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女子のお誕生会で(9)2017-09-30(Sat)

 薄っぺらい紙皿の落下軌道は読み辛い。
 おぼんとは訳が違うのだ。
 これはまずい…。
 びよよんっと勃起したおちんちんが女子たちの目に晒されるまで、後、ゼロコンマ何秒だろうか。このまま丸出しにして恥を晒して生きるのか? そんなのはダメだ。立派に芸をやり抜いてみせる!

 スローモーションで紙皿が飛んでいく中、おちんちんは高速でびよよんと激しく前後に振れていた。女子たちの大半はこのエレクト状態のおちんちんを見たことは、たぶんない。
 見られて堪るか!!
「うぉおおおおお!!!」
 俺のチャクラが全開だ!
 ひらひら舞う紙皿。前方に弾き飛ばされただけなのでまだ間に合う。バシッと右手が紙皿の底を捉えた。そのまま、ばちいんっと股間に叩きつける。

「ぅぐ…」
 ふぅ…。

「おおお…」
 女子たちの歓声。
 ぱちぱちとまばらな拍手。
 落ちそうで落ちなかったので芸は成立しただろう。「すごいねー」という声が3割。「なぁんだ」という落胆の念が7割くらいか。

「すごいじゃーん草凪っ。ぽろり回避!」
 喜んでいるのは笹木だ。満面の笑みで俺を讃えている。パチパチと指先を反らして拍手するほどだ。しかしどこか小馬鹿にしている感が否めないな、コイツの場合。

「ねえ今みんな見えた?」と山元がはしゃいで全員に訊ねた。
「今のは早業だったね〜。見えなかったよ。すごいすごいっ」と喜ぶ渓口。
「ちょっとドキドキした。草凪って芸達者じゃん」と褒める秀才お嬢様の小島。
「ちっ 惜しかったな。もう少しでぽろりんだったのになっ」とガサツな喜多野。

「うるせぇっ。どうだっ。これで満足か!」
 俺はふと女子たちの前で全裸で勃起して何やってんだ… と我に返った。真っ赤っカァ〜っと顔がどんどん熱くなっていく。何だか変だ。昔と違う。プールの授業で女子と一緒に着替えているときにおちんちんをプラプラ露出させて恥ずかしがるコイツらを見るのはおもしろかった。だがこうしてヤレヤレと囃し立てられて、紙皿で隠しているとはいえ全裸になるのはかなり恥ずかしい。
 自然と背が曲がって内股になっていた。

「まさかそれで終わりじゃないっしょ? 次は?」砂藤がニッと口を曲げて笑った。
「草凪ならもっとすごいのできるしっ」笹木はオレンジジュースをストローで飲んでから合いの手を入れる。自慢げに言いやがって。俺を乗せようとしているようだ。

「ちょ…」

「もっと!」渡部妹が可愛く頭のリボンを揺らして拍手した。
「ね〜。見たいよね〜?」鼻メガネを装着した山元がここにきてテンションを上げてきた。
「やれやれーっ」便乗しているのは柏城だ。ぽりぽりとお菓子を食べながら拳を振り上げる。
「なんか前にぽんっと飛ばなかった? ふつーあんな風になるかな?」市河が隣の小島にヒソヒソと耳打ちをしている。
「テレビに出れるよ。デビューしちゃえっ」きゃっきゃと上げてくるのは渡部姉だ。

 結局、俺の声は掻き消されてしまう。

「ちっ すげーのやってやんよ!」
 俺は紙皿を右手で抑えたまま頂点を持つ。これを一瞬にしてひっくり返すのだ。やってやる。何だか頭に血が上ってきた。こんな簡単な芸でぽろりするわけがない。大丈夫だと言い聞かせた。よっぽどのアクシデントがない限りは見えやしねぇよ。

 ゴクリと息を呑む女子たち。

「ハァーァァァ…」
 右手に力を込めた。
 女子たちのキラキラした目が俺の股間に注目する。辺りが静まり返った。おちんちんはまだ勃起中だ。しかし紙皿を少しだけ浮かせて高速回転させれば問題ない。俺ならできる。

「せぇい!!」
 くるっと紙皿を回転ドアのように回転させた。
 カスッ
 紙皿を見事にひっくり返して俺はじゃーんと左手を広げた。

「…」
「え…」
「きゃっ」
「なに今のっ?」
「え、見えなかったよ」
「やだぁ〜 出ちゃったんじゃない?」
「見えた? 私 見えなかったけど。でも遅かったよね」
 同時に喋りだす女子たち。次第に声が大きくなっていった。

「きゃー!!」
「やんっ なんか見えたよ!!」
「いやー! 何かぶらんってなったもん!」
「やったな! 草凪!」
「ぷっっはっはっはっ!!!」
 次の瞬間、悲鳴と笑い声が同時に響いた。

 最後に笑ったのが笹木だということ以外は誰が何を喋っているのか解らなかった。
 『出た』のだろうか…? いや、紙皿は高速回転させたはず。しかしおぼんほどの硬さがないペラペラの紙皿では俺のスピードについてこれなかったのか? それに回転させたとき、硬い肉棒に紙皿がカスッと掠った気がする。確かにぶらんっと紙皿の外にぽろりしたような気もした。脂汗が垂れてくる。

 ちらとダイニングを見ると中邑のお母さんは笑顔だが、目が笑っていない。おちんちんを娘たちの前で露出したらPTAで断罪しますよの目だ。

「出たよな!?」喜多野が何やら興奮した様子でみんなに聞いていた。
「私は見えなかったよ」伊駒がおっとりと答える。
「も一回やって! ちゃんと見えなかった」砂藤がなぜか怒っている。
「見えちゃったよ… もうっ」小さくつぶやく中邑。困り顔で顔を真っ赤にして可愛い。俺は彼女の声を聞き逃さないぞ。

 このまま芸失敗と思われるのは納得がいかない。
「見てろっ」
 調子に乗った俺は再び構える。女子たちの反応から見えたと言っているのは2割程度。つまり、もっと高速で回転させれば見えないはずだ。
「ハァァー…」

「みんな静かにして、草凪がやるって」笹木が前のめりになってこちらに顔を近づけた。
「今度こそぽろりだっ」渓口も寝転んで体制を変え、下から見上げてくる。

「ちょっ ソコ! その線からこっち出るな!」
 俺に叱られた渓口は少しだけ下がった。まったく近頃のガキは…。

「さっき絶対出てたって」守谷がまだコソコソと誰かと話している。
「見えなかったなぁ」残念そうな丸っこい顔の杁山。

 俺が構え直してやっとシーンとなる。今度こそ確実にクレームを入れられないくらい完璧に回転させるぞ…。紙皿がぺらっとなるから高速回転についてこられないというなら、今度は指先を広げてやるか。指を傘のように骨組みに見立ててやるのだ。
「ハァァー…」
「ごくんっ」
 女子たちの顔が何だか熱っぽい。みんな頬がほのかに上気してピンクに染まっていた。視線が熱い。木から落ちそうな子どもを見守る母親的な心境なのか、心配そうな顔だ。

「せぇぇぇぇい!!!」
 紙皿をくるりと回転させた。
 よし。今度は肉棒に当たらなかった。ブランブランしなかったぞ。

「キャー!!!」

 一斉に悲鳴が上がった。
 ぷら〜んとおちんちんがぽろりしている。
 あれ…?
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tag : CFNM男性羞恥お誕生日会裸芸

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Chuboo

Author:Chuboo
 特殊な性癖であるCFNM。その中でもさらに特殊なストライクゾーンを持った人向けに小説を公開しています。
 CFNMとはいろいろなところで検索すれば出てくると思いますが、一応…→男が裸で女の子はちゃんと服を着ているみたいなこと。このブログでは「恥辱」や「屈辱感」、「プライドを否定する」とかに焦点を絞っています。中でも重要なのは「決してM男ではない」ということ。なかなか理解されにくい世界ですが、徹底して屈折した快楽を希求していきます。

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 特殊な性欲を刺激する文章なので、各自で大人だと自覚できる方のみお読みください。
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