているのは帆足良奈。佳苗は少しショックだった。彼女は勉強もできるしスポーツもできる優等生だ。彼女だけは誰とでも仲良くできる性格のようだ。友達も多い。そんな明るい良奈が暴力に加担するなんて…。
「帆足さん、止めないとっ」
 佳苗は訴えた。亜美や麻耶に言うよりは実のある行動だろう。
「え? 何を?」
 良奈はきょとんと佳苗を見る。
「だって暴力はだめだよ。先生来ちゃうよっ」
「先生きてもいいじゃん。悪いのコイツらだし」
「弱いものいじめは良くないと思う」
 その言葉にけんじとクーちゃんのこめかみがぴくりと動く。クーちゃんが亜美から目を離して佳苗と良奈のやり取りに気を取られる。
「えー? 朝倉さん、さっきスカートめくられてたじゃん? こんな奴ら庇うことないよ」
「それはでも… だからって暴力はよくないと思う」
「うグッ」
 呻き声を上げたのはクーちゃんだった。見ると彼もお腹を押さえていた。それと同時に亜美が膝を下ろすのも見えた。きっと亜美の膝が突き刺さったのだろう。亜美はこう見えて喧嘩慣れしているらしい。
「てめ…よくも…」
 やせ我慢をしたクーちゃんは痛みを堪えてもう一度亜美に掴みかかった。だが次の瞬間、床に倒れていたのはクーちゃんだった。掴みかかってきた勢いを利用してクーちゃんの身体はくるりと半回転して足をすくわれた。
「う…くっそ」
「まぁ見てていいよ。恥かかされたんだからやり返さないとね?」
 良奈は屈託なく笑う。
「あたしも賛成。けんじたちいつも感じ悪いし。いい気味じゃん?」
 深智が後ろから佳苗の肩を叩く。
「ね?」
 暴力に対して抵抗感のない彼女たちを説得するにはどうしたらいいのだろうか? 佳苗はオロオロとするばかりだった。
「オラァ!女だからって殴られねぇとか思っんじゃねーぞ!」
 いつの間にか復活していたけんじが叫ぶ。お腹を押さえて立ち上がっていた。
「けんじ!やっちまえ! テリオも突っ立ってないで動け!」
 クーちゃんも立ち上がって亜美の服の袖を掴む。亜美の動きを封じるつもりらしい。クーちゃんに促されたテリオはどうしていいか解らない様子だった。彼は元来大人しい性格なのだ。いつも文庫本を読んでいるし、勉強もできる。しかしインテリなところからテリオなんてあだ名がついてしまった気の弱さが窺える。
「やんぞコラ!」
 けんじはボクシングのように構えてシュッと拳を突き出す。それは亜美の頬にパシッと当ってしまった。
「へっ!もう一発!」
「っく…」
 ストレートが決まる。佳苗は「いやっ」と悲鳴を上げた。こうなることを恐れていた。やればやり返される。報復合戦はお互いにとって不利益な行為だろう。
「おうら!」
「っつ…」
「やめてっ!」
 ボディブローを放ってそれも亜美のお腹に突き刺さる。流れるように3連打を浴びて亜美の表情が苦悶が現れた。
「このっ!」
 佳苗の隣で憤った良奈が動く。前蹴りでけんじを後ろへ押しやる。
「ってーな。なんだコノヤロー。お前もぶっ殺されてーのヵ…」
 シュッ。
 けんじが言い終わる頃には良奈のハイキックがきれいに決まっていた。けんじは再び女子トイレの床にひれ伏した。



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掃除当番で(2)2013-03-03(Sun)

 佳苗はけんじたちに囲まれていた。掃除をまともにやらない男子たちに今日こそは言ってやるつもりがこんな形になってしまうなんて。
「まだ何か俺たちにいうことあるかぁ?」
「あんた、こんなことして… 恥ずかしいと思わないの!?」
 佳苗は振り向いてけんじを睨みつける。しかしまったく意に介さない様子のけんじ。
「うっせー。ばーか。もう俺たち帰るからあとは掃除やっとけよ」
 この男子たちは女子のことを完全に馬鹿にしている。女子のことを下に見ていて腹ただしい。佳苗は悔しさでいっぱいになった。
 けんじたちは佳苗を無視して教室へカバンを取りに戻ろうと歩き出した。すぐに深智が駆け寄ってくる。「大丈夫…?」と心配そうに肩を貸してくれた。
「ごめんね。あたし足がすくんじゃって…」
「大丈夫。深智はあんな奴らの相手することないって」
 普通の女子ではやはりけんじたちに立ち向かうのは難しいだろう。佳苗はもっと自分に力があればと思った。

「見てた」
 けんじたちが去っていった方を見ると何やら様子がおかしい。先程まで下品に笑い合っていた男子3人が静かになっている。
「スカートめくりなんていつの時代の話?」
「あん? なんだよ?なんか用かよ?」
 けんじたちの前に立ち塞がっているのは同じクラスの亜美だ。佳苗は一瞬目を疑った。クラスではいつもぶすっと黙っていてどんな行事にも我関せずといった感じの娘なのだ。そんな娘がけんじと対峙している。
「私そういうの嫌い。あいつらに謝れ」
「ハァ?」
 どうやら亜美は佳苗を擁護しているようだった。亜美は眠そうな目をしていて常に不機嫌で近寄り難い雰囲気の女子だ。長い黒髪が特徴的で他の子に比べて背はすらりと高い。ピチピチのジーパンが身体のラインを強調していて、ゆったりとしたトレーナーが隠している胸は結構大きいみたい。佳苗や深智より大人びた雰囲気を持っていた。
「謝るなら今のうち」
「ホァ? 何言ってんだお前? 頭おかしいんじゃねーの? へんっ」
 けんじたちはやはり女子相手だとあのように小馬鹿にした態度をとるようだ。そのとき、亜美の後ろに2人の人影が現れる。あれは同じクラスの良奈(らな)と麻耶だ。そこは女子トイレの入り口付近だった。彼女たちは確かトイレ掃除担当だったと佳苗は記憶をたどっていた。
 彼女たちはクラスでも浮いた存在で仲良くし辛い雰囲気を持ったグループ。他校の生徒と喧嘩したとか教師を辞めさせたなど悪い噂も聞こえてくる。そんな佳苗と接点のない彼女たちがどうしてけんじたちと向き合っているのだろうか。佳苗には一体何が起こっているのか解らなかった。
「な…なんなんだお前ら?」
「ちょっとこっち」
 亜美がおもむろにけんじのシャツを引っ張った。
「ちょ…。何やってんだ!こらぁ!!」
 けんじは怒って亜美の腕を振り払い、突き飛ばそうと亜美に両手を突き出した。亜美はすっと身を引いて躱してから正拳を放つ。それはガッと見事にけんじの鼻にヒットしていた。無駄のない動き。力強い音。いつもはだるそうで緩慢な動きの亜美からは信じられない動きだった。
「ぶっ?」
「!?」
「え…」
 クーちゃんとテリオから笑みが消えた。すうっと良奈と麻耶がクーちゃんとテリオの後ろに回り込んだ。けんじは鼻を手で押さえて何が起きたのかを把握しようとしている。鼻から血が出ているようで廊下に鮮血が滴った。
「なにしやが…」
 亜美は続けて鋭いローキックを放った。けんじのふくらはぎに当たり、バチンッと音が響く。
「いっっってっ……」
 間髪をいれずに掌底を顎に入れる。ガッときれいに決まり、亜美は距離を取った。そして怯んだけんじのがら空きになっていた股間に向かって、すらりと長い足がシュッと伸びた。一瞬のことだった。亜美の上履きの先がけんじのおちんちんを捉える。
 パァーン!!
「ういっー」
 けんじの身体が浮き上がる。自分で飛び上がったのだろうか。佳苗は息を呑んだ。男子の弱点とされるおちんちんを蹴るというのは佳苗の想像を超えていた。
「うーん…」
 亜美は眉間にシワを寄せて、蹲ったけんじの頭を軽く蹴った。白い上履きでグリグリと頭を押さえつける。

 一連の動きは美しかった。意表を突かれたけんじは何もできずに亜美の攻撃を受ける。そして最後の大きな音でその場にいた皆が呼吸を再開し始めた。
「…う! ぅぅぅ…」
 けんじはおちんちんを手で押さえて蹲ったまま動けない。内股になっていてとてもかっこ悪い。佳苗は亜美に見とれていた。暴力という選択肢は自分の中にはなかった。だから少し胸がすっとしていた。だが自分が求めていた力はそういうのじゃないとも思う。
「いぃぃててててて…」
 亜美はけんじの髪とシャツを引っ掴んで無理やり立たせて引き摺っていく。けんじはみるみるうちに女子トイレに引きずり込まれてしまった。佳苗と深智は呆然と立ち尽くす。
「笠原と寺田も入ってね」
 可愛らしいクマのシャツを着た良奈がさわやかな笑顔でクーちゃんとテリオに言った。残った男子2人はけんじを見捨てていくわけにもいかないようでおずおずと言われるまま女子トイレに足を踏み入れた。


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掃除当番で(1)2013-03-02(Sat)

 佳苗は怒っていた。けんじたちは掃除当番なのに掃除をせずに箒を持って遊んでいるだけだからだ。駄弁ったり箒でちゃんばらごっこをしたり、とにかく協力しようとしない。
「ちょっと、あんたたち! ちゃんとやりなさいよっ」
 佳苗はそうやって度々注意していた。
「ハハッ。んなかったりぃこと言ってっと老けるぞっ」
 けんじは憎たらしい笑みを浮かべて、一度たりともまともに取り合おうとしなかった。
 佳苗は自分のことを真面目過ぎだとは思わない。掃除なんてやって当たり前だし、誰かがサボったとしても結局は誰かがやるものだ。佳苗たちの班は5人で1階から4階までの東階段を担当していた。女子は2名で男子はけんじを含めて3名。だが男子3人はサボってばかりなので階段掃除は実質、佳苗ともう一人の女子、田村深智(みち)の2人だけで行なっていた。だから怒り心頭なのだ。女子だけが真面目に掃除して、男子は免除されてるなんて許せない。何とかして懲らしめる方法はないものだろうか。
 先生に訴えたことがある。しかし見回りに来た先生の前では掃除をしているふりを始めるのだ。これでは効果がない。男性の教諭だからだろうか。あまり深刻に考えてくれていないように思う。
 けんじたちはクラスでは特に目立つわけではないが悪ぶって格好をつけている。不良とまではいかないが、真面目に生活する生徒たちのことは馬鹿にしていた。そのこともあって佳苗はかねてからいい印象を持てなかった。けんじたちのことは女子たちの間では嫌な奴らとして認識されていたのだ。
「もう、あいつらまたサボってんじゃん」
 深智はちりとりを持って腰を屈めながらけんじたちのことを横目で見る。
「私もう一回言ってくる」
「やめときなって。効果ないよ」
 佳苗は箒で掃くのを中断してツカツカとけんじたちの側に寄っていった。
「ヒャッハッハッ」
「お前それ最悪じゃん。ハハッ」
「でも、俺はその娘のこと好きでも何でもないし。仕方ないわ」
 会話の内容は解らないがロクでもないことだけは解る。箒をバット代わりにして振り回してる背の低い男子は笠原、通称クーちゃん。黒縁メガネをクイッと持ち上げてクールそうに振舞っているのは寺田、通称テリオ。そしてリーダー風を吹かせているのが川西けんじ。3人は階段から少し離れた廊下で駄弁っていた。そうやって掃除の時間が終わるまで時間を潰しているのだ。佳苗たちが掃除を終えるのを待ってから自分たちも掃除をやり終えた顔をして帰っていくのだ。佳苗は肩を怒らせて腰に手を当てて仁王立ちになる。箒は金棒のように誇示して持つ。
「おっ、何だよ? 終わったんか? はえーじゃん。よし帰ろうぜっ」
 けんじはへらへらと笑みを浮かべて仲間たちに帰ろうと促す。
「掃除まだ終わってないよ」
「あん? 」
 帰ろうとするけんじたちの足が止まった。
「まだ掃除してるんですけど」
「何だよ。まだかよ。ちっ、早く終わらせろよな…」
 言葉尻は小さく、けんじの身体はもう佳苗の方を向いていなかった。用がないならこっち来んなとでも言いたげだ。
「なんで私たちがあんたたちの分までやらなきゃいけないの?」
「…」
 けんじは心底鬱陶しそうな顔をしていた。振り向いてその顔を佳苗に見せてやる。
「いつもいつも。自分の掃除区域くらい自分でやりなよ!」
「うっぜーな。小姑かよ」
 小姑がそんなこと言うかどうか佳苗は知らないが、恐らく鬱陶しい奴と言いたいのだろう。
「何回でも先生に言いつけるからね!」
「ぷっ! 言えばいいじゃん。どうぞどうぞ」
 けんじはおどけて佳苗を馬鹿にする。
「クラス会議でも議題にあげるし!」
「はっ。好きにすればぁ? 怖かねぇんだよ。な?」
 けんじはクーちゃんとテリオに同意を求める。2人ともそうそうという顔をしていた。
「もう! ムカつく! 絶対言ってやる」
「言えばぁっつってんだろ」
 ニヤニヤとけんじは佳苗に一歩近づいた。近づいたかと思うと一気に距離を詰めてきた。そして横を通り過ぎる。佳苗の履いていたスカートが思い切りめくり上げられていた。
「いやっ…」
 佳苗は一瞬遅れて気づいて急いでスカートを手で抑える。箒がからんと音を立てて倒れた。次の瞬間には一気に笑いが起こる。「ヒャハハッ」と佳苗を馬鹿にする笑い声だ。
「薄ピンクのパンツだったな?」
「!?」
 けんじにスカートをめくられた。その事実に佳苗は顔を赤くしてうずくまった。3人の男子の笑い声が響く。佳苗の頬に涙が伝った。



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◇18歳以上推奨
 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
◇表現について
 作中にいじめ・暴力的な表現があります。嫌悪感を抱かれる方はお読みになられないほうがよいでしょう。
◇著作権
 一応著作権は主張します。
◇フィクション
 作中の人物・団体などは実在するのもあるかもしれませんが関連はありません。
◇リンクフリー
 リンクはフリーです。言ってみたかっただけです。相互リンクもよろしくお願いします。
プロフィール

Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

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