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女子のお誕生会で(2)2017-08-05(Sat)

「なに…?」
 怪訝な目で迎えられた。

 インターホンを押してしばらく待っていると中邑 本人が顔を出す。彼女はドアを少し開けて俺を不審感たっぷりに見ていた。
「いや、え? あの、誕生日…」
「はぁ…?」
 来た理由はわかったけど、明らかに君は呼んでないですけどみたいな表情だ。え、俺、呼ばれてないの?
 目線を逸らして中邑は浮かない顔をする。よく見ると髪を下ろしていてドレスアップしていた。香水だろうか。柑橘系の香りが微かに感じられた。
 どうしようか迷っているみたいだ。

「中邑さん、どうしたの? そいつ」
 振り向くと背後にメガネの市河がいた。両手を前で組んで紙袋を下げている。いつもジーパンなのに珍しくフレアスカートだ。ブレザーとフリルのついたブラウスでおめかししてやがる。
「あ、市河さん。うん… なんかね。草凪が今日誰かに呼ばれたみたいで…」
「男子なんて呼んでないんじゃないの?」
 二人の女子は俺を挟んで会話する。居た堪れない。

「麻里子、上がってもらいなさーい」
 家の中から大人の声がした。中邑のお母さんだろう。中邑は躊躇したが「はーい」とトーンを落として返事をする。
「誰に呼ばれたの?」
「ぇ…」
「女子の誰かから?」
「いや…」
 俺はタジタジになった。女子二人から尋問されて焦ってしまう。会話しながら中邑は戸を開け放って俺と市河を中に招く。
「いらっしゃい。何くんかな?」
「同じクラスの草凪」
「よく来たわねー。さあ上がってー」
 ほんわかしたお母さんが笑顔で迎える。大人な対応で助かった。いや、助かったのか? 他に男子は呼ばれてないのだろうか。最悪のケース俺一人かも知れないのだ。帰るべきだろうか。
「…ん」
 花柄エプロンでゆるふわパーマの優しいお母さんの手前、「やっぱ俺帰ります」とは言い出せなかった。

 市河が耳打ちしてくる。
「ちょっとアンタさ。なんでTシャツに短パンなの?」
 廊下を進んでいく間に話しかけられたのだ。
「いや、え? なにが?」
「見たところ手ぶらだしさ」
 咎めるようなメガネの奥の目。俺のいったい何が変なんだ?

「あれ? 草凪?」
 広いリビングに入ると同じクラスの山元に出くわした。頭にリボンを付け、鼻眼鏡に怪しい髭のついたジョークグッズを身に着けている。肩までの髪、物怖じしない目、程よく脂肪の付いた身体。彼女は中邑と比較的仲のいい友人だ。いつも給食のときは机を向かい合わせる仲である。「さやかちゃん呼んでないよね? 草凪誰に呼ばれたの?」と中邑。
「呼ぶわけないよ。誕生日会って聞きつけて勝手に来たとか?」
「えー呼ばれてないのに勝手に? どういうつもりで来たのアンタ??」
 同じクラスの女子が3人、俺の前に立ちはだかった。三方向から批難がましい声が矢継ぎ早に飛んでくる。口を挟む間もなく連続口撃、これじゃ分が悪い。やはり逃げるべきか…。

「市河さんね。こんにちはー。あら男の子も? お名前は?」
 清涼感のある声が奥から聞こえた。
 涼し気な白のワンピースに浅葱色の薄いカーディガン。キラキラとラメの煌きが眩しい。中邑によく似た顔立ちの背の高い女性。
「あ、あの…」
「お姉ちゃん。この人、同じクラスの草凪くん」
「そう。麻里子ったら男子一人も呼ばないって恥ずかしがってたから心配してたんだ。こんにちは。どうぞ座って待ってて。もうすぐ始めるから」
 歓迎されてしまった。
 帰りにくい。
 お姉ちゃんが言うのなら仕方ないと3人は一旦、矛を収める。俺はぽつんと隅の方にあるイスに座った。
 よく見れば部屋には女ばかり。お父さんはご在宅じゃないようだ。
 お誕生日会の会場は18畳くらいある。ベランダの窓が開け放たれ、庭は緑に囲まれていた。対面式のキッチンが併設され、10人くらい座れるようにテーブルが繋げられてある。料理の用意が現在進行系で進められテーブルに運ばれていった。大型テレビにコの字型のソファ。壁や窓に色鮮やかな飾り付けがしてあって、そのすべてが女性のセンスによるものだ。パステル調の水玉にボーダー柄、風船に旗などの小道具。
 不思議の国に来たみたいだ。。。

 さっきのお姉さんの言動から男子は一人として呼んでいないことは明白。今だったらまだ間に合う。よし帰ろう。

 ぴんぽーんと呼び鈴が鳴る。
 中邑が出迎え、やってきたのは最悪の二人組だった。
「!?」

「あれ? なんか男子来てる」
 子供っぽい渓口。
「すぐ裸になる草凪じゃん」
 ギャルで高邁な笹木。

 二人は女子の中に一人だけ混じった俺に臆することなく、むしろ玩具でも見つけたみたいなテンションになる。
 やばい…、どんどん女子が増えていく。
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tag : CFNM 男性羞恥 お誕生日会 裸芸

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Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

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 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
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